ほんとはもう少し続きがある感じなんですが、仕事の都合で全部はできなかったので後半は次回の更新分に②としてアップしたいと思います…!すみません。とりあえず①をどうぞ。。↓
【解説と雑記】
私が学生の頃は野球部というとほぼ年中無休のスーパーマーケットみたいな感じで年末年始以外は全く休みがなくて当たり前、それでもいいなら入れ!みたいなのが普通でしたけど(今考えるとパワハラに近いものがあるな…)最近は甲子園常連の強豪校とかでもだいたい週に1、2日は必ずオフの日を作るようにしているそうですね。結局そのほうが練習の質が上がるということが広く認知されるようになったということで。まあ~普通に考えてそうだよね!私だって仕事の原稿全くしない日がある週のほうが元気だもん(笑)
なのでノナたちの学校の野球部にも週1回はオフの日があると考えた方が自然でしょう。私の中では月曜日のイメージです。練習がなくて放課後を自由に使えるとなったら…やることはまあ…
という話にしようとしてたんですが真面目なパートが長すぎてハグするところあたりでタイムリミットになってしまいました。「ノナまし」のターンは次回更新に持ち越しです。。
ただ、やっぱりこの真面目なシーンはとばしたくなかったんですよ。以前読んだ書籍の中で書かれていたエピソードがあまりにも印象的で、真白ももしかしたら同じ場面に遭遇したのではないかと思いまして。(↓こちらの書籍です。NHKのETVで放送されたドキュメンタリーの裏話が書かれています。)
※5/25 追記:以下の記述が現状とは乖離があるとご指摘をいただきましたので、教えていただいた正しい情報を太字で追記させていただきます※
<旧文章:
東京には日本で唯一、日本手話で幼稚部~中学校まで学べる私立の学校「明晴学園」があります。本当に日本中でここにしかないので、東京だけじゃなくていろんなところから通ってきています。
「ん?耳が聴こえない人のための学校なら、ろう学校が全国各地にいくらでもあるでしょう。日本で唯一というのはおかしいのではないか」と思われるかもしれませんが、注目してもらいたいのは「日本手話で」という部分です。
現在でも一般的なろう学校ではできる限り補聴器や人工内耳を装用して聴覚活用を行い、唇の形を読んだり声を出して口で話す訓練をしたり、手話を使わなくても相手と意思疎通が可能になるように教育課程が組まれています。手話も昔みたいに全く使用を禁止するというような非人道的なことはなくなったにせよ学校として公に使う手話は日本語対応手話なので、日本語とは異なるプロセスを持つ日本手話をちゃんと学ぶ機会はまずないようです。
生徒と同じように自身も聴覚障がいを持っているという先生自体がまだまだ圧倒的に少なく、基本的に聴者の先生が教えることになるので、生徒の目線に立つことができない、明確なノウハウがないという意味では聴者主体の教育になってしまうのは仕方ない部分もあるのかもしれません。
まあ、それにしてもですね…気味が悪いくらい、耳が聴こえない子供の教育関連でネット検索したりすると、「手話」の選択肢をなんとかして排除しようとする圧力みたいなものすら感じます。知識ゼロの状態では、「日本手話で学べる学校もある」という事実にはなかなかたどり着けません。ええんかそれで。
>
※5/25追記:現在は一般的なろう学校の姿勢も従前とは変わってきており、生徒や保護者のニーズに合わせて日本手話・日本語対応手話を積極的に導入する方向とのことです。私の情報収集が足りていませんでした。申し訳ありませんでした。※
話はそれましたが、真白が中学まで通っていた学校というのはこの書籍でテーマにされている明晴学園をモデルに想定しています。書籍の中の一節に、真白と同じように中学卒業後は一般の高校に通って、「これからは聴の世界を見てみたい。知らなかった世界を知りたい」という思いで高校入試に臨んだある生徒さんのエピソードが紹介されていたのですが…。
まず、「ろう」だと説明したとたんにそもそも受験すること自体を渋られただけでなく、学校側、しかも校長・教頭先生から「一般校だったら2か3のレベルでしょ」「ろう学校は出席するだけで5が取れる」「ろう学校に行けばいいのに」などと面と向かって言われたというのです。
著者の方が「インタビューしながら私ははらわたが煮えくり返る思いだった」と述べられていますが、私も読んでいて相当ショックでした。えっ…学校って、令和にもなってまだそんな認識なの…という…。
つまり、学校のトップの立場の人ですら、悪びれもせずに「お前は耳が聴こえないから頭も悪いんだろう。そんなやつが普通の高校なんか受けて、受かるわけがない。時間の無駄だからやめてくれ」と本人に、しかも未成年の児童に向かって面と向かって言ってるわけですよね。
初めて知った「聴の世界」がこんなんって、悲しすぎませんか。
他の方の話などを読んでいてもインテグレーションの話を持ち掛けた際に遠回しにろう学校に行くようにすすめられたりする例は少なくないようです。
だいたい、聴こえない子供が生まれた瞬間に医者が両親にろう学校のパンフレット渡して「ここに通わせればしゃべれるようになりますよ!」とか言うらしいからなぁ…。ええんかそれで。(2回目)
この話を読んで、私はまっさきに真白のことを思い浮かべました。
真白は何校くらい、こうやって断られたんだろうなぁ。
今通っている学校も、もしかしたら全面的に賛成してくれているわけではないのかも。
建前上、ストレートに言うことはなかったとしても、根本的に聴覚障がい者というだけで偏見や差別感情を抱いている教師だって当然いるでしょう。
学校の勉強はちょっとやばめなノナですが、それだけで学校から出ていけと言われるようなことはまずありません。聴者だからです。でも真白は少しでも不利な面を見せると「お前は耳が聴こえないからダメなんだ、よそ行ってくれ」とどこかから、最悪の場合学校側からレッテルを貼られる可能性にずっと晒されている。
それでもこの世界には音があり、社会を構成する人間は聴者が大半なので、いつかは必ずその中に入っていかなければいけません。真白にとってはそのタイミングが「今」なんですね。だからどんなにしんどくてもリスクがあっても闘うんです。
このあたりは聴者であるノナにはちょっと入り込めない領域のような気がしますが、無理に入り込まないのが正解なのではと私は思っています。お互いに不可侵な部分があってこそ、本当に尊重し合う関係になれる気がします。
なんか漫画より文字のほうが多い!
すみません!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
漫画は次回更新に続きますのでよかったらまた読んでもらえると嬉しいです。
詠里
詠里
2021-08-25 05:47:17 +0000 UTChyou
2021-08-24 15:32:08 +0000 UTC詠里
2021-06-02 17:29:00 +0000 UTCLan
2021-06-02 15:08:47 +0000 UTC詠里
2021-06-02 07:02:02 +0000 UTCLan
2021-05-30 21:33:11 +0000 UTC