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漫画 : way of _












前回の長めの漫画「助けてあげてる?(https://eiri9g.fanbox.cc/manage/posts/2111831)」がノナの家族の話だったので、今度は真白の家族の話をしようと思って描きました。


真白の家はノナの家と違ってお父さんがいます。

ただ、聴こえる人なので、真白が同じことを言ってもお母さんとは受け取り方やアプローチが違うこともしばしば。


もし真白がもう少し粘って少年野球の段階で聴者向けの野球チームに入っていたら今とはまた少し違う選手になっていた可能性があります(実際、聴こえない・聴こえにくいからといってみんながみんな最初からろう野球に出会うというわけではなく、最初はそういうルートで聴の子供にまじって野球を始める人もたくさんいます)。


ある側面から見れば真白はこの時の判断のせいで、早い段階でのインテグレーションの機会を逸したともいえます。でも、どこかで歯車が1つでもずれていたら、真白の聾者としてのアイデンティティはもう少し不安定なものになっていたかもしれないし、ノナにも会っていなかったかもしれないですよね。(←ここすごく大事です!!)



あっ、ちなみにこのシーン↓のノナはこんなことを言っています。:



読んで下さってありがとうございました。


詠里

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Comments

Lanさんこんにちは、コメントありがとうございます。 色んな考え方があって、「障害に負けてほしくない」「いずれは聴者ばかりの世界に出ていくのだから、機会があるなら早いうちから聴者とつきあう経験を積んだほうがいい」そう考えて、あえて聴こえない子供を聴者中心のチームに送り出す親もいます。そのようないきさつを経て、大成した選手の方も大勢おられます。お父さんは、ちょっとこの考え方に近いですね。でもお母さんは自分自身が子供の時に聴者の介入(望まない発音訓練など)によって聾者としてのアイデンティティの確立を阻害された経験を持っているので、まだ自己意識の定まっていない子供の段階から聴者中心の世界に入らせることには強い抵抗があったのです。息子に自分と同じ轍を踏ませたくなかったのです。このあたりが、聴者であるお父さんと、聾者であるお母さんの間にある「ズレ」かなと思います。 もう少し取材を進めてからにしようと思って描いていないのですが、真白はこのあと、中学部に進学した際に他のろう学校にある軟式野球部に特別に入部させてもらうことになり(真白が通っていた支援学校は小規模なため、野球部がありませんでした。日本の学生野球ではそういった場合、「連合チーム」という形で複数の学校の生徒が1つのチームとして活動したり、大会などに出ることができる制度を導入する団体が近年になって増えてきています。)、「ろう野球」を始めることになります。音に依存せず、手話が公用語になっている競技なので、真白は自分の母語が完全に通じる環境で野球の技術などを覚えることができましたし、「自分はどんな世界に行っても、聾の野球選手だ」という認識を育てることができました。 真白が子供のような純真さをある程度保ったまま高校生になったのは、おもにお母さんが真白を徹底的に守ってきたからなのかもしれません。生まれた瞬間から様々な困難に直面せざるを得なかったノナと比べると、かなり温室育ちといいますか…いや、もう、聴こえるとか聴こえないとかは関係なく、単純に存在がかわいいので、親が過保護だったイメージがあります(笑) 相澤真白という人は聴こえないことを乗り越えなければならない障壁やハンデなどではなく、自己の一部として受け入れて生きることを選んだうえで聴者の世界に入った選手です。今回は描きながらそのことを改めて認識できたエピソードでした😊

詠里

なるほど...!!この一編を見て、真白が子供の時に母に野球チームに入るのを阻止されたことが分かりました。 一見して「何で?母はなぜ彼の夢を応援しないの?」でも、よく考えてみると、母は「経験者」として、聾者が子供の頃に世界と対話する方式が、未来の「自己」の認知と建立に直接影響を与えるということを知っています。 監督の話を聞いていると、聾者に対する理解と尊重が感じられません。「聾者は補聴器を使うべき」このような考えは、あくまでも聴者が自分の都合のいいように傲慢であるだけです。 父も母も、自分のやり方で真白を愛していますね...野球を始める時間が遅くなりましたが、真白は「自己」を持つ人に成長してよかったです...! 野球というスポーツにも「童子功」があると聞きました。真白は子供の時は野球をしていませんでしたが、自分の実力で投手になって、甲子園を目指しています。本当にすごいです!! 超かわいい子に見えても、ばかにできませんよね(笑)

Lan


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