お世話になっております。若林です。
今度「漫画家ミライ会議」というトークイベントで、カメントツ先生と漫画家の未来について話すことになりました。
ただ未来について話すといっても、10年先はもちろん、1年先すらどうなるか……。
来年コロナどうなってるのかな……。
でも1年先のことを予想してみるの、楽しそう!!
というわけで、トークイベントに向けて、一度自分の未来予想を整理しておこうかなと思います。
【紙媒体】
雑誌の発行部数はまだ減り続けるんじゃないかな
少部数誌の廃刊やWEBへの統合が進むんじゃないかな
ただどうせ紙が滅ぶことも無いんじゃないかな
【WEB媒体】
各漫画アプリのダウンロード数はそんなに変化しないんじゃないかな
でも漫画へのアクセス数は増え続けるんじゃないかな
SNSからURLを踏んで漫画を読みに行く文化が浸透したことで各媒体が発信力を持ち始めるんじゃないかな
WEB媒体からの若い作家のデビュー率が上がるんじゃないかな
今後最先端の漫画が生まれる場所は出版社が持つWEB媒体になってくんじゃないかな
【縦スクロール漫画】
海外での成長が著しく今後も加速するんじゃないかな
日本の漫画を横ページ漫画のまま海外に輸出するのはもう厳しいんじゃないかな
かといって輸入してきた漫画が流行るケースもまだ先なんじゃないかな
アニメ化されて周知されて「流行ってる」と認識されるまでまだ数年かかるんじゃないかな
日本人は若い人でさえまだ横ページ漫画のほうが馴染みが深いので縦スクロール漫画を描く作家はそんなに増えないんじゃないかな
むしろ20~40代で横ページ漫画の市場で活躍できなかった作家が縦スクロール漫画の市場に活路を見出すパターンが増えるんじゃないかな
【YouTube漫画動画】
YouTube漫画動画のチャンネル数は増え続けるんじゃないかな
ただしより低コストで運営してるところだけが残ってくんじゃないかな
漫画動画のメディアミックスの成功例が出るまであと1~2年かな……
【Twitter】
Twitterで読まれてバズる漫画の傾向は変わらないんじゃないかな
ただ作家側がみんな同じ様式を消費し合っているので競合が起こるんじゃないかな
その環境ではしばらく最先端の漫画は生まれないんじゃないかな
【個人活動】
作家個人が出版社と組まずに同人誌や電子だけで運用していくケースはあまり増えないんじゃないかな
個人活動は孤立しやすく環境の変化に適応していくのが大変なので続けられる人が少ないんじゃないかな
結局個人活動はきっかけにすぎず商業活動に移行していく流れは変わらないんじゃないかな
特にコロナの影響で同人誌イベントがやりづらくなってるので同人誌は厳しいんじゃないかな
【商業活動】
海外で売れようと思ったらアニメ化するしかないので商業の価値はそこに集中するんじゃないかな
【同人誌イベント】
楽しいからなんとか残って欲しい
【エロ】
しばらくFANZAが中心になって続いてくんだろうなーくらいのことしか思いつかない
【二次創作】
ファン同士の交流手段として描かれることが多くなってく気がする
昔に比べて二次創作でお金を稼ごうとする人減ってるんじゃないかな
【海賊版】
滅ぶことは無いんだろうけど変に目立って流行ることもしばらくは無さそう
無いといいな
【その他SNS】
pixivやニコニコが今後どうなるかは正直わからない
良くも悪くも人口密度が低いのでSNS疲れした人の避難所みたいになればいいなあ
noteやインスタにはそれぞれでウケる漫画の傾向があってしばらくそれは変わらない
TikTokは作品よりも作家のパフォーマンスにファンがついてるような気がする
クリエイターではなくパフォーマーを育てる媒体なんだと思う
以上です。みなさんの予想と比べていかがでしょうか。
一応漫画にまつわる諸々の件に触れたつもりですが、もしかしたら見落としてるものもあるかもしれません。
漫画業界って、ジャンルごとに世界観が違うんですよね。パチンコ漫画も描いてから知りましたけどかなり独特の文化です。同じ東京でも八王子や小笠原諸島に住むくらいのギャップがあります。
まあ別に当たっても外れても、やるべきことは「どうなっても漫画を描けるようにしとく」ということだと思いますけどね。
本当に来年どうなってるのかしら……。
zaehar
2020-11-25 16:09:35 +0000 UTC