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【不運なブロードキャスト】 第四話・【魔手】

Chapter3



同好会レベルの部活だが、この日の練習は飛び切りハードであった。


部長の芳須がネットで拾ってきたメニューの受け売りらしいのだが、どうやらそれは【エリート】が取り組むレベルだったらしい。異常にキツい。

そんなメニューを持ってきた芳須はちゃっかり、プール外から指示を出す係に徹していた。


ー1時間もすれば、すっかり有栖も棗もぐったりしてしまっていた。

疲労困憊した様子でプールから二人は上がる。



「おっつかれ~!他の人、まだ掛かるらしいからぁ、先に冷たい飲み物飲んじゃおうよ!!!」


無邪気な笑顔で仁紫子は二人に飲み物を手渡す。


「「ありがとうございます・・」」

力の入っていない手を同時に伸ばし、二人はそれを受け取った。そしてぐいぐいとそれを飲み干していく。


その様子を確認した仁紫子は・・


自らも飲み物を手に、邪悪な笑みを浮かべるのであった。



ー続く


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