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田原摩耶
田原摩耶

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【↑100】飼い主不在⑦※【5,800文字/四川×原田/三角関係/絶倫/恋人プレイ】

▶ 前回 https://t589423.fanbox.cc/posts/8490159 ▶ 飼い主不在シリーズ https://x.gd/l3IwC 「ん、ふ……っ」  部屋に入るなりキスとかまじか?こいつ。  せめてシャワーとかなんかこうもうちょっと色々あんだろ、しらねえけど。ムードとか。しらねえけど。 「……っ、し、せん……っ」 「舌、……出せよ」 「ん、ぅ……っ」  言いたいこと色々あったのに、なんか見つめられて耳揉まれるとわけわかんなくなってきた。俺も俺でなんで素直に舌出してんの。  こんなの俺じゃない。のに。止まんねえ。  言われるがまま出した舌ごと絡め取られる。尻揉まれながらキスされて、つか、当たってるし。臍辺りに勃起したもんごりごり押し付けられるけど腰を逃すことも許してくれない。 「し、せ……風呂……っ」 「いいだろ、別に」 「ゃ、おまえ、まじで……っ」 「誘ったのお前な」 「……っ、お、お前だろ……っ! ん、お、おい……っ! せめてベッドまで行けっ!」 「無理」  ガチャガチャ緩めたベルト。そこから現れる下着が可哀想なくらい切羽詰まってんの見て思わず息を呑む。  どんだけ我慢してたんだってくらい、なんか濡れてる。つか、お前。お前俺のこと好きすぎだろ。  テント張ったそこを押し付けられたまま、ごく、と固唾を飲む。  そんなに全身で求められたらなんか、俺が悪いのか?って気分になってきた。いや、本当にそうか?落ち着け。  落ち着……。 「挿れたい」  顔を覗き込まれ、見つめられる。  腹の上、下着越しにドクドクこいつの鼓動まで流れ込んでくるような気がした。  なんだよこいつは、こういうときばっかり年下っぽい真似しやがって。普段はなんも人の許可も取らねえくせに。 「原田」  脳が痺れる。  腹の奥、どろりと蜜が溜まったみたいに重たくなっていく下半身の疼きをどうこうすることはできない。目の前のそれで納める以外。 「……っ、し、かたねえな……」  そう、仕方ないのだ。これは。  不可抗力なのだ。なんなら四川と笹山の誘いを断れなかった時点で、俺はもう片足どころか両足どっぷりと浸かってしまっていたのだ。 「っ、は、ぁ、四川……っ、ん、んん……っ!」 「……っ、締め付けすぎ、お前……っ」 「そ、んなこと、言われても……っ! っ、ぅ、あッ」 「そんなに好きかよ、コレ」 「っ、ち、が、……ぁっ、う、うご、くな……っ! ん、ぅ……っ!」 「そこは素直じゃねえのかよ……っ、ふ、ま、いいけどよ」  ローションでぐちゃぐちゃになってるケツの穴を立ちバックで穿られる。ストロークの度に四川のものがいいところに引っかかってその度に声が抑えきれなくなる。  俺、こんなに声出てたっけって自分で引くほどに声が抑えられない。それが恥ずかしいのに、抑えきれないのでどうしようもない。  その原因はわかってる。 「し、せ」 「なんだよ」  脳味噌の裏側から聞こえてくる四川の声が妙に優しくてむずむずする。  そう、これだ。普段ならこっちのことなんてお構いなしのくせに、今日のこいつはなんか……なんというかねちっこい。つか、優し過ぎてなんか……なんか……。 「っ、ぅ……~~っ、」 「なんだよ」 「ゆ、さぶんな……っ! っ、や、っぱいわね……」 「言え」 「い、わね……っ! ん、ぅ」 「言えって」 「だ、だって……お前、怒る、から」 「……あ?」  もう今若干イラッとしてんのなんだよ。そのくせ腹の中の四川の性器が反応して、堪らず腰が震える。 「言え」 「はっ、も、もう怒ってんじゃねえかよ……っ! や、ぁ……っ」 「怒ってねえよ、……気持ち悪ぃから言え」 「ん゛むぅ」  肩を掴まれ、そのままばぢゅんと奥までみっちりチンポ嵌められると脳味噌に熱が広がる。隙間なく抱き締められるような体勢のまま「言え」と再び耳元で命じられ、奥をぐぷ、と押し上げられるだけで息が漏れた。 「ぁ、……っ、ぅ、……それ、やめ……っ」 「言ったらやめてやるよ」 「……っせ、いかく悪……っ」 「俺がいい子だと思ってたのかよ」  四川が笑う度に腹の中にずっぽりと収まった性器越しに振動が伝わってくる。そのまま更に奥まで潜ってくる性器から逃れようとするが、がっちりと抱き竦められれば身動きすることもできない。痙攣する内腿を撫で「言えよ、ほら。怒ってねえから」と絶賛精子が生成されている睾丸を柔らかく握り込む。 「っ、ふ、ぅ……っ! ぁ、そ、こは」 「……パンパンになってんじゃねえかよ。さっさと出してえだろ、ここ」 「ん、ひぐ……っ」  そのままもう片方の手で性器で膨らんだ腹部を揉まれ、チンポと指で前立腺を挟まれコリコリとマッサージされる。  こいつ、なんて真似するんだ。鬼か。鬼だった。知ってた。 「っ、わ、かった! い、いうから、それ、ん゛、や゛……っ!」 「相変わらず雑魚すぎんな、ここ。……んじゃ言え」 「っ、ゆび、こりこり、やめろ……っ!」 「やだ、このまま言え。散々勿体ぶった罰だ」 「こ、の……っ、ん、ぅっ、う゛……っ!!」  ふざけんな、と言いかけた矢先絶妙な力加減で押し上げられて瞬間、ぞくりと下腹部から全身へと熱が広がる。  やばい、このままでは。漏れる。色々。  腹を優しく刺激する硬い指先を掴み、「わかった、わかったから」ともつれる舌でなんとか声を絞り出せば、四川は口の端を持ち上げて笑う。満足げなのが腹立たしい。 「っ、言うから、ぁ゛、揉むのっ、やめ、ん……っ」 「弱過ぎんだろ、お前これ」 「い、から……ぁ゛~~……っ」  仕方ねえな、と最後の仕返しと言わんばかりにデカい掌全体で柔らかく腹を圧迫される。瞬間、脳味噌に直接電気でも流されたみたいに頭ん中目ん玉視界全てが明滅する。  粘膜伝い、筋の凹凸までより鮮明になるほどの圧に耐えきれずに下半身から力が抜け落ちたとき、「おっと」と四川に抱き寄せられた。そこでようやく俺の腹から手を離したやつに体を預けたまま、俺は四川の顔を見上げた。 「お、まえ……なんか今日、や、さしいって……言おうと思った……けど」 「……けど?」 「撤回……する」  どく、どく、と焼けるように熱くなった亀頭からとろりと溢れる先走り。四川は「そりゃ残念だ」と全然悪びれない様子で呟き、そしてそのまま首を掴むようにして人の顔を持ち上げる。  噛み付くようなキスをされながら、再びゆっくりと腰を動かし始める四川。ずっと擦り潰され、揉まれ、すっかり肥大した前立腺を更にチンポで押し潰される。 「ん、ん」と声を殺すことも出来ないままひたすら全身で四川の熱をぶつけられ、なすがままに貫かれるのだ。 「っ、ん、ふ、……っは、し、せん……っ! は、ぁ……っ! そ、こ、や」 「お前、俺が優しいとか言ってっけど……お前も大概だからな」 「っ、ぁ、う、ひ」 「……煽り過ぎ。なんだよその顔、お前……っ」 「しら、な、ぁ……っ、んん……っ!」 「じゃあ知っとけ、……俺以外の前でそういうの、やめろよ」  馬鹿、何言ってんだ。無茶苦茶だ。そんな顔ってどんな顔だよ。馬鹿。手加減しろよ。  言ってやりたいことはたくさんあったけど、舌を絡められてそのまま顎裏舐められたら全部吹き飛んだ。  溜まっていた唾液ごと啜られ、舐め取られる。それからまた唇を吸い上げられれば、甘い熱に薄皮ごと溶かされそうになった。 「っん、む、……は、しせ、……っ、! っ、う」  腹の奥まで貫かれたとき、喉元まで迫り上がってきていた快感の波に飲み込まれる。二人分の鼓動が重なったとき、腹の奥、四川のものが大きく反応するのがわかった。  次の瞬間、最奥でぶち撒けられる熱に大きく仰反る。無意識に四川の腕にしがみつけば、再び唇を塞がれる。 「っ、ん、ふ、ぅ……っ!!」 「……っ、……ふ」  どさくさに紛れて絡められる指だとか、肌に張り付いた服が邪魔だとか、この体勢だと抱き締め返せないだとか。  色んな思考が取り留めなく溢れ出しては霧散する。  長い射精とともに注がれる熱にただ体が震える。重たくなっていく下半身すら、なんだか悪い気がしなかった。 「っ、……出し過ぎ、お前」  射精が終わり、ようやか唇が離れる。余韻で茹るような頭のままそう呟けば、うるせえと四川は再び俺の唇に噛み付いてきた。  まさかまたここでやるつもりなのか。次はせめてベッドでやってくれ。そうハメたまま萎えるどころか栓したままの四川の腕をバシバシと叩き抗議した結果、渋々ハメたままベッドまで駅弁で連れて行かれるわその最中で二回イキかけたわ休憩入れずに再びベッドで二回戦雪崩れ込むわと死にかけるハメになったのは言わずもがなだった。 「……俺、お前んち行きたいって言ったのに」 「だから後で連れて行ってやるって」 「………………歩けねえんだけど」 「……っふ」  何笑ってんだこいつ。  ムカついて寝たまま手繰り寄せた枕を四川にぶつければ、「テメ」とキレ返してくる四川。そしてそのままあっさりと押し倒される。 「ま、待て、お前まだすんの……?」 「まだ時間あんだろ」  そうだけど、それはホテルの仕様の話で俺たちの関係は時間制限付きだったのでは?と考えたところで四川にキスされる。こいつ、完全に誤魔化そうとしてやがる。  ムカつくけど、拒もうとしても口を開くのを強請るように何度も口の端を軽く吸われるとつい弛んでしまうのだ。俺が優しいばかりに。 「ん、も、おい……誤魔化すな……っん、四川……」 「後で俺んちに連れていくから問題ねえだろ」 「それって……っ」  服を着る暇もなく晒していた人の胸に触れてくる四川にぎょっとしたのも束の間、弄ぶようにこりこりと指の腹で挟まれる瞬間落ち着きかけていた感情が再び波立ち始める。 「ん、……っ、ぅ、しせ……」 「……それとも、もう良いのか? お前は」 「……っ、……」  やめろ。なんだその顔は。少し寂しそうにすんのやめろ。やめてくれ。  最初はこいつと笹山が言い出したルールだったわけだし、一日お試しって話だったのに余裕で日を跨ぐし。  それでホイホイこいつの部屋に行くって、それはもう俺にでも分かる。そういうことじゃねえかと。 「……なんか言えよ」  ぎゅ、と抱き締められたまま何を言えと言うのか。  弄られる胸の奥がぢり、と熱くなる。硬く尖ったまま一向に収まる気配のないそこを転がされながら、熱に浮かされた頭で『本当にこれでいいのか?』『ちゃんと考えるんだ!流されるな俺!』とイマジナリー俺が声を上げる。  多分はっきり言われねえとこのままずるずるになる予感がした。けど、乳首柔らかくなるまで揉まれてまたすぐ硬くなるそこを挟まれて摘まれてぎゅーっと引っ張られてるうちに理性の俺はどっかに行ってしまった。 「し、せん、ぅ」 「……帰さねえよ」 「っは、お、まえ……んっ、は、ぅ」 「つか、俺にしろ」 「ん、う、あ……っ!」  柔らかくなったまま、ぐっぽりと口を開いたそこに躊躇なく入り込んでくる指に堪らず体が丸くなる。長く筋張った指に腫れ上がった前立腺を今度は内側から揉まれ、あっという間に亀頭に熱が集中してきた。 「っは、しせ、ん゛……っ、ひ、ぃ゛……っ! ゆび、だ、やめ」 「お前、俺のこれ好きだろ。……なあ? 散々咥え込んで離さなかったもんな」 「は、ぁ……ッ!」  ぶるりと大きくそり返る性器に重ねるように、覆い被さってきた四川は自分のものを擦り合わせる。既に溢れ出していたカウパー同士がくちゅくちゅと音を立てて擦れ合うだけで性器に電流を流されたみたいに酷く感じた。  腿を掴まれ大きく開脚させられたかと思えば、そのまま俺のものよりも一回り二回りも太く長いそれを見せつけるように肛門、睾丸、そして性器へと擦り付けるように腰を動かす四川。 「っ、ケツ、擦れるだけでヒクついてんだけど。指よりこっちのが良かったか?」 「っばか、も……っ、う、あ……っ!」  にゅる、と股の間を往復する性器に弱いところ一気に摩擦されるだけでただでさえ先程まで散々いじり倒され過敏になっていた下半身は溶けそうなほど熱くなる。  カリが肛門の淵に引っかかり、うっかりぬぽ、と頭が一ミリでも埋まりそうになるもんならそれだけで一気に口輪筋が収縮し、それが四川からは丸わかりだと気付いて余計恥ずかしくなった。腕で顔を覆い隠そうとすれば、「ダメだ、こっち見ろ」と手首を掴まれ頭の上で固定される。 「俺が良いって言え」 「ず、りぃ……っ、こんな、の……っ」 「は……っ、ずるくねえ、最初にルール破ったの向こうだろ」 「ん、う……っ、は、そんなこと……っ」  笹山、お前のせいだぞ。  ここにはいない笹山に訴えつつ、大きく持ち上げられた下半身。丸出しになった肛門に頭を押しつけられたまま動きを止める四川に目を見張る。  見下ろしてくる四川。ずしりと重たくなった性器。これをはめられたときの感触を思い出しては喉が急速に乾いていく。いや、こんなのは。でも、確かに笹山が悪い。  じゃあ、いいのか?  延長、しちゃっても。 「……お前が言わなきゃバレねえよ」  悪いやつ。そうだな、お前は良い子じゃないんだっけか。  俺を共犯にしやがって。  ムカつくのに、そのままぐぷ、と濡れそぼったそこに頭を埋め込んでくる性器に胸の奥が熱くなる。声を抑えることすらも忘れ、俺は自ら四川の胸にしがみついてやつの性器を出迎えた。  結局、その後ぶっ通しで抱かれた後泥のように寝落ちし、時間ギリギリまでホテルで寝こけたあと俺は四川とともにホテルを出た。気付けば外はすっかり明るくなっていた。 「んじゃ、行くぞ。俺んち」 「へえ、どこに行くって?」 「だから、言ったろ。俺んちに――」  ホテル通りを抜け、適当なタクシーでも使おうとした矢先だった。四川の背後に見慣れた長身の影を見つけ、俺は青褪めた。  それは四川も同じだった。 「げ、笹山……」 「二人揃って朝から出勤……じゃ、ないですよね? 二人ともその服、昨日と同じですし」 「え、ええと……これは……」 「朝帰りと呼ぶにはだいぶ日は高いようですけど」  腕時計を確認し、にこりと微笑む笹山の笑顔がただ恐ろしかった。 「丁度いいですね。俺も阿奈の家に遊びに行こうかな」 「は? テメ、ふざけ……」 「この際白黒はっきりした方がいいだろ? お前も」 「………………」  顔を見合わせる四川と笹山。この一瞬で二人の間でなにかしらのやり取りが行われたようだ。  暫しの沈黙の末、先に折れたのは四川だった。 「……仕方ねえな」  かなり渋々といった様子で四川は後ろ髪を掻く。  道端で喧嘩おっ始めるのではないかとハラハラしていただけに、先に折れた四川には驚いた。 「原田さんも、構いませんか?」 「お……おお、二人に任せる」 「ありがとうございます」  ここで逆らった方が後が怖そうだ。  それから適当なタクシーを拾うことになったが、移動中終始無言なのがめちゃくちゃ怖くて運転手のおっちゃんと俺は多分同じ顔になってた。  続く

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