意識が朦朧とする。。。
いつの間にか気を失っていたようだ。
・・・ここはどこだろう。
何も見えない。
体が重い。
何かに縛り付けられたように体が動かない。
身体を動かそうと意識した瞬間、
むせかえるような甘く妖艶な香りに理性を塗りつぶされる。
何かが体の上でもそもそと動いているようだ。
甘い香りはその動く何かから薫っているようで、
体の上に乗っている何かが動くたび、香りは強く匂いより一層意識を刈り取っていった。
朧げな意識のなか意識が遠のいていく。
なぜだか一瞬、満足げに微笑む天使の顔が見えた気がした。
いや、獲物を前に舌なめずりする悪魔の笑みだったかもしれない。
現実を確かめることができないまま、意識は闇に蕩けていった。
完
DaSniper2
2025-04-09 18:51:19 +0000 UTC