魔術によって変化したソフビ娘を、更に魔術を重なって腕時計に組まれる小ささにするのは、できないことではない。しかし縮小状態は粒子に働く基本相互作用を抑え続けることである為、ソフビ化とは違い、魔力供給が中断すると、徐々に効力が弱まって元の大きさに戻る。
故にこの腕時計に組み込まれたソフビ娘は、実は魔術と錬金術を使って縮小複製したものだ。指定した比例の分子レベルの複製なので、本物と同じ材質にすることも、機械に適した材質にすることもできる。出来たのは元から命のないモノなので、状態変化に関わる問題も発生しない。
ちなみに魔力供給を保証すれば、一時的に本物の人間を使うこともできなくはない。消耗が激しいので、大賢者級でもないと使えないらしい。