「あっるじさま~~☆」
元気いっぱいの声とともに、目の前に突き出されるキラキラとした包み。チョコレートの甘い香りがふわりと漂う。
そこに立っているのは、メスガキ部隊の、夢依(むい)。
身長は小柄ながらも、グラマラスな体つきで、蒼生大和の白ビキニをピッチリさせながら無邪気に笑っている。長い髪がぴょんぴょん揺れその大きな瞳にはイタズラっぽい光が宿っている。
「ねえねえ、ちゃんと夢依のこと、見てたぁ? ほら、特別に作ったんだよっ? 夢依のらぶがぎっしり詰まった、あっま~いチョコ♡」
胸の前で指をくるくるさせながら、ニヤリと笑う。
「でもぉ~~、あるじさまが夢依のことちゃんと見てくれなかったら……このチョコ、食べられなくなっちゃうかもねぇ?」
と、チョコをひらひらと揺らす。
「どうする? ほしい? ほし~~い??」
完全に挑発している。それでいて、ほんのり頬を染めながらじっとこちらを見上げてくるあたり、無邪気なのか計算高いのかわからない。
大きな瞳をじっと見つめてくる夢依。その顔は、恥ずかしさと嬉しさが混ざったような、なんとも可愛らしい表情だった。
「あはは~~夢依のらぶチョコ♡ 夢依といっしょにちゃ~~んと……」
そこで彼女は体を寄せて、悪戯な笑みを浮かべた
「……おいしく食べてね♥」