【ラバニクスジム】という聞いた事もない得体の知れないジムへと飛び込み訪問する男性レポーターの櫻井 凌(さくらいりょう)と女子アナウンサー宮流 花鈴(みやながかりん)。 ジムオーナーの華也子(かやこ)さんが対応してくれる事になった。 ラバーフェチでストレス解消と癒しを求める空間を提供するジムだと言う。 会員は女性限定。 全員がスタジオに入る前にラバースーツに着替える。 ラバーマスクがマイクロホールマスクという視界と呼吸も確保されているが見た目にはノッペラボウにしか見えないマスクを被ってレッスンを受ける。 顔が見えず誰かも分からないため、解放感が半端ないという。 初級コースはラバーシートに包まれ、床を転がる。 特に何かしなければならない訳ではない。 それに慣れてくれば、希望によりラバーシートに包まれたまま吊るされるという。 中級コースになると、ローションをたっぷりと仕込んだジャイアントバルーンに入り、チューブ1本で呼吸を行い包まれる安心感を体験、さらに慣れてくるとジャイアントバルーンに入り空気を抜いて密着して包まれた状態でラバーシートで吊るされるという。 胎児に戻った感覚になり好評だとか。 上級コースはスリピーングバッグで真空パックされたのち、ジャイアントバルーンに入り二重の圧迫を感じ、さらに吊るされるというもの。 中級コースまでで、ほとんど会員さんは満足されるのだが、上級コースは何かに目覚めてしまった会員さんの為のコースだという。 なので上級コースの受講者ともなるとラバースーツとラバーマスクを重ね着するため、呼吸もある程度しかできない中での圧迫を体感することになるのにも関わらず楽しめるようになるそうだ。 ちなみに、重ね着は1枚目だけなら黒、2枚目なら青、3枚目なら緑といった具合になるという、ここまでが初級コースの会員さん用で、中級コースからは4枚目の重ね着の白、5枚目のピンク、6枚目のオレンジとなり、7枚目の重ね着は赤となる。 普通の人ならなかなか赤までもいかない。 7枚重ね着になると上級コースを受け始めるという。 ただ、重ね着に用意されているのは8枚目のブロンズ、9枚目のシルバー、そして10枚目のゴールドが最後となりこれ以上は今のところ考えてはいないそうだ。 これはラバースーツだけでなく、ラバーマスク、それに中級コースからのラバー製のスリーピングバッグも同じ色だとのこと。 ただし、ジャイアントバルーンと吊り下げるラバーシートは白で中が透けて見えるように安全面も考慮されているので、どのコースでも同じだそうだ。 同行していた女子アナウンサーの宮流 花鈴が早速体験させもらうことになった。 ジムのオーナーと共に更衣室へと向かう花鈴。 その間、男性レポーターの櫻井凌はジム内で白いラバーシートに包まっている人や天井から吊られている人たちをしばらく観察していたが、人ではないように見えるものの中に女性が包まれていると思うと妙な興奮を覚えてきた。 股間が熱くなるのを感じて恥ずかしくなり、周りのスタッフを見ると男性スタッフは皆一様に中途半端な前傾姿勢であった。 しばらくすると、オーナーと全身肌の露出のない黒光りするラバースーツに包まれた女子アナウンサー花鈴が戻って来た。 顔は隠れノッペラボウなので誰か分からないが、喋りで自分である事をアピールする花鈴。 花鈴は普段体型の分かるピッタリとした服を着ることがなかったので、皆花鈴の真の体型を見ることがなかった。 だが、ピッタリと肌に張り付くようなラバースーツ姿を見てスタッフ一同驚いていた。 それは、かなりのナイスボディだったから。 顔と声はもちろんなのだが、まさかこんなにセクシーな体の持ち主だとは誰も想像していなかった。 カメラマンは先ほどよりも更に前傾姿勢になりながら、花梨の体を舐め回すように黒光りする体を撮っていた。 オーナーに勧められ、まずはラバーシートに包まれるのを体験する花鈴。 「包まれている感があり落ち着きますね」とコメント。 続いて、宙吊りにされる。 始めは騒いでいたが、意外にも無重力を感じハマりそうとの事。 そのまま、スリピーングバッグも体験する事に。 花鈴のボディラインが真空パックされる事でよりくっきりと浮き彫りになりエロさが増す。 だが、本人は初めての真空パック体験でテンションが上がり、ボディラインが浮き彫りになっていることなど全く気にしていない。 視聴者へのサービスショットとなった。 そのまま、シートに包まれてしばらく吊るされていると寝息を立て始める始末。 そんな花鈴を下ろして、今度はラバースーツの重ね着を体験してもらう事に。 黒いラバースーツはネックエントリーでラバーマスクを被るので、下を向いたりすると、首が見え隠れしていたが、2枚の青いラバーマスクはラバーマスクの裾が長くなくっていて、簡単には首が覗いたりしないようになっている。 ネックエントリーのラバースーツを着た後でラバーマスクの裾をラバースーツに入れ込んでいく。 3枚目のラバーマスクは裾がタンクトップのようになったマスク。 マスクを被ってからタンクトップに腕を通して同じくネックエントリーのラバースーツを着る。 ここで、オーナーが女子アナウンサー花鈴に言った。 「重ね着が苦しいと嫌がる人もいるんですが、あなたは素質がありますね」 それに対して花鈴はコメントした。 「だんだん、楽しくなってきましたよ」 オーナーの言葉を聞いて気を良くした花鈴は4枚目の白いラバーに着手する。 白いラバーマスクはTシャツと一体になったもので、タンクトップの時と同様にマスクを被ってから、Tシャツを着る。 4枚目のラバースーツはネックエントリーからさらにレベルが上がり、フェイスエントリータイプとなっていた。 文字通り、フードの顔の部分から体を滑り込ませていくタイプのラバースーツ。 流石に少し厳しくなってきたのか、花鈴の元気がなくなってきたようにも見える。 オーナーが花鈴に声を掛ける。 「どうしますか?辞めます?」 その問いに次で終わりにしますと花鈴は返した。 5枚目はピンクのラバースーツ。 花鈴は大好きなピンクで全身を覆いたくて頑張っていたのだった。 ラバーマスクから被っていくが、競泳水着とマスクが一体になっているタイプのもの。 先に水着に足を通してから、腕を通して最後にマスクを被る。 水着の股の部分が花鈴の股に食い込み、恥丘の隆起が露わになる。 そんなことも気にせずに全身ピンクになるためにフェイスエントリーのラバースーツに足を通して着ていく。 「かなり息苦しさを感じますね、でも同時にピッタリと体に張り付き気持ち良くて、守られている感は半端ないです」 ふぅっと深呼吸して続ける。 「それになんだか自分が強くなったような気もしますね」 でも、さすがに恥丘の隆起には気づいた。 「あのー」 花鈴が自分の股を見て恥ずかしそうに何かを言い出そうとした事にオーナーが気づいて、起点を利かせる。 ピンクのワンピースを花鈴に差し出した。 「どうぞ、良かったら着て頂戴」 「ありがとうございます」 早速、ワンピースを着る花鈴。 ファスナーなどはなく、スカート部分から被っていくタイプのワンピースだったが、ラバースーツを散々重ね着してきた花鈴にとってはどうという事はなかった。 ピンクのラバーワンピースを丸めて、先に頭を通してから順番に腕を通して裾を下ろしていく。 ハイネックのラバーワンピースは膝上のミニスカートだが、股が丸見えにはならないので花鈴は喜んでいた。 オーナーのご厚意に対して何度もお礼を言っていた。 それに気を良くしたオーナーはピンクのラバーニーハイブーツも花鈴にプレゼントしてくれた。 全身がピンクで統一された花鈴。 5枚もラバーマスクもラバースーツも重ね着はしているが大丈夫の様だ。 それに太った様にも見えない。 不思議そうに見ている櫻井にオーナーが気づいて説明する。 「重ね着してもラバースーツの厚さは0.6mm、5枚重ね着しても3mmなので薄手のウエットスーツ程ですよ」 実は花鈴、事前にこのジムには訪問し、オーナーとは打ち合わせ済み。 そして、その際採寸してラバースーツもラバーマスクもオーダーしていた。 もちろん、費用は番組持ち。 全身ピンクのラバーに包まれた花鈴とレポーターの櫻井は初級コースの会員さんにインタビューを始める。 皆一様に落ち着くやリラックスできると言う意見が大半だった。 中にはピンクのラバー姿の花鈴を見て、5枚重ね着であることに驚き、逆にそんなに簡単に重ね着しても大丈夫なのかと質問された。 初級コースの会員さんは黒が大半で一部青や緑のラバースーツの人もいた。 続いて中級コース。 こちらでも花鈴は驚かれる。 だが、私たちと一緒にやりましょうよと誘われることが多かった。 中級も白とピンクが主流で、オレンジの会員は少しだけだった。 ただ、中級になるとソフトSM的な圧迫も楽しんでいる人が多い印象を受けた。 ちなみに、オレンジのラバーマスクは長袖レオタードにマスクが付いているそうだ。 上級コースは3人だけだった。 赤のラバースーツが2人とブロンズが1人。 上級コースになるとほぼ拘束になる。 それに上級コースではガスマスクを着用していた。 ガスマスクを外してもらいインタビューを開始する。 ちなみに赤いラバーマスクはスパッツタイプの水着にマスクがついたもので、ブロンズは足首までのスパッツで長袖という事らしい。 ブロンズからラバースーツはフェイスエントリーからマウスエントリー、つまり口のところから着るタイプのものに変わるという。 かなり、入口が小さいので着るのが大変との事だが、普通にラバースーツを黒、青、緑と3枚重ね着するだけでも十分に大変だろうと櫻井は思った。 ブロンズ会員さんもシルバーには挑戦していないが、シルバーのマスクは全身一体型のラバースーツになっていて背中の小さな穴から着るだという。 それを着ると正直脱げる気がしないので躊躇しているという。 つまり、マウスエントリータイプのラバースーツも着るので今までの8枚重ね着した上、シルバーでは一気にプラス2枚重ね着となり、10枚の重ね着する事となる。 そうなると確かに1人では脱げなくなりそうだ。 シルバーのラバースーツの話を聞いているとゴールドのラバースーツは一体どうなってしまうのだろうと思ってしまう。 ラバースーツとラバーマスクを10枚重ね着して、ゴールドを着る訳だからと想像すると、もう自力では完全に脱げないイメージしかできない。 上級コースの会員のインタビューにオーナーが割って入ってきた。 「今日は唯一のゴールドの方がおられるので、話を聞いてみますか?」 こんなチャンスは滅多にない。 「是非是非!」 レポーターの櫻井と全身ピンクのラバーで覆われた花鈴がオーナーに誘導され向かった先にはプールがあった。 その底には白い球が見える。 その隣にはスキューバダイビングで使用するタンクがあり、黒いホースが白い球に繋がっていた。 水深は10m、超上級コースだとオーナーはいう。 その超上級コースのその中でも水深10mは一番深い。 プールは段々になっていて、3m、6m、10mの三段階になっているという。 タンクの残量が少なくなってきたので浮上を始める白い球。 浮き上がってきて分かった事は、白い球の中に10枚ものラバースリーピングバッグで真空パックされた人がガスマスクを着けて入れられていた。 浮上してきた白い球をオーナーが引き上げるが、中の人は身動き一つしない。 いや、出来ないのだろう。 それもそのはず、スリーピングバッグだけでも身動き出来ないのに、ジャイアントバルーンに入って空気を抜かれている、それもバルーンは五重になっていた。 なせそれが分かるかというと、風船に数字が5と書かれていたから、その下に薄らと4、その下に見えるか見えないほどの3も見える。 つまり、五重のジャイアントバルーンの真空パック、加えて水深10mだから11気圧の圧力で潰されていたのだから動ける訳がなかった。 こんな命に関わる事を喜んでやる人がいるのだと、なかば呆れながらもオーナーの作業を見守る。 オーナーはジャイアントバルーンを割りながら、超上級コースのゴールド会員を解放させていく。 出てきたのはゴールドのスリーピングバッグで真空パックされ、ゴールドのガスマスクをつけた唯一のゴールド会員さん。 スリーピングバッグからも解放され、ガスマスクを外したゴールド会員さん。 仰々しくされていた割にはインタビューを受けてくれる。 きっと超がつく変態に違いないのだが、そのスタイルは物凄く良い。 ラバースーツを12枚重ね着しても、太った様に全く見えない、むしろ細いだけでなく、体はかなり引き締まって見える。 全身ピンクのラバースーツの花鈴がインタビューを始める。 「あのー、早速ですが水の中で動けなくされて怖くないんですか?」 花鈴の質問にゴールド会員さんは驚いた様に話す。 「あらぁ、あなたアナウンサーさん?ピンクだから5枚も重ね着したの?」 「はい!今日はジムを体験させてもらって、全身大好きなピンクにしてもらうために5枚重ね着がんばりました」 ゴールド会員さんの表情は伺えないが、少し驚いた後インタビューに答え始めた。 「私も始めは軽い気持ちで通い始めたんですが、気づけばラバーの魅力に取り憑かれて、そしてどんどんキツイものを望んでしまって」 少し恥ずかしそうな仕草を見せて続ける。 「それでも次第に喜びを覚えようになっていったんです」 「なるほど!分かります、その気持ち」 花鈴はゴールド会員さんの手を握った。 「ところでゴールドになるとラバーマスクやラバースーツはどうなっているのですか?」 花鈴はかなり気になっていたようだ。 「ああ、これですか、他の会員さんと基本的には同じですよ、ちょっと特殊な着用方法かもしれませんが」 ゴールド会員さんの話を聞きながら花鈴は気づいた。 「ワンピースを着てるんですね」 「そうですよ、ラバーマスクはシルバー会員と同じ物です」 「背中の小さな穴から全身一体型のラバースーツを着てから、ラバースーツはノーズエントリー、つまりラバーマスクの鼻の穴の部分から着ていきます」 「えー、鼻の穴って、破れないんですか?」 「はい、このゴールドのラバースーツだけは特別なラバーを使用していてかなりの伸縮性が凄いんですよ」 そう言って笑うゴールド会員さん。 「それを着てから、マスクも一体となったワンピースを着ています、」 「だから、ほぼ、3枚重ね着しているようなものですね」 「つまり、13枚重ね着しているということですか?」 「はい、そうなりますね」 花鈴の顔も5枚重ねでかなり潰れてノッペラボウの顔に僅かな凹凸しか残っていない。 ゴールド会員さんの顔はもう完全に潰れて、人である僅かな凹凸すら消し去ってしまっていた。 急に心配になってきた花鈴が尋ねる。 「息苦しさや見えないとか大丈夫ですか?」 「見えてますよ、ちゃんと、あなたのラバースーツの色も分かったでしょ」 確かにという感じで花鈴が頷く。 「あと息苦しさはありますが苦しくて死にそうというほどではありませんね」 「程よくといいますか、適当な息苦しさは気持ちいいぐらいですよ、あなたもやってみてはどうですか?」 ゴールド会員さんは花鈴を誘ってきた。 「そうですね、私も通って挑戦してみようかな?」 そう言って頭を掻く花鈴。 花鈴の傍にいるレポーターの櫻井を見たゴールド会員さんが急に言葉数が少なくなった。 櫻井は何も言わずにゴールド会員を凝視する。 その視線に気づくと背を向けるようにしてその場を離れようとするゴールド会員さん。 「あのー、もしかして」 櫻井が声を掛けたが、ゴールド会員さんは慌てた様子で更衣室へと入っていってしまった。 オーナーが櫻井に尋ねる。 「お知り合いですか?」 そう尋ねたオーナーに櫻井は耳打ちする。 「あの方のお名前は櫻井 由希(さくらいゆき)ではないですか?」 櫻井の声は放送には入っていない。 仮に入っていても編集でカットしてもらえるだろう。 オーナーは名前を聞いてビックリした表情を見せる。 それだけで櫻井は察したので、それ以上の追求はしなかった。 最後にオーナーさんにお礼を言って、撤収となった。 おしまい