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伊吹咲那の苦悶 音声同人台本 1/2

タイトル

退魔の領域 退魔師 伊吹咲那の苦悶


総文字数:

括弧付き文字数 : 5336文字

トラック数 : 5トラック


使用記号

<>:タイトルなど

():心情のセリフ

「」:実際にしゃべっているセリフ



<あらすじ>

妖魔の討伐のために、地下に根を張った妖魔の巣に派遣される咲那。

想像以上に育った巣を早急に駆除するため単独で巣へ突入する。

巣の主らしき妖魔を倒すが、それは囮だった。

力を使い切ったところをとらえられ、触手に凌辱される。



<トラック1>

状況説明


<トラック2>

媚薬ガスを吸わされて焦らされる


<トラック3>

手脚を触手に呑み込まれてしゃぶられる


<トラック4>

脇腹と脇を触手で擽り責め


<トラック5>

エナジードレインされながら全身を触手に犯される 

<トラック1>

<状況説明>



「はぁっ、はぁっ…ここね……大した事ないって話だったけど、これはっ……」



私は、協会から妖魔の討伐を請け負っていた。

場所は首都のど真ん中、その地下に蟻の巣のように広がる下水道。

いくら殺しても湧き出る雑魚妖魔。

増えないうちに掃除するいつもの任務。

そのはずだった。

だけど、実際の現場は酷いことになっていた。

私が立っている地下水道への入口は既に異界化している。

外にまで肉と触手が溢れて、白濁した粘液が染み出し、うねる肉はヒールブーツに白い飛沫を飛ばしてくる。

私は、そのおぞましい光景にたじろぎ、思わず一歩脚を引いてしまう。

応援を呼ぶべきだろうか……

だけど、この状態は不味い。

これだけ育った巣は、いつ大量の妖魔が這い出してきても不思議はない……

一刻の猶予もない。

すぐにでも巣を作っている主を討伐しなければ、上の街が危ない。

この規模の巣の掃討……

今の体調でできるだろうか…?






今日の私の体調は最悪だった。

あのクソ淫魔、リーリエに刻まれた淫紋が激しく疼く。

私の身体は、この呪いの文様のせいで常に疼きを感じ、霊力を使うことに快感を覚える、退魔師として恥ずかしすぎる体質に改造されてしまっている。

淫紋の効果の一つ、常に湧き出す疼きは周期的に強くなったり弱くなったりする。

今日は、特にそれが酷い。

腰の奥から湧き出すような疼きが全く収まらない。

さっき着替えたばかりの狩衣、身体に密着する戦闘スーツは、発情した汗でしっとりと身体に張り付き、クロッチには愛液のシミを作ってしまっている。

いつもは気にならない、肌に密着する極薄の衣装、狩衣の感触が気になって仕方がない。

太腿や股間に食い込むハイネックレオタードにサイハイニーソックス。

指先や指股をぴったりと覆う肩口までのグローブ。

鼻と口を覆うマスク。

そういった肌に接して、さらさらした布地の些細な感触を送り込むすべてがむず痒い。

鳥肌が立ったように敏感になっている肌の感覚に、無意識に内股になってしまい、身体を捩ってしまう。

呼吸は熱くなり、鼻にかかったような甘い吐息を止められない。



だが、もう時間がない。

覚悟を決めると、無線で本部へ短く現状を伝える。

そして、腐肉と粘液がぐちゅぐちゅとうごめく妖魔の巣に足を踏み入れた。




このとき、私は焦っていた。

そして、すぐに、この時の選択をいやというほど後悔させられることになる。


<トラック2>

<場面反転、妖魔の巣の最奥>



「はぁーーーっ、はぁーーーっ、はぁっ…うううっ…危ない…危なかったっ…っ」






私は妖魔の巣の最奥で、忌々しい妖魔の体液と粘液に塗れていた。

標的の妖魔は何とか倒した……だけど本当にぎりぎりだった。


「はぁっ……はぁっ……くそっ……はぁっ……はぁっ……」

最悪の体調で妖魔の体液と粘液を浴び続けた私の身体は満身創痍だった。

霊力をほとんど使い切ったせいで、淫紋の疼きが酷い。

固くなった乳首は汗と粘液でぐちゃぐちゃになったインナーから透けてしまい、秘所も愛液でぐっしょりと濡れてパクパクと痙攣している。

下腹部から湧き上がるどす黒い快感で下半身が痺れ、まったく力が入らない。

髪には、白濁した粘液がへばりつき、べたべたとして気持ちが悪い。

本当にひどい有様だ……

「はぁっ……はぁっ……っ……ふうっ…ふぅっ……」

私は、刀に持たれて膝をつき、熱い呼吸をなんとか抑え込もうと必死に深呼吸する。

だが、その呼吸で取り込む空気は、強烈な催淫作用を持った媚薬で汚染されている。

狩衣の浄化作用は全く追いつかない。

私の呼吸は、ますます熱く速くなっていく。


「はぁっ……はぁっ……っ……ふうっ…ふぅっ……」

(う、疼きがっ…ひどすぎるっ…はぁっ……はぁっ……はぁっ……っ……)

だが、私は勝った。

もうすぐ、主を失ったこの巣は消える。

そうすれば味方も巣に突入してくる。

そう思った私は、無意識のうちに油断していた。

妖魔はその隙を見逃さなかった。

私の背後の肉の壁から、多数の触手が溢れるように生えだし、快感に震える私に一目散に伸びる。



「うぁっ!?!こ、こいつらっ!あっ!し、しまっ……うぁ~~~~っ!?」

私は目端でそれをとらえ、とっさに刀へ霊力を籠め、迫り来る触手を切り払おうとした。

だが、淫紋から湧き上がる疼きで霊力がうまく制御できない。

快感で一瞬硬直した隙に、刀を弾き飛ばされ、手脚を絡めとられる。

腹や脇に手首ほどもある触手が一斉に絡みつく。

そしてそのまま、床一面にたまっている白濁した粘液の中へ引き倒されてしまう。



「触手が脚にまきついてっ……うわっ……ぷはっ!くっ、手、にもっ……や、やめろっ!このっ…!くぅっ……」

私は白濁粘液の中で触手を引きはがそうと必死に藻掻く。

だが、触手は次々に私に群がり、巻き付き、身体の自由がどんどん奪われていく。



「クソッ……このっ……やめろっ……うぁっ!?触るなっ!このっ雑魚妖魔がっ…!」

身体中をはい回る触手の感触に、思わず上ずった声が出てしまう。

身体をなでまわす触手を、口ぎたなくののしるが、私の身体はもう限界だった。

疼きと快感で身体には満足に力が入らず、触手に少し肌を撫でまわされれば肩を跳ね上げてしまい、抵抗するための力がどんどん抜けていく。


「っぅ!な、なによっそれっ……くっ、や、やめろっ!そ、そんなものに私を乗せるなぁっ……!」

白濁した粘液から、肉の塊が迫り上げる。

それは、まるで肉のベットだった。

表面にはびっしりと肉粒と繊毛が生え揃い、染み出す粘液をねちゃねちゃとかき混ぜながら、私を歓迎するように蠢いている。




「このっ……ううっ~~~~~っ!やめっ……やめろーーっ!!」

(い、いやよっ…あ、あんなのぜ、絶対に触りたくないっ……)

身体に巻き付いた触手は、私をはずるずると肉のベットにへと引きずっていく。

私は、肉の床にヒールブーツを突き立て必死に足掻くが、触手の力は驚くほど強い。

じりじりと確実に引き寄せられてしまう。

そして、ついに、私は触手ベットに強制的に寝かしつけられてしまった。



「うあぁぁぁぁ~~~~~っ!?!!?!」

(せ、背中がっ!?この感触っーーーっ、さ、最悪すぎるぅっ…~~~~!)

肉ベットの感触は最悪だった。

びっしりと生えそろった肉粒と繊毛が、強制的に寝そべらされた私の背中にしゃぶりつく。

腐った肉で背中を撫でまわされる感触に思わず鼻にかかった、か細い吐息を吐き出してしまう。



「やめろっ…あっ!す、吸いつくなっ…くぅううっ~~~っ」

(霊力がもうないっ……ち、力がでないっ……こ、これじゃあっ……脱出できないっ……こ、このままじゃっ……不味いっ……)

妖魔との戦闘で霊力をほとんど使い切った私には、見かけ通りの少女程度の力しか残されていない。

ろくな抵抗もできず、両手足に巻き付いた触手に、両手は捩じり上げられ、両脚は広げられて肉のベットへとさらにきつく縛りつけられてしまう。


「はなせっ……こ、このっ…ふぁっ!?くぅうっ……」

身体を捩り、なんとか脱出しようと抵抗するが、触手はそれを許さない。

四肢に力を込めてみたが、触手に巻き付かれ、きつく引き絞られて全く動かせない。

触手は、無駄な抵抗はやめろとでもいうように、四肢をさらにきつく締めあげ、肉のベットが盛り上がり、拘束を強める。

私は手足を引き絞られ、のけ反らされ、さらに抵抗力を削がれてしまう。



「くぅううっ……引っ張るなっ……このっ!はなせっ……」

(拘束がキツいっ…これじゃあ抵抗できないっ…)

淫紋から湧き上がる強烈な疼き。

妖魔の巣の腐ったような甘い空気。

肉の天井から滴る白く濁った粘液。

きつく縛り上げられ、仰け反らされ四肢。

背中を舐めしゃぶる肉のベットのおぞましい感触。

それらすべてが、私の身体を責め苛む。



「っ!それが本命ってわけねっ……」

そして、抵抗出来なくなった私に更に触手が伸びる。

肉ベットから、肉粒で覆われ繊毛をびっしりと生やしたブラシのような触手が大量に生え上った。

生え上ったブラシ触手は、20…いや、30匹近い数だ。

腐った肉、蠢く無数の細かな触手で出来たブラシのような触手がぼたぼたと粘液を滴らせて、私に近づいてくる。




「近づかないで……もらえるかしらっ……?はぁっ……はぁっ……っ」

白濁した粘液を涎のように滴らせるそいつらは、仰け反り、四肢をピンと張った状態で拘束され、大股を開かされて全く抵抗できない私の身体を、ぐるりと取り囲み鎌首を擡げる。

普段なら一瞬で切り伏せられる雑魚だ。

だけど、今の全く抵抗できないこの状況では、それが恐ろしくてたまらない。

いくら雑魚とはいえ、こいつらは妖魔だ

女の身体を嬲り、犯しつくすことに関しては恐ろしい能力を持っている……

そんな相手に、完全拘束の発情した身体を無防備にさらしてしまうなんて、たとえ退魔師だったとしても致命的だ。

無駄だとわかっているが、私は四肢に力を込め、何とか触手から逃れようと身体を悶えさせてしまう。

だが、触手の力は一切緩まない。


「むだよっ……止めなさいっ……くっ……」

私は触手の群れを睨みながら、震えそうになる声で触手を威嚇する。

だが、触手は止まらない。

ブラシ触手が狙うのは、もちろん私の性感帯、秘所と胸だった。

四肢をきつく引き伸ばされ、のけ反らされた状態では全く抵抗できない。

ねちゃねちゃと耳を塞ぎたくなるような悍ましい音を立てて、触手がついに無防備な私の身体に触れた。

だが、その瞬間、激しい閃光は走り、触手が黒焦げになった。



「は、はん……だからっ…無駄だっっていったじゃない……」

(だ、大丈夫っ……狩衣の加護はまだ効いているみたいね……)

私は内心で冷汗を流す。

私たち退魔師が身に着けているこの密着衣装は単なる薄布じゃない。

最新の化学繊維で織られ、最古の術式に守られた鎧であり武器だ。

特に、人体の急所、淫魔が狙うような場所は強く守られている。

雑魚触手程度では触れることすら許さない。

無防備だと思っていた私から、思わぬ反撃を受けた触手はじゅるじゅるとその肉を蠢かせ、私の身体から離れていく。



「雑魚触手程度が…私の身体に触れようなんてっ……図々しいのよ……はぁっ……はぁっ……くっ……はぁっ…はぁっ…」

(しばらくは大丈夫そうね……あとはっ……増援が来るまで耐えればっ……)

ずきずきと痛むような淫紋からの疼きを呑み込みながら考える。

巣の主は殺した。

味方にも連絡はしてある。

あとはこのクソ忌々しい巣が消滅するまで耐えればいいだけ……

だが、目の前には、ほとんど抵抗できない拘束された無防備な退魔師の少女が一人。

そんな状況で、触手が黙っているわけではなかった。

新たな責めが私を襲う。

背後から触手、ガスマスクのような形をしたそれが忍び寄り、素早く顔にへばりついてきた。



「んんっ!?っぁっ!!な、なにこれっーーーっ!?ううっ!!!???」

(胸やあそこが責められないからって…どういうつもり……絶対に口なんて開けないわよっ……)

もし口に触れたら噛み千切ってやろうかと思っていたが、触手の狙いはそこではなかった。

口を覆うようにへばりついた触手から、ガス、それも色が見えるかと思えるほどの濃さのものが吐き出された。




「んっ!?これっ…うぁっ…が、ガスっ…?うあぁっ……くっ……んっ……」

(す、吸っちゃダメっ……これっ…絶対に不味い……っ)



退魔師の本能が告げている。

このガスを吸うのは不味い。

とっさに呼吸を止めて、触手を引きはがそうと唯一自由な首を左右に振る。

だが、その程度で顔にへばりつた触手は離れない。

それどころか、首や顎にまで、細い触手を伸ばしてがっしりと絡みついてくる。

触手から滾々と吐き出され続ける、このガスを吸うわけにはいかない。

私は呼吸を止めて、絡みつく触手を睨みつける。

だが、呼吸の我慢など長くは続かない。

一分も立たずに、限界が来てしまい、我慢した分深く呼吸してしまう。

触手から吐き出されるガスを、思い切り吸い込んでしまう。


「ぷはぁっ!あっ!んっ~~~~――――!?うあぁぁぁっ!?」

(ま、不味い、こ、これっ……び、媚薬だっ……それも即効性のやっだっ……ああっ!……こ、これっ……つよいっ……くうっ……)

ガスを深く吸い込んだ瞬間、反射的に身体が跳ねあがってしまった。

乳首が固くなり、内股に愛液が流れるのがわかる。

身体中の皮膚に鳥肌が立ったように敏感になり、淫紋を刻まれた下腹がカッと熱くなる。

四肢から力が抜けていき、瞼が十倍も重くなったような虚脱感が身体中に広がっていく。


「くっ……んんっ……はぁっ……っ……ううっ……あっ……くっ……はぁっ…はぁっ…」

これをかがされ続けるのは絶対に不味い。

脱力して疼く身体に力を込めて脱出を試みるが……やはり無駄だった。

ただでさえ困難な脱出は、媚薬をかがされ、抵抗力を削がれた今、更に困難になってしまっている。

徐々に悪化していく現状に歯噛みする。

今の私にできることは、腰奥から湧き上がり続ける重い疼きに耐え忍ぶことだけだった……

<トラック3>



「はぁーーっ、はぁーーーっ……ううっ…くぅううっ……はぁーっ…はぁっ……はっ……このっ……いつまでっ……ううっ……くぅうっ……はぁっ…はぁっ……」




どれくらいたっただろう。

媚薬ガスを散々かがされ続けた私の意識は朦朧としていた。

身体は、一切触られていないにもかかわらず、燃えるように熱くなってしまっている。

淫紋から湧きあがる疼きもますますひどくなり、スーツの股間をびしょびしょに濡らしている。

発情した熱い汗が止まらず、すでに濡れていたインナースーツ、ただでさえ食い込みがキツイそれが、更にぴったりと身体に密着して、ねちゃねちゃと気持ちが悪い。

濡れたスーツは、私の勃起した乳首やクリトリスをすかしてしまっている。

身体を苛む不快感に耐えられず、身体を捩れば、汗に濡れた滑らかなタイツ生地が性感帯を擦り、その刺激に肩を震わせてしまう。

加護によって守られ、一切触られることのない性感帯。

だけど、なにもされずただひたすらに媚薬をかがされ続けるだけ現状では、かえってそれが私の精神を妖しく揺さぶる。

乳首もクリとリスも、薄布を押し上げるほど固く勃起してしまっている。

それなのに一切触ってもらえない。

腰の奥にたまっていく快感を発散させてほしい。

乳首やあそこをその触手でこすり上げてイカせてほしい。

そんなことを朦朧とした頭で考えてしまう。

私はその淫靡な考えて気づき、はっとして羞恥心に歯噛みする。

これでは妖魔の思い通りだっ……

それだけは絶対に嫌だった。

私は蕩けそうになる眉根を釣り上げ、再び触手を睨みつける。




「はぁっ……はぁっ……っ……いくらこんなもの嗅がせてもっ……む、むだよっ……あなたたちは……私に触れられないんだからっ……んっ……はぁっ……っ」

ぴくぴくと痙攣しながら細く喘ぐ私の様子を見て、もう十分と判断したのか、口から触手マスクが引きはがされた。

マスクの下で喘ぎ、情けなく開いてしまった私の口は涎と汗にまみれてしまっている。

触手と唇の間に引かれた涎の糸が恥ずかしくてたまらない。



「はぁっーーーー、はぁーーーーっ……や、やっとあきらめたっ……みたいねっ……はぁっ…はぁっ…っ……」

媚薬ガスと比較すれば、巣の汚染された空気でもまだましだ。

私はみっともないくらい深く甘く喘ぎ、必死に汚染された空気を貪ってしまう。

だが、妖魔は私に十分な休息を与える気はないようだ。

みっともなく喘ぐ私に、新たな触手が伸びあがってくる。

私の太腿周りもあるような太さのそれが、がねちゃねちゃと気色の悪い音をたてながら、一切抵抗できない私にじり寄ってくる。



「無駄だって……言ってるでしょ……はぁっ……はぁっ……」

(あなたたちみたいな雑魚は…私に触れられないのにっ……なにをしても無駄よっ……)

狩衣の加護がある限り、雑魚触手程度では私に触れることはできない。

身体を焼かれてその程度は認識したと思っていたけれど……



「ひぃっ!な、何よそれっ……っくっ……近づけるなっ……くっ…ううっ……はぁっ……なにをする気なのっ……」

触手の先端が、まるで花弁のように四方へ開いた。

開いた触手の中は、肉の坩堝だった。

肉粒と繊毛がびっしりと生えそろい、白濁した粘液と媚薬に満たされている。

触手がうごめくたびに内部の肉粒と繊毛が押しつぶされてかき混ぜられ、ねちゃねちゃぐちゃぐちゃと最悪の音を立てる。

その汚らわしい光景に、思わず顔が引きつる。

だが、触手は止まらない。それぞれ一本ずつが、私の四肢のそれぞれに近寄ってくる。



「まさかっ……やめっ、やめなさいっ!!!!やめろっ!!!くぅうう~~~っ!?」

(そ、それで……わ、私の手足を呑み込む気なのっ!?ぜ、絶対いやっ……こ、こんなのに呑み込まれるなんてっ……ぜ、絶対にイヤっーーー!)

拘束されて動けない私の手足に粘液が垂れ、触手が触れる。

妖魔が触れられないのは、正確には、私に、ではない。

私の性感帯、胸や秘所に触れられないだけだ。

性感帯では無い部位、たとえば、触手が今呑み込んでいる手足のような部位は、加護が薄く、雑魚でも触れることができる。


「うあぁっ!?ひぃぃぃいっ~~~~――――っ!?あっ!?うあぁぁーーーーっ!?」

私は想像していた何倍も最悪な触手の内部の感触に、普段なら絶対に出さないような声で叫び声をあげてしまった。

極薄のニーソックスとグローブに包まれている手足を、細かに蠢く肉に舐めあげられる感触は最悪だった。

拘束された手足が少しずつ、少しずつ、肉壺触手に呑み込まれていく。

四肢を挿入させられた肉壺触手の内側は、生暖かい粘液と腐った肉に満たされていた。

触手の内側にびっしりと生えそろった細かな繊毛、糸ミミズのようなそれが、私の手足の指にうぞうぞと絡みつき、扱き上げるように粘液に塗れた細い身体をこすり付けてくる。




「擦りつけるなっ……気持ち……悪いのよっ……あっ!やめっ……ううっ……くっ……はぁっ……っぅうううっ~~~っ」

私はその感触に、唇を噛みしめ声を殺して耐える。

こんなふざけた責めで声を上げるなんて、退魔師としてのプライドが許さない。

四肢を呑み込む肉壺触手を睨みつけ、喉までせりあがった甘い吐息を飲み下す。

だが、もちろん触手の責めはこの程度ではなかった。




「ううっ!?なっ、こ、これっ……び、媚薬っ……ほ、本当にっ…芸がないのねっ…くひっ!?」

絡みつかれた手足の指先がカッっと熱を持つ。

その熱は一瞬で手脚を這い上がり、背筋を伝って腰奥を襲う。

肉壺を満たす粘液は、散々かがされ続けた媚薬ガスと同様に強烈な媚薬だった。

それも、どろどろとした粘性を持った原液。

多少の防水効果があるニーソックスを一瞬で透過して、手先と脚先の薄い皮膚に浸み込んでくる。

それを細かな繊毛と肉粒で塗りつけられながら、指の一本一本をねちねちと擦り上げられる。




「かはっ!うううっ~~~~っ!!!こんなのっ……な、なんともないっ……」

(指っ……なんでっ……くぅっーーーっ!!これっ……声がっ……漏れちゃうっ……)

本来、性感帯でもない指先への愛撫で熱い吐息と細い喘ぎ声が漏れる。

手足の先からゾクゾクとした快感を伴った心地よさがこみ上げ、きつく吊り上げた眉根が緩んでしまう。

私は、足指を握りこみ、伸ばし、せわしなく動かして触手からなんとか逃れようと悶える。

だが、拘束された状態では逃げ場などたかが知れている。

太い触手が足首に巻き付き、藻掻く指も細い触手にからめとられる。

逃げられなくなった足裏は、繊毛と肉粒がびっしりと生えそろった舌のような触手で舐めあげられる。



「あっ!ひやぁっ!あっ!あっ!そ、そんなとこっ……なめるなぁっーー!!!ああっ!いやーっ!そ、そんなとこっ……やめっ……うううっーーーっ!?」

(うあっーーーっ、ね、ねっちこすぎるっ…、こ、いつらっ…指の間までっ…うあぁっ!!つ、爪の間までっ……舐めるなぁっ…~~~~~!)

触手に飲まれる部分が増えるごとに、取り繕っていた強がりが少しずつ引きはがされ、切羽詰まった情けない悲鳴を上げさせられる。



「うぁっはぁっ!?くぅーーーーっ!!!や、やめろっっていってるでしょっ…っぅうう~~~~っ!!!し、しつこいっ……のよっ……いい加減にっ……あはぁつ!?あっ……あっ…あっ……あっいやっ!うあぁつ!?そこっ……あっ!だめっ!!!あっはぁっ!?いやぁーーーーーっ!!!!」

最悪の感触がつま先と手先からどんどん広がっていく。

私は髪を振り乱して絶叫する。

肉壺のなかの感触は最悪だ。

もうこんな感覚には一瞬だって耐えられない。

今すぐに逃げ出したい。

だけど、触手はどんどん私の手脚を呑み込んでいく。

手首、足首、肘、膝、太ももに二の腕。

それと同時に、手足から広がっていく耐えがたい汚辱感と掻痒感を伴った切ない快感。

それらの感触に、私は肩を震わせて声を甘くしつつあった。




「やめろっ……ううぅーーーーっ!!!こ、このっ!呑み込むなぁっ~~~っ!!!は、はなっ……せぇっ!あっはぁーーーーっ!!!!????」

(ど、どんどんっ……呑み込まれてるっーーーっ!手もっ…あ、脚もっ……あ、熱いっ……これっ……び、媚薬の効果がっ……きっついっ……)

逃れようと必死に身体を捩り、肉壺から手脚を引き抜こうと悶える。

だが、肉壺は絶対に逃がさないとばかりに、執拗に私の手脚を吸い上げる。

同時に足裏と掌を肉壺に生える無数の触手で媚薬粘液を塗りこめながら、舐め、擦り、擽る。




「はひっ!あっ、あっ、あっ!!!!そ、そんなっ、あ、手っ……脚裏っ……な、舐めるっ……なぁっ……」

(う、うそだぁっ……こ、こんなのっ……こんなのが気持ちいい……なんてっ……あっ!う、うそだぁーーっ!!!)

私はまだ手脚をなめられているだけなのに、呼吸を荒げ、髪を振り乱し、情けない声で喘ぎ悶えてしまう。

心では必死に否定するが、腰奥には少しずつ確実に疼きがたまっていく。

繊毛がびっしりと生え、生暖かい粘液に満たされた触手の肉壺に手脚を呑み込まれしゃぶられるのは、今の私にとったは耐えがたい快感になりつつある。




「こ、こんなの…な、なんでもなっ…はひぃっ!?あああっ…~~~、やめっ…、ううっ~~~っ!?あっ!くううぅ~~~―――っ!!はぁっ、はぁっ、はぁっーーーーっ!」

(あ、脚裏っ……しょ、触手がっ……粘液刷り込みながらっ……指の股まで全部ぬるにるって…っ…き、きもちいっ…、お、おかしのにっ…な、なんで手足をなめられてるだけでっ…こ、こんなの絶対におかしいのにっ…~~~~っくううっーーーーーっ)

触手の責めは陰湿でねちっこい。

恋人のように手へ触手を絡め、掌に肉粒を押し付け、足裏をつぶつぶだらけの触手で舐めながら指股へと触手を差し入れて、粘液を絡めてくちゅくちゅと擦り上げる。

私は、その快感と擽ったさの入り混じった感覚に、腰を跳ね上げ、喘ぎ声を搾り取られる。



「あっ……!くっ……しつこっ…しつこいっ…、無駄な、ふあぁぁっ…ことはっ…っ、くぅっ…や、やめなっ…さいっ…ああっ!いやいやいやっ、の、呑み込むなぁっーーー!」

(こ、こいつらっ……私の性感帯に触れられなからって……こ、こんな責め方っ……ど、どんどん手脚呑み込まれちゃうっ……ふぁぁぁっ……くそぉっ……こ、これっ……じ、じれったいっ……とこばっかり……ふぁぁつ……触手で呑み込みながら舐めまわすなんてっ…あはっ!?くぅううっうううっ~っ!?)

私は積り続けるじれったい快感に悶絶する。

くすぐったさを伴った切なすぎる快感は、私の我慢を鑢にかけるように容赦なく削り上げる。

そして、このじれったい感覚は、いくら積っても絶頂に届きそうにない。

必死に歯を食いしばっても、触手に飲み込まれた手足をなめしゃぶられて、マッサージされると体中が緩み、気の抜けた甘い吐息を吐いてしまう。

辛さと切なさばかりが積み重なり、解放されない熱が身体の中にたまり、どろどろと煮詰められていくだけでまるで満たされない。

だけど、触手の責めはどんどん激しくなっていく。



「はぁっ、はぁっ、はぁっ……っぅ……あっ!やっ!うううっ…はぁっ…っ…ふぅっ……ふぅっ……そ、そんなところっ……な、なめるぁっーーーっ!あはっーーーっ!!!」

(私をっ…くっ…い、イカせるっ…っ、つ、つもりなんだっ……こんな責めで…ふあああっ…ふ、うううっ……し、しつこっ…いっ…切ない感覚だけで絶頂させるつもりなんだっーーっ!!!)

触手は私の性感帯に触れられない。

だが、今はかえってそれが辛かった。

背中に、四肢の末端。

触手は、敏感だが直接的な性感帯ではない部位に媚薬粘液を擦りこみながら徹底的に舐めこそぐ。

私は、その快感と擽ったさが入り混じった切ない感覚に悶絶してしまう。

指を舐められ、足裏を擽られるたびに、声が漏れ、肩が震え、腰の奥に快感が蓄積されていく。

快感と掻痒感が混ざった感覚に悶絶してしまう。

秘所からは愛液が垂れ落ち、クロッチをびしょびしょに濡らしてしまう……



「こ、こんなことっ…ううっ…む、無駄よっ…ううっ…あああっ…クソっ…こ、こんなっ…ああっ~~~~~っ!!!」

(イクわけにはいかないっ……のよっ……あっ!……こ、こんなふざけた責めでっ……イクわけにはっ…うううっ~~~~っ!あっ!ふぁああっ…っ)

触手のひと舐めごとに自分でも知らなかった性感帯を暴き出され、開発されていく。

倒すべき妖魔にいいように弄ばれる屈辱。

だがそれらの感情はすべて手足から送り込まれるじれったい快感に押し流されてしまう。



「あああっ……の、呑み込むなぁっ……あはぁつ……!ああっ~~~っ!!!も、もうやめろぉっーーーーっ!!!くぅうぅう~~~~っ!!!」


「はぁ、はぁ、はぁ、……ううっ……はぁっ…っ…ううっ!?うあぁーーーっ!!!!やめろぉーーーっ!!!くぅうーーーーっ!ああっーーーーっ、だめぇ~~~っ!!!それっ…やめろぉーーーっ!!!うわぁ~~~~~っ!!!ああああっーーっ!!」

(だめっ……これっ……全然っ離してくれないっ……ううっ……このじれったいのっ……ダメっ……うううっーーーーっ!!!)

私にできることは、ねちっこい触手の愛撫に震えて耐えながら、悶え苦しむことだけだった。

トラック4に続く


Comments

とても良いです。

タナトス


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