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田原摩耶
田原摩耶

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笹山×原田で結腸責めチャレンジ※【↑100/6,400文字/笹山×原田/無理矢理/結腸】

 例えば、たまたま上がる時間が一緒だった。んで、俺もあいつも腹が減ってた。時間が時間だけどせっかくだしっていう理由で飲み屋に行ったのが日付が変わる前くらいだ。  それから、それから……記憶がない。 「っ、ん、ぅ……?」  まず感じたのは下腹部の違和感だった。  初めこそは変な感じがする、というふんわりとした違和感だったが意識がはっきりとするに連れ明らかに一部が熱を帯びてることに気付く。  なにか、もぞもぞする。寝起きも寝起き、目を開けるのも億劫なほどの強い倦怠感の中熱の中心部、下腹部に手を伸ばそうとしたとき、なにかに手首を捕まれぎょっとする。 「ぇ……」  目を開けば、視界全体を覆う影。垂れる前髪の下、長い髪に最初女の人かと思ったが違う。赤いメッシュ、そして柔らかい目元。  ――笹山だ。 「っ、さ、さやま……?」 「おはようございます、原田さん」  近い、なんて意識はすぐにどこかに行ってしまう。当たり前のように唇を重ねられ、そのまま吸われれば拒むことも忘れて応じてしまうのだ。  なんで俺、笹山にキスされてるのか。わからない、覚えてないけど……笹山のキスは気持ちいいから嫌いではなかった。 「ぅ、ん……っ」 「ふふ、まだ眠たいみたいですね。……大丈夫ですよ、このまま眠ってても。準備はもう済ませておきましたので」 「……じゅ、んび?」  なんだ、準備って。そう聞き返そうとして、自分が下半身に何も身に着けていないことに気付いた。それどころか、何故か勃起し始めてるそこを笹山に触れられ飛び起きる。 「っ、待て、待て待て……っ!なんで、こんな……ッ!」 「っ、原田さん……覚えてないんですか?」 「覚え……って、な、にが」 「……結腸責め、興味あるって言ってたじゃないですか」 「っ、な゛」  そんなこと言ったのか俺。  確か最近逆アナルモノ見て興味持ってたけど、ここ最近の検索履歴が『結腸 痛くない アナニー』みたいになことになってたけども、まさか、まさかそんなことを笹山に言っていたなんて。  酔ったときの自分を殴ってやりたい気持ちになったときだ。 「だから」と、笹山の指が剥き出しになっていた下腹部、その奥の柔らかくなった肛門に触れる。 「……俺の家で試してみようと言ったのは原田さんですよ?」  ぐるりと閉じたそこの周辺を指の腹で撫でられ、思わず飛び上がりそうになる。足を閉じようとするが、股の間に立つ笹山は更に大きく足を開かせてくるのだ。 「ぁ……ッ、ま、待て、早まるな……ぁ、あ……ッ!!」 「っ、……そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ、原田さんが気持ち良さそうに寝てる間綺麗にして中も解していたので……」 「き、綺麗に……?!」 「お腹の調子はどうですか?」なんて片方の手で優しくお腹を撫でられ、思わずきゅるると反応する腹の奥に全身から熱が抜け落ちる。  綺麗にってまさか、あれか、物理的にあれしたりこれしたりしたってことか?  ……俺が寝てる間に?  言われてみればやけに腹が違和感あるというか軽いというか……とそこまでいってあまりの恐ろしさに考えることをやめた。それ以上詳しく聞くことが怖すぎた。 「……さ、笹山……お、落ち着け……っ」 「俺は落ち着いてますよ。……ちゃんと、原田さんが気持ちよくなれるように予習もしておいたので」  予習という言葉を口にするとき、笹山の視線が部屋の奥のパソコンに向けられる。わあ、勉強熱心ですね。と感心してる場合ではない。  どう考えても笹山は正気ではない。というか酔ってる。その上意識はあるのだから余計質が悪い。 「っ、さ、さやまっ、ぁ……っ!」  くにくにと盛り上がった肛門の肉を捲られ堪らずその腕を掴む。が、笹山は無視。そのまま大きく左右に押し広げられ、思わず身を攀じる。瞬間、ぬるりとナカが濡れたような感覚が走り堪らず笹山を見た。 「や、笹山……っ」 「は……っ、原田さん……大丈夫です、いっぱい慣らしておいたんで俺のくらい余裕ですよ」  半透明の液体が開いたそこからたらりと溢れ出すのを見て顔が熱くなる。笹山は見て分かるほどに張り詰めた前を寛げ、そして勃起したブツを取り出すのだ。 「な、や……っ!」  驚きのあまりベッドの縁へ逃げようとするが、呆気なく笹山に腰を捉えられ、引き戻される。  そして大きくシャツを託し上げられ、晒された腹筋の上、ぴたりと性器を乗せてくるのだ。 「……原田さん、分かりますか?結腸の入口はここです、ここまで俺のが来るんですよ」 「や……っ、笹山……」 「S状結腸の側には精嚢もあります。……男のポルチオと呼ばれてるらしいです」  あの笹山の口からそんないやらしい言葉が出てくるなんて、と恥ずかしくなってる場合ではない。腹の上で反応するかのように大きくなる笹山のものから目が反らせなかった。  ――精嚢オナニー、俺も気になって調べたことはあった。けどあまりにも俺一人ではどうすることもできずに諦めていた。 「……お腹、ピクピクしてますね」 「ぁ……っ」 「想像したんですか?」  指で腰のラインを撫でられ、思わず脳が反応してしまう。ずっと興味があった、慣れたら普通のオナニーには戻れなくなるほどの快感とやらに。  恥ずかしくて、それ以上に奥が疼いてくる。逃げたかったのに、期待してる自分がいる。そして笹山もそれを見抜いてるのだろう。息を吐き出すように小さく笑って、そして俺の腿を撫でるように掴むのだ。 「っ、あ……笹山……」  ぐずぐずになったそこに亀頭を推し当てられる。張り詰めたエラが中をこじ開けるようにゆっくりと入ってくる感覚に堪らず笹山の腕にしがみついた。 「……ぅ、あ……ッも、い……っ、や、笹山……っ!」 「……っ、あんなにしたいって目を輝かせてたのは原田さんですよ?……もういいなんて、まだ先っぽしか入ってないじゃないですか」 「っ、ひ、ぅ……ッ!」  笹山の言うとおり、人が寝てる間にご丁寧にローションで滑りよくされてるお陰で笹山の性器は俺の意思に反してどんどん奥へと押し入ってくるのだ。  焼け付くほどの粘膜の熱。疼いていたそこを張ったカリで引っかかれるだけで腰が震える。痛みはない、圧迫感はあるもののそれ以上に心地よさが勝るのだ。  通常の性行為ならまだよかった。  ゆっくりと丁寧に奥へ奥へと開かされる体内。それが余計俺を追い込んでいくのだ。 「はっ、ぁ、や……っ、笹山……」 「……っ、原田さん、逃げないでください」 「いやだ、怖い……っ、笹山、も……や……っ」 「原田さん……っ」  言ってる側から中で笹山のが大きくなるのが分かってしまい余計恐ろしくなる。おい、と笹山の胸板を押し返そうとしたときだった。ずん、と奥深くを突き上げられた瞬間、視界が白ばんだ。  声を上げることもできなかった。固まる俺に、奥、突き当りであろうそこを亀頭で柔らかく圧迫され目の奥が熱くなる。 「っ、原田さん、分かりますか?……ここ、ここが原田さんの入口ですよ」 「っ、や、さ……さやま……っ」 「……ここを犯してほしかったんですよね、俺に」 「っ、ちが」  違う、と言いたいのに。隙間なく奥深く根本までみっちりと突き刺さった性器の熱に、圧迫感に何も考えられなくなる。少しでも動かれたらやばいというのが分かったからこそ、全身が石のようになるのだ。脈が流れ込み、笹山を掴む手のひらが汗ばんだ。結合部から笹山の鼓動が直接流れ込んでくる。「原田さん」と耳元で囁かれる低い声が体内に響き、その肉壁を伝わって脳を揺らすのだ。 「ち、が……」  違うから抜いてくれ。まだ今なら間に合う。そう、懇願したときだった。 「……違わないでしょう」  笹山は目を細めて笑った。そして、痙攣していた俺の腰を捉えたまま笹山は腰を動かすのだ。声を上げることもできなかった。絶叫しそうになるものも息が止まって声も出ない。くびれの部分を太い嵩で引っ掻いて押し広げられれば、全身の毛穴から汗が玉のように吹き出すのだ。 「ッ、――〜〜ッ!!」 「原田さんの中……っ、すごいとろとろですね……俺のちんこも溶けちゃいそうです」 「……ッ!ふ!ぅ……ッ!!」 「っ、原田さん、きもちい……ですか……?それとも、まだ……」 「……〜〜ッ!」  喋るな、動くな、そう言いたいのに何も言葉が出てこない。開いたままの口からは唾液が溢れ、  目の奥、天井には無数の星が飛び散る。なんだ、これ。太い鉄の棒で快感中枢を直接かき回されるような感覚。どんどん奥へと入ってくるみたいに怖くなって俺は笹山にしがみつけば、笹山の背中が微かに反応した。そして俺の髪を掻き上げた笹山はそのまま口を重ねるのだ。 「ふーっ、ぅ゛、う……ッ!ふ……ぅ……ッ!」  キスをされながらも中のものをゆるく挿し抜きされる。最初は押し上げるだけのものだったのに、下半身を潰すように何度も凹凸部分を引っ掛けるように奥の入り口をこじ開けられる都度獣じみた悲鳴が喉から溢れては笹山に飲み込まれるのだ。  やばい、これ、まじで死ぬやつだ。  必死に笹山の体に爪を立て、逃げようとするが逃れられない。  ピストンされる度に痛いほど張り詰めた性器はぶるぶる揺れるがどろりと先走りを垂らすそこからは精子は出ない。 「ぉ゛ッ、ぐ、いやだ、いやだ笹山っ、おく、も、いやだ、いいっ、から……ッ!ぬ゛げ、っ!たのむ、も、ぉ゛」 「っ、はあ、原田さん、可愛い……可愛い原田さん……っ泣かないでください、原田さん……っ」  動くな、という声は最早言葉にならなかった。  前立腺ごと中をかき回され、尿意にも似た感覚が込み上げてきては堪らず腰が浮く。  いやだ、笹山、やめろ、と必死に堪えるがピストンは止まるどころか動きは大胆になっていく。  ガクガクと腰が揺れ、太く長い性器に突き上げられた瞬間呆気なく糸が切れた。ぴんと勃起した性器から派ちょろちょろと尿が溢れ出す。腹を、下腹部を汚してベッドまで垂れていく熱に血の気が引いた。 「……っ、原田さん……」 「ご、め、ささやま……お、おれ……っ」  ごめんなさい、と続けようとした瞬間だった。腹の中、もう限界だろうと思っていた笹山のものが更にぐんと大きくなるのを感じて血の気が引いた。そして広がるアンモニア臭の中、汚さないように必死に腰を浮かそうとしていた俺を抱き締めるのだ。拍子に奥を押し上げられ堪らず悲鳴が漏れる。 「さ、さやまっ、きたな……っ」 「汚くないですよ……っ、それにここには膀胱もあります。粗相をしても恥ずかしいことではありません……っ、それに、俺は原田さんを汚いなんて思ったことありませんから……っ」 「ひ……ぃ……!」 「……っおしっこも精子も全部空にしておきましょうか、大丈夫ですよ、漏らしてもいいようにちゃんと防水シーツ張ってるんで」 「う、そだぁ……ッ」 「言ったじゃないですか、準備はしてると」  だから、安心して好きなだけ出してくださいね。  なんて優しく聖母のように微笑む笹山の笑顔が初めて悪魔に見えた夜だった。 「ッ、ぉ゛……ッ!ひ、ぐ……ッ!」 「泣くほどここが好きですか?」  違う、そう言いたいのに言葉の代わりにうめき声が漏れる。亀頭で精嚢を圧されるだけで全身に痺れるような快感が走り、何も考えられなくなる。  バックの体制で根本まで挿入され、突き上げられる。腹の中が恐ろしく熱く、快感から逃れようとシーツにしがみつけば更に追い込まれるのだ。  どれほど繋がっているのか、こうしてるのか最早記憶も定かではない。既に何度か射精したにも関わらず笹山の勃起は収まることはない。それどころか、シーツを体液で汚そうが更に興奮した様子で俺を犯すのだ。  射精したと思えば精液すらもでない、持続的に与えられ続ける快感に最早思考も働かない。それなのに一向に萎えない性器にただ絶望する。 「っ、原田さん、気持ちいいですか?」 「も、ぉ……わ、がんな゛、ぁ゛ひッ」 「じゃあもっと頑張りますね、俺、原田さんの期待に応えられるようにもっと気持ちよくなれるように動くので」 「や゛ッ、いやだ、ささやま、ッ、も、しぬ゛ッ!これいじょぉ、はぁっ、ばかになる……っ!」 「大丈夫ですよ、その時は俺が……っ」  その先の言葉は耳に入らなかった。肉の潰れるような音ともにがに股ピストンで奥を抉られただ意識が飛ぶ。  まじで叫んだせいで喉が死ぬかと思ったという記憶だけが俺には残っていた。  後半は悲鳴すらも出なかった。ひたすらセックスして、それはもう動物の後尾ではないかと思えるほど犯された。酒なんてもうとっくに抜けてるのではないか、お前。なんて聞くのは恐ろしすぎて俺はただ笹山に抱かれて気付けばベッドの上で眠っていたのだ。  目を覚ましたのは食欲をそそる良い匂いがしてきたからだった。全身が気怠い通り越して指一本動かすことすらできなかった。股関節が痛い。足を閉じてることに違和感を覚え、まだ中に何か入ってるのではないかという異物感を抱えたまま俺は目を開いた。何かが焼ける音だ。  今度の記憶は嫌ってほど残っていた。夢と思い込むにはあまりにも爪痕が生々しすぎたのだ。  どんな顔をして会えばいいというのか。顔を覆ったまま布団に潜ろうとしたときだ。寝室の扉が開いた。 「……っ!」 「おはようございます。……体調はどうですか?」  笹山だ。隠れそびれてしまったせいでもろ顔を合わせてしまう結果になってしまう。  体調もクソもない。けれど、記憶はないが誘ったのは自分だと聞いただけに文句を言うにも言えない。 「……足が閉じれない」 「足が?どうしたんですか?」 「どうしたってお前が……ッ!」 「俺ですか……?」 「……………………まさか、覚えてないのか?」 「えーっと……その……」  笹山の視線が泳ぐ。そして次の瞬間その顔がじわじわと青くなっていくのだ。 「……っ、もしかして、夢じゃなかったんですか……?」 「……ゆ、夢……?んなわけ……ッ!」 「す、すみません、俺、まさか原田さんにあんな無体を……ッ!」  言い掛けて、じわじわと顔が赤くなっていく。そして、慌てて笹山は土下座しようとするので「いい、それはいいから!」と慌てて肩を掴んで止めた。 「は、原田さん……ごめんなさい俺、まさか本物と思わなくて……っ」 「……っ、わかった、わかったから……お、俺も……悪かったから……その……」 「……許して下さるんですか?」 「や、やってしまったことは仕方ないだろ……」  原田さん、と顔を上げた笹山に目を覗き込まれる。うう、この顔に弱いのだ。なんだこの怒られた犬みたいな顔は……! 「とにかく、お前も忘れろよ。あと、禁酒するぞ、禁酒!」 「そ、そうですね……暫くは控えます、俺も」  よし、これでなかったことにできたぞ。と思ったとき、「原田さん」と不意に笹山に腕を掴まれた。ん?と振り返るよりも先にすぐ側にあった笹山の顔にぎょっとした。そして。 「今度は乳首でメスイキできるように練習しましょうね」  囁かれる言葉は昨夜の笹山そのものだった。聞き間違いかと顔を見上げたとき、笹山はにっこりと笑って「それじゃあ食事にしましょうか」と笑うのだ。  聞きたいことは色々あった、どこまで覚えてるのかだとか、お前ペット買ってないくせになんで大型犬のペットシートがあるのだとか。けどあまりにも怖かったので俺は聞こえなかったことにする。そして禁酒宣言はその日の内に破られることになったのは言わずもがなだった。  おしまい


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