「あぁ…今日も疲れたな…」
個人のデイトレーダーとして活動し始めて3年。
少しの判断ミスが数百万単位の損失にもなり得るため、取引の間は気の抜ける瞬間の無い中、一日画面を見続けた俺は精神的な疲労でぐったりとしていた。
ありがたいことに普通の会社員じゃ稼げない額の金額を稼げてはいるが、それでも割に合わないと思う瞬間がある。
あまりにストレスが溜まり過ぎると判断ミスが起こりやすくなるため、適度にリフレッシュする必要があるのだが、ここ最近自分にぴったりの解消法を見つけた。
『メンズコンカフェ』
TVでその名前を聞くことが多くなったのはここ数年のことだが、今ではかなりの数と種類の店舗があるらしい。
メイド喫茶などが有名かもしれないが、コンカフェはどちらかと言うとホストに近い。
色々なコンセプトを持ったその店で客は店員に接客を受け、気に入った子がいればその子にお酒を下ろすのだ。
ホストよりも価格帯は安いため利用しやすいし、アイドル志望の子達も多いせいかホストよりも俺の好みに近い子が多い。
それにホストよりも男性客もそこそこいるため、男の俺も通いやすいのも大きい。
俺が通っている店は、コンセプトを『執事』と設定している店だった。
客に使える執事と言う設定のキャスト達は、皆アニメや漫画で見るような燕尾服の執事の格好をして接客をしてくれる。
その店で俺が指名しているのは、シオン君と言う店のナンバー1の子だった。
黒の燕尾服に白い手袋をきっちりと着こなし、某アイドルに似ているシオン君は典型的な王子顔イケメンで、最初に会った時は思わずそのイケメンさに息を飲んだぐらいだ。
俺がこの店に通うようになったのは、そんなシオン君に会いたいからなのだが、それ以外にも重要なポイントがある。
この店には裏メニューとして、お酒を下ろした金額によってちょっとした性のサービスを受けることができるのだ。
それなら風俗に行けと言われそうだが、普段はそう言う行為をしない相手が、特別にしてくれるというのが希少価値があるし、シオン君がしてくれるからこそ良いのだ。
あくまで席で行うものなので本番は無いが、俺にとってはそれで充分だった。
========
「お帰りなさいませ、浩司様」
「シオン君、今日もかっこ良いね」
「恐れ多いです」
席に案内され、すぐにシオン君を指名した俺の元に、シオン君はすぐに来てくれた。
自分で言うのもなんだが、そこそこ金はあるから結構な額をシオン君に落としているし、シオン君もそれを考慮して俺を優先してくれているんだと思う。
まぁ今が平日の16時で、客が少ない時間というのもあるかもしれないが…
「まずはハイボール貰って良い?」
「かしこまりましました」
男性的に整った顔のシオン君はそう笑顔で答えると、手際よくテーブルでハイボールを作ってくれる。
指先までピッチリとハマったナイロンの白手袋を嵌めた手が動く度に、手の甲の三本線がうねるように動きそれだけでもいやらしい。
シオン君は俺が手袋フェチであることを知っているため、わざと手を俺に見せるようにお酒を作ってくれている節があるが、俺はそれにまんまと釣られているのだ。
だってそんな手を見せつけられたら、今日も裏メニューを頼みたくなってしまうから。
「どうぞ」
出来上がったハイボールを差し出され、俺はそれに手を伸ばして口をつける。
俺好みの濃さのハイボールに満足していると、シオン君は俺の空いている方の手を握ってきた。
「っっ」
サラりとしたナイロンの感触でさわさわと手を撫でられ、その白い指先を絡ませてくるシオン君。
たったそれだけの行為で俺はドキドキしてしまい、シオン君の整った顔で見つめられながらされるとチンポに熱が集まってきてしまう。
俺は興奮しながらもそれを出さないように、ハイボールを飲みながらシオン君との会話を楽しんだ。
「失礼いたします。シオン、そろそろ」
「申し訳ございません浩司様。少し席を外します」
他のスタッフがシオン君を呼びに来て、シオン君は申し訳なさそうな声で俺に言う。
他の宅からシオン君の指名が入ったのだ。
平日のこの時間とは言えシオン君はこの店のナンバー1。
ずっとこの宅にいて貰うことは難しい。
「そっか。残念だけど仕方ないね」
俺がそう言うと、立ち上がったシオン君が俺の耳元に口を寄せて囁いた。
「浩司様、本日もVIPルームに呼んで頂けるのを楽しみにしております」
それだけ言うと顔を離し、再び俺に笑顔を向けて頭を下げると行ってしまった。
『VIPルーム』
高額なお酒を下ろした客だけが行ける、特別な席。
今いるここはオープン席のため、区切られてはいるものの他の席からも俺らの様子を見ようとすれば見れる。
しかしVIPルームはこの区切りの壁が高いため、完全な個室ではないものの他の客からは基本的には見えないようになっていた。
裏メニューはこのVIPルーム限定のサービスであった。
つまり、シオン君は高額なお酒を下ろして欲しいと遠まわしにおねだりをしてきたのだ。
シオン君に接客を受けている間ずっと手をスリスリされたり、首元をその手袋の指先でこちょこちょされたりと散々焦らされていたため、そのおねだりはかなり俺に効いていた。
チリンチリーン
「お待たせいたしましたご主人様」
テーブルに乗せられている人を呼ぶためのベルを鳴らすと、すぐにスタッフが来てくれる。
「シオン君にアルマンド入れるよ」
「ありがとうございます。ではVIPルームへご案内いたします」
この店で出す一番高いシャンパンを注文すると、スタッフは深く頭を下げ、俺を奥のスペースへと誘導してくれた。
オープン席よりもソファーが高級で柔らかく、スペースも広いVIP席は他の客の目線も無いためとても落ち着く。
適当に飲んで待っていると、アルマンドを持ったスタッフと共にシオン君が来てくれた。
「お待たせいたしました浩司様。アルマンド、嬉しいです」
相変わらずキラキラした王子オーラを放つイケメンのシオン君が、とびきりの笑顔を俺へと向けてくれる。
スタッフはテーブルにアルマンドを置いて下がる中、そんなシオン君が俺の隣に座ってくれた。
シオン君からいつもの香水の色っぽい匂いがし、それだけで再びドキドキしてしまう。
「シオン君のために仕事頑張ってるからさ」
「ありがとうございます。俺も浩司様のお陰でここで働けていますので、本当に感謝しています」
あくまでここは俺の屋敷で、シオン君は俺に仕えてくれている執事。
そのコンセプトを守りながら感謝を伝えてくれるシオン君に流石だなと思いながら、俺は違うことで頭がいっぱいだった。
「シオン君、その…」
「分かってます。オプション、ご希望ですよね?」
「う、うん。良いかな」
「勿論です。いつもありがとうございます。では失礼しますね」
ドキドキしながら伝えると、シオン君はアイドルスマイルのまま俺のズボンへとその白い手袋を嵌めた手を伸ばしてくる。
そして器用にベルトを外してジッパーを下げると、俺のパンツをズリ下ろしてチンポを露出させた。
これからされることへの期待と、シオン君の白い手に弄られるいやらしさで、既に俺のチンポは恥ずかしい程に勃起してしまっていた。
「いつも通り、手袋は嵌めたままで良いですね」
「う、うん。それが好きだから」
「ははっ、じゃあ今日もいっぱい『手袋』で気持ち良くして差し上げますね」
続きは3月29日に他プランでも公開予定
現在タバコプランにて先行公開中
全文約6700文字