~原作3話より~
イーヴィルティガに案内され闘技場の地下に作られた研究所にやって来たリリ。
そこで彼女はベリアルと戦うことになるが、戦闘中に突如現れた怪獣に連れ去られてしまう。
連れ去られたリリを待ち受けるものとは………。
◇◇◇
「…ん…、…ここ…は……?」
目を覚ましたリリの視界に映ったのは真っ暗闇の空間だった。
ここはどこなのか、そもそも自分は何故気を失っていたのか。
まだ覚醒しきっていなかった意識が少しずつ焦点を結び始め、気を失う直前の記憶がよみがえってくる。
(……そうだ。私、ベリアルと戦ってて…、その途中で現れた巨大な怪獣に…)
どうやら自分は何者かに拉致されたらしいことを自覚したリリは不安を押し殺しながら周囲を見回したが、何も見えない暗闇が広がっているだけだった。
さらに…
(……ッ!? 体が…、動かない…ッ!?)
リリの両手足は左右に大きく広げた姿勢で固定されていた。
暗くて分からないが、何かに四肢を拘束され身動きを封じられているようだ。
警戒感を高めるリリだが突如周りが明るくなり、眩しさに思わず目を瞑ってしまう。
ゆっくり目を開けたリリの目に飛び込んできたのは…
「おはようございま~す!」
「……え…」
笑顔でこちらに挨拶してくる快活そうな明るい茶髪の女性と、その隣に並び立つ落ち着いた雰囲気の青みがかった黒髪の女性だった。
呆気にとられ放心しているリリに二人に女性が語りかけてくる。
「はじめまして、私はハルカ」と、茶髪の女性。
「ヤスカです。ご自分の名前は言えますか?」と、黒髪の女性。
「……リ、…リリ・アーカイヴ…です…」
状況が呑み込めず困惑するリリ。彼女たちが自分を拉致したのだろうか。
二人とも性格こそ違うが、物腰は柔らかく敵意も感じられないが…。
「あ、あの…」
「意識ははっきりしているようですね。バイタルは正常値、身体にも異常はなし」
「随分長い間眠ってましたね~。そんな恰好なのに」
「…え? ……ッ!? い、いやあぁぁ!! な、何なの、これッ!?」
ハルカの台詞でリリは今の自分の状況に初めて気付いて悲鳴を上げた。
リリの体は見たこともない装置によって拘束されていた。しかも衣服を脱がされ一糸まとわぬ姿でだ。
左右に大きく広げた四肢は装置に挟み込むように固定されており、さらに装置から伸びた何本ものコードが背中や脇腹、下腹部に取り付けられている。
そして太い金属製のパイプにつながった黒光りする器具がリリの股間に張り付くように装着されていた。
「う、くうぅぅ…、ぬ、抜けない……ッ!」
リリは羞恥に耐えながら何とか拘束から抜け出そうと体に力を込めたが、装置に埋まっている手足は抜けるどころかピクリとも動かない。
(く…、せめて変身できれば、こんな拘束なんて……っ!)
生身のままでは無理でも変身さえできればこの拘束から自力で脱出できたかもしれない。しかし変身に必要なブイレスは衣服と共に外されてしまっていた。
「リリ・アーカイヴ、覚醒しました。ヒュース所長」
「……え」
不意に聞こえたヤスカの声にリリは顔を上げた。
すると部屋の奥から長髪の白衣の男がこちらに近づいてくるのが見えた。
(ヒュース…惑星フースの頂点に君臨する人物…)
「はじめまして、リリ・アーカイヴ。気分は如何ですか」
「いいわけないでしょう…、こんな格好させて…。私みたいな鎮圧隊の一兵士に何の用なの!?」
「貴女の持つ光の因子。それは私の研究にとって非常に有用ですので」
ヒュースは語った。光と闇の追求『ダークネスヒールズ計画』。
そのためにフースを『ルークス』と『インフェルニア』に分断させ争わせているのだと。
「そんなことのために…っ!」
「貴女にも私の研究にぜひ協力を願いたい、リリ・アーカイヴ」
「ふざけないで! 誰があなたなんかに!!」
「……そうですか。やはり親子ですね、全く同じ返答をするとは」
「え、まって……、まさか…あなたがお母さんを!?」
「えぇ、アーリ・アーカイヴにも私の研究に協力していただいています」
そう言ってヒュースが目の前に手をかざすと空中にモニターが投影された。そこに映った映像を見てリリは絶句する。
映像には何かの施設が映し出されていた。リリを拘束しているものと同じ装置が大量に並んでおり、そのひとつひとつに全裸の女性がリリと同じように繋がれている。
苦悶の表情を浮かべる大勢の女性。リリはその中に見覚えのある桃色の髪を見つけ目を疑った。
「お、お母さん!?」
それは数年前に行方知れずになった母、アーリ・アーカイヴに他ならなかった。
ずっと行方を追っていた母が目の前の男の魔の手に落ちていたことを知り、リリは怒りを爆発させる。
「あなたは絶対許さない!! お母さんを返して!!」
「残念ながらそれはできません。彼女にはまだ利用価値がありますので。そして貴女にも」
「さっきも言ったでしょ! 誰があなたに協力なんて!!」
「ええ。なので母親同様、少々強引に協力していただきます。…ヤスカ、ハルカ」
「はい、所長。ファーストフェーズ、システムを起動させます」
「変身プロセス、強制発動~」
ヒュースの指示でヤスカとハルカの二人がそれぞれ空中に投影されたコンソールを操作すると、リリを拘束している装置から機械的な動作音が鳴り始める。
何が起こるのかと警戒するリリだったが、身体に異変を感じ驚愕する。何故ならそれは彼女がよく知る感覚だったからだ。
リリの裸身が淡く発光し、その光が収まった時にはリリの姿は光の戦士のそれに変わっていた。
「そ、そんな……!! どうして……!?」
自分の意思に反して変身が発動したことに驚きを隠せないリリ。
そんなリリにヒュースは事もなげに説明する。
「ブイレスを作ったのが誰だかお忘れですか? こうして任意の対象を変身させるなど造作もありません。その姿の方がデータを採取するのに最適ですからね」
頼みの綱の変身まで相手に掌握されてしまっていることにリリは焦燥感を募らせる。
だが理由はどうあれ変身していることには違いない。
リリは変身によって強化された力で強引に装置から抜け出そうと手足に力を込めた。
しかし……
「はああぁぁあッ!! ……ッ、はぁ、はぁ…、そ、そんな…変身しても抜け出せないなんて……」
「ふふ~ん。無理無理、いくら変身しててもその装置からは抜け出せませんよ~」
「それは惑星テリオの科学者、Dr.ツマシナが反抗的な女性を拘束するために開発した懲罰用の装置です。本来は別の目的で開発されたものですが」
リリの抵抗を嘲笑うかのように涼しい顔でコンソールの操作を続けるハルカとヤスカ。リリは完全に抵抗する術を封じられた事を悟り歯噛みした。
(……諦めちゃダメ! 隙を見てここから逃げて、お母さんを助けないと!)
挫けそうになる心を奮い立たせるリリ。
たとえどんな目に遭わされようとも耐えてみせる。
だがその覚悟はあっさりと打ち砕かれることになる。
「続けてセカンドフェーズ~」
「今度は何を…、ひゃん!?」
装置が先程とはまた違った駆動音を響かせながら起動する。
今度は何が起こるのかと身構えるリリだが、次の瞬間思わず甲高い声を上げてしまった。
何故なら股間に張り付いている器具が蠢くように動き始めたからだ。
その動作は微々たるものではあったが、それでも敏感な部分を刺激されリリの表情が羞恥に染まる。
「ん、うぅ…、あん、…くぅ…ッ! ……こんな…こと、で……!」
「これより計測用プラグを挿入します」
「ふぅ、ふぅ…、そ、挿入…? ……ッ!?」
歯を食いしばって刺激に耐えていたリリだが、突然股間に感じた触感に息を呑む。
器具の内側から硬く冷たい何かが押し付けられている。
(…挿入って…まさか…!?)
これから起きることを予想し一気に血の気が引く。
どんな責めにも耐える覚悟だったが、これはリリの想像の範疇を完全に超えていた。
股間に押し付けられた何かは角度を調整するように前後に動き、ある位置でピタリと止まった。
「う、ウソ!? お願い、やめて!! だめぇッ!!」
リリの懇願も虚しく、プラグの先端が秘裂を割り開き奥に少しずつ沈んでいく。
「ん、くぅうう、い、いやぁぁ……んんぅぅッ!」
膣内に侵入してくる異物の感触にリリは歯を食いしばって、声が漏れるのを必死に耐える。
金属製のプラグは先端の球体部分が膣内に納まると一度動きを止めた。
リリは僅かに息を吐くが、次の瞬間プラグは一気にリリの胎内に侵入した。
「あ゛ッ!? はっ、あ゛あ゛あぁぁぁああ!!!」
蜜壺を貫き媚肉を抉られる感触にリリは悲鳴を上げる。
プラグは膣内の一番奥に達したところで停止した。
「かっ、は、…ん、あぁ、だめ、…抜い、て…ぇ…ッ」
身体を串刺しにされたかのような異物感と圧迫感に息が詰まる。
そんなリリの様子を見ながら、ヤスカとハルカは事務的に操作を続けていく。
「計測用プラグ、挿入完了」
「これより計測実験を開始しま~す」
「な、何を、あぐっ!? んぅ、はう、ああぁ!!」
プラグが再び動き始めゆっくりと引き抜かれ、完全に抜ける直前で停止するとすぐに奥まで突き込まれる。
激しいピストン運動に膣口から子宮口まで何度も蹂躙され、奥を一突きされるごとにリリは悲鳴を上げ華奢な身体が跳ね上がる。
「んぅ、はぁんっ! あ、あんっ!! だ、ダメ…あぁんっッ!!」
何度も突かれるうちにリリの苦悶の声に次第に艶めかしい嬌声が混じり始めた。
股間の器具からもプラグが抽送する機械的な動作音に混じってズッチュ、ズッチュ…という卑猥な水音が聞こえ始める。
(いやぁ…、私…どうして、こんなことで…感じてるの……?)
自分の意思とは裏腹に、リリの体は容赦のない責めに晒され、絶え間なく叩き付けられる快感に屈しようとしていた。
自分自身の浅ましい反応に、リリは自己嫌悪と屈辱感に苛まれる。
リリは知らなかったが、もともとこの装置は強制妊娠装置として開発されたもので、被拘束者の性感帯を刺激し生殖機能を高める機能があった。
そのためリリの反応は装置により性感が増幅された結果なのだが、そうとは知らないリリは与えられる快楽に身も心も翻弄されることしかできなかった。
そんなリリを尻目にヒュースは空中に投影されたモニターを見つめ、リリの中に挿し込まれたプラグから送られてくるにデータに感嘆の声を上げた。
「ほう…、これはなかなか興味深いデータですね。…次のフェーズへ移行」
「りょ~か~いで~す。サードフェーズ~」
「プラグのモーションパターンを変更します」
「ふぅ、ふぅぅ、……はひッ!? ひああぁぁあっ、ぁあぁぁ!!」
プラグの抽送が止まったかと思うと、一拍置いて激しく振動を始めた。
ヴヴヴヴッ、と振動音を響かせながら膣内で暴れるプラグに子宮口を揺さぶられ、先程までとは違う快楽が背筋を駆け上がり脳天を直撃する。
「いやあぁぁああ!! と、とめてぇぇええぇぇッ!!」
リリの言葉が通じたのかプラグの振動があっさりと停止する。
しかしすぐに再び動き始め今度は膣内でプラグが回転を開始した。
しかもプラグの本体と先端の球体部分が逆方向に回り媚肉を擦り上げる。
「んひぃぃいっ!!? だ、ダメ! もうダメぇぇえええッ!!!」
その後もプラグは何度も動きを変えリリを徹底的に犯し続けた。
その度にリリはガクガクと体を震わせ、ぶんぶんと頭を振りながら泣き叫んだ。
もしも変身していない状態だったならとっくに気を失っていただろう。
しかし皮肉なことに変身により通常より耐久力も向上していたため、リリは気絶することも許されず延々と与えられる快楽に弄ばれるのだった。
◇◇◇
「……あぁ…は、ぁ…はぁ……」
どれだけの時間が過ぎたのか。何度絶頂させられたのか。
装置に嬲られ続けたリリは息も絶え絶えといった様相でぐったりと項垂れていた。
その顔は涙と汗と涎にまみれぐちゃぐちゃだ。
「最終フェーズへ移行。計測プラグをアブソーブモードへ」
「吸収用端末を子宮内に展開~」
(……ぅ…、し…、きゅう……?)
朦朧とする意識の中で聞こえた単語の意味を理解より先に、膣内で停止していたプラグが再び蠢き始めた。
プラグの先端から伸びた何本もの細いコードが子宮口を潜り抜け奥へ奥へと侵入していく。
陵辱の再開を予感するもリリにはもう抵抗する気力すら残っていなかった。
「……ぃ、いやぁ……、…もう…ゆるして……」
ゆるゆると頭を振り涙ながらに許しを請う姿には、もう気丈にふるまっていた最初の気概は微塵も残されていない。
終わりの見えない快楽地獄にリリの心は完全に折れてしまっていた。
そして当然のようにリリの懇願が聞き入れられることはなかった。
「……ぁ? ッ!? …あ、あ゛あ゛あ゛ぁぁあああぁぁあぁぁ!!!」
子宮内に侵入した端末から微弱な電気信号が子宮と卵巣に流れ、リリは強制的に絶頂させられた。
端末は電流を流しながら、胎内からリリの光の力を吸収していく。
「ひぅッ! あはぁぁああ、んんんッ、ぁ゛ひッ!? ぃやあぁぁああ!!」
呼吸すらままならないほどの快感の波に襲われリリの体がビクビクと痙攣する。
止まることなく流れ続ける電流によって連続でイき続け休むことも許されない。
「あ゛ぁぁああ!!! やっ、らめぇぇええ!! し、しぬッ! しんじゃうぅぅううぅ!? あ゛ぁ゛ぁぁぁああ゛あ゛ッッ!!!!!」
視界が歪み、息ができない。気が狂いそうなほどの連続絶頂。
そしてリリの心身が限界を迎えようとした直前、止めを刺すかのように端末から強力な電流が子宮に叩き付けられた。
「~~~~~ッ!!? ~~~~~~~~ッッ!!!!!」
声にならない叫びを上げてリリの身体が一際大きく跳ねた。
過去最高の絶頂にリリの意識が真っ白に染まる。
何度か大きく跳ねた後、糸が切れた人形のようにぐったりと動かなくなったリリの体が淡く発光し、その光が霧散するとリリは元の姿に戻っていた。
「…はぁ…、……はぁ…ぁ…、…は…ぁ…っ」
変身を維持することすらできないほど光の力を吸い尽くされ精根尽き果てたリリ。
目の焦点は合っておらず、ほんのりと赤く染まった肌は汗でぐっしょりと濡れていた。
器具が停止した後も体は断続的に小さな痙攣を続けており、未だ快感の波が引いていないことが窺える。
「大変素晴らしい結果でしたよ、リリ・アーカイヴ。今回得られたデータは今後の研究に大いに役立つでしょう。今後も母親共々、私の研究に貢献してください」
ヒュースのその言葉は疲労困憊のリリの耳には届いていなかった。
限界を迎え眠りに落ちる寸前、朦朧とする意識の中でリリは無意識に呟いていた。
「………たす…けて……ベリアル………」
BAD END……?
KDAL
2023-04-28 00:15:21 +0000 UTC