そして流動的に、この世界中に蔓延の一途を辿る特異な病のための対策機関が設立される。
当時底辺の工業高校に通う俺は、どうしても……どうしてもそこへ入庁したく、いままでの怠惰な生活を焼き払うよう――
朱墨爛然と座学、実技、今まで聞いたこともないような資格取得に励むようになる。
その努力の報酬と、俺は今こうして――
この心洗われる、眼福の光景を拝めることが出来ている。
「小夜ちゃーん、駄目よ~。お手手はちゃんと横に置いて気を付けにしてないと~」
「は、はい……」
「そんなんじゃあ、約束……守れないかなー」
「やっ…いっ…いまっ…やりますっ……やります……から……」
こちらにまで熱伝わってきそうなほど、ふっくらとした頬を赤面と火照らせながら、今にも泣きそうな声を上げている少女――鈴成小夜女児。
その膨らみあるのかないのかよくわからない慎ましい乳房を、一生懸命隠そうとする姿は大変に愛らしい。
だがこの辱めは、まだこのいかにも内気な少女にとってほんの序章の試練に過ぎず――