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葉一
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ダークノア・ヒーロー編/レッド(1)

〇リクエスト。オムニバス形式でやろっかな~って思っています。健太君メインと言われたんだけど、あの人すぐ堕ちるから多少はね……?(今日の更新で健太君ほぼ出ません)。期限に間に合わなかったらサイスタとパズルのせいです(お前のせいです)。 都築隆星:ナンバーエイト(2軍)(183/98/21)  その日はT大学との公式戦で、俺はベンチから仲間達へ声援を送っていた。試合はもちろん、大勝利。汗だく、泥だらけ、何なら流血している仲間と抱き合って勝利を喜ぶ。自分のチームが勝てば、自分が出ていなくたって嬉しい。これまでは、そうだった。だがその時、ふと俺は気付いた。『このままでは、レギュラーを取れずに大学生活は終わってしまう』。それはずっと前からぼんやりと分かっていることではあった。同級生で同じポジション争いをしていた健太の活躍を見て、それが今日、はっきりと分かった。俺はきっと健太に届かない。  ベンチから声援を送るだけの選手。そんな奴らが星の数ほどいることは分かっているし、俺のS大であればベンチに入れないで終わる選手、チームのユニフォームを貰えない選手だってまあまあの数いる。怪我をしてスタッフに回る奴もいる。そんな彼らをバカにしてきたつもりはなかったが、いざ、自分がそうなると思うと受け入れられない思いがあった。俺のラグビーにかけた時間、情熱が全て無駄になるような気持ちが拭えない。帰りのバスの中、そんなことを思って気分が塞いでいく。 「隆星、大丈夫か?具合悪そうだけど……」  心配そうに声を掛けてくれたのは、俺のラグビー人生に最後通牒を突き付けた張本人である。健太は心配そうに俺の顔を隣からのぞき込んでいた。良いヤツだってことは俺もよく分かっている。だから憎み切れない。健太はきっとプロになり、日本代表にも選ばれるような選手に成長する。友達として目いっぱい応援してやりたい。でも、心の奥底には悔しさや妬ましさがきっとある。こうやってやきもきするのは、結局、俺の器が小さいからだ。それで俺は、ますます自分が嫌いになっていく。 「……ちょっとバス酔いしたかも。でも大丈夫、ありがとう」  俺は意識して笑って、健太の心配をはぐらかした。八つ当たりするわけにはいかない。気付かれないように小さく溜息をついた。  いっそ、俺がもっと悪い奴だったら良かったのにな。  そうすればこんな風にもやもやと悩まずに済んだかもしれない。そう思った。  ※  寮にすぐ帰るのも億劫だったから、ロッカーでレギンスとTシャツに着替えてランニングに出掛けた。大学近くの大きな運動公園は、日が沈むにつれて少しずつ人がいなくなっていく。気が付けば、俺一人で延々とランニングをしている状況になっていた。速度を緩め、ウォーキングに切り替えながら汗だくの額をシャツの袖で拭う。耳に付けていた無線のイヤホンを外す。 「都築隆星君、だね」  見計らったように背後から突然声を掛けられ、俺は驚いた。振り向くと、上下黒のジャージに身を包んだ男──20代後半くらいだろうか──が立っていた。どこかで見たような覚えがある顔立ちだったが、思い出せない。ジャージの上からでも筋肉が発達していると分かるガタイの良さで、少なくともスポーツを生業としている人だろうと思った。 「君をスカウトしに来たんだ」  スカウト、という言葉に色めき立つ。どこのラグビーチームだろうか。しかし、よく考えれば公式戦に出ていない自分をスカウトが目を付けるハズがない。喜びは瞬時に失望に変わる。この人は間違えているのだ。S大のナンバーエイトは都築ではなく、北川。俺でなく健太なのだから。 「人違いじゃないですか」 「いや、君で合っている。S大ラグビー部、2軍のナンバーエイトは君だろう?」  間違っていない。 「君を……ダークノアの戦闘員にスカウトしに来た」 「はあ?」  まともそうに見えるが、実際は頭のおかしい人だった。戦闘員とかはよく分からなかったが、とにかくラグビーの勧誘でないことは分かる。踵を返して立ち去ろうとすると、触れれば触れるほどの近さに、音もなく3人の男が立っていた。それぞれどこにでもいる普通そうな容貌の男だったが、全く同じ黒のジャージに身を包み、どこか虚ろな瞳で俺を凝視している。 「悪い話じゃない。我々と協力して、君に、北川健太を倒してもらいたい」  俺はその言葉に反応する。健太を倒す。俺にそれができるのか。俺は男に向き直る。本当にそれでいいのか、迷いはある。男はにっこりと笑った。  ※  男は堀田と名乗った。S高で体育教師をしていると言う。同時に、悪の組織・ダークノアの幹部であるとも臆面もなく言ってのけた。俺を取り囲んだのは戦闘員の男達ということになるらしい。堀田があれこれと指示をすると男達は胸に手を当てて「はっ!」と敬礼らしきものをする。どこか滑稽だったが、それらが全く真剣に行われていたのでどこか薄気味悪い感じがした。俺は手早く目隠しをされ、男達に両脇を固められて車の後部座敷に押し込まれる。 「アジトまで我慢してくれ」 「本当に悪の組織みたいなんですね」 「ははは、軽口を叩けるのも今のうちだ」  十数分は経過しただろうか。エンジンが切られ、どこかに停車したことが分かる。目隠しが外され、そこがどこかの構造物の内部であることが分かった。ドアを幾つも開き、曲がりくねった廊下を進み、地下への階段を下りる。これを数度繰り返した。いざとなれば鍛えた肉体で突破できると軽い気持ちで付いてきたが、いよいよ逃げられないと分かって緊張が高まってくる。レギンスの太腿同士が擦れ、じっとりと自分が汗をかいていることが分かった。 「ここだ」  そこは円形の部屋だった。周囲は真っ白の壁で、照明が頭上高くに据えられている。部屋の中心に、体格の良いマネキンが置かれている。コンプレッションウェアなのだろうか、黒光りするタイツやシャツ、ソックスとグローブがマネキンの顔以外の全身を覆うように着せられていた。 「今から北川健太の裏の顔を見てもらう」  壁に映像が投射される。見慣れた友達の顔がアップで映し出された。 『変身!!』  ヒーローもののように拳を天に突き上げると、健太の姿が光に包まれ、真っ赤なヒーロースーツにヘルメット姿のヒーローが現れた。隠しようのない恵体やその息遣いで、ヒーローが紛うことなく健太その人であると分かる。俺は驚いて──本当に驚いて、その映像を食い入るように見ていた。跳ね飛ばされる黒ずくめの戦闘員達。他の色のヒーロー達と協力する健太、いや、レッド。それらが様々な角度から映し出される。 「合成、じゃねえよな」  シチュエーションはあまりにも現実離れしていたが、映像そのものに嘘はなさそうであった。そう言われれば練習を急にバイトと言って抜け出したり、見覚えのない怪我をしていたりすることはあった。チームメイトの意外な一面を知ると同時に、俺はここまで俺を連れてきた男達が何者であるかをようやくきちんと理解した。おもむろに堀田がジャージを脱ぎ始めると、同じように戦闘員と称された男達もジャージをはだけさせ、躊躇いなくズボンも下ろしていく。皮膚が黒一色で塗りたくられたかのように、薄く、ぴったりと全身タイツで覆われた肉体──厚い胸筋にぽちりと浮き出た乳首、綺麗に割れた腹筋、ずっしりと重量感のあるチンコ、肉付きが一目で分かるほどタイトに締め付けられた腕や脚、指先や足裏まで完全に包まれた姿、それは戦闘員以外に形容し難いものだった。肉体ごとにかなり個性はあるものの、本質的には没個性的で、『支配されている』側の衣装である。 「これで信じた貰えただろう」  堀田が片手を挙げ、俺の目前まで差し出す。全身タイツが指先まで隙間なく張り付き、筋肉の動きがはっきりと見て取れる。 「こ、こんな映像見せられて俺が、戦闘員になんかなるわけないだろ」  俺は身を引いてそう言った。健太がヒーローであるかどうかよりも、自分が悪事を働くようになることの方が信じられなかった。そうなりたいとも思わない。 「そうか。残念だ」  堀田はあっさり引き下がる。後ろの戦闘員達が放つ不穏な空気に、俺は警戒を強める。 「戦闘員になればダークスウツから受ける恩恵だけでなく、肉体改造も施される。君がラグビーで活躍することも簡単なのだがな」  その言葉は俺の心をぐらりと揺らがせた。  ──悪に成り下がってでも、ラグビーで活躍できるならいいんじゃないか?  その邪な考えがどんどんと膨らみ、頭の中をいっぱいにしていく。健太だけでなく、周りに気を遣って自分の思い通りに人生を生きられるほど、俺は器用じゃない。 「北川健太だってラグビーでヒーローの力を使っているだろう、何も狡いことじゃない。我々の力は自分で選ばなければ手に入れられないがね」 「そう……なのか…………?」 「そうとも。俺は無理矢理でなく、君に選んでもらいたい。そうすればフェアだろう?」  そうだ。堀田は戦闘員に俺を襲わせたりはしなかった。俺に選択肢を提示し、俺に選ばせ続けてきた。  部屋の中央のマネキンに歩み寄り、ウェアに触れる。肌に吸い付くような柔らかな肌触りで、いつまでも触っていたいと思うほどだ。近くに来てマネキンを見て、このウェアが自分のために用意されたものだとはっきりと分かる。マネキンは俺の体格を完全にコピーして作られていた。 「ウェアを着て一言、『定着』と発すれば君も我々の一員となる」 「そんなに、簡単に……?」 「ああ。ウェアは本来の姿であるダークスウツ、つまり、我々の今の姿に変化し、君を戦闘員に相応しい心身へと改造してくれる。一度ダークスウツを着れば、二度と脱ぐことはできないぞ。終生、君はダークノアの戦闘員としてダーク様と組織に忠誠を誓うことになる。……まあ、脱ぎたいと思ったことなんか一度もないが。よく考えて決めると良い」  堀田はそう言うと俺から離れていく。こちらの動静を見守るようだった。戦闘員3人も腕を組んだり、腰に手を当てたりと思い思いの姿勢でありながら、こちらを見ていた。心臓の鼓動が早まる。喉がからからに乾燥しているのが分かる。気付けばウェアに無意識の内に触り続けている。俺の答えは、実はここに来る前から定まっていたのかもしれない。 「──俺は、戦闘員に、なります」  言うや否や、俺はTシャツをめくり上げ、床に脱ぎ捨てた。ウエイトトレーニングで鍛え、計算した食事量で増やしてきた筋肉が露わになる。レギンスとスニーカー、靴下も脱ぐと俺は生まれたままの姿となる。仮性包茎のチンコを戦闘員達に見られながら、マネキンからウェアを脱がせた。コンプレッションシャツもロングタイツもよく伸縮する素材で、見た目以上に着用しやすい。ただし、着圧はきつく、全身が締め上げられるようだった。腕や胸、ふくらはぎの筋肉、そしてチンコがくっきりと浮き上がる。今更になって恥ずかしいという気持ちが湧き上がる、そんな破廉恥な格好だった。気持ちが挫けない内に、手早くソックスとグローブを身に着ける。ソックスは5本指に爪先が分かれており、グローブも薄手で、計算されて作られたかのように手足に馴染んだ。俺に合わせて立体的に作られているのだろう、ケツの割れ目に沿って一本ゴムが入っており、ラグビー部らしいぶっとい下半身とケツが強調されている。 「すっげぇ……エロい……」  戦闘員の一人が小さな声で囁いた。俺はそれを自覚してますます恥ずかしくなる。ウェアの効果なのか、チンコや乳首がジンジンと熱くなり、俺自身もエロい気持ちになってくる。ムラムラ、というのを初めて経験したときよりもその数十倍は強い性欲に、俺は戸惑っていた。つい好奇心に負けて胸に浮いた乳首をグローブに包まれた両手で擦ると、射精にも似た快感が全身を駆け巡り、つい声を出してしまった。  堀田に言われたことを思い出す。次やるべきこと、それは。 「…………定着」  小さな声だったが、ウェアは、ダークスウツはその声を聞き逃さない。衣服がどろりと溶けたかのように、全身を熱く、艶めかしく覆っていく。照明を反射して黒光りし、グローブやソックスとタイツの継ぎ目は完全に塞がり、全身タイツとしてワンピースになっていく。首元までダークスウツが競り上がり、俺の喉仏がスウツにくっきり浮き出る。喋る度にダークスウツを意識する羽目になりそうだった。電流が流れているかのように全身にピリピリとした刺激と快感が走り、筋肥大していくのが分かる。チンコはその刺激に敏感に反応して、人前であるにも関わらずフル勃起していた。  次に、プールの水が徐々に腐っていくように、俺の精神が邪悪な力で汚染されていく。最初はそれがはっきりと分かっていたのだが、ダークスウツを通じてダーク様のお力が流れ込んでいると分かると抵抗感もなくなった。ダーク様にお仕えすることが最も優先され、戦闘員を増やすことは善であり、戦闘員同士で交尾し練度を高め合うことが日々の努めであると、常識が書き換えられていく。雌ではなく雄に発情するように、強化された五感が性的快楽に全てつながるように、どんどん思考と価値観が戦闘員のものへと変わっていくのが分かった。  何分経過したかは分からない。自分の汗臭い匂いに発情し、両手でチンコを握り締めて激しく扱く。それが俺の戦闘員として生まれ変わった時の姿だった。淫乱であれ、と命じられるがまま肉欲を貪り、改造されたての肉体を弄び、愉しむ。あれだけこだわっていたラグビーは、もうどうでもよくなっていた。そう洗脳されたことさえ、ダーク様の意志であれば喜んで従う。 「都築隆星、お前は何者だ?」  堀田様が俺に尋ねる。俺は右手を胸に当て、忠誠のポーズを示して答える。 「はっ!戦闘員・都築隆星はダーク様の忠実な僕であります!!」  俺の宣誓を肯定するかのようにダークスウツが波立ち、全身に快感を与えた。スウツに全身を犯された俺は膝をがくがくと震わせ、崩れ落ちそうになる肉体を何とか支える。 「都築隆星、お前は何者だ?」  堀田様が再度、俺に尋ねる。 「はっ!戦闘員・都築隆星は自ら戦闘員になることを誓い、友人や人類を裏切った大罪人であります!!」  自分を貶める度に、興奮がぞくぞくと増す。俺の堕落した姿を早くみんなに見せたかった。堀田様が満足そうに笑う。俺の仕上がりに満足しているのだと分かって、どうしようもなく嬉しかった。 「最後に尋ねる。都築隆星、お前は何者だ?」 「はっ!戦闘員・都築隆星はラグビーなんかよりも雄交尾とオナニーで頭がいっぱいの淫乱戦闘員であります!!」  宣誓と同時にチンポが大きく跳ね上がり、俺は無様に射精した。 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!ダーク様に忠誠を!!おっ♡おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ♡すげえっ♡戦闘員って最高だあああああああああああああああああああああ♡イクっ♡イクうううううううううううッ♡」  精液はぶっとい放物線を描き、足元に精液だまりを作っていく。白色の精液は徐々に黒ずんでいき、最後にはほとんど黒色へと変化していた。 「ははっ、堕ちたな……上出来だ。」  堀田様がザーメンを手にすくってぺろりと舐める。俺は何も返事ができないくらい疲れ果て、そして新しい人生への充実感で満たされていた。  ※  その部屋は実は「教育室」と呼ばれる部屋で、俺はそこに三日三晩監禁され、戦闘員としての教育を受けた。壁をスクリーンとして、四六時中流れる戦闘員同士の淫行や、一般人の洗脳・改造場面。ヒーローと呼ばれる者達による組織への被害。そして、代わる代わる部屋を訪れ、俺に精液を恵んでくださる先輩戦闘員や怪人様たち。  俺がわざわざこうして改造されたのは、健太の身近な人物であったこと、無理矢理な洗脳・改造では健太が俺の変化に勘づく可能性があったこと──そして、俺が最も自ら戦闘員への洗脳と改造を受け入れそうな素体であったことが理由だった。『A+』は健太たちのような特殊な素体である『S』には届かないが、戦闘員の内でもかなり上位であると知り、俺は誇らしかった。これも、自ら戦闘員となった者の特典のようなもので、被洗脳・改造率が高水準で推移したことによる結果だった。俺はすぐに上質な黒精を量産することができるようになったし、その扱いも上手いようだった。戦闘員になって数時間でダークスウツを変形させ、ラグビー部のユニフォームに擬態させることができたのは他の戦闘員達から驚かれたものだ。  顎髭を生やし、雄臭くなった全身を見る。腕毛やすね毛は濃く、密になり、ダークスウツを変形させたラガーシャツをめくり上げれば、陰毛が臍まで続いている。いよいよS大に戻るということになり、シャワーも浴びたが、全身から汗だけでなく淫乱な匂いがする。与えられたダーク様のお力を強く反映できる素体だということが俺の誇りとなっていた。堀田様の前に跪き、俺は命令を待つ。 「では、お前に命令だ。北川健太を倒すため、S大ラグビー部内に更なる手駒・戦闘員を作り出せ」 「はっ!全てはダーク様のために!!」  ※  寮に戻ると、遠縁の親戚が亡くなったというカバーストーリーが他の戦闘員の手によって作り出され、部内に伝わっていた。俺は手筈どおりにその話に合わせ、連絡なしで練習を抜けたことを詫びたが、大きな問題はなかった。戦闘員として次の標的を見定めつつ、部員達をオカズにオナニーに耽る毎日は最高だった。ただ、本来のダークスウツの姿になれないことだけが不満で、そういう時は気晴らしにあの運動公園へ足を向けることにしていた。下半身はレギンスに丈の短いハーフパンツ、上半身にはハイネックのコンプレッションシャツに擬態したダークスウツを展開させ、生まれた姿に近い格好で汗を流す。無線イヤホンでは、洗脳強度を高めるために高周波の洗脳音声を流している。自らの手で洗脳を強め、戦闘員としての完成度を高める自分の意識の高さと変態性を味わっていると、気付けば走りながら無意識の内に射精している。レギンスの中にたっぷり出された黒精は、ダークスウツに吸収され、ダーク様のお力を高めていく。  一通り走り終わったら、公園の片隅にある公衆便所の個室に入ることにしていた。こびりついたアンモニア臭などかき消えてしまうくらいの俺の雄臭さと汗臭さが個室に充満する。 「もう、我慢できねえっ♡」  きぃんという甲高い洗脳音声に耳を澄ましながら、俺はダークスウツのみの姿に戻っていく。こびりつく精液の匂いに、「うっ♡」と声が漏れる。 「はーっ♡今日も俺、くっせぇなぁ♡どんどん雄臭くされちまってる♡」  蒸れて湿った腋に鼻を押し当てながら、俺はチンコを扱き始めた。洗脳音声のせいで、思考が口からダダ洩れになってしまっているが、この公衆便所は不人気で人が訪れることは滅多にない。 「早くあいつらも俺みてえな雄くっせえ戦闘員にっ♡してやらねえと♡はっ♡想像するだけでたまんねっ♡」  次は誰にしようかと、頭の中で次々と部員達を犯して回り、ダークスウツの僕にしていく。チームメイトたちは、俺が戦闘員に堕ち、こんな変態に成り下がったことを知らないでいるのにも、また興奮した。最初にどれか一人を選ぶならば、誰が良いだろう。 「ああ、そうか……あいつにしよう♡へへっ、喜ぶだろうなあ♡」  俺は標的とダークスウツを擦り合わせ、身悶えする妄想を膨らませる。 「おっ♡おおおおおおおっ♡修悟っ♡お前から、戦闘員に堕としてやる♡あああああああッ♡考えるだけで興奮がやべえ♡イクッ♡あー、勿体ねえ♡早く雄交尾できる奴作らねえと♡」  個室内に黒精を撒き散らし、俺は満足してダークスウツを普段着に擬態させた。最後に、健太の勇ましいヒーロー姿を思い出す。 「待ってろよ……健太♡最後は俺が♡ヒーローなんかやめさせてやるからな♡」


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