今日は趣向を変えようと、屋敷はリビングで僕を犯した。
土曜日の午前中、カーテンを引かない明るいリビングの床で背後から挿入された僕は、まるでスイッチを入れられたオモチャのように喘ぐ。両腕は後ろ手に掴まれ、体内のペニスを支点にガクガクと揺さぶられる。屋敷は良くこうして僕を抱くけれど、僕はこの体位が嫌いだった。
「あ、あっ」
「すっげ、感じてんじゃん。お前これすんの好きだよなぁ」
体を反らせるように押さえつけられ、下腹を手のひらでグッと押される。そのまま後ろを上反りしたペニスで擦られると、僕の体は自分の意志とは関係なくビクビクと大きく震えた。
「こーら。気持ちいいときは言えって言ってんだろが」
「ごめ、ごめ…な、さ……っ」
「ごめんじゃなくて?」
「あっ、…うぅ、き、気持ち良い…っ」
勝手に流れる涙を拭うこともできずにそう言うと、屋敷は優しく甘い声で良く出来たと僕を褒めた。そしてそのまま激しく腰を打ち付ける。僕は抵抗することもできず、ただ翻弄されるばかりだった。
気持ち良い。
気持ち良くてたまらない。
激しいセックスに萎えたままの僕のペニスから液体が垂れ落ちる。屋敷の動きに合わせて揺れながら、僕のペニスは潮を吹いていた。
「ごめんなさい、ごめ、あ、ぼ、ぼく……」
「床汚して、ってか? いーよ、んなの」
あとで拭いてやるから。
そう言って屋敷は僕を抱きすくめ、更に体を密着させて僕の体の奥を犯した。
奥はまだ狭く、押し開かれたその部分で屋敷のペニスの形をありありと感じてしまう。突き入れられ、そこをグリグリと押されるように刺激される。
「気持ちいいっ、いいっ」
「ハハ、んなに俺にされんの好きなのかよ?」
気持ち良いときは良いと、そう言わなければならない。そう決めたのは屋敷なのに、彼はまるで僕が自発的にそう言っているのだとでもいうかのように聞いてきた。
こんなセックスなんて好きなわけがない。けれど、そんなことは言えない。屋敷は僕が彼との行為を望んで受け入れていると思っているからだ。逆らうのは怖い。セックスも怖いが、本当のことを言ってしまったその先に待ち受ける何かーー未だ起こらぬそれが、この現状の酷い行為よりも怖かった。
「す、好き、ん、好き」
「大人しい顔して、ホント淫乱だよなぁ」
耳元で囁かれた声は少し笑っていた。屋敷の機嫌を損ねなかったことに、僕は少し安堵する。アナルは腫れぼったくお腹は苦しいけれど、それでも安心できた余裕から、僕の体から少し力が抜けた。その瞬間を見逃さず、屋敷は更に奥深くまでペニスを挿入する。
「……ひ、ひぁ……っ」
「あー、すっげ、めちゃくちゃ感じてんじゃん、お前」
足がブルブルと勝手に震えて力が入らない。腹がうねり、背中にも力が入る。
「やっぱこの体位だとメスイキしやすいのな」
首筋を甘噛みされ、舐められる。その刺激すら今の僕にとっては酷く甘い快感だった。頭が真っ白になるほどの絶頂は終わらない。屋敷のペニスによってもたらされた絶頂は僕の体をおかしくし、それを締め付ける。僕を犯しているペニスの形をありありと感じながら、その刺激でまた僕はイッた。
煉瓦
2022-04-10 01:51:37 +0000 UTC煉瓦
2022-04-10 01:49:49 +0000 UTCかなカナ
2022-04-08 23:58:52 +0000 UTC