リクエスト/谷口君(水泳部)の続き(8)
Added 2023-05-12 18:49:08 +0000 UTCコメント:これプラス小さいエピローグで終わりです。ほんとのほんとです。 そのまま淫語を紡ぎ続ける口を、伊藤さんが舌で強引に塞いだ。乱暴に、強引に、口内を蹂躙される。視覚と味覚と嗅覚を、伊藤さんで占有される。俺はそれを、ただ甘受しているだけだった。伊藤さんの雄としての魅力に、それを俺が占有できる幸福に、圧倒される。 「うあ……♡」 びゅくびゅくとユニフォームの中で雄種が小便のように漏れる。伊藤さんによって、俺の理性のタガが外れていく。舌が挿し込まれていたこともあって、口の端からつうっと涎が垂れ、顎髭から滴った。 「もう漏れちまいましたか?感度も最高っすね♡」 「ん゛お゛お゛ッ♡」 確認するように、ユニフォームの上からチンポを掴まれ、ザーメンが染みたスラパンと一緒に、ぐっちょぐちょに擦り上げられる。俺は自然と腰が浮いて、抵抗するかのようによがった。 「はあっ♡俺のも触ってほしいっす♡」 言われるがまま、俺はテントを張っているニッカボッカの上から伊藤さんのチンポに触れた。熱く、太く、心臓のように脈打つそれは、ニッカボッカをねっとりと湿らせている。伊藤さんも、とっくに果てていたのだ。掌が、伊藤さんの精液で黒ずむ。俺の股間も白いユニフォームがグレーに汚れていた。サプリの効果なのだろう、俺達のザーメンは真っ黒に変色していた。 「先生、犯してイイっすか♡ユニのままで交尾してぇんすよ♡」 返事を待つことなく、伊藤さんがニッカボッカをずり下ろす。タイツに浮かび上がった凶悪なイチモツのシルエットに、生唾を飲み込む。俺は簡単に転がされ、ズボンを膝まで脱がされた。スラパン越しに、伊藤さんのチンポがあてがわれる。ぴっ、と繊維の裂ける音がして、スラパンに穴を開けられたことが分かった。ゆっくりと、それでいて遠慮なく伊藤さんが俺の中に挿入ってくる。 「ん゛ッ?!でかすぎっ……♡あっ♡こわれちまうッ♡」 「大丈夫っすよ♡霜田先生はたっぷり『改造』されてるんで♡もう俺達とおんなじカラダのはずっす♡ほら、メスになるのもすげえ気持ちイイっすよね♡」 「あ゛ッ♡気持ちイイっ!気持ちイイっす!!」 腸壁が伊藤さんのチンポの形に広がっていく。亀頭が俺の臍の真下を擦る。俺は呻くことしかできなかった。伊藤さんは余裕たっぷりで、気持ち良さそうに腰だけをリズミカルに動かし始めた。腿と腿が、肉と肉がぶつかり、ぱんっぱんっと柏手のように音を立てる。伊藤さんは、俺を背中から抱き締め、犬のように俺を犯し続けた。俺は初めてのメスに堕ちる快感で、何も考えられなかった。だらだらと先走りと涎を垂れ流しながら、永遠にも続くような伊藤さんの交尾を全身で味わっていた。次第に腰を振るリズムが早まり、伊藤さんの逞しい肉体に緊張が走る。 「おッ♡イクっす♡イグッ♡イクイクイクッ♡おーッ♡すげえ♡出る♡止まんねえ♡まだ出るッ♡」 「おおおおおッ♡すげえ!すげえすげえ♡メスになっちまう♡熱くて濃いザーメン入ってくるぅッ♡うおおおおおッ♡孕む♡ガキ孕んじまう♡」 どくん、どくん、と脈動する伊藤さんのチンポに押し出されるようにして俺も射精していた。シーツにスラパンから漏れた漆黒のザーメンがぽたりぽたりと落ちる。俺の腹の中には伊藤さんのザーメンがたっぷりと種付けされていく。俺は気絶しそうになりながら、その全てを受け止めていた。おそらく、俺が本当にメスだったら確実に孕んでいただろう──しかし、射精後の余韻に浸っていた伊藤さんは、一向にチンポを俺のケツから抜かなかった。再び俺を背中越しに抱き締めると、何事もなかったかのように腰を振り始める。 「?! う、嘘だろっ?!まだヤんのかよ?!うお゛ッ♡ああああッ♡ダメだッ♡狂う、狂っちまう♡おかしくなるぅっ♡」 「まだ全然足りねえっす♡霜田先生は今日、完全に生まれ変わるんすよ♡俺達と同じ『改造』されて『変態』になって、それでようやく『完成』するんす♡」 改造、変態、完成……夢の中で『俺』から繰り返し言われた言葉が、伊藤さんの口から伝えられる。夢と妄想と現実の境目が、なくなっていく。 「あっ♡すっげ♡チンポ♡またチンポ来るっ♡すげえ♡チンポ♡チンポッ♡チンポもっと欲しいっす♡」 しかし、俺はもう何も考えられなかった。伊藤さんが恵んでくださるチンポのことで、頭がいっぱいになってしまう。腹の中に熱い液体がぶちまけられる感覚。伊藤さんの汗臭い匂い。密着した肌と吐息の温度。互いの汗が絡み、滴り、ユニフォームとシーツに吸われていく。時間も体力も忘れて、俺達は永遠に交尾を続けた。 ケツからザーメンがどろどろと漏れる。それでようやく、伊藤さんが俺のアナルからチンポを抜いたのだと分かった。俺のカラダは完全に伊藤さん専用のオナホに成り下がっていた。俺は仰向けに転がり、俺を性玩具のように蹂躙し続けた雄の顔を見た。満足げな笑顔を浮かべつつ、伊藤さんの瞳は淫欲で濁っている。俺を性的な目で見て、欲情しているのだと分かった──俺も同じ瞳で伊藤さんを見つめ返しているのだろう。 ニッカボッカから突き出たチンポは、黒い膜で覆われている。今の今まで俺を犯していた肉棒は、それでもなおそそり立っていた。俺はふと違和感を覚え、伊藤さんの全身を見渡す。鳶装束の下に着込んだDN社のアンダーシャツやタイツが、切れ目なく伊藤さんのガタイを覆っている──いつの間にか、無骨な指先や太い首筋まで、黒い皮膜のように、一分の隙も無く。 「……えっ?……あっ♡ああああああッ♡」 困惑が確信に変わるその瞬間、俺の肉体にも変化が表れ始めた。スライディングパンツとアンダーシャツの切れ目が癒着し、ソックスも一つになる。夢の中で脳に刻み込まれた、あの感覚──スウツに支配された記憶が蘇る。伊藤さんが鳶装束を脱ぎ捨てると、『俺』と同じ、逞しいガタイ全てをスウツに包まれていたことが明らかになる。DN社のロゴだけが胸元に残っていたが、それもすぐに闇に溶けた。最初から伊藤さんは、DN社の、スウツの下僕だったのだ。 「もう分かりますよね♡先生も俺とおんなじ姿に、ガタイに、変態に──戦闘員にされちまってるんですよ♡」 みるみる俺の指先がスウツに覆われていく。内側に無数の襞があるかのように、スウツが全身を快楽で絡め捕る。夢と全く同じだった。 「ん゛お゛お゛お゛ッ♡」 どぷっと何度目か分からない射精をする。思考が淫欲で濁っていく。またスウツに全てを支配されたいという思いが、俺を突き動かす。どうすれば良いかは、もう分かっていた。ベッドから身を起こし、狭いホテルの室内で、伊藤さんと向かい合う。 ──右手を握り締め、左胸に押し当てる。それが俺の、人間として最後の選択となった。 どくん、と心臓とスウツが同時に脈を打った。俺という存在が、巨大な力の末端に接続したことが分かる。もう後戻りはできないと直感的に分かった。 「俺──体育教師である霜田康は、戦闘員・伊藤樹によって肉体を改造され、心を弄られ、戦闘員に相応しい変態になりました。完全に洗脳されているので、今から人間を辞め、ダークノアの戦闘員に生まれ変われることに、俺は無上の喜びを感じています」 俺は自分の意思とは全く関係なしに、そう述べていた。これが、他者に心身を支配されるということなのだと分からせられていく。 「俺を、戦闘員として『完成』させてくだい」 その懇願に応えて伊藤さんは頷き「定着」と告げた。首元からダークスウツが競り上がる。ユニフォームはいつの間にかスウツに溶け、俺は夢と同じ、真っ黒なマネキンのような姿に変わり果てていた。頭のてっぺんまで、ダークスウツが完全に覆う。 「─────ッ♡」 俺は、絶頂した。無限の快楽と並行して、先程まで言わされていた言葉が、頭の中に直接刷り込まれ、理解させられていく。時間感覚を失い、擦り切れるほどダークノアへの忠誠心を脳と心に刻まれ、俺は戦闘員として『完成』する。それでも、肉体が先に改造されていた分、目覚めは早かった。ずるり、と包皮が剥けるようにダークスウツから俺の頭が露出する。伊藤さんは、俺が『完成』するまでその場で待ってくれていた。 「先生どうっすか、生まれ変わった気分は♡」 見苦しいほどはしたない笑みを浮かべて伊藤さんは言った。戦闘員として、雄を戦闘員に改造することは本能的な悦びであると理解していたので、違和感はなかった。 「……戦闘員、最ッ高っす♡ダークノアに、忠誠を♡」 俺は伊藤さんにそう答えた。本来なら自分をダークノアの一員として迎え入れてくれた恩人であるが、そういう関係よりも俺達には相応しい距離感があるように思った。伊藤さんもそう思ってくれているらしく、俺達はまたキスを貪り合う。今度は、一層の親密さを籠め合っていた。