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ごむらば
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5.人ではない黒光りするゴムの塊【晒されるゴム】

逝き続けて動けなくなってしまった私はご主人様からのお仕置きに怯えていた。 ご主人様からの命令【座るなよ!】と言われたのに、私は床に寝そべってしまったから。 ただでは済まないことは理解している。 そんな私にベランダに出るように命じるご主人様。 私は仕方なくベランダへと出た。 すぐにベランダへのガラス扉には鍵が掛けられた。 隣りのマンションから私の部屋のベランダは丸見えである。 しかもこの時間帯隣人は在宅であるため、絶対に声を出せない。 私は少しでも早く中へ入れてもらえるように誠心誠意ご主人様に謝罪し手振りでお願いをした。 そんな私の必死に懇願したのが通じたのかご主人様がベランダのガラス扉を開けてくれた。 すぐに中へ入ろうとする私をご主人様は制止すると、ご主人様の手は私のスカートの裾から侵入し、再びバイブのスイッチが入れた。 「んっっっ!」 あまりの衝撃に腰を引いて後退りし、お団子になった手で口を押さえ、精一杯声を殺したが少しだけ声が漏れた。 私が後退りしている間にご主人様は再びガラス扉の鍵を掛けてしまった。 それだけではなく、レースのカーテン、さらには遮光カーテンまで閉めてしまい私は完全にベランダに取り残されてしまった。 逝ったすぐ後の私の体はもの凄く敏感になっており、すぐにでも逝ってしまいそうな状態。 体を震わせて少しでもバイブからの快感を逃がそうとするが、全然ダメだった。 ガラス扉を叩いて中へ入れて欲しいなんて意思表示をしてもご主人様は絶対に中へは入れてくれないだろう。 ガラス扉を叩いたら逆に隣人に気づかれて、私のゴムの塊となった姿を見られてしまうかも知れない。 声を上げて逝くのを少しでも抑えるしか術はないかと思っている私の視界にベランダの物置が目に入った。 物置の中には屋外で使うものを収納している。 何とかお団子のような手で物置を開けて中を確認する。 そこで私が身を隠せそうなものが一つだけあった。 それはシャチのフロート。 それはご主人様が海外のサイトで見つけて購入したもの。 中に人が入れるようになっていて、空気で膨らむと中に入った人は呼吸制御と圧迫を余儀なくされるシロモノ。 過去に私はご主人様に中に入るように言われて入り、あまりの苦しさと圧迫がキツくて泣いてしまい、すぐに出してもらった。 それからは一度も使わずに物置にしまってあった。 当然、その時はご主人様の気分を損ね、お仕置きされた。 今ならシャチのフロートは膨らんでいないし、中に入っても怖くない。 今にも逝きそうな体を震わせながら物置の中のシャチのフロートを広げてその中へ入った。 幸いシャチのフロートの尾ビレにロングスカートでまとめられた足が上手く収まり、お団子のような手もシャチの胸ビレに収まった。 シャチのフロートの胸ビレで物置の扉を閉めると、シャチのフロートの中に頭まで収めて体を丸めて声が漏れないように胸ビレで口の辺りを押さえた。 “もう限界!逝くっっ!” 私はガタガタと体を震わせて、呆気なく逝った。 バイブ音が微かに聞こえるが今は私の荒い呼吸の方が大きい。 そんな中、私の耳に『ガラガラ』というガラス扉の開く音が聞こえた。 “ご主人様?!” 私の姿が見えないのを心配してガラス扉を開けてたのだろう。 私は慌てて胸ビレとなった手で物置の扉を開いた。 ご主人様はシャチのフロートに入っている私を見てニヤリと笑ったように見えた。 その恐怖すら感じる笑顔に固まっていると、ご主人様は私の目の前へやって来ると、シャチのフロートのゴツい防水ファスナーを一気に閉めてしまった。 そのまま私を抱き抱え部屋の中へ入れてくれたのだが… 。 この後、私はベランダにいた方が良かったと思うことになるのだった。 つづく

5.人ではない黒光りするゴムの塊【晒されるゴム】

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