XaiJu
Yanaponte
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二次試験 -ショート・ストーリー-

春の暖かい日差しが降り注ぐ中、彼女は急ぎ足で歩いていた。 もはや暑いくらいの気温だ。少し汗が滲むのを感じる。 着慣れないスーツ、真新しい靴。髪も平素から考えると笑えるくらい、きちんと固まっている。 今日この日、彼女はある面接を控えていた。これが決まれば晴れて採用、自分の夢の一歩が叶う。 定刻の前に到着し、指定された事務所に入ると、愛想の良い笑顔を浮かべた男がいた。 恭しく挨拶をすると、それもそこそこに、待合室に通された。 ―そこからの出来事を、彼女は把握しきれていない。 入った瞬間、誰かに後ろを抑え込まれて、何もわからないままに体を拘束され・・ 気づけば彼女は、視界も言葉の自由も奪われた状態で、ホッグタイにされていた。 『な?いい作戦だったろ?最終面接に通りましたというメールを就活生に送りまくれば、たまにこういう女がヒットするんだって!』 遠くから高揚した調子の声が聞こえる。まさかこれは・・・罠? 一体私は、これから― 続く。

二次試験 -ショート・ストーリー-

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