~原作2話より~
「一試合やってくかい?」
・ルート選択
「わ、私は結構です!!」(原作ルート)
→「一試合だけなら…」(IFルート)
◇◇◇
地下闘技場で行われている賭け試合『バトルインフェルニア』。
カミーラの付き添いでこの場を訪れたリリは、闘技場のスタッフに試合へ参加してみないかと誘われる。
ちょっとした気まぐれか、あるいは興味本位で試合に参加してみることにしたリリだったが、係の者に連れていかれたのは先ほどカミーラが戦っていた場所からさらに地下に降りた階層にある特設リングだった。
リリは一抹の不安を感じながらも試合に挑むが、それは彼女を陥れるために仕組まれた罠だった。
対戦相手の反則同然の行為や場外からの妨害、審判の不公平なジャッジ。自分が嵌められたことを悟ったリリはそれでも奮戦したが、あらかじめ用意されていた敗北を覆すことはできなかった。
リングの上で力尽きるリリ。無情にも彼女の敗北が高らかに宣言される。
しかし彼女は知らなかった。
自分が必死に戦った先程までの試合が、ただの余興に過ぎなかったことを。
『さぁ、それでは本日のメインイベントです! 哀れな敗者リリ・アーカイヴ選手の陵辱ショーを最後までお楽しみください!!』
「…え…? りょ…、じょく…?」
リング上で倒れていたリリは不穏なアナウンスに一瞬頭が真っ白になった。
痛む体を起こして振り向くと、先程まで戦っていた対戦相手の男が厭らしい笑みを浮かべながらこちらに近づいて来るのが見えた。
(に、逃げなきゃ……っ!)
身の危険を感じその場から離れようとするリリだったが、それより早く相手選手に捕まりその場に組み伏せられてしまった。
「おっと、逃げようったってそうはいかないぜ。こっちはこれが愉しみで試合に出てるんだからなぁ」
「い、いや! 離してッ!!」
背後から両腕を捕まれ、尻を相手に向けて突き出した卑猥な体勢で捕まったリリは、羞恥に頬を染めながら必死に抵抗する。しかし試合で消耗した今の状態では拘束を振りほどくことは不可能だった。
焦るリリはそれでも何とか逃れようと体を揺するが、それは相手の加虐心を煽るだけだった。
「ははは、そんなに尻を振って誘ってるのか?」
「ち、違います!!」
「まぁ心配するな。そう焦らなくても、すぐにぶち込んでやるからよ」
何かが尻に押し付けられる感触にリリは絶句した。
硬く生暖かいソレが何なのか分からないほどリリも初心ではない。
「や、やめてください! こんな……ッ!!」
「くく、いい反応するじゃないか。こいつは愉しめそうだ」
「い、いや! たすけて! 誰か…っ!!」
リリは助けを求めて悲鳴を上げるが、この場に彼女の味方は存在しない。
観客席からは歓声と下卑た視線が降り注がれ、場内アナウンスがリリの痴態を厭らしく実況する。
彼女ははじめからこのショーのためにおびき出された哀れな生け贄に過ぎないのだ。
絶望的な状況に、リリは半ば無意識のうちに心の中で叫んでいた。
(たすけて! ベリ——)
しかしその想いが届くことはなく、無防備に晒された股間にいきり立った肉棒がねじ込まれた。
「いやあああぁぁぁああ!!!」
一切の遠慮も気遣いもなく、肉棒がリリの中に押し入ってくる。まるで全身を硬い棒で貫かれたような痛みと、圧倒的な異物感。
痛みと羞恥に堪えるリリを嘲笑うかのように男が腰を振る。
「う、ぐぁあ! ん、あぁ! …はああっ!!」
両腕を引っ張られ上半身が引き起こされた。挿入がさらに深くなり、肉棒の先端が窒内の一番奥に押し付けられる。
「あうっ! ぐぅ…ぁ…、あぁああ!!」
「嬢ちゃん。楽しんでるとこ悪いが、こっちも頼むぜ」
「え…、…ひっ!?」
いつの間にか目の前に別の男が立ち、リリの眼前に勃起した肉棒を突きつけていた。
そのあまりにもグロテスクな見た目にリリは言葉を失う。
(こ、こんなものが…今、私の中に…!?)
目の前の醜悪な物体が今まさに自分の大事な場所を蹂躙しているという現実にリリは打ちのめされる。
そんな彼女の心情などお構いなしに、もう一人の男はリリの口に自らのぺニスを強引にねじ込んだ。
「んぶぅ!? んぅ、んふううぅぅ!!」
口の中に広がる生臭さに吐き気を覚えるリリを尻目に、男はリリの喉奥までぺニスを押し込み口内を犯していく。
(…どうして…、こんな…)
口を塞がれ朦朧とする意識の中で、リリは何故自分がこんな目に合わなければいけないのかと自問する。
最悪な形で女としての尊厳を汚された悲しみと、衆人環視のもとで辱められる羞恥。不用意に誘いに乗ってこんな場所へ来てしまったことへの後悔。
様々な感情が入り交じった絶望の涙を流すリリに追い打ちをかけるように男たちはリリの中にその欲望を吐き出していく。
「ぐっ、ふうぅぅう!? んぐっ、んんんぅう!!?」
口内に放出された大量の白濁液にえずくリリだが、吐き出すことも叶わず喉の奥に粘ついたものが流し込まれていく。
喉に広がる不快感に必死に耐えるリリだが、男たちの責めは更に激しさを増していく。
「くふ、んんんっ!! は、ぅん、あ、んんっ! んーっ!」
後ろからのピストンが一層激しくなり、眼前の男も一度出した後だというのに更に喉を突いてくる。
もはやされるがままのリリにとどめを刺すかのように、ほぼ同時にリリの口内と膣内に大量の白濁液が吐き出された。
「んっふぅう!? んぐっ、ぅんんんっ!!!」
(…うそ、出されてる…熱いの…なかに…!?)
最悪な形で純潔を汚され、子宮に大量の精液を流し込まれ、心も体も犯され尽くしたリリ。もう彼女にできるのはこの地獄が一秒でも早く終わるのを祈ることだけだった。
どくどくと大量の精液を吐き出し終えた男たちの肉棒がずるりと引き抜かれた。
その感触に体をガクガクと痙攣させながらも、リリはやっと終わったのかと安堵しかけたが、そんな彼女を嘲笑うかのように男たちが声をあげる。
「ふう、なかなかよかったぜ。この調子で残りの連中も愉しませてやってくれよ」
「…あ…、…え?」
男の言葉の意味が分からず顔を上げたリリの目に映ったのは、下卑た視線を自分に向ける大勢の男たちの姿だった。
「…あ、ぁあ…、い、いや…もう…」
リリはこの地獄がまだ終わっていないどころか、まだ始まったばかりであることを悟る。
男たちはそんなリリの反応にむしろ興奮したように厭らしい笑みを浮かべながら彼女を取り囲んでいく。
「いや…、いやあぁぁぁぁあああ!!!」
終わりの見えない陵辱劇が再開され、地下闘技場にリリの悲鳴がこだました。
Bad end……
こんにちは。野生の絵描き、阿井上夫です。
今回は以前にpixivやTwitterで投稿したSkebのリクエストイラストの追加差分と、それを題材にしたSSをご紹介しました。
場所は原作の2話でカミーラ姐さんが試合をしていたところですね。
今回はその辺りも加味して、原作のIFルート的な展開にしてみましたが如何だったでしょうか?
思いついて書きはじめてみたものの、頭の中にあるシチュエーションを上手く言語化できず、特に終盤はかなり失速気味…。まだまだ精進が必要なようです。
それでは次の更新でまたお会いしましょう。
黒服
2022-10-23 21:58:01 +0000 UTC