「……ふぅ」 真木祥子は、 公園のベンチに座り、煙草を吸っている。 平日の昼間なので、真木の他には誰もいない。 いたとしても……この時代に、公園で堂々と煙草を吸っている真木に、わざわざ注意をしようという勇敢な人間はいないだろう。 真木は身長が170センチほどあり、黒髪ショート、釣り目……やや中性的な見た目をしている。 緩めのタンクトップから覗く谷間がなかったら、不機嫌そうな男性に見えてしまうかもしれない。 「ちっ……」 空になった煙草の箱を、舌打ちをしながら潰し――投げ捨てる。 突き出した手の先に、ふと目を向けると……一人の少年が、こちらを見ていた。 ゆっくりと近づいてきて……箱を拾い上げると、真木に手渡してくる。 「ダメですよお姉さん。公園でポイ捨てしたら」 「……は?」 真木は――少年を睨みつけた。 自分の睨みには、効果が十分あると知った上で……。 しかし、少年は少しだけ怯む様子こそ見せたものの、すぐに表情を引き締め直して、箱を押し付けてきた。 「公園はみんなのモノです……! 勝手なことをしないでください!」 「ほぉ~ん。……あんた――高校生……ではないわな。間違いなく。小学生っていう感じもしない。てことは――」 「そんなことはどうでも良いでしょう? ……あっ。この煙草も、お姉さんのですね? ちゃんと拾って、家のゴミ箱に捨ててください」 「やなこった。だいたい――それが、あたしのだって証拠はあんのかよ」 「僕がこの目で見ましたよ。煙草の箱を投げ捨てるところを」 「……ちっ」 真木は、少年の胸ぐらを掴んだ。 少年の瞳が一瞬揺れたのを、真木は見逃さなかった。 「あんだよ……。怖いなら、突っかかってくんな」 「っ……!」 少年を投げ捨てて――真木は立ち上がり、去ろうとした。 しかし、少年が腕を引っ張り、引き留めてくる。 「……痛い目見ないと、わからないの?」 「……ポイ捨ては、悪いことです」 「あのさぁ……。……平日の昼間に、こんなところをウロチョロしてるヤツは、どうなんだよ」 「僕はテストだったので、早めに帰宅できただけです。……お姉さんは、テストじゃないですよね?」 「おちょくってんのか?」 「……ゴミを拾ってください」 このまま無視して立ち去るか、あるいは多少小突くくらいのことは、しても許されるだろうと、真木は考えている。 ……それでも、この正義感の強い少年は、立ち向かってくるような気がした。 だったら――別の方法で、自分の『強さ』を証明するしかない。 「……わかったよ。その代わり――あたしとの勝負に勝ったらな?」 「勝負……ですか?」 「おう。あっちのトイレに行こうぜ……」 今度は、真木の方から少年の腕を掴み――トイレへと向かった。 ◇ 個室トイレに入り、鍵を閉める真木。 じぃ~っと、少年を見下ろす。 先ほどとは――質の違う不気味さを感じ取った少年は、一歩後ずさりした。 「んだよ……。ビビってんのか?」 「……当然です。こんなところに閉じ込められて――怯えない子供なんていません」 「はぁ~。随分正直なんだな。なんか調子狂うわ……」 「僕は――殴られたって、屈しませんよ。絶対お姉さんに、ゴミを持ち帰ってもらいます」 「真木」 「え?」 「あたしの名前。真木だから。……お姉さんってのやめろ」 「……僕は、朝野栄太郎です」 「朝野くんね……。……じゃあ、早速だけど、脱いでもらえる?」 真木の発した言葉の意味が飲み込めずに、朝野は一瞬フリーズしてしまった。 「どうしたんだよ。もう小学生じゃないんだから、意味くらいわかんだろぉ?……♡」 「え、あ、あのっ……」 「……勝負は――手コキな?」 「や、やめっ……!」 ズボンを脱がせようとする真木の手を振り払う朝野だが、力の差は歴然としており――敵わない。 あっという間にズボンを脱がされてしまった。 「ブリーフか……。……もしかしてお前、まだ精通してないの?」 「……」 「でも、あたしがしようとしてることの意味がわかるってのは、つまり――知識はあるってことだよな?」 「……じゅ、授業で、習うので」 「ふ~ん。まぁいいさ。そういうことにしておいてやるよ。……どれどれ。初物ちんぽ……見せてもらうぜ?♡」 「やめてくださいよっ……!」 「……んじゃ、ゴミ拾いの件は無しな?」 「うぅ……」 抵抗を辞めた朝野を見て、真木は満足げな笑みを浮かべた。 ブリーフを――下ろす。 ちょこんっ♡ っと、控えめなペニスが姿を現した。 皮さえ剥けていない――正真正銘の新品ペニスだ。 性経験の豊富な真木でも――これだけ小さなペニスを相手にするのは、初めてである。 「み、見ないでぇ……!」 「見るに決まってんだろうが……♡ ……こんな可愛いちんぽ、なかなかお目にかかれないんだぜ?」 「うぁ……。触らないでくださいよぉ!」 「まずは皮を剥いてやらないとな~。……あ、そうそう。言い忘れてた。勝負の内容だけど――お前があたしの手コキで射精したら負けってことで。良いか?」 「……っ」 「そんな顔すんなよ……。……あたし、めちゃくちゃ上手いからさ……♡♡♡」 「ひぃ……!」 まずは、特に細工せず、普通に皮を剥き始める。 「んぃ、ったいぃ……!」 朝野はピクピク震えながら、涙を流した。 「うぅ~ん。やっぱ痛いか……。……んじゃ、これならどうだ?」 「えっ、あっ――!」 ぱくっ……♡ 真木が――朝野のペニスを咥えこんだ。 口内でかき回すようにして、皮の隙間に涎を馴染ませていく――。 「うぁあっ♡」 「んぶっ……。……こら、逃げんなよ……♡ すぐに大人のちんぽにしてやるからっ……♡♡♡」 「いや、ですぅ……!♡♡♡」 腰を引く朝野の尻に手を回し、逃げられないようにする真木。 にぃ……♡ っと、不気味に口角を上げて、朝野を見上げた。 「……皮が剥けなきゃ、手コキはできねぇぞ? 勝負を放棄するなら、ゴミを拾う件は無しになっちまうなぁ?♡」 「こ、こんな勝負……。おかしいですよっ……! こういうことは、好きな人とするはずなのにぃ……♡」 「良いねぇ……。――なんも知らねぇガキ犯すのって、こんなに楽しいモンなんだな♡」 「うぐっ゛♡♡♡」 スイッチが入ったのか、真木はさらに激しくペニスを口内で蹂躙する。 ベロンベロンと肉厚の舌で舐め回し……皮を徐々にふやけさせていくのだ。 最初は、初めての感覚に戸惑っていた朝野も――その抗いようのない心地良さに、段々と抵抗力を奪われていく。 「……んぷっ♡♡ ふぅ~♡ ……随分大人しくなったじゃねぇか♡♡♡ なぁ?♡ 真面目な朝野くんよぉ♡」 「ひぃ……♡ も、もう、舐めるの止めてくださいよぉ……♡♡」 「おう。これでおしまいだ。皮――剥けたからな♡♡」 赤みを帯びた、こじんまりとしている亀頭が――立派に露出していた。 真木は亀頭に指を添えて――つつぅ~♡ っと撫でてくる。 「んひぃっ♡♡」 「おっ……♡ 良い反応するじゃねぇか♡ ……気持ち良いんだな?」 「気持ち良くなんて、ないですよっ! ただ、くすぐったいだけなので……!」 「まぁそう言ってられんのも今のうちさ……♡ ……おら。こっちに背中向けろ。後ろから抱きしめて――ゆったり手コキしてやっから♡」 言われた通り、真木に背中を向けると……早速抱き着いてきた。 むにゅぅ♡ っと潰れるおっぱいの弾力は、もちろん初体験だ。 母親や、姉に抱きしめられた時とは、明らかに違う高揚感――。 その正体が『性欲』であることを、まだ朝野は知らない……。 「やわらけぇだろ? あたしのおっぱい……♡ お前のお友達に、こんな乳のでけぇ女はいるか……?♡ なぁおい♡ どうなんだよ……♡♡」 「うぅ……♡♡♡」 もにゅもにゅぅ……♡ こんな最低の性格をしている女なのに……残酷なくらい異性を感じてしまう。 朝野は、決して興奮しないように、呼吸を落ち着けることを意識した。 「……おっぱいがデカければ、良いってもんでもないですから……!」 「ほぉ~ん……。……じゃあ――押し付けられても、反応なんてしないってことだよなぁ……?♡♡」 「やっ、うぁあ……♡♡♡」 むにゅぅうんっ……♡♡♡ 限界まで密着されると――温もりと甘い香りを意識せざるを得なくなる。 初めて感じる、大人の女性のフェロモン……。 本能に訴えかけてくる危険な甘さに、朝野のペニスは――勃起した。 「あ、な、なんでぇ……♡♡」 「あぁ~あ。……とうとう種汁ばら撒きモードに入っちまったなぁ?♡ 朝野くんよぉ……♡♡」 「た、種汁って……♡♡」 「わかんだろ? お前の遺伝子がたっぷり詰まった、精液のことだよ……♡♡ ここで、グツグツ煮込んでんだろうが……♡♡♡」 「んぁ゛♡♡♡」 ぎゅむっ♡♡♡ にぎぃ♡♡ 真木の手が、睾丸に絡みついてくる。 そのまま、もにゅもにゅと揉みしだかれて、朝野は苦しそうに喘ぎ始めた。 「おぉなんだお前♡ 金玉感じるのかよ……♡♡♡ ……思ってたより楽しめそうだな♡♡♡」 「違いまっ――んっ♡♡♡」 「何が違げぇんだよ……♡♡♡ 玉揉まれただけで、ピクピク体震わせやがって……♡♡ ――この状態で、ちんぽ扱かれたら――お前、絶対負けちまうぞ?♡♡♡」 「いやぁ……♡♡ やめてぇ……♡♡♡」 「やめねぇよ――ば~かっ♡♡♡」 「うぁ゛!♡♡♡」 しこっ♡♡♡ しこぉ♡♡♡ 左手で玉を揉まれながらの、手コキが始まった――。 溢れ出す我慢汁と、真木の唾液が混ざり合い――痛みは感じない。 多少ヒリヒリするが……そんなこと問題にならないくらい、気持ち良かった。 「もしかしてお前さぁ。知識はあったけど、皮が剥けてなかったってことは――自分でオナニーしようとして、諦めたことがあんじゃねぇの?♡」 「そんな、わけっ……!」 「まっ、どっちでも良いけどよ……♡♡♡ ……ほぉら♡ しこしこっ……て、お前のちんぽが、あたしの手で作ったまんこに犯されてるぞ?♡ 精液煮詰める大事な玉袋タンクまで握られて……。……ははっ。何分我慢できんだ?♡」 「僕はっ、僕はっ、負けないぃ……!♡♡♡」 ぷるぷると触るえながらも、睾丸の奥からせり上がってくる衝動を堪える朝野。 しかしながら、同時に――同級生がこぞって気持ち良いと語っていた『精通』を、体験してみたいという欲望も湧き上がってくる。 真木の言う通り、朝野は何度か、ペニスの皮を剥くことに挑戦していた。 痛くて――無理だったのだ。 それなのに、真木が口を使ったことによって、あっさりと剥けてしまった。 今なら……みんなが言っている射精の気持ち良さを、味わうことができるかもしれない。 「ダメっ……ダメっ! そんなのダメぇっ!」 「おいおいどうしたんだよ……♡♡♡ ……そんなに嫌なのか? 射精すんの♡ もしかして――怖いのか?♡」 「怖くなんてっ……♡♡♡ うぅう……♡♡♡」 「……心配すんなよ。射精したら、ぎゅ~~♡ って抱きしめて、怖い気持ちがなくなるように、優しくちんこ撫でてやるからさ……♡♡♡」 「そんなの、求めてないですぅ……! そもそも、僕は――負けませんっ!♡♡」 「あっそ――じゃあ、もういいよ」 「えっ――」 真木は――突然、朝野から離れてしまった。 ずり下げられていたブリーフ、そしてズボンを上げて――つまらなさそうにため息をつく。 「あたしの負けだよ。よく耐えたな。……家に帰って、一人で続きをしてれば良いさ」 「あ、あのっ……!」 「心配すんな。ゴミは持ち帰る。この公園にも二度と近づかねぇから。――じゃあな」 行ってしまう……! 皮が剥けたのは――真木のおかげだ。 おそらく、家に帰っても、また痛くなってしまって、オナニーなんてできないだろう。 そしたら――精通の快感を味わうことは不可能だ。 朝野は……揺れていた。 ここで――機会を逃して良いのか? このお姉さんに――負けても良いのか? 「おい、なんだよ」 気が付くと――真木の腕を、また掴んでいた。 「信用ならねぇってなら、目の前で拾ってやるさ」 「……して、ください」 「え?」 「……手コキ、してください……♡♡」 俯きながら言う朝野を見降ろして――真木は、不敵な笑みを浮かべた。 もちろんこれは――真木の作戦だ。 正義感の強い真面目な少年を屈服させる……悪魔の技。 最低のエロ痴女の罠に、朝野はまんまと引っ掛かったのだ。 真木は……しゃがみこみ、朝野と目線を合わせた。 「お前の負けで――良いってことだな?」 「……はい」 「ゴミはあのままだぜ? それにあたしは――これから先も、この公園でポイ捨てを続けるかもしれないぞ?」 「……」 「……お前が射精を我慢すれば――公園は綺麗になるだろうさ。それでも――自分の欲望のためだけに、気持ち良くなりたい――♡ お前が言ってるのは、そういうことなんだぜ……?♡」 「わかってます……♡♡ で、でも、もう……♡♡♡ ……うぅ……♡♡♡」 朝野は、涙を流してしまった。 真木が……人差し指で、その涙を掬う。 舌を出して――伸ばすように、塗りたくった。 「しょっぺぇな……♡ まさしく、ガキの味って感じだ……」 「……あのっ」 「脱げよ。ズボン履いたまんまで、どうやって手コキすんだ」 「は、はいっ……!」 朝野は、慌てて脱ごうとしたばっかりに、体制を崩してしまった。 真木に抱き留められて……頬を赤く染める。 「最初からそんだけ素直なら、もっと早く気持ち良くなれたのになぁ?♡」 「うぅ……♡」 「うぅ……じゃねぇだろ♡ さっさと脱げ♡ せっかく剥いた皮が、元に戻っちまうだろうが」 ブリーフまで脱ぎ終わったところで――真木は突然、朝野を持ち上げた。 「わわっ、ま、真木さんっ……?」 「うるせっ。静かにしてろ……」 真木は、朝野を持ち上げたまま――便座に腰かけた。 「足、降ろせ……。……んで、腰をちょっとあたしに向けて突き上げろ」 「こう、ですか……?」 「おう……。……すっかり素直になっちまったなぁ? 真面目な朝野くんっ……♡」 朝野は頬を赤らめつつも、真木の指示に従った。 足は地面についており――背中は、真木の右腕が支えている。 突き出された腰……。 上に向かって伸びた勃起ペニスに、真木は左手を伸ばした。 「あうっ……♡♡♡」 ねっとりと、甘やかすような手コキが始まる。 「まぁ、せっかくの精通だからな……。――優しくしてやるよ。その代わり、あたしの偽物手まんこがクセになっちまって、自分でイけなくなっても恨むなよ?♡♡」 「あひっ、ひぅ……♡♡」 「なんだよ……♡ もうメロメロか?♡ ちょっと扱いただけでビクビク腰痙攣させやがって……♡♡ ――なぁ、あたしの目を見ろよ。イく時もさ――絶対逸らすんじゃねぇぞ?♡ 逸らした瞬間、手を止めてやっからな……?♡♡」 「はいぃ……♡♡ ……あっ、うぅう♡♡♡」 しこっ……♡♡ しこっ……♡♡♡ ペニスのヒリヒリ感は、とっくに消えていた。 そこにあるのは――快楽と……初めての射精に対する期待感のみ。 朝野は、もっと気持ち良くなるために、腰をさらに突き出した。 「欲しがりちんぽだなぁお前……♡♡♡ ……良いぜ――トドメをさしてやる♡♡」 「あっ、えっ……♡♡♡ んっ゛♡♡♡♡」 しこっしこっしこっ♡♡♡♡ カリ首を、指輪っかで抉るような、高刺激の責めへ変わった。 少し前の朝野なら、痛くてたまらなかっただろう。 しかし――今はもう、立派な大人ペニス。 興奮して、鼻息を荒げる真木の――見開かれた目を見つめながら――朝野は、はひっ――っと息を吐いた。 「もう無理っ、ですぅ゛♡♡♡ で、出るっ゛!!♡♡」 「おぉぉお出せよおらっ♡♡♡♡ イカ臭ちんぽこ汁っ♡♡♡ あたしの手まんこ妊娠するくらいのとびっきり濃厚でデロンデロンな初めて精子ぶちまけろっ♡♡♡♡ イけっ♡♡♡ 精通しろっ♡♡♡ 子種汁ブチまかせっ!!♡♡♡」 「うぁ゛~~!!!♡♡♡」 どぴゅっ♡♡♡びゅるっ♡♡♡びゅぷぅ~~~♡♡♡♡ がくがくと――腰を震わせながら、初めての射精の快感に溺れる朝野。 目からは大粒の涙が零れており……予想を遥かに上回る快楽で、呼吸のリズムが乱れた。 「かひっ――♡♡ ひゅっ、ひゅっ♡♡♡」 「あっは――♡♡♡♡ どぴゅどぴゅ出ちまったなぁ~エロ精子……♡♡♡ ……うっほ。なんだよこのゼラチンみてぇな子種ミルクはよぉ……♡♡♡ 初めてだからって、濃厚すぎやしねぇか……?♡♡♡ お前、マジで手まんこに子供仕込むつもりだったんじゃねぇの……?♡♡♡ ……っはは♡♡ バカなちんちんだなぁ!♡♡♡」 「うひぃ……♡♡ 手、止めてくださいよぉ……♡♡♡ 気持ち良いの、ずっと続いて、頭バカになっちゃうぅ……♡♡♡」 「おうおう……バカになれよ……♡♡ お前は真面目すぎるんだ……♡♡♡ ……だから、あたしみたいなどうしようもない変態痴女に、捕まっちまうんだよ……♡♡♡ ……これに懲りたら、二度と突っかかってこないことだな――」 トイレットペーパーで、飛び散った朝野の精液を拭いてやる真木。 その様子を……朝野は、じぃ~っと見つめていた。 「……なんだよ」 「あ、いや……。……拭いてくれるんだなぁ~って」 「は……? な、何がだよ」 「……もう、終わったんだから、僕を適当に捨てて、帰ったって良いのに――」「……」 真木は……深くため息をついた。 朝野の鼻を、指で弾く。 「いっ、たぁ……」 「ガキが……生意気なこと訊いてんじゃねぇ。――ゴミは拾って帰るよ。……悪かったな」 朝野に、ブリーフとズボンを履かせてやってから……真木は個室から出ていこうとする。 ……ところが、また、朝野が――彼女を引き留めた。 「お前さぁ。あたしの邪魔をすんのが、そんなに楽しいのか?」 「……明日も、僕――テストなんです」 「……だからなんだよ」 「真木さんも……ここにいますか?」 「……あのなぁ。クセになるかもとは言ったけど――さすがに節操なさすぎんだろ。お前」 「僕は、同じ時間にここへ来ます。……真木さんも――」 「うるせ。あたしは忙しいんだよ」 「平日の昼間から公園で煙草を吸っているような人が、忙しいはず――」 「だぁ~~もう! しつけぇな! ……帰る!」 朝野の手を振り払って、真木は帰ってしまった。