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【不運なブロードキャスト】第十話・【仕上げ】

Chapter09


「ふぅ・・すぅ・・」

「んん・・」


―数十分後。

屈辱的な仕打ちと、遮られる呼吸によって、有栖も棗も明らかに疲弊し始めていた。



「う~ん、ちょっとずつペースが落ちてきたねぇ・・・」


”その人物”は、顎を撫でつつ、別室でモニターを見つめていた。それは、投げ銭されたことを示すポップで埋め尽くされている。


「そろそろ、最後のコンテンツの時間かな?」


―そう独り言ちてから、黒い何かを、その者は手に取った。


それはスタンガン。独りで邪悪な笑みを浮かべた後、二人の居る部屋に向かうのであった。


―続く


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