こんにちは!福田ナオです。
月イチ公開の「今月意識したこと」の記事をやっていきたいと思います。
月末になってしまって申し訳ございません・・・!
(こちらの記事はご主人様プラン以上のご支援者様限定公開です!いつもご支援まことにありがとうございます。)
今回はこれまでの投稿で参考にしてきたモノをいろいろ紹介したいと思います。
絵の参考資料、漫画制作の参考資料でトピック別にご紹介します。
単なる「私がすきなものの紹介記事」かもしれんこれ…
・かわいいお顔を描きたいときに見ているもの
いきなり他作家様出すのどうなんだという声もあるかもしれませんが、
最近かわいい顔を描きたいときにバランスとかの参考にしている(トレスや模写はしてないです)のは水野宇智先生の『じごくかわいいえんまちゃん』です。この方はSNSとかで使ってる名前が「うんこの神様」です。強烈ですね。
とにかくまるっこくて表情豊かでかわいいです。
商業展開としては読み切りでヤングキングに二回掲載されて、最近ヤングキングアワーズGHで連載が始まった的な感じ・・・だと把握しています。間違ってたらすみません。
↑連載第一回はこちらから
・キマッてる表情を描きたいときにみているもの
R-18作品のリンクを貼ろうとしたらさすがに表示されないっぽい????
ですが、おすすめです。。。
「お゛っっっっ♡」みたいな顔を描きたいときにお世話になっています。
こちらもトレスとか模写をしてるわけじゃなくて顔の比率とかを参考にしている感じです。
まぁ私は漫画っていっても私が描いているのは1ページのツイッター特化漫画で…
ふつうの漫画とはちょっと別な認識なのですが…いっちょまえに漫画の資料をみたりすることがあります。
漫画の資料ですと、
少年ジャンプ編集部がやってる講義の文字おこしはめちゃくちゃ役に立ちます。
個人的にすごく大事だと思っている回は以下ふたつです。
・ジャンプの漫画学校講義録⑥ 作家編 松井優征先生「防御力をつければ勝率も上がる」
「面白い!」と思わせること以上に、
「面白い!」を阻害するストレス要因を徹底的に排除していこうという話です。
これは他ではなかなかお目にかかれない、本当にすごい話だと思います。
とくに「楽しいことをやっています」の記号としてしょうもないギャグを入れるのはやめようねって話と、
複数の情報を1つの表現にまとめる「兼ねる」表現技法の話は、めちゃくちゃ参考になりました。
文字数を徹底的に減らす工夫もここから学んでいます。
同様の企画からもうひとつ、すごく参考になるものがあります。
・ジャンプの漫画学校講義録③読み手に負担をかけないネームの作り方
これはジャンプのベテラン編集者さんによるコマ割りなどの解説記事です。
とくに参考になった部分を引用します。
「読者が漫画を読んで最初に読むのは絵ではなくフキダシです。フキダシの位置や大きさにどれだけ意識を向けるか、大事な絵をフキダシの間に置くかはとても重要です。自分に置き換えて考えてみて欲しいのですが、雑誌をめくる時、フキダシだけばーっと読んで、絵はきちんと見ていないことって多くないですか?」
ツイッター漫画はまさしく「フキダシだけばーっと読んで、絵はきちんと見ていない」の典型だと思っているので、文字情報の扱いはこの記事を参考にしています。
あと、もう一個「すごく参考になるけどこんなんすごすぎて無理だわ」と思ってる資料があります。
私は以前コミティアの出張編集部で「ネームと画力が課題ですね」「ネームがわかりにくいです」「うまい作家のネームを真似してみてください」と言われて2年くらい絵を描くのが嫌になっちゃったことがあります。
で、2年たってiPadを買ってまた絵を始めるんですけど、そこで最初のほうにやったのが『チェンソーマン』のネームを模写することでした。
面倒くさくてたったの7ページくらいでやめちゃったんですけどそれでも学びがめちゃくちゃ多くて、
それ以降ナオ絵を描いている範囲でいえば「ネームの時点で読みづらい」的なことを言われることは激減しました。
藤本タツキ先生の漫画はさっき上げた二つの漫画講座の内容を完璧にクリアーしているんですけど、
さらに私がもう一個彼のすごさを挙げるとするなら
「コマとコマの行間を読者に補完させるのがうますぎ」だと思います。
このコマの次がそのコマになって、場面とか全然変わっちゃったのに何で伝わるんだよ…みたいなことがめちゃくちゃあります。
『チェンソーマン』もさることながら『ルックバック』もそのへんがすごいなと思いました。
そうした表現が読者にきちんと理解される理由は日本が誇るMANGAカルチャーが積み重ねてきたあらゆる「お約束」的表現を藤本タツキが利用してるからだと思うんですよ。「こうなったら、次はこうなるでしょ」っていうお約束の蓄積が日本の漫画表現にあって、それを読者も理解しているから、余計な説明を省いたコマ割りが通じるんだと思うんですね。
だから正直これを50年前の日本に持って行ったらその時代の人々はもしかしたら読解できないんじゃないかと思っています。どうなんでしょうね。
ともあれ私は藤本タツキが現代漫画のひとつの到達点だと思っているので、
どうにかしてコマ割りの肝を真似ていきたいぜと考えているのであります。
・こういう絵柄に本当はなりたかったぜという方
(だめだ・・・私が参考にしているものの多くはセンシティブ判定を受けてしまうのか…)
ED先生は本当に神です。シャニマス絵があまりにもきれいすぎてフォローしたのですが、繊細でやさしい心理描写を漫画に落とし込むのもめちゃくちゃうまい。
あとツイートとか同人誌の幕間の本人コメントの文章がおもしろい。。。
長く商業や同人で専業作家として活動されている実力者って感じで、
かなりストイックに制作に打ち込まれている様子にも刺激を受けます。
先日購入したED先生の同人『いにエロ!2』に描かれてた「フリーランスは楽をしたら終わり」的な言葉もドキッとくるものがありましたね。。。
現在のED先生は『いにエロ!』という古のエロゲ風の複数ヒロイン同時並行な展開をするオリジナルシリーズを描かれています。過去更新分はたぶんファンティアに登録して読めると思います。めちゃくちゃ良心的価格で300円とかだったはず・・・。同人誌にまとめた本もすでに3冊出てて、おすすめです。
---------------------------
はい。
思いつく限り1時間くらい列挙してみようと思い始めた試みがそろそろ1時間経過しそうなので終わりにしたいと思います。
読んでくださりありがとうございました!!!
(こちらの記事はご主人様プラン以上のご支援者様限定公開です!いつもご支援まことにありがとうございます。)
福田ナオ
2022-08-06 20:48:26 +0000 UTCkoukousei
2022-08-01 12:27:24 +0000 UTC