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田原摩耶
田原摩耶

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『また会いましょう』後日談※後編【↑500/11,500レイプ/性奴隷/言いなり/軽リョナ】

前日譚【https://www.fanbox.cc/@t589423/posts/1961027】 前編【https://www.fanbox.cc/@t589423/posts/2887395】 「ナイト……ッ!」  咄嗟に声を上げてしまうが、それもすぐ観衆たちの声に掻き消された。放たれた魔獣をいとも容易く真っ二つに断ち切ったその剣士は、そのまま大剣を二頭目の魔獣の開いた口にねじ込んだ。降り注ぐ血に怯むこともなくただ淡々と始末する。 顔や背格好こそはあいつと瓜二つだったが、そこに情も躊躇もない。本当にあのナイトなのか確証が持てなかった。けれど、あの剣捌き――ナイトそのものだ。 「この地下闘技場では、あまりにも腕が立つやつは人間ではなく魔獣と戦わされるらしい。――ま、シードということだ」 「お前は知っていたのか、あいつがここにいるって」 「さあな。俺もこの街に来たのは初めてだ。だけど――丁度良かったじゃないか」  あまりにもいつもと変わらないメイジ。元からそういうやつだと分かってても、まるで自分ばかりが化かされているような気分になった。  これは、夢なのか。ナイトがいる。ずっと探していたあいつが。それなのに、まるで別人のような冷たい目をしたあいつを見て胸の奥がざわついた。  そもそも、何故ナイトがここにいるのか。  疑問は湧き上がる。まさか、罪人としてこの街で捕らえられたのか。それが一番可能性としてはあるだろうが、それならば俺達の耳に入らないのはおかしい。そもそも、イロアスの死がまだ広まっていないというのに。  いても立ってもいられなかった。観客席を出て、参加者専用のラウンジに向かおうとする俺に、「会いに行くのか」とメイジに呼び止められた。 「またパーティーに戻ってきてもらうつもりか? 頭を下げて、味方殺しのあいつに」 「違う、確かめるだけだ」 「そうか、しかしまあ気をつけた方がいい。見た限り、相当気が立っているようだからな」  お前に言われなくとも、俺の方があいつのことは知ってる――なんて言い返すことはできなかった。  自分でも会ってどうするつもりかなど考えていなかった。けれど、この機を逃せば二度と会えない気がしたのだ。  観客席にメイジを残したまま、俺はロビーへと向かう。そのまま参加者専用通路へと忍び込もうとしたが、見張りの兵に捕まる。 「ここは部外者以外立ち入り禁止だ」 「参加してる黒い甲冑の男に用がある、会わせてくれ」 「駄目だ、試合中だぞ。勝って帰ってくるのを待つか、仏さんになるのを待て」 「とはいえ、あの男ならそんな心配も無用だろうがな」兵士の言葉に「どういう意味だ」と尋ねれば訝しげにこちらを見る。 「なんだお前、この闘技場に来たのは初めてか? あの剣士ならば負けることはないだろうな」 「……あの男は前からここに来ているのか」 「俺が知る限りじゃここ最近だぞ。身なりも悪くないし金に困ってるようにも見えない、話しかけても反応しない愛想の悪いやつだ。――あんた、あの男の知り合いか?」 「それを確かめに来た」  余程暇してたのだろう。お喋りな兵は俺の言葉に「へえ」と興味深そうな顔をした。  けれど、この男との会話に付き合っていてもこれ以上有益な情報は手に入れられそうにない。 「まあそう慌てなくてもその内終わるだろ、今日はあまりいい対戦相手はいないから魔獣を出すしかなかったほどだ。けど、あの男が出ると俺達の仕事も楽になるから助かる」 「……」  落ち着かない気分のまま、俺は試合が終わるのを待つ。観客席の歓声がこちらまで伝わってくるほどだった。  それからどれほど経っただろうか、今日の全行程の試合が終わった。 「今なら会えるぞ。――けど、無事は保障できないが」  通路の奥を確認した兵に声を掛けられ、「構わない」と答えた。それから兵に連れられ、参加者専用のラウンジへと向かう。  観客席とは違う、重く湿った空気が漂うその通路。途中血痕のようなものが至るところに染み込んでいるのを見て、この空気の悪さの原因が分かった。  そして暫く通路は続き、ようやく兵は足を止めた。目の前には分厚い鉄製の扉が一枚、同様頑丈なかんぬき錠がかかっていた。兵はそれを外す。 「おっと、俺はここで失礼する。問題は起こすなよ」 「いいのか、見張らなくて」 「今日はもう閉場だ。これ以上は仕事外だ。やるなら勝手にやってくれ」  いい加減だなと思ったが、こちらとしてもそっちの方が都合がいい。立ち去る兵を見送り、俺は扉に手を掛けた。この先にナイトがいる。  考える暇などなかった。掌に力を込め、解錠された扉を押した。  瞬間、まず鼻についたのは咽返るほどの血の匂いだった。籠もった熱気の中、俺は扉を大きく開く。  まるで牢獄のような部屋だと思った。  広くはない部屋の中、至るところに繋がれた拘束具。簡素な椅子があるくらいで、本当に罪人を閉じ込めておくための場所だ。そしてその部屋の奥、あいつはいた。闘技場へと続く扉の前、甲冑を脱いだその男には見覚えがあった。筋肉に覆われた広い背中。遠くから見たときは甲冑のせいで自信が持てなかったが、間違いない。けれど、見覚えのない傷もいくつか入っていたがそれを気にする暇などなかった。 「っ、ナイト!」  そう声をあげるが、男は――あいつは何も反応しなかった。  駆け寄り、その腕を掴もうとしたときだった。乱暴にその手を振り払われる。  様子がおかしい。そんなことは一目瞭然だった。  イロアスを処して俺達の前から立ち去ってからずっと会っていなかった。今まで通りのナイトではないと覚悟していたが、それでも返ってきたその視線に背筋が冷たくなる。  別人のような、ではない。別人そのものだ。演技ができるほど器用な男ではないと知ってるからこそ余計、戸惑う。 「……お前、まさか」  一言も発さない、それどころか俺の顔を見ても動じることはない。記憶喪失の類ではない、虚ろで生気を感じさせないこの目には見覚えがあった。  ――操られているのか。だとしたら誰に。  そう続けようとしたときだった。ナイトの目がこちらを向いた。次の瞬間。 「っ、ぁ゛ぐ」  それは軽い峰打ちだった。それでも丸太がめり込むほどの衝撃に意識も体も吹っ飛ぶ。それを受け止めるほどの筋力など俺にはなかった。  あいつに、ナイトに襲われるという可能性を考えていなかった俺が悪かったのだ。  地面に投げ出され、それでもすぐさま受け身を取って立ち上がろうとするがそれは叶わなかった。 「っ、が、ァ……ッ!!」  伸びてきた大きな手に首を掴まれる。  ほんの少しでも力を更に強めれば首の骨が折れるのではないか。そう思うほどの力でナイトの大きな掌は俺の器官を潰す。  息苦しさもあったが、それ以上にナイトに首を締められている。ずっと、優しく俺をなでててくれたあの大きくて分厚い掌が俺の首を圧しおろうとしている。その事実に頭が真っ白になっていく。 「ナ、イト……ッ、なんで……ッ」 「……」 「ナイト……っ!」 「……」  ナイトに俺の言葉は届いていない。そもそも、この男は本当にナイトなのか。違う。ナイトだったらこんなことをしない。  そう思うのに、どうしても脳裏に過るのはあいつの――イロアスの最期の姿だった。 「っ、ぉ゛、まえは……ッ、ぁ゛……ッ!」  ――何があったんだ。  その先は言葉にすることはできなかった。  残った酸素を振り絞り問い掛けたがなにもかもが無意味だった。限界まで息が詰まり、最早言葉を発することもできない。  このまま、殺されるのか。訳もわからないまま、正気ではないこの男に殺されるのか。  ……冗談じゃない。 「……ッ!!」  指先が白くなるほど拳を握りしめ、渾身の力でナイトの顔をぶん殴る。瞬間、僅かにナイトの動きが緩んだ。  痛みは感じるのか。そう考えるよりも先に、もう一発ぶん殴ってやろうとしたとき、振り上げた手首ごと掴まれ、地面へと押し付けやれる。嫌な感触がしたが、それを確認する余裕はない。  とにかく、どうにかしなければ。  逃げればいいと分かっていたが、それでも一人で逃げることはできない。……せめて、この男を引きずってでも連れ帰るのだ。そして、目を覚まさせなければ。骨の一本や二本折れようが治せばいい。そう目の前の男を睨み、決心したときだった。先程までどこも見ていなかったその目が確かに揺らいだ。 「っ、ぐ、う……ッ」  そしていきなり首を締めていた手が離れたと思った矢先のことだ。ほんの一瞬、ナイトの顔が歪んだ。苦悶の表情を浮かべ、顔を掌で抑えて苦しみ出すナイト。 「っ、おい……」  どうした、と咄嗟に近寄ろうとしたとき。凄まじい力でその手を掴まれ、抱き寄せられる。体を抱き締められ、その熱に、力に、堪らず藻掻いた。 「な……ッ、……」  ナイト。  もしかして思い出したのか、と顔を上げた矢先だった。重ねあった体からナイトの鼓動が強く響く。今にも膨れ上がりそうなほどの鼓動は異常どった。荒い呼吸。何かに抗おうとしてるのか、包み込んで来る筋肉が波打ち、震えている。  それもほんの一瞬の間だった。糸が切れたようにその痙攣が止んだと思えば、次に顔をあげたときその目に光はなかった。 「っ、ぉ、まえ……ぅ゛ん゛ぅ……ッ!!」  無防備に晒されていた首元に噛み付かれ、息を飲む。やめろ、とナイトの頭を掴むが剥がれるどころか更にその歯は食い込むのだ。 「ッ、ぐ、う……ッ!」  抱き潰されそうになるたびにナイトの股間に腹部を押し上げられ、血の気が引いた。衣類越しでも分かるほど硬く膨れ上がった陰茎を擦りつけられ、いやでもその熱を意識させられるのだ。  何故興奮してるのか理解できなかった。そもそも、誰に操られているのか。『これ』は、どこまでお前の意志なのか。  尋ねたいことは山ほどあった。壁に押し付けられ、己の血で赤く染まった唇を重ねられる。ナイトは今まで、俺に触れるとき相当気を使っていたのだろう。そう思い知らされるほどの力に押し潰され、貪られる。抵抗すら許されず、腕の中力づくで収められた体に這わされる手に息を飲んだ。 「っ、ふ、ぅ゛……ッ!」  やめろ、触るな。そうナイトの肩や腕を強く掴んで引き剥がそうとするが、鋼のような肉体には爪立てることすらもできず、ただその皮膚に引っかき傷をつくることが精一杯だった。  分厚い掌が胸に触れる。服を引きちぎる勢いで脱がされそうになり、足をばたつかせるが敵わない。何が目的なのかもわからない、何故俺に触れるのか。だからこそ余計困惑した。それ以上に、怒りと歯がゆさも。 「っ、ふー……っ、ぅ、……ッ」  唇を割り入ってきた舌に咥内中の粘膜を荒々しく掻き回される。それはあまりにも動物的で、晒される胸元に伸びた指に露出した乳首を抓られ、堪らず仰け反った。これは痛みだ。太く固い指先に潰され、そのまま胸ごと引っ張られる。太い針が突き刺さるような痛みに頭の中が真っ白になった。 「……ッ、ぅ゛、ぐ……ッ!」  あまりにも伸びる乳頭に、このまま引きちぎられるのではないかという恐怖に緊張した。  この男はナイトであってナイトではない。そう割り切ることはできていた。殴られた時点で、とっくに。  片方の胸も同じように抓られ、悲鳴が漏れそうになるのを奥歯を噛み締めて堪えた。唇が離れ、そのまま口を開けたナイトが俺の胸に顔を寄せるのを見て息を飲んだ。 「っ、な、や……っ、めろ、何して……ッ!」  ナイトの大きな口が片胸に噛み付くのだ。焼けるほど熱い咥内で、太い舌に乳首を潰され、乳輪ごとしゃぶられる。品のない音を立てて引っ張られる感覚に腰が震えた。やめろ、と腰を引こうとするが更に腰を掴まれるのだ。 「ッ、は……っ、やめろ……っ、こんな……ッ、なんで……ッ」  こんな形で触れられたところで嬉しくない。寧ろ怒りしかない。それなのに、おぞましいこの体は快感に慣れすぎていた。俺の意志を無視し、反応する自分の体に血の気が引く。  腰を擦りつけられるだけで血液が熱くなるのだ。やめろ、こんなことしたくない。そう叫びたいのに、硬くなった芯を舌先や指で乱暴に捏ねられると頭の中が痺れるように熱くなる。 「い……いい加減にし……ッん、ぅ゛……ッ!」  もう一発殴ろうとしたとき、胸から顔を離したナイトに唇を塞がれた。閉じることを忘れていた咥内に舌をねじ込まれ、あっという間に栓をされるのだ。 「ん゛……っ、ぅ゛……ッ!!」  じゅぶ、と音を立て舌を吸い上げられ、絡め取られる。殴ってやりたいのに、呆気なくナイトの掌によって両手を頭上で束ねるように拘束された。  無防備になった体に、ナイトは胸から腰へと手を落とす。がら空きの腹部に触れられた瞬間、びくんと腰が震える。臍の窪みを穿られるだけで腹の内側が焼けるように熱くなり、眼球の裏側から嫌なものが溢れ出す感覚に陥った。 「っ、は、ぅ゛……ッぐ、……ッ」  舌を噛もうが、どれほど血が滲もうがナイトは動じない。ここにいるのはナイトと同じ顔をした人形と同じだ。だからこそ、こんな風に触れられることがただ余計屈辱だった。ナイトの意思ではなく、何者かによって。そんな簡単に操られるナイトにも腹が立ったし、なによりもこんな状況でも反応する自分自身が。  臀部を掴まれ、腰を押し付けられる。先程よりも更に硬くなった性器の上に跨がらされそうになり、必死に足を閉じようとしたが力で勝てるはずなどなかった。壁に背中を押し付けられたまま腰を持ち上げられる。開いた腿を強く掴まれ、下着も剥ぎ取られた。覆い隠すものもなくなり、ぶるんと宙を向いた性器が眼下に晒されたとき顔面に血液が集まる。  やめろ、と声をあげようとしたとき、ナイトの性器が目の前に現れ、息を飲んだ。衣類越しでもわかっていた。それでも、こんなに至近距離でナイトのものを見ることなどなかった。  子供の腕ほどあるその性器は赤く充血し、透明な体液を滴らせたそれは薄暗い照明に照らされ余計生々しく、グロテスクに映った。太い血管が浮き上がり、脈打つそれは俺の体に擦りつけられる。  日頃の性交で割れ、肉の色が覗く肛門に性器同様張った亀頭を押し当てられた。それを止める暇もなく、滑る亀頭はそのまま肛門へと深々と突き刺さるのだ。 「――っ、ひ、ぅ゛……ッ!!」  逃げようとすればするほど、自重により更に奥へと挿入される性器に意識ごと持っていかれそうになる。全身の毛穴から吹き出す汗。俺はナイトに捕らえられたまま、文字通り犯される。 「ぅ゛……ッ、ひ……ッ、ぎ……ッ!」  会話などない。肉のぶつかる音、括約筋が伸びる感覚、己の情けない声だけが辺り一体に響くのだ。あまりの衝撃に下半身の感覚は麻痺し、お陰で痛みは和らいだが、それでも柔らかくなった内壁でもナイトの性器はあまりにも凶器に等しい。腰を掴まれた状態で欲求のままに腰を叩きつけられるその姿は獣の交尾に等しい。浮いた体をひたすら下から突き上げられ、喘いだ。太く、ストロークの長いその性器は抽挿の度に前立腺を擦りあげ、結腸へと繋がるその窄まった壁を亀頭で突き上げるのだ。圧迫され、責立てられる。白い火花は飛び散り、ナイトの挿入を受け止めきれずに下腹部はガクガクと痙攣を起こす。 「っは、ぁ゛……ッぎ、ひ……ッ!」 「……ッ、」 「ッう゛……ぐッ……ッ!!」  ほんの僅かに、ナイトの呼吸が乱れる。先程のような苦悶ではない、ただ肉体的な問題なのだろう。それでも、何も動じなかったナイトが反応している。無機物に犯されているような感覚の方がまだ楽だった、余計心が乱される。 「はぁ゛ッ、ぁ゛……ッ、ぐ、う゛ぅ……ッ!」  内臓を圧迫され、潰され、吐き気が込み上げてくる。それでもナイトは抽挿をやめることはなかった。肉杭に穿かれ、何度も何度も腹の奥底へと叩きつけられる。口から性器が飛び出すのではないかと思えるほどの衝撃に自分の意識がどこにあるのかすらもわからなくなっていた。腿から膝裏に腕を回され、持ち上げられる。抱きかかえられるような体勢のまま、ずるりと亀頭まで引き抜かれた性器に血の気が引いた。 「ま゛――ッ、ぁ゛……ッ!」  待て、という暇もなかった。一気に腹の奥底まで腰を落とされる。眼球がひっくり返ったように天井と地面、世界が反転する。反り返った性器から精液が飛び出し、下半身が大きくのた打つのを無視し、ナイトは痙攣する中を犯し続けた。ぐぽ、と音を立て性器は狭くなった内部を亀頭で犯すのだ。こんな音聞こえるはずがない。 「ぉ゛……ッ、ぉ、ぐ、や゛……ッ、め゛ろ゛ぉ……ッ」 「……」 「っ、ぬ゛け……ッ! い゛、やだ、や゛……ひ……ぅ゛……ぉ゛……ッ、ぐ……ッ!」  腹にぽっかりと浮かび上がるナイトの性器は俺の声を無視して奥の奥、本来ならば挿入すべきではない部分を太い亀頭で押し広げて割り込んでくる。このまま本当に腹を突き破るのではないかと思えるほど太い性器に戦々恐々する判明、感じたことのないような感覚に脳髄からどろどろと甘い液体が溢れ出し広がっていくのだ。 「っ、ふーッ、ぅ゛……ッ、ぉ゛、ご……ッ」  頼むから動かないでくれ。そう思うのにナイトは動きを止めない。一定の感覚で、みっちりと詰まった陰茎で激しく中を摩擦される。何度も何度も擦り上げられ、ナイトの形に作り直すように性器を奥の奥まではめられ、間もなく激しい鼓動ともに先端から熱が溢れ、最奥に吐き出されるのだ。  大量の精液にごぷ、と腹が音を立てる。そして一息つく暇もなくナイトは再び抽挿を再開させた。 「っ、あ゛、ひ、ぐ……ッ、ぅ゛……っ」 「……ッ、」 「やめ、ゃ゛、も……ッ、ぉ゛……ッ」  腹の中で精液は掻き混ぜられ、より一層滑る性器により更に激しく腰を打ち付けられる。その度にごぷ、ごぼ、と凡そ人体から発せられるべきではない音が鳴り響き、僅かな隙間から精液が溢れた。塗りこまれるようにより一層執拗に奥の奥まで犯され、唇ごと噛み付かれる。太い舌を絡め取られ、吸い出されれば再び下半身は熱くなるのだ。  なぜ自分がここにいるのか、そもそもここがなんなのかすらもわからなくなっていた。  薄暗い部屋の中、ひたすらナイトによって犯される。途中見回りの兵が来たが、お盛んだなという様子でそのまま通り過ぎていくのを見て血の気が引いた。 「っ、ぁ゛……ッ、は、ぁ゛……ッ」  声を上げることもできなかった。ナイトの腕の中、まるでそういう道具のようにナイトにハメられ続けた肛門はめくれ上がり、少しの振動すらも耐えられないほど過敏になっていた。  何度目かの中出しでぽっこりと膨れ上がった腹をナイトに掴まれ、そのまま性器を引き抜かれる。ようやく終わったのかと地面の上へたり込めば、中に溜まっていた精液がどぶ、と恥ずかしい音を立てて吹き出すのだ。最悪だ、と羞恥を覚える暇もなかった。そんな矢先、既に勃起していた性器を鼻先に突き付けられたのだ。  しゃぶれ、ということなのだろう。口を硬く紡ぎ、抵抗をすれば唇を乱暴にこじ開けられ、そのままどろどろに精液で濡れた性器を咥えさせられた。 「ん゛……ッ、ぉ゛ぐ……ッ」  顎が外れそうなほどの太いそれは咥えるのが精一杯だった。それでも満足なのだろう、ナイトは躊躇なく俺の後頭部を掴み、喉奥まで性器を挿入させるのだ。口いっぱいに広がる雄臭を防ぐことなどできなかった。好き勝手喉奥を犯され、精液を喉奥へと直接注がれる。どれだけ溜まっているのか、その大量の精液全てを飲み込むことができずに吐き出す。  そして顔を上げ、再び勃起してるやつを見てただひたすら目の前が真っ暗になった。 「ぁ゛……ッ、ひ……ッ、うぐ……ッ」  背後から覆いかぶさってくるナイトに押し潰されそうになりながらも犯され続けていた。  深夜を回り、既に客もいなくなった静まり返った闘技場に肌を打つ音と自分の声が響く。  犬のような格好で犯され、とうに下半身の感覚などなくなっていた。  何度も抵抗したし逃げようともしたが、その結果がそれだ。肩口を噛まれ、舐められ、傷が増えていく。  それでも希望がなかったわけではない。もしかしたらナイトにいずれ意識が戻るかもしれない。そう淡い期待を抱いていたが、そんな兆しはあれから一向に現れることはなかった。 「はあっ、ぁ゛……ッ、は、……っ、あ゛ー……ッ」  ずるりと亀頭を引っ掛けるように引き抜かれ、それから一気にねじ込まれそのまま結腸を突き上げられる度に脳汁が溢れる。諦めるわけにはいかない。俺が耐えれば、もしかしたらナイトが操られてる原因がわかるかもしれない。そう思ってずっとずっと耐えて犯されても舌を噛んで痛みで自我を引き止め、耐えて、それから――。 「っ、ふ、ぅ゛」  残りカスのような精液すらも出ない。汚い声とともに性器が跳ね上がり、腰が揺れる。快感など邪魔ですらなかった。阻害される。目的を忘れるな。俺は――俺は、こいつの目を覚まさせなければならない。のに。 「ひ、ぅ゛! ぁ゛、お、も゛……ッ、ぉ、なが、や゛、め゛……ッ、ぃ、ひ……ッ!」  前立腺を肉杭で擦られ、潰され、腹の奥まで犯される。腿へと垂れる精液を拭うこともできぬまま汚い声を上げることしかできなかった。人語になってるかどうかすら自分ではわからない、それでも声を堪えることができなかった。  犯され続け、快感に溶かされ、地面の上に這いずって耐えることしかできない俺の目の前、閉じていた鉄製の扉が開いた。  まだ兵が残っていたのかと血の気が引いたとき、俺は視界に入ったその革靴を見て凍り付く。 「ッ、め、いじ……」 「随分と遊んでいたようだな、スレイヴちゃん」 「っ、や゛、ぁ゛、ッ、み、るな……ッ!」  何故こんなところに、と思うよりも先に出てきたのはその言葉だった。メイジはナイトの下で犯され続ける俺を見て、いつもと変わらない笑みを浮かべていた。 「しかし、随分としぶといな。俺はもうすでにへばってるものだと思ったのだが……そんなに待っていたのか。こいつが目を覚ますのを」  一瞬、メイジが何を言っているのか俺には理解することができなかった。瞬間、ぐぽ、と音を立て性器が引き抜かれる。次の瞬間、白い飛沫を臀部にぶちまけられた。開いたまま閉じることのできない下腹部からはぼたぼたと精液が落ちていく。  目の前までやってきたメイジは、そのまま俺の顔を覗き込むように座り込む。そして笑った。 「無駄だ。自我が戻ろうものならより一層強力な洗脳魔法が発動するようにしてある。お前がしようとしているのはそいつにトドメを刺すようなものだ」 「な、にいって」 「まだわからないのか、スレイヴちゃん。お前の大好きな騎士サマは、もうここには存在しないという話だ」  そう、ナイトから剣を受け取ったメイジはそのままナイトの胸に突刺そうとする。 「やめろ」と喉が切れるのも構わず声を張上げれば、メイジは手を止めた。心臓へと突き刺さる寸でのところで停止する切っ先。メイジに刃を向けられても、それを突き立てられようとしても尚ナイトは抵抗すらもしない。 「これでわかっただろ、いい加減諦めろ。その男の幻影を追うのは」 「ぉ、お前は……なんなんだ、なんで、こんな……」 「あまりにもいなくなった男に対して引きずってるようだからな、一度手酷く犯されれば愛想尽かすかと思っただけだ」  そのためだけに、この場を用意したのか。こいつを闘技場へと侵入させ、俺を仕向けたのか。  考えたくもなかった。それでも、メイジは否定をしないのだ。 「まだ足りないのなら好きだけ犯させてやる。意志はなくとも種馬としての役割は十分果たせるだろうからな」 「っ、ふざけるな……ッ」 「ふざけてなどいない。俺は優しい男だからな、お前の希望はなるべく聞いてやりたいとは思っている」 「それに、まだソレにも利用価値はありそうだからな」剣を放り、メイジは俺に背を向ける。言いたいことも山ほどあったのに、急激に襲いかかってくる睡魔に瞼が鉛のように重くなる。  駄目だ、ここで眠っては駄目だ。そう思うのに、耐えられない。「ああそうだ」と不意にメイジがこちらを振り返るのだ。 「俺は案外嫉妬深いぞ、覚えておけ」  その言葉を最後に、意識は闇へと落ちていく。  ◆ ◆ ◆ 「っ、ふ、ぅ……ッ、う゛……ッ」  壁からや天井、床、至る部分にびっしりと生えた触手は四方から手足に絡みつき、体を拘束する。無数の襞が皮膚の上を這いずるだけでも耐えられないほどなのに、目の前に現れた甲冑姿をみると昨夜までの激しい性交を思い出し、全身が竦んだ。黒い甲冑に血の匂い。またどこかで殺戮を繰り返してきたのか。今はもう、この男のことをナイトだと思うことはできなかった。  それでも、擦れる金属音とともに伸びてきた指先に手袋越しで触れられるとどうしても反応してしまいそうになる。あの性悪な男の趣味なのだろう、ナイトの名残があるようにわざと見せつけて、俺を弄ぶ。  この男に自我などもう残っていないというのに、希望を持たせて砕けさせるつもりなのだろう。顎の下、首の付け根を撫でられ、顔を上げさせられれる。体内に挿入されっぱなしの太い触手の先端からとっぷりと媚薬成分のある液体が注がれるのを感じながら、俺は重ねられる唇を拒もうとして、半ば強引に重ねられた。  いっそのこと、いつの日かのように乱暴に犯された方がましだと思えるほど優しく、労るようにキスをされ、舌を絡められるのだ。血と性が混ざり合う異様な空気にも慣れてしまっていた。  これは、あの男による退屈しのぎなのだ。この國を、世界を混沌に陥れるその片手間の遊戯。  仲間を探して魔王の元に行く必要もなくなったのだ。既に、ここはやつの懐の中も同然だ。  ならば、と俺は重ねられる舌を自ら重ね、ナイトに体を寄せる。肛門奥、腹部から全身へと広がる媚薬の熱と疼きに体は既に準備はできていた。 「っ、ん、……ッ、は……」  ただの反抗だった。あいつは俺が抗い続けることで喜ぶ。だからわざと俺の傷を抉るためにナイトの体を利用する。それを逆手に取って、俺はナイトを受け入れた。触手が絡む中、唇を重ねながらその甲冑を一つずつ外し、現れた体に触れていく。そして、自らナイトの上に跨った。 「ッ、は、ぅ゛……ッ、ふ、……ッ、く、……ッ」 「っ、スレイヴ殿……ッ」 「は、……っ、はは……ッ、」  お前、声もあいつとそっくりなんだな。と喉元まで出かかって、飲み込んだ。代わりに笑いが込み上げてくる。  俺は、こんなことがしたかったのか。こんなことでしかメイジに――魔王に対抗することしかできないのか。あいつのプライドを、嫉妬心に火を着けることしかできないのか。  屈辱だったが、それでもまだ耐えられた。一人ではない、ナイトがいるからだ。まだ、あいつには何一つ聞いていない。イロアスのことも――あいつ自身のことも。  だからそれまでは、この城の中で生き残ってやる。  腹の中に注がれる性を浴びながら、俺はナイトの胸にしがみついた。  頬を流れる雫を拭ってくれる人間はもうどこにもいない。  おしまい

『また会いましょう』後日談※後編【↑500/11,500レイプ/性奴隷/言いなり/軽リョナ】

Comments

最高にバッドエンドですが、こんな絶望的な状況下でも「生き残ってやる」とまだ心が折れていない村人が最高すぎます!切ない!好き!

パイ生地製作委員会

このシリーズ本当に最高です!!更新ありがとうございます!!

aratehu


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