時系列的には前回の「狭窄」の続きかな?という感じですがそんなに深く考えなくても大丈夫です。
これは…お母さんに「何してたの?」って聞かれてもちょっと正直に言えないやつですね。「大事にしたいからそんなに簡単に手を出さない」みたいな信条を崩さない人もすごい素敵だと思うんですけど、真白の全力の誘惑(?)に負けてしまうノナをかわいいと思ってしまう自分もいて…この子たちの作者は私なので毎回負けていただいています。
こういうシーン描いてて思うんですけど、真白は音から得られるエロさみたいなものはやっぱりどうしてもわかんないわけじゃないですか。環境音の影響がものすごくでかいシチュエーションはそもそもノナが圧倒的不利だよね…。逆に真白のツボはどこなんでしょうか。そういう話もできたらいいなぁ。
演出の都合上、手話の解説を入れていない箇所がありますので以下で解説します。
真白は「して」と言ったつもりが母音しか出ていません。
手話は「試みる」「やってみる」という意味のものです。
要するに「やめなくていいよ」という意思を伝えたかったんですね。でも音声日本語の形のまま手話にするとちょっと違う意味になってしまうというか、文法的にやや煩雑になってしまいます。というか、真白は音声日本語ではものを考えていないので、「やめなくていいよ」のほうが音声日本語にかなり「意訳」されたもの、ということになります。そして真白は「ノナ」以外の音をあまり上手に発音できませんし、2語以上の音が連続したフレーズをスムーズに喋ることもできません。でも伝えたいことはあるので、自分ができうる中で一番簡単な音声日本語をあてはめます。それが「して」だったという流れです。(結局言えてませんけど、ノナはノナで手話と母音の情報から予測しましたね)
ちょっとねえ、これ聴者同士の漫画だったら絶対こうしてなかった!!というシーンなんですけど…取材を経て、真白はこうするんじゃないか?という確信を得て描いたシーンでもあります。音声日本語で「愛し合いたい」って、高校生が言うセリフじゃないっていうか、日本語っぽさすら少ない言い回し(※「愛する」はもともと日本語の口語表現にはなかった言い回しなので、ある意味では外来語だと私は思ってます)だし、「好き」でかなりの範囲まで代用できると思うんですけど、手話だととにかくストレートに必要なことを伝えないといけませんので、はっきりと「愛し合いたい」と表現するような気がしますね。ダメ押しで指差しをしたり、照れがないです。だってどんなにストレートに伝えても音声じゃないのでノナだけが受け取ることができるんですよ。揶揄じゃなくて物理的に、2人の世界。幸せすぎませんか…
ここまで読んでくださってありがとうございました!
詠里
2021-07-09 16:45:21 +0000 UTCよるべ
2021-07-09 12:38:38 +0000 UTC詠里
2021-03-28 03:02:56 +0000 UTCLan
2021-03-27 20:56:46 +0000 UTC詠里
2021-03-27 11:36:25 +0000 UTCはなすぷ
2021-03-27 04:07:23 +0000 UTC詠里
2021-03-26 12:15:38 +0000 UTCヤマちゃん。
2021-03-26 08:48:44 +0000 UTC詠里
2021-03-26 03:42:17 +0000 UTCらむね
2021-03-25 23:37:43 +0000 UTC