魔王を倒し平和を取り戻したロトゼタシア。
勇者イレブンはユグノア復興の傍ら、世界を旅し、平和になった世界を見て回る。
仲間もいない一人旅ではあるが、それが案外心地よく、使命も責務もない旅はイレブンの心にゆとりを与えてくれた。
魔物たちも世界的に大人しくなり、襲ってくるような魔物は格段に減った。
それどころか、こちらと友好的にコミュニケーションを取るものも現れる。
野営してる最中、こちらを警戒していたスライムにシチューを分けると、可愛らしい瞳でこちらを見つめ、そのプルプルとしたボディを撫でさせてくれた。
ある日イレブンが出会ったのは人魂と見間違うようなフワフワと浮かぶ魔物だった。
これといった敵意はなく、まごまごしながらこちらを観察する様に思わず手持ちのお菓子を分けたことが始まりであった。
魔物の名はマネマネ。
今まで旅をしてきた中では見ることのない珍しい魔物で、これまた一風変わった魔法を使うのだ。
「モシャス!」
マネマネが唱えるモシャスという魔法は、姿形を変え、他人に変身することが出来る魔法であった。
イレブンが今までに出会った人々に変身し、こちらを楽しませてくれる芸をしてくれたマネマネとすっかり仲良くなったある日のこと。
「ねぇ、イレブン。もしかして私のことが好きなんじゃない? この姿の時だけおっぱいばっかり見てくるし」
なんとマルティナに変化してこちらをじっと見つめてくる。
たしかに、旅をしてる時からマルティナのボンキュッボンなスタイルは気になってた。
「いつもおっぱいばかり見てて、触りたかったんでしょ? イレブンにはいつもお世話になってるから好きなだけ触っていいのよ」
上半身裸になったマネマネは、脇を見せつけるように腕をあげ、その豊満な胸をイレブンの目の前に晒した。
ブルンッ!
そんな音が聞こえてきそうなくらい大きな胸が、イレブンを誘うように揺れる。
ゴクリ。
思わず生唾を飲み込む。
旅を共にした仲間たちの中でもトップクラスだったその大きな胸。
目に悪い、目を奪われるとはこのことを言うのだろうと何度も思ったものだ。
そんなマルティナのおっぱいが今目の前にある。
しかも触ってもいいらしい。
これは……夢か!?
イレブンは震える手でその大きな胸に手を伸ばした。
ムニュッと柔らかい感触を手のひらで感じる。
それはとても柔らかく、いつまでも触っていたくなるような極上の手触りであった。
「どう? イレブン、気持ちいい?」
マルティナの声でそう囁かれ、イレブンは興奮のあまり鼻血が出そうになるのを必死に抑えながら、頷く。
そして、その大きな胸を優しく揉みしだいた。
ムニュッムニュッ。
「んっ……あっ……」
マルティナの口から甘い吐息が漏れる。
「そんなに喜んでもらえて私うれしい。ねぇイレブン……」
艶っぽい声でそう呼びかけてくる。
そして、その豊満な胸をイレブンの目の前に差し出して言った。
「ウフフ……♡ このおっぱいでたくさ~ん♡」
もったいぶるように、ゆっくりとした動きでその胸を揺らす。
「ぱふぱふしてあ・げ・る♡」
マルティナの誘惑に心を奪われ、目の前の極上のおっぱいに飛び込み顔を埋めた。
柔らかい感覚が顔全体に広がり、あまりの気持ちよさに天にも昇りそうになる。
そしてその感触を味わうように強く顔を押しつける。
そんなイレブンの頭をマルティナは優しく撫でてくれた。
大きな胸を左右から手で押さえて中央に寄せると、そのままイレブンの顔を圧迫する。
「ぱふぱふ……気持ちいい?」
ムニムニとイレブンの顔がその胸で押し潰され、柔らかい感触が顔全体に広がっていく。
そんな天国のような感覚に包まれ、イレブンは至福の時を過ごす。
「あら? もう寝ちゃったのね。ウフフ……私の胸で眠ってしまうなんて可愛い勇者さま♡」
眠るイレブンの頬に軽く口づけをし、マネマネは毛布をかけてあげたのだった。
小説:発火雨
イラスト:すみそ