シノンくすぐり受難
Added 2022-07-21 14:59:39 +0000 UTC「へえ、これがいま噂になってるMODダンジョンなのね」 プレイヤーネーム:シノンはMMORPG、GGO(ガンゲイルオンライン)のトップランカーである。 前回開催された大会ではあるプレイヤーと同率ながらも優勝を果たしたほどの実力の持ち主だ。 今、密かにプレイヤーたちの間では既存のゲーム内容に対して一般ユーザーが追加要素を自作するMODが流行していた。 公式によって公開されるアイテムや武器、ダンジョンとはまた違ったインディーズな視点で製作される要素が人気の秘密だった。 GGOにのめりこむシノンもその噂を聞きつけて、ゲーム上で知り合ったプレイヤーから紹介されたMODを導入し、ダンジョンを攻略していた。 「見たことないアイテムや敵がいっぱいだわ。たまには新鮮でいいかも」 トップランカーとしての実力は伊達ではなく、初見のモンスターでも冷静に対処していくシノン。 そうして奥深くまで進んでいると、先に攻略していたのだろうか、他のプレイヤーたちがいた。 「おい、ありゃあ前大会優勝者のシノンちゃんじゃねえか?」 「ひゅーマジかよ!誰が来るのかと待ちわびていたが、まさか美少女トップランカー様だとはな!」 それは数人の男たちで、どことなく軽薄そうな連中だった。 どうやら彼らはこのゲームの古参プレイヤーらしく、シノンも見覚えのある顔だった。 「貴方たちもMODダンジョンに挑戦に来たってわけね」 シノンは余裕を崩さずに話しかけた。 相手はMODダンジョンに入るようなアンダーグラウンドなプレイヤーとはいえ、ゲーム内ではそこまで悪質な行為をするプレイヤーはいないため、特に警戒していなかったのだ。 だが――その考えが甘かった。 「いいや?俺たちはこのダンジョンを攻略しにきたんじゃないぜ」 「そうそう、むしろ攻略される側なんだ」 「このMOD製作者にたんまり金を積んでね。このダンジョンの全権限をもらったのさ」 男たちはニヤリと下卑た笑みを浮かべながら言った。 「……?言っている意味がよく……。つまり、私が貴方たちを倒せばいいってこと?」 「ああ、それができるならな」 「デバフ・ソフト起動!」 男の一人が何やらコンソールを起動すると、 空中にいくつもの数字で構成された靄が出現し、それらが全てシノンに向かっていった。 そしてその靄に触れた瞬間、シノンは体に電撃のようなものが走ったかのような衝撃を受ける。 「なっ!?これは一体……」 突然の出来事に戸惑うシノンだったが、次の瞬間さらなる驚きに襲われた。 「ち、ちからが……はい、らない……!?」 全身の力が全て抜けていく感覚に陥り、立っていることもままならない状態になったのだ。 「くっくっく……。どうだい?力が入らないだろう?」 「これはMODに搭載された機能のひとつでな。効果は『対象のパラメータを自在に操作できる』というものだ」 「パ、パラメータを……!?他人のパラメータに関与するなんて、GGOのセキュリティー上、不可能なはず……!」 シノンの言う通り、仮想現実空間においてプレイヤーのステータスを操作することはGM権限などの一部を除いてほぼ不可能とされている。 そもそもそのようなチートツールを作ろうものならば運営によるアカウント停止措置の対象となってしまうからだ。 しかしこれはMODで作られた世界――つまり、非合法のツールで成り立っているのだから、その常識は通用しないのだ。 シノンはよく理解しないままにMOD導入のために必要なゲームのセキュリティレベルを下げてしまっていたため、その隙をつかれてしまったのだった。 「くっ……ろ、ログアウトを……!――っ!?で、できない……ログアウト……!?」 「はっはっは!無駄だよ、シノンちゃん。君はもうここから出られない」 「さあて、おたのしみといくかぁ!」 男たちはニヤニヤと笑いながらシノンに近づいていく。その様子にシノンはただ震えることしかできなかった。 「や、やめて……こないで……」 「ん~?聞こえないなあ。もっと大きな声で言ってもらわないと」 シノンの声が小さいのか、わざと聞き返しているのかわからないようなことを言いつつ男たち。 一体何をされてしまうのだろうか……怯えるシノンだったが、男たちの行為は彼女の予想外のものだった。 「へへっ、それじゃあさっそくはじめようか。まずは手始めに――」 そう言うと男はシノンの後ろに回り込み、脇の下へと手を伸ばした。 「ひっ!?」 まさかこんなところまで触られるとは思っていなかったシノンはビクッと体を震わせる。 だが、そんなことはお構いなしとばかりに男は指を動かし始めた。 こちょ……こちょこちょ……こちょこちょ…… 「ひゃあっ!あははははは!やめっ!ひゃうぅ!」 敏感な部分への刺激にシノンは思わず悲鳴のような声をあげてしまう。 「おいおい、どうしたんだ?ゲームの中ではあんなに強いのに、随分と可愛らしい声をあげるじゃないか」 (くっ……!?な、なんでっ……ちょっと触られてるだけなのにっ……ぶ、くくっ!?くすぐったい……っ!?) 「おやおや、無敵のスナイパー、シノンちゃんが腋の下を触られるだけでくねくねしちゃってまあ。こちょこちょ嫌なのかなぁ~?」 そう言うと男はさらに激しくくすぐるようにしてシノンの腋を責め立てる。 「きゃははは!ひゃ、ひゃめ!くふっ!く、くひゅぐったいっ!ひゃははは!こ、こいつっ……調子にっ……ぐ、くふくくくっ……!?」 今まで味わったことのないような強烈なくすぐったさ。シノンはうまく言葉を発することができずにいた。 「ほれほれ、ちゃんと抵抗しないともっと恥ずかしい目にあっちゃうぞ~?そーれこちょこちょ~~~っ♪」 そう言いながら男は両方の人差し指を素早く動かしてシノンの左右の窪みを容赦なく引っ掻き回す。 「くははははは!!や、やめっ!く、くくくくくっ!き、きしゃまっ!ぐ、ぐふふふひひっ!?やめなさいっやめりぇぇええへへひひひひひひひひひっ!!?!?」 あまりのくすぐったさに呂律が回らなくなるシノン。しかしその男の攻撃はまだ終わらなかった。 「さーて、それじゃ次はここだな」 すると他の男が今度はシノンの両脇腹とあばらをまさぐるようにこしょこしょとくすぐり始める――! こちょこちょこちょ~~~~~!!! 「ぐっ!?ぶふふっ!?くははははははっ!!!!????ひぃいいいいいいいひひひひひひははははは!?!?!?」 弱点の同時攻撃にシノンの口からけたたましいほどの笑い声が飛び出す。 「うっひょーー!いい反応するねぇ!」 「やっぱり女の子をいじるのはこうでなくちゃな!」 男たちはさらに激しさを増したくすぐりでシノンのことを笑わせにかかる。 「ぎゃっはははははは!!!も、もう無理ィッ!!げひゃひゃひゃひゃ!!やべでェッへへへ!!」 シノンはくすぐられながら大声で降参を叫ぶ。しかしそれでも男の手は止まらない。 「げひゃひゃ!くすぐったさの感度パラメータ弄られてこちょこちょされる気分はどうだいシノンちゃん?」 「お前は今や世界で一番のくすぐったがりなくらい敏感にされているんだぜ~?」 「そして力はふにゃふにゃに弱体化されて抵抗もできなぁい!もうそうやって泣きわめきながら笑うしかないんだよ~?」 そう言って男たちはシノンの身体を押し倒し、あらゆる部分を徹底的にこちょこちょと責め立てる。 腋、わき腹、腰、首筋など、ありとあらゆる部位をくすぐり犯されたシノンはもはや笑い狂うことしかできなかった。 「ぎゃはひゃひゃひゃひゃ!?!?!?ヒーーーーッヒヒッヒヒヒひぃいいひひひあはははは!?やめろっやべろぉおおおおおおはははははははははははは!?!?!?」 あまりのくすぐったさにシノンは目を見開き涙と鼻水を垂れ流しながら絶叫するが、男達は全く手を緩める様子はない。 それどころかさらにくすぐる箇所を増やし、シノンのことを追いつめていく。 「さあて、そろそろお待ちかね!シノンちゃんの靴の装備を~~~……すぽーんっと♪」 「靴下もびりびり~~~~っ♪」 「ぐへへっ、かわいいあんよとご対面~~っ♪」 シノンは足の装備を取られ、くすぐったい箇所の代名詞である足裏を晒されてしまう。 「や、やめっやめてっ!!そこはっそこだけは――っ!!」 「ん~~~?何言ってるか聞こえませーーんっ!そらっ、皆かかれ~~~~っ!!!」 シノンの静止をまったく聞き入れず、男他はその無防備な足の裏を容赦なく責め立てる――! カリッカリカリッ!コチョコチョ!こちょこちょ……こしょこしょこしょ~~~~~~~~~~!!!!! 「んぎゃあああああっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!?!?!?ぎゃははひひひひひ!?!?ひぎぃいいいひひひひあはははははははははっは!?!?!?」 無数の指が這い回り、土踏まずや指の付け根などの神経が集中する場所を激しくくすぐられる。 同時に、首筋から耳にかけても同時にくすぐられ、シノンは悲鳴のような笑い声をあげさせられてしまう。 「ぐっひゃひゃひゃひゃ!!きつい、きついっ!!!ひぎゃあああぁぁぁ!!ぎゃはははははひひひっ!!やめっやめっ――ぐぎゃははははははは!!!」 くすぐったいポイントを同時に集中してくすぐられ、シノンは喉が張り裂けそうになるくらい笑わされてしまう。 ある男は馬乗りになってシノンの腋、あばら、脇腹をめちゃめちゃにくすぐりを行い、力を弱体化されたシノンは一切抵抗ができない。 そんな状態で足裏や太もも、鼠径部などあらゆる部位が大量の指によって責められればたまったものではない。 「あははははっ!!やべてっ!!やべてぇええへへ!!くふふふふふふっ!!げほっげほげほげほ!!あひゃははははっ!!くるしっ!!息がっ!!げほげほげほ!!死ぬぅううううううううううううう!!!!」 シノンはくすぐったさのあまり、身体を痙攣させながら咳き込んでしまう。しかし男たちのくすぐりは終わらない。 「ぐひゃひゃ!苦しんでるシノンちゃんの顔も可愛いなぁ~!」 「おらっ!もっと笑ってみせろよ!」 「ふほほ~ぅシノンちゃんの肌すべすべで気持ちいいな~っ♪」 こちょこちょこちょこちょ~~!!さわさわこしょこしょ~~~~!!! 「げほっげほげほ!!あはははは!!やべでっ!やめっ!げほっげほげほげほっ!やだっ!もう嫌だぁあはははは!!」 無数の手がシノンの全身を這いまわり、くすぐったさを加速させる。 そしてそれはくすぐられている本人にとっては拷問に近い苦しみだった。 「ひゃははははは!!も、もう無理っ!ひゃははは!苦しいぃいぃい!!お願いだから止めてぇええ!!げひゃひゃひゃひゃ!?!?」 「ぶはははは!女の子くすぐるのおもしれ~~~~!!!」 「せっかく捕らえたのにやめるわけないよな~~??」 「そ~~れっもっと楽しそうに笑ってよシノンちゃ~~んっ?こちょこちょ~~!」 シノンは笑いすぎて過呼吸になりかけながらも、必死に降参を訴える。 しかし男達はシノンの降参を聞き入れることなくくすぐり続けていく。 涙や鼻水、ヨダレ、汗など様々な液体を垂れ流しながら笑い狂うシノン。 それでも責めは止まらず、シノンは無限に続くくすぐり地獄に狂わされ続けるのであった…… ……………… ………… …… *** 「んっ……ここ、は……?」 気絶していたシノンが目を覚ますと、そこは変わらずゲームの世界の中だった。 四肢はX字に磔にされ、手足首全てが拘束具でロックされており身動きが取れない。 しかも服はところどころ乱雑に引き裂かれており、肌が露出させられていた。 「よーう起きたかシノンちゃん」 するとシノンの目の前に先ほど彼女を散々くすぐった男たちが現れる。 その数はさらに増えて10人以上おり、全員下卑た表情を浮かべている。 そんな男達を見てシノンは恐怖に顔をひきつらせる。 「こ、こんなに人を集めないと私に何もできないの?ほんっとに根っからのクズみたいね、貴方たちは!」 散々痴態を晒されてしまった恨みもあり、シノンは精一杯強気な態度を取る。 「あれれ~そんな口聞いていいのかな~?」 「……!?」 見ると、男たちの手には大量の羽のアイテムが握られていた。 「これはMODで製作されたオリジナルのアイテムでね。触れた箇所のくすぐったい神経を極限まで刺激できるのさ。現実では絶対ありえないくすぐったさを体験できるぜぇ」 「キャラクターに一切ダメージは与えられないからジョークアイテムなんだけど――って、ぷくくっ!どうしたシノンちゃん?顔が真っ青だよ?」 男がシノンの顔色の変化を指摘すると、他のプレイヤーたちもそれにつられて笑う。 「さあて、それじゃあ早速楽しませてもらうとするかぁ」 「ほーらシノンちゃん、ふわふわの羽だぞ~~?」 男たちがにやにや笑いながら羽をシノンに近づけていく。 「や、やめっ、ぷ、くくっ……やめ、ろっ……!ち、ちかづけないでっ……ぐ、ふふっ……!!」 羽には強力なくすぐり属性が付与されているためか、近づけられただけでもぞもぞとしたくすぐったさに苛まれるシノン。 なんとかして近づかせまいとするが、拘束は完璧でまったく動くことができない。 そしてその間にも羽はじわじわと接近し、とうとうその無防備な脇腹に羽を優しく当てられてしまう―― ――ぴとっ……♪ 「~~~~~~~~~っっっ!?!??!!?」 瞬間、電撃的なくすぐったさが身体を駆け巡る。 それを合図に男たちの手に握られた数十本もの羽がシノンの全身を襲い始めた――! こちょこちょこちょこちょこちょ~~~~~~~~~~~~!!!!!さわさわさわさわさわさわ~~!! 「あぁあああぁああっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!やめへやめへやめへぇええええええ!!?げへへひゃひゃひゃ!?!?いやあああっはははははははっははは!?」 腋、脇腹、あばら、太もも、鼠径部、足の裏など、ありとあらゆる部位を羽根で一斉にくすぐられ、あまりのくすぐったさに悲鳴のような声で絶叫するシノン。 「げひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!?!?くひゅぐるのだめぇえええ!!ぎゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!?!?」 シノンはくすぐったすぎて気が狂いそうになる。しかしどんなにもがいでも手足を固定している拘束具はびくともしない。 「いやはははははははは!?!?くしゅぐりいやぁぁ!きついのぉおお!死ぬぅううう!げほっげほっ!ひぃいいぃい!もう嫌ぁああ!止めてぇええははははははは!?」 涙を流して懇願するシノンだが、男たちはニヤついた笑みを浮かべたままくすぐり続ける。 「いひっひひひひぃいいぃい!息できにゃっ、くっくくくくっ!あぁっはははははははははははは!!」 長時間にわたってくすぐられているせいで体力はほとんど残っていない。 酸素不足で意識が飛びそうになりながらも必死に笑い声を上げ続けた。 「おほ~~いい笑い声だなぁ?今にも泡吹いて死んじゃいそうだ♪」 「そら、シノンちゃんのよわよわ足指にも羽攻撃~~♪」 「はぁはぁ……苦しい……たすけ、て……誰か助け……んんんんんん!!!ぐひひっ!?ひぎひひひあははははああっははっはははははははは!?!?」 足の指の股にしゅりしゅりと羽を擦られると耐えがたいくすぐったさに襲われる。 くすぐったい部分を研究され、あらゆる部位をからかわれながらくすぐられシノンは屈辱の笑いを強いられてしまう。 「はーいシノンちゃんの大好きなわきの下だよ~?ここをこしょこしょされるの好きだよね~?」 「はーっはははは!そこも弱いの!お願いだからもう許してっ……ふひゃはははははははは!?ヒーーーーッヒヒヒヒひぃいひひひはははははは!?!?」 無防備な脇の下に羽を滑らされると、そのあまりのくすぐったさに思わず顔を仰け反らせてしまい、だらしなく開いた口から舌を突き出し爆笑してしまう。 「ぎゃははは!ひでー顔だなっ!」 「美少女がしていい顔じゃないなぁ~~!」 「わーらーえっ!わーらーえっ!」 その情けない姿を嘲笑われるが、今のシノンにはそんなことに構っている余裕はない。 おへそや太ももの内側などのくすぐったい部分にも大量の羽をまぶされてこちょこちょと優しく撫でまわされているのだ。 敏感な部分を無数の羽根でぞわぞわとくすぐられ、笑いたくないのにお腹がよじれるほど激しく笑ってしまう。 「ははははっは!!きゃははははははははは!!!もう無理!!無理だってばぁああああ!!はははははははははは!!いやあああひゃひゃひゃひゃひゃひゃはあっぁあっはははは!?!?」 「さあて、俺はそろそろ飯休憩にしようかな。代わりのヤツ連れてくるよ」 「お、良いね~俺も俺も」 「あ、どんなに辛くったってシノンちゃんはログアウトはできないからね。代わる代わる人をよこすから、永久に笑っててね~!」 「そん、なぁ……あひゃひゃひゃひゃ!!いやああっはは!!いやあああっはははは!?!?やめろっやめてぇえええええええええええははははははっはあっぁああっぁははっはははは!???」 シノンはくすぐったすぎる刺激のせいで意識を失いたくても気絶することもできず、ログアウトも封じられたまま永遠にくすぐられるという地獄の苦しみに笑い悶えることしかできない。 「くすぐったいくすぐったいくすぐったいっひひひひっひひひひひ!!いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!ぎゃははははぁぁははははは!!?たすけてっだれかぁあああああはっははははははははっはははははぁぁ!?!?」 ――こうしてシノンは永久に終わらないくすぐり地獄に囚われたまま、くすぐられ続けてしまったのだった……。 ……………… ………… …… *** 数日後。現実世界―― 「……っっ……!!……~~~~~っ…………!!!!?…………!!!!??……ぁっ……ぅ、くくっ……ふふ、ぁっ…………っ……!!?」 某所にて、一人の少女がベッドに寝かされていた。 少女の身体はがんじがらめに拘束されており、VRヘッドセットを装着しているため表情までは分からない。 そんな少女は時折びくびくと痙攣し、失禁を繰り返していた。 彼女の脳波を読み取る機械は常に激しくグラフが上下しており、彼女の意識がダイブしているゲーム内で相当苦しい仕打ちを受けていることが一目でわかった。 部屋にある大きなモニターには、ヘッドセットを通してゲーム内の映像が映し出される。 そこには、くすぐられて大爆笑させられている、一人の女の子の姿があった。 「ふぎゃははははははははははは!?!?いやぁああはははははっはははは!?!?もういやああっははははっはは!?!?」 くすぐりに負け、半狂乱になって泣き叫ぶ女の子。 しかし、どれだけ暴れようと、くすぐったさからは逃れられない。 「いひぃいいいひひひひひ!?!?ああっあははは!?!?くしゅぐったいくすぐったいぃいいいぎゃはははひひひひひひひひひ!?!?」 無抵抗のシノンは無数のマジックハンドによって容赦なく責め立てられていた。 「きゃはははははは!?!?もう無理っ!無理だってばぁああははっはは!?!?かえしてっ元の世界にかえしてぇえええぎゃははいひひひぃいいっひひひひひひひひひひ!?!?!?」 マジックハンドと羽とブラシで徹底的に全身をこちょこちょと虐められまくり、敏感な部分を執拗にいじめられると、くすぐったすぎて頭がおかしくなりそうなほどの激感に襲われる。 「おーおー、今日もやってるねぇ」 「あひっひっひっひっひ!?!?やだっやだぁああっははっははっははは!?!?もう許してっ!許してぇえええへへへへへへへ!?!?!?」 シノンがゲームの中で笑い苦しむ様を何人もの男が現実世界のモニターで視姦していた。 とある方法でシノンの個人情報を手にした彼らは彼女の逃げ場所である現実世界の身体をも誘拐していたのだった。 「お、この子のことニュースになってますよ。『朝田詩乃(16) 行方不明』だって」 「バレやしねぇよ。衰弱するまでくすぐって遊んでやろうや。ぎゃははは!」 「万が一ゲームから脱出できたとしても現実の身体がこれですからね。どっちの世界にいても結局くすぐられるなんてかわいそ~」 「たまに「ログアウトさえできれば~」なんつってるからな。今度試しにわざとログアウトさせて現実がどうなってるか分からせてやろうや」 「うわ~~鬼畜だなぁ。いいッスねそれ~!」 そう、シノンこと朝田詩乃の身体は男たちによって誘拐され、完全に拘束されている。 ログアウトしたところでくすぐりから逃れることは出来ないのだ。 「ぎゃははあひひひひひひひひ!?!?げっほげほげほぉえええっへへへっへえへえひひひひひひひ!?!?ぎはひゃひゃひゃはぁぁああっはっはっははははははっはは!?!?」 そんなことを知る由もないシノンは僅かな希望にかけてくすぐり責めを受け続ける。 いつか何らかの表紙にログアウトさえできれば、この地獄の苦しみから解放される――そう信じて。