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ホゾヒカル
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暴かれた"X" その5

エニルによって『"臍"オークション』に"出品"させられたガロード。


その特徴的なバッテンベソはオーディエンス達の注目を集め、さらにはエニルの提案によりその臍がどこまで伸びるか…『ベット』が始まってしまう。


大勢の衆目を集める中、限界以上まで引き出されてしまうガロードの臍。


結果的に彼の臍の引き出される値を見事的中させたエニルにより、再び彼は彼女の魔の手に落ちてしまうのであった…




とある高級レストラン。


今、そこにいるのはたった一組の客…


純白のクロスが掛けられたテーブルに向かうように女性と少年が座っていた。


「どうガロード?美味しい?」


笑みを浮かべながらテーブル向かいのガロードへ語り掛けるエニル。


彼女はいつものラフなへそ出し姿ではなく、このレストランに似つかわしいフォーマルなドレスを着用している。


一方のガロードも、彼には珍しく襟元までキチンとボタンをかけた白のシャツにダークグレーのスーツ(ボトムはまるでお子様用スーツのような半ズボンではあったが)と場に似つかわしい格好であった…


が、彼の置かれた状況は少々異常なものであった。


「…ぐ、ぐっプ…」


エニルの問いかけに苦しそうな呻き声を上げるガロード。


今、彼は肩口と太ももを拘束バンドで椅子に縛り付けられ、さらには両腕も背もたれの後ろに回され手首までバンドで結び付けられている。


そんな椅子に捕らわれた彼の眼前の机の上には、数え切れないほどの料理が所狭しと並べられていた。


「ほらガロード、この前の臍オークションで皆から大金を手に入れたお祝いなんだからもっと食べて頂戴。どれも超一流シェフが作った料理よ」


妖美な笑みを浮かべながら、食事を促すエニル。


だがそんな彼女の発言とは裏腹にその手には拳銃が握られ、銃口はガロードに向けられている。


「うっぐ…こ、これ以上は…は、入らねぇ…よ…」


苦悶の表情を浮かべながらこれ以上の食事を拒否しようとするガロード。


既に彼の腹にはその容量の限界以上の料理が収まっており、その証拠に着用しているシャツとスーツのお腹辺りもパツンパツンに伸び切っている。


もともと意図的に彼の体型よりも小さめのサイズを着用させられていたこともあり、その前で閉じられたボタンも今にも弾き飛ばんばかりの状況であった。


「駄目よガロード、全部食べなさい」


それまで浮かべていた笑みから一転、鋭い眼光でガロードを睨み付けるエニル。


「これは全部あなたのために用意したものなの、もし一粒でも残したりしたら…」


チャキッ


わざと拳銃の撃鉄を起こし改めて彼にその"存在"を認識させる。


「ぐ…ッ、くそぉ…」


こうして延々と望まない飲食を強要され続けていたガロード。


エニルの目くばせによって両脇に控えるウェイターが彼の目の前に肉料理の乗った皿を差し出し、そしてその一切れをフォークで彼の口元まで持ってくる。


「うっッぷ…」


もはや料理の匂いが鼻に入ってくるだけでも嫌悪感が生じる。


だがエニルに銃を向けられたガロードはそれを食べるしか選択肢は無かった。




「はぁ…はぁ…はぁ…ぐっプ…!」


なんとか差し出された一皿食べ終えたガロードであったが、彼の腹はますます限界であることを認識させるかのようにその鈍い痛みを内部から発信させている。


「ぐぁぁ…も、もう…無理だ…は、腹が…破裂しちまう…」


改めて自分の腹の限界を訴えるガロードだったが…


「だから全部食べ切るまで駄目だって言ってるでしょ」


返答は変わらずエニルはさらなる飲食を促す。


「だ、だけどよぉ…も、もう…俺の腹がぁ…」


「…じゃあ少し痛い目を見てもらうかしら?」


銃口をガロードのむき出しの左太ももに向けるエニル。


「その綺麗な生足…傷つけるのは勿体ないけど、痛みがあればお腹の苦しさも紛れるでしょ」


「よ、よせ…!!」


エニルの眼が本気であることを察し、拘束されながらも暴れんとするガロードだったが機械的にウェイターたちが彼の体を椅子に抑えつける。


「や、やめろォッ!!」


「………」


エニルの指がその引き金を引こうとする瞬間であった。

パァンッ!!


「がっはァッッッ!!!!」


炸裂音のような衝撃音が響き渡る。


同時にかろうじて閉じられていたボタンがついに弾き飛び、左右に押し広げられたシャツの間から現れるその膨らみきった腹。


さらには先の臍オークションによって引き出された彼の出べそも、その腹圧によって勢いよく飛び出した。


「!!……ハハ、アハハハハハハ!!!!!!!!!」


まるでビックリ箱のように飛び出したガロードの出べそに思わず笑い声を上げるエニル。


「アナタってホント面白いわねガロード…」


引き金にかけていた指の力を緩めるエニル。


「…でもあなたのお腹を抑えつけていたボタンも弾き飛んで、それで少しはお腹に余裕が出来たでしょ?さあ、食事を続けて頂戴」


「う、うぅ…」


開かれたシャツの合間から大きくそそり出した自身のお腹…


だがその腹の中に既に入った以上の量の料理が、目の前のテーブルには並んでいる…


終わりの見えない絶望的な状況…だがガロードはひたすら食事を続けていくしかなかった…


【続】

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