XaiJu
濁り丸
濁り丸

fanbox


【R18 FGO小説】婦長は治療が必要-前編

「――――我が夫ぉ゛♡♡ ぉ゛っ♡ 許ひへっ♡♡♡ ぉひぃ゛ぃっ♡♡♡ 許ひへぇ♡♡ ――イ゛ク゛っ♡♡ イ゛ク゛イ゛ク゛イ゛ク゛ぅっ♡♡ イ゛ック゛ぅぅ゛うう゛うぅ゛ぅ゛うう゛ぅぅ゛――――っっ♡♡♡♡ ぉ゛ほっ♡♡」  冷酷で全てを支配することを望む妖精國の女王"モルガン・ル・フェ"は、今日もマスターにただの雌として支配されていた。本来ならば許しを乞うなど彼女のプライドが許さないだろうが、自分の夫である彼の前ではプライドなど紙切れ同然の儚いものである。  マスターと自分と同じ彼のメス以外には、死んでも聞かれたくない無様な命乞いのような嬌声を上げて、頭を振り乱して感じ入ることしか出来ない。  今の二人の体勢は、モルガンはベッドの上でうつ伏せに寝そべっており、その上にマスターが覆い被さっているような状態であった。俗に寝バックや敷き小股と呼ばれる体位であり、ベッドと彼の間でサンドイッチのように彼女が挟まれていた。  傍から見れば今のモルガンは無抵抗のまま雄に屈服する、従順な雌にしか見えないだろう。  全身をマスターとベッドに挟まれて拘束されているせいで、モルガンはいつものように背中や首を反らして快感を逃がすことも出来ない。悲鳴のような濁音混じりの嬌声を上げて、唯一動かせる足のつま先をギュッと曲げたり伸ばしたりを繰り返している。脳髄を芯まで焼くような快感に身悶えながら、半開きになった口から舌を突き出していた。  普段は冷たい氷のような眼をしたモルガンだったが、今では脳が溺れるような快楽の底なし沼に沈んでいる。冷酷な感情の窺えない蒼い瞳が、ドロドロの蜂蜜のように熱っぽく蕩けている。快感と幸福感に全身を余すことなく包まれて、冷静な思考というものが出来ていない。 「奥ぅ゛っ♡♡ おく゛ダメですぅ゛っ♡♡♡ 子宮グリグリしに゛ゃいれぇ゛ぇえ゛えぇ゛ぇ゛え゛ぇっ♡♡♡ あ゛ぁぁ゛あ゛っあぁ゛ぁああ゛あぁ゛ぁあ゛ぁぁ゛ああ゛ぁぁ゛――――っっっ♡♡♡♡♡」  マスターに弱点である子宮口をイジメられて、モルガンは半狂乱になりながら顔を枕に押し付けて叫ぶ。今日だけで何度目になるか分からないが、尿道口からおねしょのように大量の潮を吹く。ベッドのシーツには大きな液染みが出来上がっていた。  成人男性の平均身長と、マスターの身長は殆ど同じである。  彼の平均的な背丈にはどう考えても釣り合わないであろう、長大なペニスと大きな睾丸を持っていた。  カサ高い雁首は女の膣襞や膣肉を抉ることに特化した捕鯨銛のようなフォルムをしており、鍛え上げられた男性の上腕のように陰茎には太い血管が浮かび上がっていた。生殖能力の高さが見ただけで分かる程に睾丸はずっしりと重たげであり、今も大量の精液が随時生産されている。  そんな凶悪なペニスを根本まで挿入されたモルガンは、性感帯として開発され尽くした子宮を押し潰されている。その開発されたポルチオ性感を長時間に渡って刺激され続け、長い間ずっとアクメし過ぎたせいなのか、今の自分が絶頂しているのかそうでないのか彼女は分かっていない。  うつ伏せになって確認し辛いが、モルガンの腹部は大きく膨らんでいる。  彼女の子宮内にはお粥のような粘性の高い精液が大量に溜まっており、太いペニスと膣口の隙間からごぷごぷと卑猥な音を立てて漏れ出ていた。  部屋中が男と女の淫らな臭いで充満している。  それこそ壁や床にすら染み付いてしまいそうな程に臭いが濃く、噎せ返ってしまいそうな程に濃い臭気であった。女の甘酸っぱい汗の匂いと栗の花の臭いにも似た精液の臭い、潮のほんのりとした磯の臭い。他にも尿に含まれるアンモニア特有のツンとした刺激臭。  それら全てが入り混じったニオイは、天然の媚香と言って差し支えない。  鼻腔にその媚香が少しでも入ってしまえば、老若男女を問わずに生殖本能を刺激する。半強制的に発情させてしまう、下手な毒よりも遥かに恐ろしい効果を秘めていた。  法典の原典を求めて旅した僧侶や魔竜を下した聖女などの性欲から遠い存在であっても、例外なく種付け交尾を求める程に発情させた実績がある。  因みに自身の不徳を恥じながらもマスターに処女を捧げた二人は、今では彼専用のオナホ嫁に自らの意思でなっていた。自分からトイレや物陰にマスターを誘い込み、秘所を見せ付けながら精を求めてしまう程に淫らな雌へと変わっている。  淫媚な臭いは時間経過と共に強くなる。  具体的に言えばモルガンが絶頂するか、マスターが大量の精を吐き出す度にだ。雄のフェロモンと雌のフェロモンが、空気中に発散されていく。  ――そして、また…… 「――――モルガン、射精すっ。射精すよっ!」 「~~~~~~~~っ♡♡♡ 待っへ♡♡♡ 待っひぇ♡♡ いま精液はぁ……っ♡♡♡ らめぇっ♡♡ ぁ゛――――っ」    マスターは掛け声と共に、モルガンの膣内で亀頭が大きく膨らむ。  彼女は誰かに助けを求めるようにシーツの海を掻き分けて両手を伸ばすが、そんなことで彼の射精が止まるはずも無い。大きく重たい睾丸に溜まった精が、陰茎という長い管を通って亀頭の先端から放出される。濃すぎる精は途中何度も管の中で詰まりながらも、後を追い掛ける精に勢い良く押し出された。  ぶびゅっ♡♡ びゅぶぶぶぶぶっ♡♡♡ びゅぶるるるるるるるるっ♡♡ ぶっびゅっ♡♡ ぶびゅっ♡♡♡ びゅぶぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡ どぷっ♡♡ どぷっ♡♡ どぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷっ♡♡♡ びゅるるるっ♡♡ びゅるっ♡♡ びゅるるるるるるるるっ♡♡♡♡ びゅるる…………びゅる 「ぉ゛っ♡♡ ぉ゛にゃがやけ゛る゛ぅっ♡♡ ドロドロせいえきでっ♡♡♡ しぎゅう゛やげる゛ぅぅ゛うう゛うぅ゛ぅ゛うう゛ぅぅ゛ぅ゛――――っっっ♡♡♡♡ ぃ゛っひぃ゛ぃぃ゛い゛い゛いぃ゛ぃ゛い゛いぃ゛ぃ゛いい゛い゛ぃぃ゛っっ♡♡♡ ぉ゛~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」  防音がしっかりとした部屋でなければ、カルデア中に響き渡るような大きな嬌声をモルガンは上げた。  これまでと全く変わらない濃さであるグズグズに煮詰まったシチューのような精液が、既に満杯になっている彼女の子宮内に吐き出された。古い精が膣内を通って膣口から体外に追い出され、新しい精が子宮内に滞留する。  自ら刻んだマスターの令呪の形があしらわれた空色の淫紋が、彼女の絶頂を伝えるように眩い光を放っていた。その淫紋の光は点滅を繰り返しており、その点滅の度にモルガンは潮をぷしゅ……っ♡♡ ぷしゅ……っ♡♡と噴いている。  快楽由来で流れる涙と締まらない口から垂れる唾液で、顔の下にある枕がびちゃびちゃに濡れていた。そんなことを気にする余裕も無く、全身が痺れるような快感にモルガンは白目を剥いてしまう。  このまま彼女の意識は飛んでしまいそうになるが、未だに勃起の治まらないマスターのペニスが膨れる子宮口をグリグリと抉る。まだまだこの交尾を終わらせるつもりは無いという、彼の意思表示に他ならない。 「ひぎゅぅ゛~~~~~っ♡♡♡ やすま゛せへっ♡♡ や゛す゛ませ゛へぇ゛っ♡♡♡ おま゛んこ゛と゛けり゛ゅ……っ♡♡♡ と゛けり゛ゅぅ゛ぅう゛うう゛ぅ゛ぅう゛う゛ぅ゛ぅ゛っっ♡♡♡」  マスターの胸板に後頭部をグリグリと押し付けて、せめて休憩をさせて欲しいとモルガンは懇願するが、目の前の美女を前にして雄として優れた彼が我慢出来る筈も無い。彼女の弱点である場所を亀頭で押し潰しながら、モルガンの令呪に触れながらマスターが囁くように命じる。 「モルガンに命じる……このまま朝まで気絶することを禁止する。重ねて命じる――朝まで嘘を吐くのを禁止とする。――――まだまだセックスしようね」 「~~~~~~~~っ♡♡♡ やめ――――っ♡♡♡♡」  モルガンの淫紋がこれまで以上に光り、彼女の下腹部に刻まれた令呪のマークの三画ある内の二画が消えてしまう。自分の体にしか作用しないという制限はあるが、神代の魔術師であるモルガンのお手製の淫紋は本当に令呪としての機能を持つ。  マスターがモルガンに命じたことは、強い強制力があった。  彼女はこれから朝まで気絶することと、嘘を吐くことが出来なくなってしまう。 「モルガンは本当にイった後も、休憩無しでセックスするのはダメ?」 「うっ、うれしぃれすっ♡♡♡ しきゅうグリグリもっ♡♡ いっぱいセックスもすきぃ……っ♡♡♡♡ もっとシて欲しいれすぅ……っ♡♡ おまんこイジメてくらさいっ♡♡♡ あぁっ♡♡ うっ、うそつけなぃ゛――っ♡♡♡」  自分の淫乱な本心を簡単に吐露してしまい、モルガンは熟した林檎のように赤面する。  身を焦がすような羞恥から彼女は、全身をプルプルと痙攣するように震わせた。それがどうしようも無い位に心地が良く、モルガンは気持ち良くなってしまう。  そんな彼女の心情を見透かすように、マスターは腰を思いっ切り叩き付ける。  モルガンの形の良いお尻が波打ち、硬い亀頭で柔らかな子宮口が押し潰された。声にならない嬌声を上げて、また何も考えられない位の絶頂に達してしまう。 「――今日も寝かせないから」 「ひぃ゛~~~~~~~~っ♡♡♡ し゛にゅっ♡♡ イ゛キし゛にゅっ♡♡♡ うれしぃ゛いい゛ぃ゛ぃい゛い゛ぃぃ゛――――っ♡♡ や゛ぁ~~~~っ♡♡♡」  マスターの言葉だけで更に深くアクメをしながら、翌朝までモルガンの膣からペニスが引き抜かれる事は無かった。その間もずっと噓を吐けずに、彼への愛やイジメて欲しい願望を吐露し続けることとなった。 (本当に死んで……しま…………ぅ゛っ♡♡♡ 誰でも良いからたす…………け……へっ♡♡ ぉ゛――――っ♡♡♡♡) ――――――――――――――――――――――――  PiPiPiとデジタル式の置き時計から電子音が鳴り、陽の光が届かないマスターの私室に朝が来たことが告げられる。彼はまだ物足りなさそうな表情をしながら、目の前で潰れたカエルのような体勢をしているモルガンに話し掛けた。 「もう朝か……モルガン、凄い気持ち良かったよ」 「……ぁひっ♡♡ ぃぅ♡…………ぃっ♡♡ ――――ぃひっ♡♡♡」  モルガンは息も絶え絶えになりながら、意味も無い言葉を呟いている。  朝を迎えてやっと気絶が出来る筈だったのだが、モルガンは快感による覚醒と気絶を繰り返していた。膣から精液を吐き出す度に、恐ろしい程の快感が発生するせいである。瀕死になった虫のように、ビクっ♡♡ ビクっ♡♡と四肢を震わせていた。  子宮に溜まった精を出す行為は、排尿や潮吹き、排泄行為より何倍も気持ちが良かったようだ。  妊娠してから半年以上が過ぎたかのように、モルガンの下腹部がポッコリと膨らんでいた。  未だに怒張しているペニスが引き抜かれた膣口は開いた状態から戻らなくなっており、煮詰まったお粥のような白濁とした半固形の精液がぐぷっ♡♡ ぐぷっ♡♡と粘っこい音を立てながら零れている。  モルガンのあられもない姿にマスターは興奮しながら、彼女をお姫様抱っこで抱え上げた。 「――取り敢えず、シャワー浴びよっか」 「…………ぃっ♡♡ ぁ゛っ♡♡♡ ぃ゛ぃ――――っ♡♡」  無抵抗のままガラス張りのシャワー室に連れ込まれたモルガンは、当然のようにガラスの壁に押し付けられながら時間ギリギリまで犯されることになる。シャワーの水音と女の喘ぎ声が、本来は一人用に狭い空間に響き続けた。  任務開始の時間が迫る二人は、"最低限の後処理"をして部屋から出て行った。  上手く歩けないモルガンの腰を抱き寄せるように支えるマスターと、彼の片腕に両手を絡ませて縋りつくようによろよろと歩く彼女。モルガンは未だに快感の抜けきっていない、蕩けた雌の顔をしていた。  一歩足を進める毎にモルガンは熱っぽい吐息を吐いており、腰を支えてくれているマスターの手が僅かに動くだけで小さく喘いでいる。明らかに直前まで交尾をしてましたと周囲に伝えている二人は、ゆっくりと作戦指令室へと向かうのだった。 「…………あっ♡♡ 我が夫、ゆっくり歩いて下さいっ♡ 子宮の中の精液が揺れると気持ち良くなっ――――ぃひっ♡♡ こっ、腰の手は動かさないで……っ♡♡♡ あっ♡ んぁ――――っ♡♡」  甘ったるい声を上げるモルガンは、今日もマスターとの愛欲に溺れる。 ―――――――――――――――――――――――――――  ――――ここで話は終わらない。  二次災害という言葉を知っているだろうか。  例えば地震による被害が一次災害だとすれば、地震による停電や水道などのライフラインが寸断されてしまうことが二次災害に当たる。  場合によっては一次災害よりも、二次災害の方が被害が大きいこともある程だ。  今回の場合では、マスターに朝まで犯され続けた"モルガン・ル・フェ"が一次災害に当たり、彼の生活空間を清潔に保つために部屋へと訪れた"フローレンス・ナイチンゲール"が二次災害に当たるだろう…… ―――――――――――――――――――――――――――    奉仕と献身を信条とするクリミアの天使"ナイチンゲール"がマスターに召喚されたのは、第五特異点で彼との縁を紡いだ後だった。  カルデアに召喚された彼女は、世界の命運をマスターだけに背負わせる現実に悲しみながらも、それでも病んだ世界を"治療"しようと奔走する彼の強い意志に好感を覚え、少しでも自分が助力になればと共に戦ってきた経緯があった。  幸いにもマスターの精神面は"女を抱く"ことで安定していたため、ナイチンゲールは肉体面でのケアを中心に考えて彼を支えた。  部屋の中の清潔や消毒を徹底して、マスターが病気をしないように努めたのだ。  マスターが多くの女性と関係を持つことに対しては、これが"精神の治療"となっていることを理解していたため、善悪以前に必要なことであると冷静に判断していた。  その考え方は彼女が戦争に深く関わってきたことも、大きく影響しているだろう。  クリミア戦争の最前線で負傷兵の治療に当たっていたナイチンゲールは、人を殺すという精神に大怪我を負った男達が、女の肌に癒しを求めることを知っていたからだ。彼女自身は生涯に渡って独身を貫いた未通女であったが、性に理解の無い人間では無かった。  そのような生前の経験があり、多大な精神負荷を受けているマスターが、女の肌に癒しを求めることに対して、ナイチンゲールは忌避や抵抗を感じなかったのだ。  もしも、彼に女の柔肌を与える女性がいなければ、彼女自身がマスターの性の捌け口となっていた未来もあったかもしれないが、幸か不幸か多くの女性サーヴァント達が彼に柔肌を与えてくれていた。  必要なことには全力となるナイチンゲールだったが、不必要なことは好まない性分のため、彼女がマスターとまぐわうことは無かったのだ。ある意味でマスターとナイチンゲールが、女性サーヴァント達の中で最も男女の関係となる可能性が低かった。  ――しかし、淫臭の残る彼の部屋を掃除と消毒をするようになって、ナイチンゲールの歯車が狂い始めてしまう。    マスターは性行為後の後処理も目に見える範囲ではしっかりと行っていたが、鼻が淫臭に慣れてしまっており、どうしても閉鎖環境に近い場所では臭いが残ってしまうのだ。  常人離れした鋼の精神を持ったナイチンゲールであっても、その残り香が鼻腔に入ってしまえば雌として性的興奮を半強制的に覚える。毎日マスターの部屋を掃除する度に、自身のショーツをびちゃびちゃに濡らすのに、そう時間は掛からなかった。  次第に性的興奮と生殖本能が増していき、マスターの精の臭いに無意識の内に魅了されるようになっていく。彼の部屋の精液が拭われたティッシュを自室に持ち帰り、その臭いを嗅ぐことに夢中になってしまう。自身の体が日に日におかしくなっていくことを自覚しながら、マスターの部屋掃除を止めたいとは思えなかった。  ナイチンゲールはマスターに指一本触れていないのに、彼の精に犯されていく。  臭いとは脳と直結した感覚の一つであり、淫臭に脳を犯されるナイチンゲールの肉体が堕ちていくのも仕方が無いことではある。末期にはマスターの顔を見るだけで、秘所を濡らす程に性的興奮を覚えるようになってしまっていた。    それでも鋼鉄の女傑であるナイチンゲールは、自身の中で湧き上がる性衝動に耐え続けた。  生前から文字通り死ぬまで止められなかった自分を犠牲にして、他者を救いたいという異常な精神性が、愛欲や性欲ヘの堕落を許さなかったのだ。トロンとした雌の顔をしながら、ショーツだけでは無く白タイツまで愛蜜で濡らして耐えていた。  しかし、我慢し続けたナイチンゲールにとっての運命の日が訪れてしまう。  それがモルガンが朝まで種付け交尾をされ続けた、正しく今日であった。  いつものように性衝動に屈しない心構えをしてからマスターの部屋へと入ったナイチンゲールだったが、今日に限ってはそんなものは無意味である。  マスターとモルガンに時間が無かったため、後処理は本当に最低限であった。  ドロドロのシーツやタオルはビニール袋に入れて口を軽く閉じただけであり、精液を拭いたであろうティッシュなどはゴミ箱に入ったままだ。  未だに劇毒と言っても差し支えない媚薬を、そのまま蒸気に変えたような濃い淫臭が部屋中に籠っていた。例え兵器としての機能しか持っていないエルキドゥであっても、性的興奮と生殖本能を覚えてしまうだろう。神代の大魔術に匹敵する効果が、この部屋の空気には秘められていた。  要するにナイチンゲールが、どうなってしまったのかと言うと―― 「――すぅーーーーっ♡♡♡ はぁ゛ーーーーっ♡♡ ここは危険ですっ♡♡ いっ、今すぐ封鎖措置と換気をしなくてはっ♡♡♡ すぅーーーーっ♡♡♡ はぁ゛ーーーーっ♡♡ あぁ――っ♡」    両手で股の部分を抑えるナイチンゲールは、人生で初めての潮吹きをしていた。自身の足元に小さな液溜まりを作ってしまう。余りに濃すぎる淫臭に肉体が完全におかしくなってしまい、一嗅ぎ毎に普段は無表情な顔がメープルシロップのように蕩けていく。  鼻で吸ってはいけないと分かっているのに、意思に反して肉体が鼻呼吸を選んでしまう。脳にこの臭いを焼き付けるように、肺が一杯になるまで吸い込んでしまっている。   「すぅーーーーっ♡♡♡ はぁ゛ーーっ♡ 体が言うことを聞きませんっ♡♡ すぅーーーーっ♡♡♡ はぁ゛ーーっ♡ あぁ、駄目っ♡♡ その袋は臭いが強いっ♡♡ 間違っても開けてはいけなぃ……っ♡♡♡ 焼却処分すべき危険物ですっ♡♡ すぅーーーーっ♡♡」  ナイチンゲールは駄目駄目と口にしているが、色々な体液でドロドロになったシーツが入った袋へと夢遊病患者のように近付いていた。発情した彼女の両手が勝手に動き、軽く縛られただけの開け口を開いてしまう。 「駄目っ♡♡ 駄目駄目駄目っ♡♡ あ゛――――っ♡♡ ~~~~~~~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡」  ナイチンゲールは声にならない悲鳴を上げ、排尿でもするように潮をぷしゃぁ――っ♡♡♡と噴き出してしまう。部屋に漂う淫臭よりも三倍以上はニオイが濃く、ある意味で麻薬などよりも遥かに依存性の強いニオイを思いっ切り嗅いでしまった。  服の中で乳首が痛い位に硬くシコり、秘所を弄りたいという欲求に抗えない。シーツから3 cm程まで顔を近付けて深呼吸をしながら、タイツとショーツ越しに充血した陰核に右手で触れてしまう。 「――――ぅっ♡♡ ぅあーーっ♡♡♡ ぁっ♡♡ あっ♡♡ あぁっ♡♡♡ ぁひぃ゛ぃぃ゛いい゛い゛ぃぃ゛いいぃ゛ぃ゛いい゛い゛ぃ゛ぃ゛――――ぃ゛っっっ♡♡♡♡♡」  普段のナイチンゲールからは想像も出来ない、絶叫のような嬌声を上げてしまう。  今の彼女は陰核を起点に、頭に向かって電気が流れていた。目の前が何も見えなくなり、全身が浮かんでしまうような浮遊感が包み込んでいる。  初めての自慰行為が服越しにクリトリスを軽く撫でただけであったが、性衝動を長い期間に渡って我慢し続けた肉体にとってはこの上ない快楽だったのだ。  床にうつ伏せになって倒れ込み、全身をビクビクと震わせている。スカートの内側が自身の恥ずかしい体液で濡れていた。  赤い瞳を快感で濁らせるナイチンゲールは、荒い呼吸をしながら呟く。 「はぁっ♡♡ はぁっ♡♡♡ ぉっ、治まりません……っ♡♡♡ もっと気持ち良くならなくてはっ♡♡♡ ……はぁっ♡♡ 下腹部の疼きが止まりませんっ♡♡♡ 私は病気になってしまったようです…………"治療"をしなくてはっ♡♡♡♡」  自分自身に治療だと言い聞かせながら、ナイチンゲールは再び自らの秘所に手を伸ばすのだった。 「ぁ゛――――っ♡♡♡」

【R18 FGO小説】婦長は治療が必要-前編

More Creators