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田原摩耶
田原摩耶

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生徒会仮眠室で飼われてる齋藤の性処理担当する灘SSS※【↑100/5,000文字/灘×齋藤】

 芳川会長に監禁されてどれほどが経っただろうか。  生徒会室の仮眠室、その扉が開かれるのは定期的なトイレタイムと食事が運ばれるときくらいだった。ここ最近は会長も忙しいのかもしれない、灘や栫井、それからたまに十勝が遊びに来ては俺の相手をしてくれる。五味が会いに来てくれないのは厄介事に巻き込まれたくないからだろうか。  それでも十勝たちの話を聞く限り、「ちゃんとあいつの面倒は見ろよ」だったり「トイレ、そろそろじゃないか?」と気に掛けてくれているらしいので嬉しかった。 「ほらご飯だぞ、佑樹。今日はお前が好きな焼き魚定食もらってきたからな。なんと骨抜きだぞ」 「……腕使えねえのに米と魚料理持ってくんなよ」 「ああ? うるせーな栫井のくせに、お前だってなんだよそれ。リゾットとかやめろよ、食いにくいだろ」 「んなもの皿に顔を突っ込んで舐めりゃあいいだろ。……ほら、犬は犬らしく食えよ」  そう、首輪をハメられた俺の目の前に料理が置かれる。猿轡を外され、ぷはっと息を吐き出した。求めていた新鮮な空気。そして、食欲を掻き立てる料理の美味しそうな匂いに腹部がきゅるきゅると鳴り響く。 「っ、お、お願い……腕……外して……」 「あーあーごめんな佑樹、栫井のやつ性格悪いから」 「チッ……つまんねえ事してんじゃねえよ」 「うるせ、佑樹が可哀想だろ」  ほら、と十勝は俺の両腕に嵌められた手錠を外してくれる。けれど、完全な自由ではない。首輪を繋ぐ鎖は仮眠機の柱に繋がっており、動けない。  辿り着けないギリギリのところに置かれた料理に必死に手を伸ばそうとするが、指先が掠めることすらなかった。もどかしくて、縋る気持ちで十勝を見上げれば俺の訴えに気付いたようだ。「あ、そっか」と十勝は栫井の用意したリゾットを手に取り、そしてスプーンを手に取る。 「ほら、あーんだな。あーん」 「……っ、ん、あ……熱……っ」 「ああ、悪い悪い! お前猫舌なんだっけ? ほら、ふーふーしてやるから」  スプーンで救ったそれを息を吹き掛けて冷ました十勝は、「ほら、もっかいあーんな?」と再びその先端をこちらへと向けてくる。俺は少し躊躇い、ええいと半ばやけくそにそれを口に咥えた。  先程の一口で火傷した咥内は染みたが、先程に比べれば遥かに食べやすい。俺はスプーンの上に乗ったそれを咀嚼する。そして空になったスプーンから口を離せば、「お、じゃあ次な」と十勝はもう一口掬ってくれる。  首輪をつけられ、同年代である二人に食事の介添えをされてる俺の姿は傍から見れば異様な光景だろう。俺だってそう思う。最初は躊躇ったし、もうこんなことはやめてくれと何度も訴えかけた。  けれど、今となってはこうして誰かに世話してもらえることが当たり前になっていたのだ。  栫井の用意したリゾット一杯だけで腹は膨れ上がっていた。 「定食は無理そうだな。ま、俺が食うかな〜」 「……っ、ん、……ごちそうさま……でした」 「お、ちゃんとごちそうさまできてんじゃん〜! 栫井よりも偉いな、佑樹」 「……お前はいちいち一言一言余計なんだよ」  最後まで言い争いをしながら二人は料理を片し、俺の拘束を再び戻して仮眠室をあとした。  十勝が帰ったあとは毎回余計寂しくなる。嵐のあとの静けさのようなものだろうが。  空腹も満たされたあと、今度やってくるのは眠気だ。怠い体を動かし、芋虫のように這い擦ってベッドの上へと登る。うつらうつらしていると、とうとう起きていることも限界になった。そのままずるずるとベッドの上に横になり、丸くなる。  微睡みの中、俺は意識を手放した。  ぐちゅぐちゅと濡れた音が響く。どこから聞こえてくるのだろうか。どろりとした意識の中、全身が徐々にじんわりと火照っていくのを感じた。 「っん、う……ッ」  体勢が定まらず、何度か寝返りを打とうとするがなにかがそれを阻害する。最初は下半身がむずむずするだけだった。  しかし規則的に下半身に与え続けられる刺激に我慢できず、俺はとうとう瞼を持ち上げる。薄暗い部屋の中、ベッドの上に立っていたその人物を見上げたまま俺は息を吐く。 「っ、な、だく……ッ、」 「そのまま眠ってても結構です。このまま処理しますので」  開かれた股の間、いつの間にか身につけていた下着すらも剥ぎ取られて剥き出しになった下腹部を弄んでいた灘は相変わらずの鉄面皮のまま口にした。そう言う間も性器を摩擦する手は止まらない。  ローションで濡れ、心許なさげな照明で照らされる性器は天に向かって反りたっていた。食後、皆が寝静まった頃、定期的に灘がやってきて俺の性処理を行ってくれる。  最初はびっくりしたが、今ではもう灘に身を預けた方が自分でも楽だとわかっていた。 「っ、ん……ぅ……ッ」  先端から溢れる先走りはローションと混ざり、睾丸を伝って肛門まで流れ落ちていく。それを片方の指で絡めとった灘は、柔らかく閉じたそこへと塗り込んでいくのだ。 「っ、ん、な、だくん……ッ」 「如何されましたか」 「そ、っちは……ッ」  いつもならば前だけで終わるはずなのに。普段ならば触らない場所に触れられ、緊張する。 「芳川会長からのご命令です。そろそろ閉じる頃だろうから今晩の内に肛門器官への挿入を慣らしておくようにとのことです」 「っ、……か、いちょうの……ッ?」  ええ、と灘の人差し指がつぷりと肛門に埋まる。骨張った指はそのまま容赦なく第一関節、第二関節へと沈んでいき、中を柔らかく揉みほぐすように広げていくのだ。 「恐らく明日には君に会いに来られるのではないでしょうか。そのためかと」  ぐぷ、ぬぷ、と音を立てて体内で灘の指が動く。念入りに内壁を指の腹で揉み解し、ローションを直接塗り込んでいく灘。その間も止まらない愛撫。外側内側両方からの責め苦に耐えられず、下腹部は痙攣する。奥歯を食いしばり、必死に耐えようとするが、そこまでの堪え性は俺にはなかった。呆気なくどぷ、と精液が溢れ、シーツを汚す。それを一瞥し、灘はそのまま性器への愛撫を続けた。 「っ、待っ、ひ、ぅ、灘く……ッ」 「睾丸が腫れています。ここに溜まったものも全て吐き出しておきましょう」 「っ、い、ひ……ッ!」  灘の長く無骨な指先は繊細な動きで的確に俺の弱いところを攻め立てていく。逃れようとしても無駄だった。首輪についた鎖に引っ張られ、首が締まる。酸素が薄れれば薄れるほど脳がモヤがかったように痺れ始め、その状態で淡々と愛撫されるとより快感が増し、開いた唇からは情けない声が漏れた。 「なだく、ッ、待っ、ぅ、まだ……っ、だめ、お、おれ……ッ」 「どうぞ、遠慮は不要です」  精液も混ざり、己の体液でどろどろに汚れた精液をさらに性器の表面にに塗り込まれる。腹の裏側、前立腺の凝りを指先で揉まれればまた違う快感が広がり、やわやわと強弱をつけて刺激される都度思考が乱れた。逃げようとする腰を捉え、ゆっくりと、それでも的確に、丁寧に、快感一つ一つを手繰り寄せるように灘は愛撫を繰り返す。  競り上がってくる熱はあっという間に喉元までやってきた。 「っ、く、ぅ……ッ!」  再び頭を擡げたそこを重点的に摩擦されれば、あっという間に限界まで腫れ上がった陰茎から熱が迸る。先程よりも濃くはなく、量も多くはない。赤く腫れた尿道口から滲む分泌液を拭うように触れられ、その感触でまたイキそうになる。  連続で絶頂させられ、お世辞にも体力があるとは言えない俺はすでに疲弊しきっていた。  ベッドの上、仰向けのまま脱力する俺を見て灘は肛門から指を引き抜いた。異物感が失せ、なんだか胸の内がぽっかりと空いたような心地を覚えながらも呼吸を整える。 「な、だく……」  ようやく済んだのだろうか。そうぼんやりとした頭の中、目の前の灘を見上げたときだった。開かれたまま、閉じることを忘れていたその股の間、ぱっくりと口を開けていたそこになにか固い感触が触れる。  え、と思わず視線を向けるが、薄暗いのと角度からはそれがなんなのか判別することが出来なかった。 「待っ、ぁ、なに……これ、ぇ……ッ」 「アナル拡張用の電動プラグだそうです。これを常に挿入させておくようにと」  眉ひとつ動かさず、灘はプラグの先端部を埋め込んでくる。  いくら慣らされたとはいえど限度というものがある。男性器とはかけ離れた、膨らんだ風船のような形状のそれをぐっと押し込められるだけでさっきまでの喪失感も吹き飛ぶような圧迫感に堪らず声が溢れ出した。 「ふ、う゛……ッ!」  ほぐされた括約筋をさらにゆっくりと押し広げるように挿入される。息を吐き、なるべく負荷のかからないようにと力を抜こうとするが、おそらくそのプラグの最大径部分まで肛門に埋まったとき、じんわりと嫌な汗が全身から溢れ出す。 「く、んうぅ……ッ」 「苦しいですか」 「い、や……ぁ、く……ッ」  サイズも俺に合わせてあるのだろう。絶対なにかしらの後遺症が残るのでは、と戦々恐々としていたが、実際挿入されてみると腹の中に納まったプラグの太さは絶妙だった。呼吸のたびに無意識に下腹部に力が籠っては前立腺を常時押し続けられる、そんな状況でまともに休むことなど出来なかった。 「先刻申し上げた通り、貴方にはこれを挿入したまま過ごしていただきます」 「……ッ、ん、そん、な……ッこと……ッ」 「会長からの託ですので」  そう、灘は根元まで収まったそのプラグの底部に触れる。瞬間、腹の内側、粘膜を押し上げていたその異物が振動し始めた。 「待っ、ァッ、ひ、う゛……ッぐ……ッ!」 「また頃合いを見て様子を伺いに来ます。それまでそのまま我慢して下さい」  言いながら、根本から外れないように再度しっかりと挿入された状態で下着を履かされる。腹の中収まった異物に刺激され続け、冷静に話すことなど不可能だ。待ってくれ、せめて振動は止めてくれ。そう言いたいのに、言葉を発するために開いた口からはうめき声を上げることしかできなかった。 「それでは、失礼します」  業務を終え、灘は俺が再度身動きが取れない状態で拘束されているのを確認して立ち上がった。  内部のプラグの振動に現れて小刻みに痙攣する下腹部を隠すこともできないまま、灘は俺に一礼してそのまま仮眠室を後にした。  何度も射精させられた状態のまま、常に性感帯を不規則なストロークで押し上げられ、揉みほぐされ続ける。慣れることなどできない。朦朧とした意識の中、五感が麻痺していく中快感だけはより研ぎ澄まされていくのだ。  それからどれほどの時間が経過しただろうか。  朝食の時間まで誰も仮眠室にやってくることはない。腹の中で響くモーター音を朧気に聞きながら、俺は萎えることのないまま勃起した性器から溢れる先走りの一滴一滴の感覚まで辿るほど、神経は過敏になっていた。  全身は火照ったまま、己の精液と体液が染み込んだ下着がただ気持ち悪かった。  早く、早く会長に会いたい。早く楽にさせてほしい。  咥えさせられた猿轡にガリガリと歯を立て、そんな風に荒く呼吸を整えて気を落ち着かせるのが精一杯だった。手が使えれば自分自身で慰めることができたのに、会長はそれすらも許さない。 「ふ、ぅ゛……ッ」  浮いた腰を動かし、せめてもの慰めに振動するプラグが良いところに当たるように腰を動かす。一時的に気持ちよくはなり、一瞬ではあるが常に焦らされたような感覚から開放されるものの本当にその場しのぎだった。  その直後、より一層強い飢餓感が襲いかかってくるのだ。悪循環。否、会長はそれを目的としていたのかもしれない。  犬のように飼い慣らされてどれほど経ったのか、自分でも覚えていない。それでも今は、仮眠室の扉が開くことを待っていた。  会長、誰か、この際誰でもいい。早く楽にしてくれ。  繰り返し、俺はその扉が開くことを犬のように待ちわびていた。  おしまい


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