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退魔の領域 伊吹咲菜の場合 まとめ③

第29話 伊吹咲菜㉙ リーリエの研究室⑥霊力補給触手マッサージ⑤


「うぅううぅ~~~~~ーーーーーーぐぁああああっぅ~~~~~----!!!な、なにこれぇ…~~~~っあぁああっーーーー!!!な、なにをぉ…なにをしたぁーーーっ!?」


咲菜は寸前まで迫っていた足裏擽りによる絶頂を突如取り上げられ、その喪失感に悶絶した。


「さぁーて、なにをしたんでしょう~?」


「ば、バカにしてぇ…う、あぁ!?っぅっ…~~~っ!」


(な、なんでぇーーーっ!なんで絶頂したはずなのにっ!!!なんでぇーーーっ!?)


手脚の五指、四肢の末端を触手の口腔粘膜に呑み込まれ、媚薬とローションを塗りこめながらの繊毛触手腕によるねちっこく粘着質な愛撫。

手脚の末端などは、本来ならば性的には鈍感な部位であり、直接的な快感など感じようもない。そこを開発されて送り込まれる快感は、つかみどころがなく掻痒感を伴ったやわっこくじれったい。その快感に、咲菜は信じられない程乱れてしまい、我慢をガリガリとすり減らされている。


「ぅうううううっーーーーっ!?」


(わかんない!!!こんなのどう耐えたらいいのか全然わからないぃーーーっ!!!)


「咲菜ちゃんが手脚の擽り気に入ってくれたみたいでよかったですぅ~」


リーリエは、咲菜の愛液でびっしょりと濡れ、その色を濃くしている狩衣のインナーであるサイハイレオタードの股間を見ながらせせら笑う。


「うるさいーーーーっ!!!!み、見るなぁーーーっ!!!」


咲菜は屈辱と羞恥で眼をぎゅっと閉じて叫ぶ。

精神はいまだに抵抗を続けるが、身体はそうはいかなかった。

リーリエに淫紋を刻まれ、淫魔の呪物をその細首に巻きつけられた美少女退魔師のスレンダーな身体は、快感に対して抵抗力を奪われてしまっている。

性感帯でないはずの手脚であっても、ほんの少し激しく責められれば、熱い吐息が止まらず、矯正を絞り出され、容易に絶頂させられてしまう。

そんな無防備な身体だ。

退魔師として高いプライドを持つ咲菜にとって、淫魔に身体を改造され、恥ずかしい弱点を刻まれただけでも屈辱的なことだった。

加えて、今、その身体は完全拘束で文字通り弄ばれている。

咲菜の心中は、殺意と快感で引き裂かれそうなほど混乱している。

だが、現実は非情だ。咲菜はまだまだ触手の責めに耐えなければならず、まだ本格的な責めは始まってさえない。


「まだ手脚をちょーっと触ってるだけですよぉ~?大丈夫ですかぁ?少しは我慢しないとぉ」


咲菜はリーリエの煽りに、再び抵抗の意思を燃やし、歯を食いしばり、仇敵をその鋭い眼で睨みつけた。

リーリエは、自分で奮い立たせた咲菜の抵抗の兆しを叩き潰す。

彼女が酷薄に笑うと、咲菜の美脚、そのつま先、足指を動かないように握りこんでいる繊毛をびっちりと生やした触手腕が今までで一番の勢いで五指の指又を擦り、扱く。

同時に足裏を指先で緩くなでていた同様の触手腕がその速度上げ、めちゃくちゃに咲菜の柔らかな足裏をかきむしった。


ジュルジュル!グチャグチャッ!!!


咲菜の四肢を呑み込む口腔粘膜触手から媚薬とローションを攪拌し、塗りこむ淫らな水音が鳴り響く。


「ぉおおおおっ!ーーーっ!!!!?????あああああああっ!!!!」


咲菜は恥も外聞もなく、野太い声で叫ばされ、泣きわめかされた。

目じりにためていた悔し涙は、制御できない快感により流させられた涙と合わさりなめらかな頬を伝う。

快感を逃がそうと、唯一自由な首を激しく振り乱すと、乱れた黒髪とともに宙を舞う。


(あ、脚裏…だめだぁーーーーっ!!!!こ、この感覚…が、我慢がぁ、我慢が全然きかなぃーーーっ!!!)


極薄のタイツ生地でおられたニーソックス越しに行われる足裏への完全高速性感マッサージは、足裏という本来は性感帯ではない部位から信じられない快感を送り込んでくる。

足裏に絡みついた触手腕が指又を擦り、土踏まずをかきむしり、つま先を優しく撫でられると、まるで秘裂を刺激されたかのような鋭い快感が背筋にびりびりと走る。

だが、両手両脚を触手に飲まれ、太ももを左右に広げられた咲菜の秘所には一切の刺激が与えられていない。その状態で両足両手から異常な快感を送り込まれている。

退魔師としてのトレーニングで鍛えられた筋肉のうえに女性らしい脂肪が乗り、ニーソックスが食い込む汗まみれの太ももは、触手からその美脚を引き抜こうと痙攣し、陰唇はぱくぱくと震えて愛液をとくとくと垂れ流している。


「咲菜ちゃん、また切羽詰まってきましたねぇ~イキそうですかぁ?」


リーリエのいつもの煽りも、今の咲菜の耳には入っていない。

咲菜は足裏擽りの快感で再び絶頂寸前まで押し上げられている。身体は火照り、疼き、敏感に仕上がってる。



「あぅっーーーーっ!!!あっ!あっ…!だ、だめぇ!だめぇーーーーっ!!!これっ!これよくわかんな…よくわからないぃーーーっ!!!」


(い、いやだぁーーーーっ!!!また足裏でイカされるなんていやーーーっ!!!!どうしてーー!どうしてこんなに気持ちぃのぉーーー~~~っ!?こ、こんなの絶対におかしいのにーーーっ!!!)


まるで足裏と秘所がつながってしまったかのようだ。

本来ならくすぐったい感覚が生じるだけの部位から確かに送り込まれてくる快感は咲菜の感覚を完全に混乱させる。

粘膜を刺激されるような純粋な快感ではない。快感とくすぐったさを混ぜた掻痒感を伴った快感は、まったく我慢の仕方がわからない。

異様な快感は美脚を伝搬し、腰の奥に甘くしみこむ。どんどん溜まっていく異常快楽に、咲菜の我慢は簡単に突き崩され、喘ぎ声を搾り出させられる。

そして、また絶頂の頂から突き落とされた。


「あっ!くぅーーーっ!あ”あ”あ”っーーーー~~~~~!!!!またっ!!イッ…ふぁっ!?な、なに?なにこれぇーーーっ!!!」


咲菜は再び生じた快感の空白に目を剥き、窒息したように背筋を突っ張り、痙攣する。

舌を突き出し、喘ぎ声を絞り出され、ボロボロと涙を流しながら、泣き叫んだ。

情けなさすぎる完全絶頂。

そして、四肢から送り込まれる異常な快感はまったく途切れていない。


だが、咲菜が、その変態的な快感で絶頂したと認識した瞬間、絶頂感だけが嘘のように消え去った。スレンダーな身体は絶頂直後のようにビクビクでした痙攣をするが、咲菜の感覚では絶頂を迎えていない。

この矛盾の原因は一つだ。


「り、リーリエぇっ!!!あ、貴方、わ、私の身体に何をしたのぉーーーーっ!!!!」


身体の異常に咽び泣く自分の様子をニタニタと眺めるリーリエになけなしの精神力を振り絞り、なんとか視線を向け、睨みつけると震えそうになる声をできる限り押さえつけながら問い詰める。


「うふふふっー〜〜辛そうですねぇ〜首輪の効果ですよぉ〜サキナちゃんがイッちゃってもぉ〜そのイクっ!っていう脳の電気信号を首輪が止めちゃうんですねぇ〜ちなみにぃーそれは首輪を外すまでそのままです!」


リーリエは悪魔のような笑顔で咲菜の首に巻かれたチョーカーの悪辣な効果を告げる。


「ふ、ふざけ…ふざけないでよっ…そ、そんなことって…くうっーーーーっ!?」


「大丈夫ですよぉ!身体は確かにイッてるので、ちゃんと霊力は回復してますよ!ただぁ〜サキナちゃんの脳がそのことを認識できないだけです〜つよーい退魔師のサキナちゃんにとっては絶頂の感覚がなくなるくらい些細なことですよねぇ〜?」


「ううっーーーーっ…!リーリエぇ!!!!貴方絶対に‥くうっ…絶対に殺す…あっ!ふぁっ!?」


咲菜はリーリエから告げられる自分の身体の恥ずかしすぎる新たな改造に悔し涙を流しながら、リーリエへ憎しみを込めた罵詈雑言を叩きつけようとしたが最後まで言わせてもらえなかった。


「頑張ってくださいねぇ〜じゃあネタバレもすんだことですし、手とか足裏以外も責めて上げますよぉ〜」


リーリエがそういい終わる頃に既に咲菜の身体、勃起した乳首が極薄の黒衣をお仕上げている胸や愛液でビショビショになった秘所、腕を捻り上げられて丸出しになっている腋窩、既に媚薬を塗り込まれ擽り開発された脇腹、脚を閉じようと震える太もも、快感で顎が上がって無防備になっている細首、等に一斉に繊毛をびっしりと生やした触手腕が食らいついていた。

咲菜の悲壮な叫び声が実験室に響く。

リーリエの調教は、始まってまだ三十分しか経過していなかった。



第30話 伊吹咲菜㉚ リーリエの研究室⑦霊力補給触手マッサージ⑥


媚薬とローション、そして少女の汗の匂い。

実験室には、それらの匂いが混ざりあった淫らな香り立ち込めている。


「くっ…ううっ…っぅ…ーーーー〜〜っ」


そして、噛み殺すような吐息と喘ぎ声が響く。

綺麗なソプラノボイスを耐えきれない快感に震わせる声の主は、実験室の中央で拘束された、退魔士、身体にぴったりと張り付く極薄の黒衣の狩衣に身を包んだ少女、伊吹咲奈だ。

天井と床から生えた男性の胴回りもありそうな触手に四肢をそれぞれ呑み込まれて拘束されている。腕を頭上にねじりあげられ、脚を大きく開かされ、ピンと身体を張りつめた完全に無抵抗な体勢。

その一切の抵抗ができない状態で、無数の人間の手を模した触手に絡みつかれ、撫でられ、熱い吐息を必死に噛み殺して、快感に打ち震えている。


「あっ!ああぅ…うぅうう…ううっーーーー~~~っ…さ、触るなぁ…くぅ…あっ!あああっーーーっ~~~~~!!」


(…っ…さっきまで手足だけ擽ってじらしまくってたのにぃーーーーっ!!!ひ、卑怯だぁ~~~~っ!!!さ、触り方がしつこすぎるぅ…っ…)


手脚を呑み込む触手の中にも繊毛をビッチリと生やした触手腕が何匹も泳ぎ回り、咲奈の細指や指股を擦り回している。

しかし、今はその動きはなんとか我慢できるまでに緩慢なものになっている。

だが、それは新たに咲奈の身体中を這い回り始めた触手腕の刺激を意識させるためであり、身体を襲う刺激自体はひと時も緩まず止まない。

咲奈は現在進行形で必死に歯を食いしばり、送り込まれ続ける焦ったく甘い快感に耐え続けている。

染み一つない真っ白な肌には玉のような汗が浮き、強気な眼は蕩け、髪は汗と粘液でぐっしょりと濡れている。

極薄のインナースーツも媚薬とローションと汗でスレンダーな咲菜の身体ラインを強調し、勃起した乳首や愛液を垂れ流す秘裂まで丸見えだ。だが触手腕はそこには触らない。まだ咲菜を焦らすつもりだ。二の腕や太もも、脇腹や肋骨、鎖骨をさわさわと撫でまわす。そして…


ぐちゃっ…ねちゃっ…ぐちゃっ…ねちゃっ…びちゃっ!びちゃっ!

肉と肉がぶつかり、ローションと媚薬が塗りこまれる音が激しくなった。

拘束退魔師のスレンダーな身体を撫でまわす触手腕の動きが速く強くなる。


「うぁっ!?あっ!!!ぐうううっ…!うぁぅ!?はぁっーーーっ!!!????」


それと比例するように咲菜の吐息も深く大きくなり、必死にこらえていた喘ぎ声が桜色の唇から漏れ出し、無意識に細顎を振り乱す。

散々に焦らされた肌は煮えたぎった快感で真っ赤に染まり、まるで泳いできたかのように汗でびしょびしょに濡れそぼっている。

その追い込まれた身体を、肉粒と繊毛触手がびっちりと生えた人間の手のような触手が無数に群がり、撫で、揉みまわす。

その触り方はひたすら丁寧で執拗だった。

縊れた脇腹をさらに細く削るように肉手でぐっぐっ!揉まれたかと思うと、掌を擦り付けられ、薄い肌をレオタード 越しにゾリゾリと擦られる。

さらにその上に浮かぶ肋骨までもを、別の肉手が一本一本強調するようにカリカリと削る。

襟足ではうなじが撫で回され、舐められ、そこから続くなめらかな背筋を指を立てて触るか触らないかの絶妙なタッチでつぅーっとなぞられた。

繊毛と肉粒のマッサージの快感は下腹の奥を直撃し、淫紋を刻まれた臍が痙攣する。

ニーソックスに刻まれた美脚もフルフルと震え、触られていない秘所からは愛液がとくとくと分泌されてしまう。


「うっ!ぐううううっーーーー〜〜っ!?お、お腹ぁーーーっ!!くすぐ…かすぐったぃーっ!!!」


(脇腹っーーーー!?や、優しく撫でられるとだめだぁーーっ!!!く、くすぐったいのが…き、きもち、気持ちいいっ!?ひ…卑怯よぉーーっ!!!動けないまま擽りまくるなんてぇ〜〜っ!!!)


咲菜の脇腹は既に開発されてしまっている。

散々粘液と媚薬を塗りこめながら擽りまくられたのだ。今では、インナーレオタードの密着感でさえムズムズとして落ち着かない。

脇腹は、少しでも撫でられれば呼吸は乱れ、甘い喘ぎ声を上げてしまう完全な性感帯となっている。

咲菜は脇腹を痛みを感じる寸前の絶妙な力加減で、肉粒触手腕にマッサージされる快感にびくっと身体を跳ねさせる。必死に歯を食いしばり、擽りの変態的な快感に必死に抵抗する。

だが、完全拘束の身体は全く動かせず、送り込まれる感覚には抗えない。

細腰をひねり、擽り責めから逃れようとするが、両側からがっしりと脇腹を掴み込んでいる触手腕からは逃れられない。

それどころか、大人しくしろとでもいうように脇肉をさらに強くぐりぐりと掴み上げられ悶絶する。


「うぁぁぁ~~~~~っ!?!?!あ、ああああっーーーーっ!!!!?や、やめろぉぉーーーーっ!!!!!そ、それはやめろぉーーーっ!!!」


それでも、なんとか快感を解放しようと、助けを求めるようにその端正でクールな顔をぐしゃぐしゃに歪めながら顎を仰け反らせて喘ぐ。

しかし、触手腕はそんな些細な抵抗さえ逃さない。

顎が上がったことで、無防備に晒された白い首筋。人間にとって避けがたい弱点であり太い血管や神経が通るそこを、繊毛肉手で撫で摩られる。

顎の裏をちろちろと焦らすように擽られ、綺麗な鎖骨を筋肉と骨に沿って執拗に何度も何度も触手が往復する。

咲菜はその頭に染み込むような快感に眼を白黒させ、熱い呼吸を搾り取られる。

もどかしさと心地よさの入り乱れた責め。

快感に耐えるために硬く力を込めたスレンダーボディはやわやわと端から崩すような愛撫によって一瞬で緩まされてしまった。


「はぁ…っ…あっ…うっ…あああっ…あああっーーーー〜〜〜〜!」


(これ…だ、だめだぁ…脇腹も…っ背中もぉ…あ、顎撫でられると…ち、ちから抜けちゃう…うぁぁーーーー~~~ぅ…)


「効いて来てるみたいですねぇ〜これからどんどんつらくなりますけどぉ〜大丈夫ですかぁ?」


リーリエは、繊毛のビッシリ生えた触手腕で完全拘束の身体を揉まれ擦られ、ローションと媚薬を塗り込まれる掻痒感を伴った快感を必死に我慢している、咲菜の情けなく蕩けた顔をうれしそうに覗き込む。


「はっ、はっ、はぁっ…んっ…くぅっ…う、うるさぃーーーー〜〜〜っ!!は、はなしかけないで…く、くれないぃ…?」


咲菜は震えそうになり、ともすれば快感で泣き叫んでしまいそうな口から必死に強がりをひねり出し、再び唇をかみしめると、内股を震わせる。

リーリエの煽りは、咲菜の反骨心を煽り、かわいい抵抗を最大限に引き出すためのものだ。リーリエは、咲菜が想定通りに抵抗してくれたことに満足すると、その抵抗を叩き潰す言葉を続ける。


「まだまだ元気みたいですねぇ?じゃあ続けましょうかぁ~」


「あぅっ…!ふぁ…っううっ!?あああーーーーっ!!!」


少しでも粘液ローションマッサージから逃れようと限界まで背筋を反らしていたことで、無防備に突き出されていた臍、淫紋の中心に機械腕からローションが垂らされる。

垂らされたローションは、それに群がるように集まってきた触手腕に、ぬちゃぬちゃびちゃびちゃと粘着質な音を立て、臍に何本もの繊毛の生えた指を挿入されながらめちゃくちゃに塗り込められた。

その激感に、咲菜の薄っぺらい強がりは簡単に引き剥がされ、食いしばっていた唇からは嬌声が溢れ出た。


「へ、臍っ…!?うぅうううううっ!!!ひぁああっっ…!!!あっ、あっ!うぅぅううっーーーーあはぁああっ―――――――っっっっっ!!!く、くすぐったいぃ!!!くすぐったいぃいいいいいっ!!!?????」


「あはっ、やっぱり臍もダメみたいですねぇ〜またいい感じに反応が変わりましたぁ」


リーリエは咲菜の情けなさすぎる陥落を嗤いながら満足気に眼を細める。

だが、咲菜にそれを気にする余裕はない。

臍に群がった機械腕と触手腕から逃れようと、尻と腰を激しく不利、臍を逃がそうと必死に身体を捩る。

だが、咲菜の背面に群がる触手腕が咲菜の脇腹と背筋に群がり、ぐっと臍を出した体勢を強制する。そして、同時に、脇腹の触手腕が、臍挿入から逃れようと力の込められた腹筋を揉みほぐすようにぐちゃぐちゃと括れた脇腹を擽りまくった。

触手腕のマッサージは下手をすれば痛いほどの力だったが、粘液と媚薬をまぶされ、極薄のぴっちり衣装の上から行われるそれは、にゅるにゅると咲菜の脇腹の肉を繊毛がびっちり生えた指から逃れさせ、全く苦痛を与えずに純粋な快感だけを開発された弱点へ叩き込んでくる。


「あーーーーーーっ!!!!!!ひゃぁああ!!!うぅぅぅぅうううっーーーー〜〜〜〜〜〜!!!!!ま、また脇腹ぁ!!!こ、これだめだぇ!!!!」


(わ、脇腹〜〜〜〜っ!?ち、力がぬけちゃうっ…て、抵抗できないぃ〜〜〜!!!!!ひ、卑怯だぁーーーーっ!!!)


咲菜は涙を流しながら触手腕の脇腹擽りに悶え狂った。

脇腹はさんざん媚薬を刷り込まれてすっかり咲菜の弱点になってしまってる。

そこをまた、繊毛触手をビッシリと生やした手でゴシゴシと擦りまくられる感覚は擽ったさと快感を伴った、苦しいが気持ちのいい感覚だった。薄皮のような我慢は一瞬で消し飛んび、叫び声を上げてしまった。反射的に跳ね回る身体は制御が効かない。

同時にあらゆる皮膚から送り込まれるくすぐったく焦れったい掻痒感を伴った感覚は咲菜の物理的な力を根こそぎ吸い取っていく。

そして、霊力の含んだローションを塗り込まれることで、霊力は回復していく。だが、

霊力を放出すると快感を感じる異常体質も咲菜の精神をかき乱す。


「うごいちゃだめですよぉー?」


リーリエの笑い声とともに、さらに咲菜の身体へ触手腕がからみつく。

次に狙われたのは、スレンダーな身体の割には豊かなCカップのツンと上を向いた美乳だ。咲菜は足裏や脇腹からの擽り絶頂で散々弄ばれ、焦らされてきた。

通常なら性感帯とは言い難い部分をチョーカーの肌開発や媚薬粘液で性感帯として開発され、強制的に叩き込まれ快感による絶頂は信じられないほど焦れったく、泣き叫ぶほど苦しいものだった。

そして、それは強烈に咲菜の被虐心を刺激する代物であり、恥ずかしい部位での絶頂は彼女を精神的にも追い詰めた。

そんな中で不意に通常の性感帯から送り込まれてくる快感はまさに甘露のように甘く、咲菜の身体に染みわたった。

後ろから二本の触手腕に撫でられる。下から支え、乳首を避けて下乳をつぅーーっとなぞりながら乳房全体をやわやわともみほぐされる。


「あっ…くぅっ…む、胸ぇ…っ…おおっーーー~~~~っ!?」


(ああっ!!!む、胸ぇ!!な、撫でられてるだけなのにぃ…だめだぁ…ち、乳首がぁ…!ろ、ローションの感覚がぁ…っ…)


咲菜は敏感な乳肌を大量の繊毛と肉粒でなぞられながらマッサージされる感覚に、触手腕に絡みつかれてさらに自由のなくなった身体をぴくぴくと震わせて耐える。

だが、快感に抵抗できない美乳は下乳への繊毛マッサージに逆らえず、注ぎ込まれる快感によって、その頂点の乳首を完全に勃起させてしまった。

両胸はさんざん焦らされたせいで、快感ではちきれんばかりに張っている。

その乳肌を撫でられながら揉まれるのは筆舌に尽くしがたく、その柔らかな快感は咲菜の背筋に染み込み、身体の芯を蝕む。

乳首に垂らされ続けるローションはもちろん止まらない。最早、垂らされるローションの感覚さえ、咲菜には耐えられない。歯を食いしばり拘束された身体を捻り、なんとかローションから逃れようとするが、陰湿な機械腕はそれに追従し、咲菜の両乳首をローション責めから逃さない。

触手腕が胸を下から持ち上げるようにやわやわと揉み上げると、むにゅむにゅと柔らかく形を替える両乳はその隙間にローションが垂れ落ち、ぬちゃぬちゃと淫らな音を立てる。

胸が触手に優しく揉みしだかれれば、レオタードのローションに濡れた極薄生地が勃起した乳首をシュッシュッっとこすり上げる甘い快感が背筋を貫く。

そして、両乳首はローションを直接垂らされる刺激と、極薄の采配レオタードの生地に擦りつけられるわずかな刺激を受けて、さらに勃起してしまう。

だが、触手腕はまだそこには触らない。

完全拘束で焦らされ続ける咲菜は与えられる焦れったい快感にただ必死で耐え続けるしかない。積み重なっていく焦ったい快感と隠れた被虐性からくる期待感。

咲菜は、鼻息を荒くし、乱れた呼吸を何とか平静に保とうとする。

だが無駄だった。

決定的な性感帯への十分な刺激を得られないまま満たされずに積み重なっていく快感はガリガリと咲菜の我慢を削っていく。

普通なら無視できる刺激だ。しかし、今の限界近くまで焦らされ身体を改造された咲菜には、このわずかな刺激は堪らない毒となる。

食いしばった唇はもう何度目かわからないその無駄な抵抗を放棄しそうになっている。

耐えるような潜めた熱い吐息が悲鳴に変わるのも時間の問題だ。


「ああっ…っ…う…こ、擦れてぇ…っ」


(狩衣と乳首が…擦れるのぉ…うううっ…!こんな少しの刺激でぇ…っ…)


咲菜の身体は、群がった触手腕によってどんどん追い詰められていく。

触手腕はその指と掌にビッシリと生えた繊毛と肉粒が淫魔のチョーカーで敏感な状態に改造された皮膚を撫で擦り、一時として落ち着く暇を与えない。

ほっそりとした二の腕に、適度に脂肪が乗った柔らかな太腿、カモシカのように引き締まった脹脛に、削いだように括れたウェストとそこから続く脇腹に桃尻、張りのあるCカップの両乳房。そして、膝裏や腕の関節に掌、脚の裏、そう言った皮膚の薄い場所。

それらがローションと媚薬をまぶされながら、ネチャネチャ、ゴシゴシと繊毛と肉粒で擦られる。

呼吸を止めて耐えようと擦るが、長くは続かない。呼吸の限界で深く息を吸い込むと、我慢していた快感までもが深く身体に染み込む。

そのたびに艶めいた吐息は更に熱くなり、絞り出すような喘ぎ声が我慢できず桜色の唇から漏れ出す。

咲菜は、身体をもみあげられるだけなのに激しく乱れてしまうのが恥ずかしくてたまらない。

本来の性感帯は絶対に触ってもらえず


「咲菜ちゃん、まだ触られてないところがあるの気づいてますか?」


ピクピクと痙攣が止められない咲菜の耳元に、

いつの間にか後ろに回り込んでいたリーリエが、潜めたように囁く。

身体中を繊毛と肉粒にまみれた触手腕でこすられている咲菜は、その刺激とは無関係に背筋をビクッ!っと震わせてしまった。

そして、無意識に捻り上げられた両腕を引っ張り、丸出しになった弱点、両脇を隠そうともがいてしまった。


「その反応はぁ~わかってるみたいですねぇ~?最初に淫紋を刻んだ時に散々いじって上げたあそこですよぁ?」


リーリエが咲菜の目の前に回り込み、いやらしい笑みを浮かべる。


「…っう…ぅうう~~~…」


咲菜はその笑みから視線を外す。リーリエが直視できなかった。今の自分は弱点を見せつけるように丸出しで拘束されている。ついにその弱点を責められるのだ。


(い、いやだいやだいやだぁ…脇はもう嫌だぁ…あの時みたいなのはもう嫌ぁ!!!!!)


咲菜は初めて淫紋を刻まれた時にいじりまわされた弱点。腋窩への責めを思い出し、その時の恐怖とこれからの責めへの自覚していない期待感で顔をぐしゃぐしゃにしている。


「じゃあ!始めましょうかぁ~?」


リーリエがそういうと、咲菜の脇腹を散々いじめ抜いた柔らかく、媚薬で濡れたモップのような触手が回転しながら腋窩へ近づいて行く。


「ぅううううううっ~~~~~~~!!!!!」


咲菜は声にならない悲鳴を上げて必死に逃げようと完全拘束の身体を振り乱す。

だが無駄だ。咲菜は与えられる責めに悶え狂うしか選択肢はなかった。



第31話 伊吹咲菜㉛ リーリエの研究室⑧霊力補給触手マッサージ⑥


「はぁーーっ…はぁーーっ…はぁっ…っくっ…ううっ…ふぅっ…」

(と、止まった…や、やっと休める…で、でもっ…)


咲菜はがっくりと首をたれて快感の余韻に打ち震える。

顔を隠す黒髪は汗でびっしょりと濡れて荒い呼吸に合わせてたゆっている。

咲菜は、酸素を取り込みやっと回り始めた頭で現状の打開策を捻りだそうと懸命に考える。

敏感に改造された柔肌を襲い犯していた肉手はその動きをとりあえずは止めた。

今は、咲菜の肌にへばりつくだけになっている。

触手腕の愛撫は止んでいるが、それは調教の終わりを意味しない。

敏感に改造された艶肌は肉手に触れられている部分から、単にそれだけなはずなのにびりびりと明確な快感を送り込んでくる。


(触られてるだけでっ…うっ…くうっ…)


咲菜はその感覚でさえも全力で歯を食いしばらなければならなかった。

今の敏感に改造された身体では、意識して耐えなければまた乱れた声を漏らしてしまうことは確実だ。

だがそれ以上に、これから自分の身体に行われる責めが恐ろしくてたまらない。

なぜなら、リーリエはついに目の前に差し出され続けていた咲菜の最大ともいえる弱点に狙いを定めたからだ。

その狙いは彼女が言った通り、咲菜の開発済の弱点、腋窩だ。


咲菜の四肢は末端を触手に呑み込まれピンと引っ張られた完全拘束の態勢。

サイハイニーソックスに包まれた両脚は肩幅ほどに開かれ、肩口までのグローブに包まれた両腕は万歳の態勢で頭の上に捩じり上げられている。

極薄生地の狩衣、ハイネックレオタードは大きく開いたノースリーブのため、一切それらを隠せていない。

そのせいで、無毛の脇と窪んだ腋窩が丸見えになっている。

普段は人目に触れない敏感な部位、腋窩は、度重なる焦らし責めのせいで汗の球が浮き、じっとりと蒸れている。

咲菜はこの抵抗できない呪いによって弱った身体でリーリエの責めに耐え抜かなければならない。

その事実を突きつけられ、咲菜の額に冷汗が浮かぶ。


「はぁ…はぁ…っ…ううっ…っつぅぅう~~~--っ…」


咲菜は折れそうな心を振るい立たせる。

乱れた呼気を押し殺し、がっくりとうなだれていた頭を引き上げた。

そして、自分の弱点に行われるであろう苛烈な責めから、なんとか拘束から逃れようと、捩じり上げられた腕を触手から引き抜くために必死に身体に力を籠める。

それに合わせて、密着スーツに包まれたCカップの美乳が苦し気に揺れ、腋窩が刺激を求めるように戦慄いた。

もちろん、四肢を呑み込み、指股を擦り、肌を舐めまわしながらローションと媚薬を塗りたくる触手腕から逃れることなど絶対にできない。


「咲菜ちゃん~初めてここをいじられまくったときぃ~最初はぁ~なんていってましたっけぇ?」


リーリエは無駄だとわかっていても逃げ出そうと抵抗する咲菜が滑稽で面白くてたまらない。

その姿を涼しい顔で眺めながら、完全拘束の退魔師をじわじわと追い詰めていく。

リーリエは咲菜の綺麗な脇に触れるか触れないかの距離で、触れずに細指でつぅーっとなぞる。


「あっ!」


必死に押し殺し続けた喘ぎ声より半トーン高い無防備な喘ぎ声。

咲菜は最初に散々脇を犯された時の最悪な記憶を強制的に追想させられ、ビクッ!っと両腕と、そこに続く腋窩を震わせてしまった。

触られてもいないのにあまりにも恥ずかしすぎる反応。

咲菜は自分の反応に、かあぁーっっと頬を赤く染め、悔しそうに歯を食いしばり、リーリエから逃げるように視線を伏せる。

涼やかな眼が泳ぎ、染み一つない白い肌は上気し、ひそやかな呼吸は荒く速くなる。

ハイネックレオタードに包まれたCカップの美乳が激しく上下する。

日々のトレーニングで引き締まった太腿が震え、やわらかな内股を愛液が伝う。

リーリエは、咲菜のそのあまりにも敏感なで素直な反応にニヤニヤと眺める。


「あれだけ威勢がよかったんですからぁ~もちろん覚えていますよねぇ?咲菜ちゃん?なんて言いましたっけ?」


リーリエはすでにぴくぴくと震えて身体も精神も限界近い咲菜をさらに追い詰めていく。


「…ううっ…っぅ…」

(まずい、まずいまずい…こんな状態で責められたら絶対にまずぃぃーーーっ!!!)


頬を真っ赤に染め、リーリエの詰問から逃れるように再び顔を反らす。

もう咲菜にできる抵抗はそれくらいだった。

だが、リーリエは咲菜のそんな些細な抵抗さえ許さない。


「ちゃんとぉ~答えてくださいねぇ?」


咲菜の生意気な反応が気に入らないリーリエは、再び責めるように詰問する。

リーリエの不機嫌な声に反応し、おとなしくしていた触手腕がねちょねちょとローションと媚薬を引きながら再び動きだし、咲菜の二の腕と脹脛を、がしっ!っと握りこんだ。

触手腕の掌にびっしりと群生する繊毛と肉粒が、ほっそりとした二の腕と、カモシカのような脹脛にぷちゅっ柔らかく絡みつき、食い込む。

肉の突起によって増えた表面積は咲菜の肌にふんだんにこすりつけられ、摩擦を生み出す。

その刺激は、淫魔のチョーカーで身体中の肌を敏感な状態に改造されている咲菜にとって、愛撫として快感を感じるには十分なものだった。


「うぁっ!?」


咲菜は、弱くなっている薄く薄い部位の柔肌を擦られる感覚に背筋と腰を跳ね上げ、呻き声上げる。

だが、首をすくめ、なんとか立て直そうと熱い吐息を吐きながら歯を食いしばり、必死に耐える。


「ふぅーん、咲菜ちゃん粘りますねぇ~?」


「こ、こんなの何でもないわ…っ…っううっ…」

(流されちゃだめ…耐えないと…っ…ここで流されちゃったらまたリーリエにっ…!)


「そうですかぁ~それじゃあ続けますねぇ?」


「ああっ…や、止めろぉ…っ…!くぁあ!?」


性感帯でもない部分を触れられて漏らしてしまった熱を帯びた快感を感じている自分の声が恥ずかしく、羞恥心が燃え上がる。快感に眉根を歪めると再び歯を食いしばる。

肉手はそんな咲菜の抵抗などまるで感知せずに、ただ淡々と柔肌を責める。

触手腕はその肉突起にローションと媚薬を絡めながら咲菜の手足を洗うように丹念に舐り上げた。

繊毛と肉粒をびっしりと生やした掌で、ヌヌヌヌッ!っと四肢をそれぞれ身体の中心に向かって肌を擦り、掻き分けながら揉み込む。

それが柔肌に食い込んだ極薄タイツ生地のグローブとニーソックスの上から行われるのだ。

タイツ生地にはローションと白濁媚薬が染み込み、それが肉粒と繊毛の間に挟まり、咲菜の肌を擦る。

ぐちゃぐちゃと粘液と肌が擦れる音が淫らに響く。咲菜にとってはその音さえも耳から染み込む快感のようで耐えがたい。


「あっ!!!うぉぉぉっ~~~~-ぉ、お、お゛ぉぉおおおおっっ!!!???」

(うぁぁぁっ!?なにこれぇーーーっ!!!)


咲菜が抵抗の意思を必死にかき集め、食いしばった唇は、肉手の愛撫で簡単にこじ開けられてしまった。

細かな肉の突起にローションと媚薬が絡んだ掌。

本来なら生じる摩擦を減じたそれで、四肢をぬるぬると撫でまわされる感覚は筆舌に尽くしがたかった。

咲菜は、そのとらえどころのない快感に舌を突き出してよがり狂う。


「んんっ…んぅぅうううっ~~~~…あっ!うぁあああっ~~~~~~-----」

(が、我慢っ…我慢しないとぉ…そ…そこはぁ!!!)


咲菜は喘ぎ声を吐き出す口を相当の精神力を使って閉じると、下唇をかみしめ、呼吸も止めてその身体の芯に響く快感に抵抗する。

だが、領域の極限環境の中を探索し、疲労により張った脹脛や腿裏を揉みまわされると再び声が抑えられなくなり、情けない喘ぎ声を吐き出してしまった。

触手腕が四肢を押し込み身体のツボを押し込む度に、咲菜は快感に顔を歪め、なんとか声を我慢しようともう何度目かわからないが歯を食いしばった。

しかし、さらに脂肪の下に隠れた筋肉をほぐすように押し込まれれば最早我慢は聞かない。

喉奥から吐き出すような熱い吐息と野太い喘ぎ声を絞り取られる。

そして、マッサージと同時に、肉手はびっしりと繊毛と肉粒を生やした掌をべったりと密着させられ擦られる。

腐った肉のような柔らかさの繊毛と肉粒が、極薄黒衣越しに押し付けられる感覚がどうしても気持ちがいい。

そのおぞましい感覚は明らかな快感を素肌から送りこみ、咲菜の精神と我慢をガリガリと削る。

引き締まった太腿の上で薄く伸び切ったサイハイニーソックスは、霊力がない状態において単なる極薄の靴下であり、咲菜の美脚を守ってはくれなかった。

それどころか、ぴっちりと咲菜の肌に食い込み、その脚線美を強調して刺激をダイレクトに伝えてしまった。

肉手はタイツ生地越しに五指を突き立て、その指先で、すぅーっと内腿や脹脛を撫で上げる。


「あ、脚っーーーっ!!!???うああっ…っぅうううう~~~~~っ!!!!や、やめろぉっーーーーっ!!!」

(こ、この撫で方っ…だ、だめぇっ…~~~!!!)


下腹部から掻痒感が背筋を駆け上がり、身体の芯流れ、腰の奥に積み重なって蓄積される。

腰の奥に溜まった快感は、咲菜の身体を内側からじりじりと苛む。

肌を揉みながら撫でさすられる感覚に、咲菜は熱い吐息と甘い喘ぎ声を抑えることができない。

さらに、咲菜に絡みつく何本かの肉手は、力強く伸びやかな四肢に力を込め、ぐっぐっ!っと揉み込む。


「うううっーーーー~~~~~!?」


末端から中心へ押し寄せるような感覚に、咲菜は野太い声喘ぎ声と吐き出すような吐息を絞り取られた。肌をローションと媚薬で洗われる掻痒感のある感覚とは違う、肉の芯をもみほぐし、筋肉の隙間を突き揉み解すような感覚に身体中の力が抜けるようだった。


(流されちゃだめっ…て、抵抗しないとぉ…っ…!!!)


咲菜は蕩けそうになる眼を懸命に開き、触手に呑み込まれている手脚を握り抜けていく力をかき集める。

だが、咲菜の身体は快感に対して最早あまりにも脆弱だった。


肉手が少しその力を強めて咲菜の身体を揉み込むと、腕と脚から送り込まれた掻痒感を伴った重い感覚は腕と脚を伝い、それぞれ、腋窩と秘唇にダイレクトに響き、腰と肩をわななかせる。

そして、肉手は、ぬぬぬっ!と力強く接触する手脚揉み込み、末端から身体の中心へと四肢を這い上がる。

大きく開いたノースリーブの脇からは綺麗な二の腕どころか腋窩までもが隠すことなく覗き、切れ上がったハイレグ状のクロッチからは肉感的な太ももが眩く曝け出された美脚うち震える。

肉手が進むと、咲菜の身体は飛び跳ね、視線は上ずり、切羽詰まったように背筋を揺らす。

太腿まであるサイハイニーソックスと肩口まであるグローブ、それらがカバーしていない柔らかな太腿と細い二の腕とむき出しの柔らかな肉に肉手のマッサージが及ぶと咲菜は平静ではいられなかった。


「うあぁっ~~~!!??や、止めっ…やめろぉーーーっ!!!!あああっ~~~!?」


爆発じれったさに咲菜は叫び声をあげる。

肉でむき出しの肌にローションと媚薬を刷り込まれ、擦られ、洗われるおぞましい感覚。

だが、それは今の咲菜にとって紛れもない快感だった。

普段は誰にも触られない敏感な肌にローションと媚薬を肉で素肌にこすりつけられ、身体を蝕む淫らな薬液を摺りこまれる感覚がどうしても気持ちがいい。

柔らかな脂肪が筋肉の上に乗った見事な太腿を無意識に擦り合わせようとしてしまうが、もちろんそんなことは許されない。


咲菜の美脚と細腕をもみほぐした肉手は腋窩と鼠径部の寸前で止まる。

そして、そのまま舐めあげて来た肢体を戻り、再び揉み上げる。

それが柔肌を肉粒と繊毛でびっしりと生やした肉手で行われるのだ。

咲菜は黒髪のサイドテールを振り乱し、悶え苦しんだ。


「んっ、んんっーーーーーっ!!!!あっ、いやーーーっ!!!や、やめろぉーっ!!!こ、これやめろぉぉっ!!!」

(ま、また焦らすつもりーーっ??あっ、あぅぅっーーっ!!!こ、こんなの続けられたらぁーーっ!!くぅぅぅぅ!!!)


押してくるような快感から、引いていくような快感へ。

肉手の動きに合わせて咲菜の背筋と腰はびくびくと飛び跳ね、秘唇はパクパクと痙攣し膣口から愛液がトプッ!と流れ出す。

敏感に改造されてしまった咲菜の柔肌は、たとえ手や脚などの性感に鈍感な部位だったとしても肉粒と繊毛の性感マッサージに全く抵抗できなかった。

ヌヌヌヌッ!!!っとほっそりとした手首から肩口、足首から鼠径部までをそれぞれ肉手に高速で何度も何度も往復される。

腋窩や股間に肉手が近づいたときなどは冷静ではいられない。

まったく触ってもらえない性感帯は咲菜の意思とは関係なく発情してしまっている。

ローションをたらされ続ける乳首と陰核はさらに固く勃起し、もはや極薄の黒衣が擦れる感覚だけでも絶頂してしまいそうなほどだ。

細腕と美脚を末端から撫でられるときは身体の中心に向かって力強く握られながら繊毛と肉粒でこすり上げられる。

二の腕や肘の裏側、内股など、元々肌の薄い部位をごしごしねちゃねちゃと撫でまわされれば、たちまち背筋はのけ反り、腰が跳ね回る。


「咲菜ちゃん、脇をめちゃくちゃに犯されたときぃ~最初はなんて言ってましたぁ?」


リーリエが再度咲菜に尋ねる。どうしても咲菜の口から本人の崩れ去ってしまった虚勢を言わせたいのだ。

そのうえでまたその虚勢を剥ぎ取り、咲菜のプライドと心を徹底的にへし折るつもりだ。

咲菜は何とかリーリエのペースに乗らないように抵抗するが、その抵抗は四肢に行われている性感マッサージですでに押し流されつつある。

だが、無駄な抵抗だとしても、それをしていないと、心が折れて許しの言葉を吐きながら屈服してしまいそうなのだ。

淫紋で性欲を嬲られ、チョーカーで身体中の性感を増幅され、その弱った心身を完全拘束で肉粒と繊毛にまみれた肉手で、徹底的に性感帯を避けながら嬲りまわされるのは本当に苦しい。

しかも、それを行っているのは自分をここまで追い込んだ淫魔なのだ。

咲菜は屈辱に歯噛みする。しかし、結局はリーリエに嬲られるしかない。

その事実は、咲菜の隠れた被虐心を存分に刺激した。


「まだ素直になれないみたいですねぇ~~?」


「ううううっーーーぅ~~~っ!!!!む、無駄よっ…っ…は、はやくこんなことはやめなさ…あっ!?あああーーーっ!!!!????」

(こ、こいつぅ…本当に最悪だぁ…あのときはあれだけ責めて…私がそこ弱いことは知ってるはずなのにぃっ…い、言わせたいんだぁ…っっぅうううううーーっ!)


咲菜は完全拘束で触手腕に嬲られ、悶え狂う自分を、見下ろしてくるリーリエを上目遣いでに睨みつける。

その頑なな態度はリーリエの加虐芯を存分に煽った。

涙を浮かべながら、性感帯以外から送り込まれるじれったく、くすぐったい掻痒感を伴う快感を完全拘束の無抵抗な状態で耐え続けている退魔師など、淫魔にとってはまさに愛玩動物も同然だ。

リーリエは長い舌で真っ赤な唇をペロリと舐めると、レースのグローブに包まれたほっそりとした指をパチリと鳴らす。

咲菜の地獄はまだまだまだ続く。


第32話 伊吹咲菜㉜ リーリエの研究室⑨霊力補給触手マッサージ⑦


リーリエの合図に呼応して、咲菜の四肢を揉みまわす肉手の数と擦り回す速度が倍になった。


「あっーーーーっ!?!?!?!?」


咲菜は爆発する掻痒感に頤を跳ね上げ、不自由な身体を痙攣させて悶え狂った。

四肢を往復する肉手の数が増えたことでニーソックスとグローブに包まれた手脚は高速で揉みまわされ、横乳や鼠径部に常に肉手が張り付き、敏感な部位をカリカリとひっかく。

膝裏や肘の内側、脇にわずかに届かない柔らかな二の腕に狙いを定め、繊毛と肉粒に塗れた指を突き立て、集中的にぐちゃぐちゃと擦りまくる。


「ううううっ~~~~~-----っあああああああっ!?!?!?!!!!や、やめろぉーーっ!!!やめっ…うぁああっ!!!!!」

(や、やばいぃーーーっ!!!こ、れっ…続けられるのはまずぃーーっ!!!手脚が熱いぃっ…んんっ!)


「咲菜ちゃん、こういうことすると本当にいい声で鳴きますねぇ~」


「い、言うなぁ~~~~っ!!!!み、見るなぁーーーーっ!!!!んんっーーーーっ!」


咲菜は切羽詰まった声で必死に鼠径部への執拗な擽り責めをやめさせようとリーリエに叫ぶ。

鼠径部を肉粒と繊毛をびっしりと生やした肉手の指先で擦られると、そのたびに腿尻と腰が跳ね上がる。

だが、身体中に絡みついた触手腕と四肢を呑み込む触手のせいで、まったく快感は逃がせず、腰をへこへことわずかに振るだけに終わってしまう。

ハイネックレオタードのクロッチは再び漏らしたように色を濃くし、その範囲は今もどんどん広がっている。

膣口は送り込まれる快感に逆らえず、どろどろに濡れてしまい、秘唇からは断続的に痙攣を繰り返し、そこから流れた愛液は柔らかく真っ白な肌の内股をもべっとりと濡らしている。


「ふぅーーー~~~~っ!ふぅーーーー~~~~っ!!!うぁっ!!!あぁっ!!!だめぇーーっ!!!」


咲菜は呼吸を止め、襲い来る快感を耐え忍ぼうとする。

だが、再び動き始めた脇腹付近の肉手に脇腹をすぅーっと撫でさすられ、肉手の擽り責めに肺から呼気を搾り取られてしまった。

そして、呼吸を吐き切った無防備な、状態で直に鼠径部への擽りの快感を受け止めさせられてしまう。

必死に呼吸を立て直そうとするが、そんな猶予は与えてもらえない。

咲菜を追い詰めているのはそれだけではない。

それなりに豊かな胸を肉手に下から持ち上げるように支えられる。

咲菜の胸をやわやわと揉む肉手は、悪辣なことに乳首や乳輪には全く触ろうとせず、脇と乳房との境目あたりをカリカリとなぞり続ける。

柔らかな胸肉に染み込み、芯を揺さぶる耐えがたい感覚。

まるで胸が一回りも張ってしまったようだ。

咲菜は、歯を食いしばり、首を振り乱し、悶絶しつつも耐えようとする。

だが、そんな薄っぺらな我慢はじわじわと確実に溶かされていく。


悪質なことに、肉手は決して強く両乳を扱わない。あくまでも表面を撫でるように引っ掻き、擦るだけだった。それも下乳や脇につながる側面といった、乳首から遠い場所をだ。

乳房の芯には、表面から送り込まれるじれったく切ない刺激がどんどん積み重なっていく。


「あああっ~~~~ぅ~~~っーーーーっ!!!!くっそぉっ…~~~っ????」


咲菜は浅い呼吸を繰り返し、唯一自由な首を振り乱し、誰に言うでもなく悪態をつく。

もちろんじれったい個所を撫でまわす刺激は止まず、咲菜を満足させる乱暴な乳房へのマッサージも乳首への刺激は無しだ。

身体にぴったりと張り付く極薄ノースリーブのハイネックレオタードが隠さない横乳、手や脚よりも性感帯に近い熟れた柔肉を肉手で擦りまわされる感覚は今の咲菜には甘すぎる。

勃起しきった乳首どころか乳輪さえ触ってもらえていないのは、咲菜は認めないだろうが彼女の精神と我慢をすりつぶしている。

乳肌を撫でられるだけでも、敏感に改造された咲菜にとっては眼を白黒させながら叫び声を上げるには十分な刺激だった。


「ううううっ~~~…ああああっ~~~~~~---っ!!!!?????うぅぅぅううぅーーーっ!!!い、いやぁーーーーっ!!!」

(む、胸ぇーーっ!!!!なでるなぁっ~~~~!!!!乳首焦らしているのにぃーーっ!!!うぁっ~~~~っ!!!!???)


咲菜は切れ長な眼から涙をあふれさせ、焦らし責めの快感に咽び泣く。

気丈だった表情は切なげに蕩けてしまい、呼吸は浅くなり、切羽詰まり、腰が跳ねるのを止められない。

胸肉を擦る肉手はそんな咲菜の淫らな反応にはまるで関心を示さず、淡々と脇と胸の境目をしゅっ…しゅっ…っと擦り続ける。

一定の間隔で送り込まれ続ける感覚は、咲菜の切羽詰まった身体のことなど一切考慮しない。

その淡々と送り込まれる一定の刺激は、今の咲菜には本当に過酷なものだった。

微弱な快感は咲菜の身体を更に追い詰めていく。


淫紋とチョーカーの淫らな呪いも咲菜の身体に重くのしかかっていた。

手脚を肉粒で擦られまくっただけでも乱れていた。

そこに乳首を避け、乳肌を撫でられ続ける感覚は咲菜に甘い喘ぎ声を強要する。

肉手は、咲菜の快感に無防備な身体、その伸びやかな四肢を肉手が往復する。

ローションと媚薬を揉み込み、繊毛と肉粒で擦り、なけなしの我慢と抵抗力をガリガリとこそぎ取っていく。


「咲菜ちゃん粘りますねぇ~?ちょーっと、最初に言ってた強がりをもう一回言うだけですよぉ~?もしかしてぇ?耐える自信がないんですかぁ?」


リーリエは、限界寸前で背筋をのけぞらせて快感にむせび泣きながら耐える咲菜をせせら笑う。


「ううううっーーーーっ~~~~~~っ」

(ほ、本当に性格が悪いぃーーーっ!!!ぜ、絶対耐えられないの…わ、わかってるのにぃ…っ…私に言わせるつもりだぁーーーっ!!!)


咲菜は普段はクールな美貌を擽り責めと焦らし責めによる激感でぐしゃぐしゃに歪めながら、なんとか恨みがましい視線だけをリーリエに向けた。


「んっ~~~?ほらぁ~なんて言ってましたかぁ?」


リーリエはその無様な咲菜の様子を心底愉快そうに笑い、自分の望む言葉を言わせようと先を促す。

咲菜は、クールな目元をぐしゃぐしゃに歪め、なんとか耐えようとする。

しかし、太腿をぬぬぬっ!っと撫でてきた肉手が、咲菜の足の付け根、ハイレグレオタードから覗く鼠径部をその指先でカリカリと引っ掻くともうだめだった。


「あっっ~~~~~----っ!!!???」

(し、しつこすぎるぅっ…~~~~~~!!!!そこ擦られるのだめだぁーーーっ)


咲菜は、限界近くまで反らしていた背筋をさらに反らし、白いのどを晒して叫び声を上げる。焦れった過ぎる快感に涙を浮かべながらこんなふざけた責めに悶え苦しむ自分の情けなさに悔しさで美貌を歪ませる。

だが、肉手はそんなことでは美少女退魔師を許さない。

胸と同様に、淡々と窪んだ鼠径部をほじくり引っ掻き、淫らなくぼみに溜まったローションと媚薬を掻き出す。

咲菜はそのわずかな指先の動きに、激しく反応して背筋をのけ反らせ、腰を振り乱してしまう。

陰唇のすぐ脇、そして明確な性感帯ではないそこを、繊毛と肉粒にまみれた指先でコスコスと擽られる。

同時に開脚によって張った内股の筋をカリカリと弾く。


「おおおっーーーーー~~~~っ!!!!????ひ、ひぃいいいぃいいっ~~~~!!!」

(こ、腰…腰動かすのやめないとぉ~~~っ!!!!うぁぁああ???だ、だめぇーーーーっ!!!!)


なんとか恥ずかしい腰の落ち着かせようを身体中に力を籠める。

だが、それも再び肉手の指先が動けば無駄に終わった。

普段は絶対に触られない薄い皮膚から這い上がる掻痒感は、きゅっと引き締まった腰の奥を直撃し、熱くさせる。

ただそれだけのはずなのに、炸裂する快感は耐えがたいほど大きく、掻痒感をもって咲菜の腰の奥を直撃する。

くすぐったさと快感が絶妙にミックスされた刺激。笑い出す寸前にそれをくすぐったさでキャンセルされ、笑い出しそうになるとその寸前で快感でそれをキャンセルさせられる地獄の反復運動。

その刺激に咲菜のトレーニングで引き締まった腹部、桃尻、すっと引き締まった腰は情けなく翻弄され、痙攣し、我慢が効かずにへこへこと情けなく動いてしまう。

すこしでも指先から逃れようと、腰を振るが、それは無駄な抵抗だった。

指先は咲菜のその動きに追従し、ひと時も咲菜の鼠径部から離れない。

完全拘束で抵抗できないまま、性感帯に近い敏感な柔肌を集中的に擽られる感覚は咲菜の被虐心を大いに刺激する切なくてじれったい類の快感だった。

咲菜にできることは無意味な強がりと罵倒を叫びながら悶え苦しむことだけだ。


「やめっ…!やめろぉーーーっ!!!!!ううううっーーー~~~~っ!?!!??」


咲菜は、リーリエが絶対に自分をこの追求から逃さないということを敏感に改造された身体に叩き込まれ続ける快感で理解する。

その瞬間咲菜の心が弱いほうに振れた。

無理もない。散々焦らされ続けて来たのだ。

精神も身体も張りつめきって限界。

何のよりどころもなく無意味に意地を張り、リーリエの要求を跳ねつけ続けるのは無理だった。

気丈な退魔師の心がミシミシと軋み、ひび割れる。

少しだけの妥協を受け入れてしまう。

喘ぎ声を漏らすまいと必死に奥歯を噛みしめ、引き結んでいた唇を自ら開き、リーリエの望む言葉を悔し涙を浮かべながら吐き出す。


「わ、脇でぇ…っ、絶頂するなんてぇ…あっ!んんっ!!!そんなのぉ…っ!変態だっって…い、言ったのよぉっ…うううっーーー~~~~~っ!!!!????」


リーリエに初めて脇をむちゃくちゃに犯され、淫紋を刻まれる調教を施される寸前に不敵な笑みを浮かべながら吐いた余裕の言葉。

それを手足への性感マッサージに屈服して再度強制的に宣言させられた。


「そうですよねぇ~!!!脇で絶頂するなんて変態ですよねぇ~!咲菜ちゃんはつよーい退魔師なんですから、もちろん変態なはずないですし、ということは、脇で絶頂するわけないですよねぇ?」


リーリエは、これから行う調教で、咲菜により屈辱を味合わせるために、強制的に言わせた言葉に満足げにうなずきながら艶やかな唇を三日月のように歪める。

最初は鼻で笑っていた脇への責め。

だが、今の咲菜にとってそれは何よりも恐ろしい責めだった。もはやトラウマになっているその責めが最悪の形で繰り返されようとしている。



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