Chapter09
「ふぅ・・すぅ・・」
「んん・・」
―数十分後。
屈辱的な仕打ちと、遮られる呼吸によって、有栖も棗も明らかに疲弊し始めていた。
「う~ん、ちょっとずつペースが落ちてきたねぇ・・・」
”その人物”は、顎を撫でつつ、別室でモニターを見つめていた。それは、投げ銭されたことを示すポップで埋め尽くされている。
「そろそろ、最後のコンテンツの時間かな?」
―そう独り言ちてから、黒い何かを、その者は手に取った。
それはスタンガン。独りで邪悪な笑みを浮かべた後、二人の居る部屋に向かうのであった。
―続く