宇宙怪獣ゴキグモンが市街地に現れた!
人々を守るためリリは変身して挑むが、ゴキグモンの口から放たれる粘着性の糸に苦戦を強いられる。
町への被害を気にして防戦一方のリリは、隙を突かれゴキグモンの糸に捕まってしまう。
「あぅッ!! し、しまった!」
両腕ごと胴体を糸に巻き付かれ拘束されてしまったリリ。
さらにゴキグモンは追い撃ちをかけるように、リリの両足にも糸を吐きかけた。
「く、うぅ…。…う、動けない…ッ」
四肢の自由を奪われたリリはなんとか拘束から逃れようともがくが、幾重にも連なった糸はびくともしない。
文字通り手も足も出せなくなったリリにゴキグモンがゆっくりと近づいてくる。
「くっ…。とどめを刺すつもり…?」
敵の行動を警戒するリリだったが、ゴキグモンはリリに攻撃することなく更に糸を吐きだし彼女の身体に巻き付けていく。
明るい水色の髪に、柔らかい二つの乳房に、張りのある太股に蜘蛛の糸が絡み付きギリギリと締め付ける。
「あっ…ぐぅ…う…。こ、このまま…じゃ…ま、まずい…」
苦痛に顔を歪めるリリだが、もはや自力で脱出することが困難なほど糸に巻き付かれてしまいされるがままだ。
リリの蒼い身体が少しずつ白に覆われていく。
ゴキグモンはリリを捕らえ、これから生まれてくる幼虫たちの餌にするつもりなのだ。
遂には顔まで糸に覆われ、リリは声を出すことすらできなくなる。
(…もう…、…だめ……)
リリが諦めかけたその時、ゴキグモンの絶叫と共に大きな爆発が起きた。
何事かと糸に塞がれかけた視界を向ければ、鎮圧部隊の仲間たちがゴキグモンを攻撃しているのが見えた。リリが戦っている間に人々の避難を完了させ、救援に駆け付けてくれたのだ。
ほどなくしてゴキグモンは退治され、リリも救出された。
人々の平和は守られたが、この一件以来少しだけ蜘蛛とゴキブリが苦手になったリリであった。
こんにちは。野生の絵描き、阿井上夫です。
今回はSkebリクエストで描かせていただいたイラストの紹介でした。
テキストも加えてショートストーリーっぽくしてみましたがどうでしたか?
それでは次回の更新でまたお会いしましょう。