参加者の皆様には大変お待たせしたと思う。臭気を伴う気体の絵がついに投稿できた。
まずは今回のモチーフについてアイデアを得たものから紹介させてもらいたい。
「白面金毛九尾の狐」と「殺生石」である。
九尾の狐に関してはここであえて言うこともないだろう。最も有名な大妖怪であり傾国の美女に变化する悪の権化である。
一方殺生石は、栃木県那須町の那須湯本温泉付近に存在する溶岩で、付近一帯に火山性ガスが噴出し、昔の人々が「生き物を殺す石」だと信じたことからその名があるという。
鳥羽上皇が寵愛したという伝説の女性・玉藻前が、正体が妖狐の化身であることを見破られ、逃げた先の那須の地で討伐されて石となったという逸話がある。しかし石は毒を発して人々や生き物の命を奪い続けたため「殺生石」と呼ばれるようになったということだ。
火山性ガス、毒を発する…
ここで私は屁との親和性に気付いてしまったのだ。
毒ガスを操ることができ、それによって正常な脳を破壊或いは魅了することができたなら、かの王族たちもまともな思考ができなくなってもおかしくはない。本質的に妖力がガスによる毒であれば、石になった後も毒を発するというのは間違っていないと思っている。つまりはそういうことである。
殺生石になった九尾の狐はもう元には戻らないらしいが、もし戻ることがあったなら…妖力を取り戻した、もしくはひたすらに復活を待ち溜めていた魔力を放出するときが来るかもしれない。その毒気はこの世のものではない規模であろうことは想像に難くない。
たまにはこんなファンタジーもいいのではないかと思っているが、参加者の皆様におかれてはどう考えるだろうか。
急ぐあまり脳死で気体を描いたのだが、少しブラシを変えてみた。落ち着いたところで、また研究を進めていきたい。I字バランスで描き始めたからこそ、このアイデアを活かすことができた気もする。過去の自分gjというやつである。股を大きく開くことによって発射準備OKというお誂え向きの構図になって結果最善手になったと思っている。
常に実験である。