【お試し】6月短編:魔道兵器オリヴィエ
Added 2021-06-26 07:00:00 +0000 UTC今回のテーマは"生体ユニット"。
兵器の動力源にされてしまう女性の様子を書きました。
その中で、前段階での検体シーンではAIKAというアニメ作品で個人的に興奮した、麻酔シーンを書いたりさせてもらいました。
あとは、実験という様相を表すために、地の文ではいつもマンコと書いているところをヴァギナと表現したりしました。
ちなみに、Twitterでもツイートしましたが、今回はHなセリフ(喘ぎとか)は少ないけど、シーンが想像できたらエロい感じになるかな、と思います。
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スパイ。
それは時には自国に潜むスパイを始末し、時には敵国の情報を収集し、要人を暗殺する物。
ヴェレリー帝国の首都にある城、その内部には軍、政治を司るそれぞれの機関が存在し、その中には窓際部署として有名な資料分別室があった。
資料分別室は帝国に蓄積され続けた資料を後世のために分別し、活用する手段を模索するために設立された部署だった。
しかし、それは表の顔であり、裏の姿はスパイ活動に勤しむスパイたちが所属していた。
「では早速報告を聞こう、オリヴィエ」
「はい。室長」
資料分別室の内部ある室長室。
内部は窓一つない部屋で、作業をする木製机と革製の椅子があった。
そして机には男が座り、その対面に資料を持った女がいる。
男は白髪交じりの髪をしっかりと整え、顎髭を蓄えている、柔和そうな顔をした初老の男性。
彼は資料分別室の室長であり、国から認められたスパイマスターである。
名はグロウス・デオン
もう一人は腰まで届く金髪を編み込みをしたポニーテールにし、端正な顔つきの美女。
冷静そうな雰囲気で、青い瞳がその雰囲気にさらに拍車をかけ、少し吊り上がった目が彼女の雰囲気に鋭さも醸し出していた。
彼女はこれまでに様々な任務をこなし、次期スパイマスターとして名高い、凄腕のスパイだ。
名はオリヴィエ・ウィリアム
二人はそちらもスーツを着こなし、グロウスは静かにオリヴィエの報告を聞く。
「軍務大臣の不正は明らかでした。すぐに皇帝陛下に報告し、罷免するべきでしょう」
全ての報告を終えたオリヴィエはそう言って、グロウスに資料を渡す。
オリヴィエに任されていた任務は軍務大臣のスパイ行為の調査だった。
明らかに機密性の高い情報が国外へと流れているのを察したグロウスが軍務高官たちの調査をオリヴィエに命令した。
今回の報告は最も強い疑いのかかっていた軍務大臣の調査報告だったのだ。
グロウスはパラパラと資料をめくりながらも、素早く目を通し、内容をしっかりと読み取っていた。
全てを読み終えたグロウスはため息を軽くつく。
「なるほど。彼は若くして軍務大臣に選ばれ、将来を期待されていたというのに……。非常に残念だ」
報告の内容を総合すると、軍務大臣は黒、真っ黒だった。
グロウスは報告書を読み終えると悲し気な表情を浮かべたが、すぐに切り替え、柔和そうな顔に似合った笑みを浮かべた。
「流石だよ、オリヴィエ。この短時間でここまでの調査をやってのけるとは。君が次期室長、ひいてはスパイマスターの称号を得るのはそう遠くない未来だろうね」
「過度な評価、ありがとうございます」
「そう謙遜することはない。君は非常に優秀だ。だからこそ、君にこの任務を任せたいと思っている」
グロウスはそう言って、机の引き出しから資料を取り出す。
「内容はとある企業の調査だ。読んでみたまえ」
グロウスは資料を読むように促すと、オリヴィエは静かに資料を取り、読み込んでいく。
内容は軍事企業、ブライト重工の調査だった。
資料には明らかに不明な資金の動きを示すグラフ等が書かれており、何らかの不正をしていることは明白だった。
「君にはこの企業の正確な資金データを集めてもらいたい」
そう指示をしたグロウスに対し、オリヴィエははすぐに了承の意を伝えようとする。
「分かり——」
「だが」
と、ここでグロウスが言葉を重ねてきた。
「この任務は他に任せていたものがいた。クレア、ゲリー、シュバイツァー。そして君の愛弟子、フレイ。その全員が未だに帰ってきていない」
「な……!?」
グロウスが上げた四人の名前、特にフレイはオリヴィエにとって聞き捨てならない名前だった。
フレイはオリヴィエが周りから愛弟子と揶揄されるほど、特別可愛がっていたスパイであり、その実績も素晴らしいものだ。
「全員の実力は知っているかね?」
「はい。クレアはCランク。ゲリーはBランク。シュバイツァーはAランク。フレイはSランクです」
スパイは見つからないことが絶対条件。
だが、もし仮に見つかった時、スパイは生き抜き、情報を国へと持ち帰ることが優先される。
そのため魔法や剣術、武術など諜報能力以外にも戦闘能力を身に着けることが必要とされていた。
帝国は実力をランク制で組み分け、それに応じた隊や師団を組むことが前提であり、そのランクは非公開かつどこにも記述はされていないものの、スパイたちにも振り分けられている。
最低はFランク。
これは魔法が使えない兵士や新兵に与えられるランクだ。
次がDランク。
このランクからは魔法が使え、かつ新兵以上のものに与えられるランクだ。
そしてC、B、Aと実力順にランク付けされ、ランクSからは別格の強さ。
このランクは実力は勿論だが、スパイたちには諜報能力がなければランクは上がらない仕様になっている。
ランクSは実力、諜報能力ともにほぼ最高位のランクだといえよう。
そのランクS所有者のフレイが帰ってこないのは罠にかかったか彼女以上の実力者がいる証だ。
しかし、フレイが罠などにかかるはずがないと思っているオリヴィエは、消去法でフレイ以上の実力者がいると判断した。
だからこそ、自分が選ばれたのだと、察した。
オリヴィエはSSランクの実力者だからだ。
「フレイに任せれば上手くいくと思っていたが、フレイからの連絡は一切来ない。すでに処分されたと判断した。だからもう君に任せるしかない。しかし、これほどのメンバーが帰ってこない任務だ。拒否権もある。貴重な戦力を失いたくはないからだ。……どうするかね?」
グロウスにそう問われて、オリヴィエは考える。
考える中、思い出すのはフレイのこと。
フレイは艶やかな濃い赤髪のツインテールであり、クリクリとした大きな目が特徴的な可愛らしく、まだまだ大人になり切れていない少女だ。
オリヴィエは実の妹のようにフレイを思っていた。
訓練は厳しく、非情な態度で接していたが、プライベートでは甘やかしまくり、そんなオリヴィエをフレイも姉のように思っていた。
フレイはどんな時も諦めない、非常に心が強い人物であり、どんな逆境からも帰還し、18歳という若さからSランクを取得、SSランクになるのもすぐだと、分別室では噂になっていた。
そんな彼女が帰ってこない。
いつも自身の元に帰ってきた、満面の笑みで「ただいまー」と嬉しそうな声色で話しかけてきた彼女が、もうこの世にはいないかもしれない。
いや、いないだろう。
スパイの末路とは悲惨なものだ。
公開処刑されたり、拷問されたり、慰み者にされたり、人体実験の素体にされたりと様々な悲惨な末路が待っている。
この世にもうフレイはいない。
様々な感情が渦巻く中、オリヴィエは決意する。
フレイの成し遂げられなかった任務を完遂し、手向けにしようと。
「やります。やらせてください」
「……そうか。そう言ってくれるとこちらも助かるよ。それで、いつ決行するつもりだ?」
「今日にでも向かいます」
「そうか。気を付けてな。油断はするなよ」
「はい。……失礼します」
オリヴィエは室長室を出て行った。
その背後で、うっすらと含みのある笑みを浮かべたグロウスに気づかずに……。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「ここね」
帝国領は広大で、ブライト重工がある、フェズライル地方までは機関車で3日、徒歩で1日の時間がかかった。
オリヴィエは一日休み、次の日の真夜中、行動に移す。
闇夜に紛れ込むことが出来るダークスーツに身を包み、彼女はブライト重工の施設へと侵入した。
施設の中では昼夜問わず、機械たちが動き、様々な兵器を作り上げており、人員は最低限しかいないが、セキュリティーは万全で、センサーやトラップなどがあちこちに仕掛けられている。
それらの仕掛けを難なく潜り抜けて、オリヴィエが目指すのはデータセンター。
いとも簡単にデータセンターへと到着したオリヴィエはデータを抜こうとした。
その瞬間、目の前のディスプレイが光り、ディスプレイには男の姿が映し出される。
「こんばんは、オリヴィエ嬢」
「——っ!!……貴方は」
潜入がばれた。
その動揺をすぐに抑え、オリヴィエは目の前のディスプレイに映る、白衣を着た若い男に話しかける。
「ここの責任者ね。名前は……アデア・クラスタ」
「ふふっ、流石だよ。そう、僕の名前はアデア・クラスタ。アデアと呼んでもらって結構だよ」
「そう。アデア、よく私の潜入が分かったわね」
「な~に、簡単だよ。協力者に君のことを教えてもらったのさ」
「……協力者」
オリヴィエの思考は高速回転する。
ここまで来るのに協力者などいない。
全て自分で手配し、誰にも悟られることなく出た。
それは自信を持って言える。
ならば、協力者とは誰なのか。
それは自分がここに侵入することを知っている人物に限られる。
そしてその人物はたった一人しかない。
「グロウス室長」
「正解だ。君は賢いな、オリヴィエ嬢。君のパーソナルデータも持っているよ。幼少期からスパイの適正を見出され、資料分別室で訓練を受ける。すぐに頭角を表し、22歳でSSランクを取得した天才。年齢25歳。身長は167cm。スリーサイズはB85W63H88。もっと聞くかい?」
「もういいわ。そこまで詳しいパーソナルデータを室長からもらってるってことは私の力も知っているのよね」
「勿論だとも」
オリヴィエはSSランクという最高位ランクに恥じない凄まじい魔力と破壊力を持っている。
大規模爆破はお手の物で、捕まるくらいなら、この施設を爆破して脱出するつもりだ。
「使ってみてみなよ」
「え?」
「君は今、魔法は使えないからね」
「何を馬鹿なことを……」
オリヴィエは魔力を練り、魔法を使おうとする。
しかし、上手く魔力が練ることが出来ない。
「こ、れは」
「君が来ることは分かっていたからね。この部屋には僕が開発した魔力結合を阻害する、アンチマジックによって魔力が練ることが出来ない場になっているんだ。残念ながら今の君は無力さ」
「くっ」
ギリリとオリヴィエが悔しそうに歯ぎしりをする。
それでもまだ諦めない。
生きていれば、必ず逆転のチャンスがあると信じて。
「ここで人をやって捕まえるのもいいけど。その時、暴れられて逃げられても面倒だからね。少し眠っていてくれ」
アデアがそう言うと、天井からシュゥゥと音が鳴り始める。
オリヴィエが天井を見上げると、濃い霧状の何かが天井から噴出されていた。
「ガスね。ここで始末するつもり」
「安心してくれ。ただの睡眠ガスだ。すぐにぐっすりだよ」
咄嗟に手で口を押えるが少量が手の隙間から口の中へと入りこむ。
強力な催眠ガスだったようで、たったそれだけでも、オリヴィエの頭がズンッと重くなる。
「君たちスパイが耐薬訓練を受けているのも知っている。だから君たちが死なず、それでいて確実に眠る濃度の専用ガスを用意させてもらったよ……ってもう寝てるか」
部屋の中は催眠ガスまみれになり、床にはオリヴィエが静かな寝息を立てつつ、倒れ伏していた。
ディスプレイは消え、映像を送っていた部屋にいるアデアはすぐに施設の人員に指示を送る。
「回収班すぐに回収を。僕のラボに運んでくれ」
こうして、最も信頼していた上司の裏切りにより、あっけなく捕らえられてしまったオリヴィエ。
この施設では一体何が行われているのか。
不明な資金の動きは何のか。
それは彼女自身がこれから体験し、聞くことになるだろう。
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「さて、まずは身体検査だ」
アデアのラボは施設の地下深くにあった。
その一室。
白一色の壁で覆われ、周囲には様々な機械が、部屋の中央には医療用のベッドが置かれている。
ベッドの真上にはコードで繋がっている幾つかの道具がぶら下がっていた。
そのベッド上に、オリヴィエは服から下着すらも脱がされ、生まれた時の姿のまま、うつ伏せで寝かされていた。
真珠のように白く、絹のように触り心地のいい肌と、編み込みを解かれ、左右に分けられた美しい金髪は天井にある照明に照らされ、美しく映えている。
横からは程よい大きさの乳房が押しつぶされているのが見え、呼吸がしやすいように顔が横に向けられている。
「君に適正はあるかな……」
アデアがベッドの隣にあるパネルを操作すると、ベッドが自動で動き出した。
ベッドの後方、丁度、下腹部部分の場所が降り曲がり、オリヴィエの身体はくの字に曲がり、形のいい、引き締まった臀部が天に突きだしたような形になる。
アデアはパネルから離れ、オリヴィエの足をつかみ、脚をなるべく無理の内容に大きく広げ、ベッドにある足枷を足首に嵌め、脚を広げた状態で固定する。
「ふむ」
アデアはオリヴィエの、男には誰にも見せたことのない秘部をじっくりと見る。
陰毛は手入れがしっかりされており、非常に清潔感がある。
肉ビラは綺麗なピンク色で、そこまでビラビラになっておらず、陰核もほとんどが皮に隠れ、男の理想とする肉華がそこにはあった。
そしてアナルと肉ビラは呼吸に合わせて、ヒクヒクと動いている。
「男経験はなしだそうだけど、おそらく過度な運動で処女膜はもうないはず。……血を心配しなくて済む」
アデアはベッドの真下にある道具箱からクスコを取り出す。
クスコは格子状になっており、何の遠慮もなく、アデアは美しいマンコにクスコを挿入した。
「ふ……あ……」
微かにオリヴィエが反応するが、アデアはどんどん奥へと入れ、狭い膣道を広げていく。
「よし。これでしっかり見える」
アデアは満足そうに頷くと天井からぶら下がっている道具で一対で一つの道具を手に取り、手元へと引き寄せた。
その道具の取っ手部分には2つのスイッチがあり、取っ手より上の部分は細く長い棒のようで、先端は小さい球体状になっている。
さらにアデアは中の様子をしっかりと見るために、頭にヘッドライトを付け、スイッチを入れると、膣の内部が照らされ、子宮口までも見えていた。
「さて始め——」
「先生」
アデアが作業を始めようとした矢先、部屋にアデアと同じように白衣を纏った一人の女性が入ってきた。
この女性の名はエレクテア・ラージュ。
身長は150程で童顔の彼女は、見た目は少女のようだが、れっきとした成人女性で、アデアが最も信頼する部下である。
「私にも手伝わせてくださいよ」
「はぁ。いつも言ってるだろうエレクテア君。この研究は女性にとっては目に毒だと」
「はぁ。いつも言っているでしょう、先生。そんなことは気にしないと」
「だが……」
「いいから手伝わせてください。私は貴方の研究を見ていたいんです。この世紀の発明が開発される様子を見ていたいんですよ」
有無を言わせぬ雰囲気に、アデアはため息をつき、指示を出す。
「それじゃあ、目が覚めそうになったらオリヴィエ嬢に麻酔を。それからモニタも見ているんだ」
「分かりました」
エレクテアは道具箱からペン型の麻酔注射を取り出し、白衣のポケットに入れてオリヴィエの隣に立つ。
「よし。始めよう」
アデアは2本の棒を秘裂の中へと入れ込んでいき、格子によって抑えられ、各穴に浮き上がっている膣肉を棒の先端で突いていく。
「ん……ぅ……ぁ……」
微かな色声がオリヴィエの口から漏れる。
今行っているのは膣の感度チェックだ。
どこが感じにくく、どこが感じやすいかをチェックし、後の実験に使用するためだ。
そのため、浮き上がっている各穴の膣肉を一つ一つ突いていく必要がある。
「……ぁ……ぅ……あぁ……ぁ……ふ……ぁ……あ……うぅ……」
か細い色声の中、時折少し大きな声がオリヴィエの口から漏れ出している。
それは彼女が感じている証拠。
段々と膣内は濡れ始め、ライトに照らされて、艶めかしくテカっている。
そして膣の奥、子宮口の手前の所まで突き終わると、一度アデアは道具を膣内から取り出し、取っ手にある1つ目のボタンを押した。
すると、ビィィィィィィッと静かかつ、高振動を思わせる低い音を立てつつ、先端の球体が震え始めた。
次は振動に対する感度をチェックするらしい。
そうして再びアデアは棒を内部へといれ、先端の球体を格子の穴に浮き上がっている膣肉に押し当てる。
「……ふぁ……あ、ぁ……ひ……ぁ……あ……ぁ」
振動は穴の膣肉だけでなく、周囲に穴の膣肉をも揺らし、快感を生み出すが、機械はしっかりと目的の穴の、膣肉の感度をデータとして読み取っていた。
壁際にはめ込まれている液晶画面には感度を示すグラフが常に表示されており、谷と山を繰り返したり、常に高位置をキープしていたり、またその逆もあった。
また、突かれていた時とは比べ物にならない快感に、今まで無意識で微かに開かれていた口はさらに大きく開かれ、開いた口からは涎が漏れ出し、ベッドのシーツにシミを作っている。
「あ……ひゃ……ぃ……ぁ……はぁ……ひ……あ……あ……」
「感度良好ですね。実験体としては今までの女性の中で最高なのでは?」
「そうだね。これほど感度が高い場所がいくつもあるなら、オーガズム時に大量の魔力を放出してくれるだろう」
魔力は基本的に自身の中でしか使えない。
他人に譲渡ができないという意味だ。
世の中には魔力だけがあり、魔法が使えない人が大勢おり、ある意味資源、つまりは魔力の無駄遣いといえよう。
魔力はクリーンなエネルギーだ。
電気を作る時とは違い、環境汚染の心配がなく、かつ少量で高パフォーマンスを発揮できる、素晴らしいエネルギー。
それが魔力だ。
アデアはある時思った。
——魔力を人から吸収し、使用できる方法はあるのではないか
と。
そこでアデアは実験を始めた。
勿論人を実験体と使うため、非合法で、だ。
そのためにはスポンサーがいる。
アデアが目を付けたのはブライト重工だった。
ブライト重工は自社を成長させるために後ろ暗いことを裏で行っており、ハッキングでそれを知ったアデアは本社に行き、自身を売り込んだ。
当時25歳の時だ。
アデアは知的好奇心を満たすことを話し、その結果の果てに生まれる対価——世界初の魔力を使用した兵器開発——を資料付きで説明した。
その説明を聞き、経済で国を牛耳ろうとしている野心的な社長とアデアの利害は一致した。
社長は多大な資金と専用のラボをアデアに提供し、あれから5年後の今、アデアの研究は紆余曲折ありつつも上手くいっていた。
金を使って魔力を持つ者を攫い、実験に使用したり、国の重役たちに賄賂を贈り——賄賂を贈った一人にグロウス室長も含まれている——、ブライト重工の不正を潰させたりと様々な手を使い、実験を遂行させてきた。
実験の結果、魔力はオーガズム時に性感帯から放出されていることが判明。
特に女性からの魔力放出量かつ純度は男性の数十倍、人によっては数百倍の高効率であることが分かり、今では女性のみを実験体にし、実験を行っている。
「く……ぁ……ふぁ……あぁ……い……ぃ……ぁ……あ……んふぅ……は、あ、あ……あっ!!」
オリヴィエの声が少し高くなり、喘ぎ始めた。
どうやら膣が快感を得すぎたために絶頂しそうになっていた。
「オーガズム来ます」
グラフを見ていたエレクテアの報告と共に、オリヴィエの身体がビクッと震え、ポタポタと大量に分泌された愛液が太股に垂れ始めた。
オリヴィエは無意識のうちにイカされていた。
ライトで照らされた膣内の肉がうねうねと激しく蠢き、ギュゥゥッとクスコを締め付け、格子穴の肉がさらに浮き上がっていた。
グラフは絶頂した瞬間、大きく跳ねあがっており、少しずつ、緩やかに下がり始めている。
「オーガズムを確認。放出魔力を確認します」
クスコには放出魔力を測定する機能がついており、無線でそのデータの内訳が液晶画面に映る。
そのデータを見たエレクテアの目が驚愕で見開かれる。
「放出魔力量……1000!! 純度は……す、すごいですよっ、先生! 200%超えています!」
「ふむ。今までの実験体の中では最高の素体だ。これほどの大量かつ高純度の魔力の持ち主はそうそういないだろうね」
例え、大量の魔力持ちであろうとも、一回のオーガズムでの魔力放出量が少なければ意味がないし、純度が低ければ魔力を使用する際に大量の魔力が必要となる。
アデアが自身が言う通り、オリヴィエは今まで見てきた実験体の中で最高の素体だった。
やがて、振動による感度チェックも終わり、次は子宮口の感度チェックへと移る。
「エレクテア君。媚薬を」
「はい」
エレクテアはベッドの真下にある道具箱からプラスチックでできた円型の容器を取り出し、蓋を回転させて開き、中の媚薬クリームを手に取ると、アデアの持つ道具の先端の球体にクリームを塗っていく。
子宮口は普通なら開発しなければ快感を感じないので、媚薬によって強制的に快感を感じさせ、そのうえで子宮口の感度をチェックするのである。
「塗り終わりました」
「ありがとう」
アデアは再び、道具を一本だけをオリヴィエの膣内へと入れていく。
奥へ、奥へと。
そして先端の媚薬クリームがたっぷり塗られた球体が子宮口に触れると、クリームの冷たさに子宮口は反応し、キュッと締まる。
アデアは道具を器用に使い、子宮口の周りに媚薬を塗っていく。
膣内の熱に段々とクリームも暖かくなり、収縮を繰り返していた子宮口も、ヒクヒクと反応させながら、ゆっくりと開いていった。