旧作をリニューアルしたものです。
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作者:まに
ルルイチ学園屠畜場の一部屋。
和で統一された畳敷きの部屋に、雌と、それに貪られる雄がいた。
「だからお願い……♡
私の全てを、あなたのものにして……♡」
熱っぽい懇願と共に、抱き包んだ年下の彼氏へ何度も口付けを落とす様は普段の彼女からは想像もつかない。
なにせ、葵依美里(あおい・えみり)は男勝りな凛々しい女性だ。
その外見こそ産まれつきの金髪と褐色肌によりギャルのような印象を与えるが、男に媚びるような性格では全くない。真面目に部活である柔道へ取り組み、好意を抱いた年下の彼氏とも清く甘い交際をしている。その清い交際は彼女の照れ屋な性格も一因ではあるがしかし、とにかく依美里は何事に対しても真摯でこざっぱりした女性なのだ。
それが、今は彼女の象徴とも言える黒帯の柔道着姿で彼氏を貪っている。
整った容姿を発情に火照らせながら、豊満な乳房を彼氏へと押し付けてキスの雨を見舞う様は彼女らしくなく、また数多の雄を容易に誘惑出来るであろう淫靡に溢れている。
「ね、好き……大好き……♡
だからいいでしょ……ね……お願い……♡
私の処女と、私の命……一番大事な二つのものを奪って……♡」
――ねだるようなキスに溺れる、彼からしてみればそれは堪らない恍惚であろう。
あの尊敬すべき先輩に、あろうことか屠畜をねだられているのだ。
人として、先輩として、そして雌として、魅力的に過ぎる彼女からの、永久の従属懇願。
極上の雌に文字通り身も心も捧げられるという愉悦は、普段大人しく心優しい彼をもってしても抗いがたい高揚だろう。
勿論、彼は依美里のことを心底愛している。
現に彼は、数刻前から今に至るまでしきりに彼女を説得してきていた。本当にいいのか、と何度も何度も。
『彼女が屠畜を決意した経緯』もあり、少なくとも現在では、彼はあまり屠畜に対して乗り気ではないらしい。
「……ううん、いいの、ありがとう、好き……でもね……♡」
しかし、依美里の行動はすぐ、彼を極限の興奮に陥れる。
「だからこそ、これで……この帯で、あなたに絞め殺して欲しい……♡」
言いながら腰に巻いた黒帯を解き、手渡したその瞬間に彼を襲った征服感は、最早筆舌には尽くしがたいほどの、強烈な代物であったことだろう。
黒帯はつまり、柔道にひた向きに打ち込んできた彼女の人生の象徴。
それを手渡され、それで殺す――彼女の一生懸命な人生を色欲で踏みにじるような被虐性が、屠畜という圧倒的蹂躙によって増長され、愛情で一層濃度を増す。大好きな依美里の全てを犯して支配するような行為は、優しい彼の本能を壮絶なほどに刺激して止まない。
屠畜とは、雌にとっての至上の悦びでありながら、雄にとってもまた同様である。
彼はようやくそれを身体で理解しながら、痛いほどに膨れ上がった勃起を、紐解かれ露になった依美里の腹部へと押し付けつつ、頷いた。
依美里は一つ、大きな身震いに震えあがると、抱擁を解いた。
「ありがとう、大好き……♡
これで『責任』も果たせるし、肉畜としても幸せになれる。嬉しいわ」
『責任』。その言葉を漏らす時、依美里の表情はいつもの彼女らしい芯を持って微笑んだ。
しかし、それはすぐ発情をもよおした雌猫のそれとなり――前を開いたまま仰向けに寝転がる頃には理性などすっかり消し飛んでいた。
「さぁお願い、犯してっ♡ 殺してっ♡
あなたの全てで、私を支配してっ♡」
あの依美里が、柔道部には似つかわしくないほどいやらしい褐色の肉体を放ってねだっている。
倒錯的な年上彼女の姿は、言うまでもなく彼を動かさせる魅力を有していた。
「あっ――」
彼女の象徴である黒帯が、美しい首へと巻かれ、
「――ン、ギヒッ♡」
手を引かれ締め上げられたその瞬間、彼女は歯を食い縛って無様な白目を向いた。褐色の肉体が乳房を揺らしながら弾けるように反り返り、強く張った脚の爪先で畳を掻きながら痙攣する。
その両手は反射的に首元へと行ったが、幾ら爪で掻こうとも、首の肉に食いこんだ黒帯へは引っかからない。
「はひっ、ぎっ、いっ――♡」
次第に泡を吹き始める、依美里の頭に脳内麻薬が駆け巡る。全身を極限の快感が襲い、依美里はまるで雄を誘惑する淫らな踊りでも踊るかのようにのたうちまわる。
依美里の両手は、自然、自らの乳肉を乱暴に揉み始めていた。柔らかなチョコ色おっぱいが挑発的に形を歪めていく。柔道部には不要な爆乳は彼女の指の間から溢れ返り、形を変える度に濃密なフェロモンを放っているかのようだ。
それに益々興奮したのであろう、彼の手が一層強く黒帯を引く。
顔が鬱血で青くなるほど締め上げられたその瞬間、彼女は勢い良く潮を吹いた。
(……幸せ……♡)
「ンゲギッ、んぎっ、ぎゅっ――♡」
形容しがたい掠れた声を漏らしながら、彼女の表情は臨死の恍惚に蕩けている。
快感に浸るその脳内では、この極楽に至るまでの経緯が、走馬灯のように駆け巡る。
* * *
ルルイチ学園の柔道部は、長年の伝統を誇る地域大会常連の強豪校である。
だからこそ、今年の地域大会で喫した数十年ぶりの団体戦初戦敗退は、柔道部の看板に拭いがたい泥を塗りつけたという罪の意識を部員たちにもたらした。
大会から翌日。柔道部の部活会議が開かれ、総勢二十三名の部員全員と一人の顧問は道場に集まっていた。
『……責任を取るべきです』
部長である柏原早季(かしわら・さき)の声が静かに響いた。
その長いまつげの下から覗く瞳には、揺るぎない決意が宿っている。
『団体戦に出場した高等部3年生――私、千種さん、葵さんの三名は、この結果への全責任を負い、屠畜を受けましょう』
名指しされた依美里と、柔道部のエースである千種茅美(ちくさ・かやみ)は躊躇なく頷いた。
一部の学園飼育場では不名誉な敗北を処刑によって償わせる校則があるが、ルルイチ学園にはそのような校則はない。故に敗退に対する罰則はないし、強制の風潮も存在はしない。
しかし彼女たちのような責任感ある生徒は、しばしば自己の決意によって屠畜を成すことがあった。
――屠畜は肉畜にとっての幸福である為、潜在的な欲求を抱いてしまう分余計にそれは多い。
『これは私たちが進んで行うこと……勿論、死に方を選ぶ権利が私たちにはあるわ。千種さん、葵さん。好きな方法で逝きましょう』
普段は笑顔のよく似合う早季が、今は部長としての責務を果たす厳しい顔つきで、言う。
しかし、その秘部が既に興奮で濡れていることをその場にいる全員が察していた。
なにせ、自分がそうであるのだから。
所詮、自分たちは肉畜。
いかに責任感から屠畜を決意しようと、欲情することは避けられない。
はしたなく、雌としてこの上なく魅力的な存在である彼女たちが、互いの発情を察しないわけもない。
『……私は、部長として厳かに公開切腹をして、果てるわ』
早季はぷるりと艶やかな唇で決意を紡ぐ――最もその口は、時折男性教師や近所の中年男性の肉棒を啜っている不浄な代物であるが。
『それじゃあ……私も早季と一緒の場所で首絞めかな……』
茅美は落ち込んだ様子でいながらも、既にその脳内を絞殺の想像でいっぱいにしている。人受けの良い性格で部の人気者である彼女の、趣味が自らの帯を使って行う変態首絞めオナニーやセックスであることを知るものはいない。
『だったら、私も屠畜を受ける』
柔道部顧問の赤尾清美(あかお・きよみ)は生真面目に宣言した。
『敗北の責任の一端は私にもある。顧問としての力不足が、このような結果を招いたのだ。柔道部の名を汚さぬよう、二人と同じ場で、潔く斬首される』
三十路の彼女はいかにも教師然としていながら、パンツの中では絶妙に蒸れた性器を蕩けさせており、太腿にまで愛液を伝わせている。教育熱心な教師の皮を被りながらも生徒の性処理を趣味とし、千種とはセフレの関係にさえなっている彼女からしてみれば発情しないわけにはいかないのだろう。
『そ、それじゃあ私たちも――』
氏原莉野(うじはら・りの)の声が震えながらも、しっかりと道場に響いた。
『私と文夏も団体戦に出場したんです。先生や先輩たちだけに責任を負わせるわけにはいきません。同じ覚悟は持っています』
莉野の言葉に、隣の稲垣文夏(いながき・ふみか)がこっくりと頷いた。
『待ちなさい、氏原さん……それに、稲垣さんも』
早季は既に柔道着の内側で期待に乳首を甘勃ちさせながら、二人を制止した。
『私たちと違って、あなたたち二人は後輩。生きて部を引っ張っていって欲しいの。責任を取るというのならその後よ。出来るわね?』
早季の言葉に、莉野と文夏は困惑しながら互いに顔を見合わせた。
『でも、先輩たちは……』
文夏はまだ言いかけたが、早季は優しくも強い眼差しで彼女の言葉を制した。
『部長の指示に従いなさい』清美が厳しい声で言った。『柏原さんの言う通り、君たちが柔道部の未来を背負うのだ』
莉野と文夏の拳が膝の上で微かに震えた。確かに彼女たちは、高2生でながらも、団体戦選抜メンバーに名を連ねる実力者だ。来年の地域大会優勝を目指すには、二人が中心となって部を率いていく必要があった。
『は、はいっ……』
『分かりました……』
表面的は素直ながらもどこか不満そうな返事が二つ。既にその気になっていた二人からして見れば、おあずけに他ならない残酷な所業だが、部長の命令であれば引き下がるほかない。
莉野と文夏が大人しく黙りこくって発情を抑え込むのを境に、水を打ったような静けさが道場に満ち渡る。
『……私は、彼氏に全部を捧げたい』
――依美里の言葉は、そこにしんと染み渡った。
処女である彼女の、その声色は真摯であった。大切に育んできた彼氏との関係を、屠畜を持って終えたい。最後に全てを彼へと注ぎ、愛の中で逝きたい。
既に期待に身体を火照らせながら、普段の漢らしい振る舞いからは想像も出来ないほど、依美里は誰よりも女の子らしくそう思っていた。
『……決まり、ね。日時はどうしようかしら。私は、明後日にしようかと思っているけれど……そうなると、千種と先生も同じかしらね』
早季の言葉に、依美里は熱を込めて言った。
『明日……明日に、私、彼氏に屠畜してもらう』
* * *
「はぎっ♡ ぎっ――♡」
――昨日の出来事が、首を絞められる依美里には遠い過去のように感じていた。
皆が発情しながら道場を後にするまでのあの時間が、昔話のように遠い。
それほどに、依美里はこの時間を待ち望んでいた。
優しい彼氏に絞め殺される。
彼は自分の身を案じてくれながら、それでも精一杯に、してくれる。
その確証があったからこそ、依美里にとってこの時間は待ち遠しくて仕方がなかった。
可愛らしくて愛おしい彼氏に、命を絶つ強さで首を絞められる。
――そして。
「あがっ、ぁっ――あっ――♡」
依美里は朧気に感じたその感触だけで軽く達した。
己の秘部にあてがわれた、猛々しい肉棒の感触。
それは依美里に伺いを立てることもせず、一気に奥まで突き刺さり――処女膜を破る。
「――っ♡♡♡」
処女喪失の瞬間、依美里を襲った快感は最早、人生を壊すほどの凄まじさであった。
現に、依美里の脳は死に始めていた。
首絞めによって酸素を失い、脳細胞がぞくぞくと死滅している。
しかしその最中、放出される大量のドーパミンはあまねく苦痛を壮絶な快感へと変換させる。
今の依美里は、麻薬をキメてのセックスさえ凌ぐ夢の世界に浸っている。
呼吸さえ出来ない無様な姿で処女を喪失しながら、朦朧としたその表情は、恍惚一色に染まっていた。
「おっ、ん゛っ♡ かひゅっ、ひゅっ、ひゅっ――♡」
黒帯を強く絞められた分だけ、脳内麻薬が脳血管を勢い良く巡る。
涙を流し、涎を垂らし、白目を剥いて、豊満な肉体を彼氏へと明け渡す。
彼氏は腰を振り始めたのだろう。蕩けた膣壁を怒張が滑り、子宮に鈴口が打ち付けられるたびに、依美里は百回の絶頂を詰め合わせて尚劣るほどの快感を覚えた。
極上の褐色ボディを、犯される。
彼の所有物であることを知らしめるように、突かれ続ける。
その都度――百回、百回、百回。
今後生きていたのならば味わっていたであろう数十年分の濃縮した快感を、ものの一分も経たない中で味わう至福。
首を、ぎちり、青紫になるほど締め付けられて、
「~~~~っ……♡」
嗚咽さえも吐き出せず、
「っ♡ っ♡ っ♡」
肉棒の往復を感じるたびに、幾重にも絶頂する。
女として、これ以上の幸せはない。
死の淵で、依美里を至上の恍惚が満たしていく。
――やがて、彼氏の側にも限界が訪れたらしい。
防衛本能によりきつく締まった膣は命を差し出して演出するに値する快感を生み出すらしく、彼の肉棒もまた幸福に浸っていた。
「――っ」
彼の声は、もう聞こえない。
しかり依美里には彼の言っているであろう言葉が良く分かった。
いくよ、という射精の宣言と――好きだと言う、愛の告白。
「~~~っ♡♡♡♡」
常に絶頂感を味わいながら、それでも依美里の全身に、それさえ凌駕する特大の絶頂が走った。
依美里は子宮に精液を注ぎこまれ、受精したその瞬間、逝った。
死因は、酸欠による快楽死であった。
* * *
暫くの後、屠畜部屋には秘部から白濁を漏らす依美里の骸が投げ打たれていた。
その表情は蕩けきっており、頭のてっぺんから足の爪先に至るまで、快感がみっちりと詰め込まれているのが良く分かった。
柔道によって鍛え上げられた褐色の肉体は、死して一層欲情を誘う。
結局依美里であったものは、その後数時間に渡って彼に愛され続け、最後に業者によって回収された。
剥製とされる前の最後の営みは、健気な二人らしく、永遠の愛を誓う接吻であった――。
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アミバ
2025-11-03 00:46:20 +0000 UTC苍茫的空之境
2025-04-12 05:06:54 +0000 UTC9322
2025-04-05 23:25:04 +0000 UTC