※新婚設定
※臨場感を出したいため中出し描写ありです。スキンつけてほしい!派の方は、いい感じの設定を脳内補完してください!
※主人公(あなた)のセリフは可能な限り最小限に抑えています、適宜脳内補完してください。
※ほぼ書いて出し状態です、誤字脱字等あるかもしれません。気が向いたら随時推敲します
◆空彦とお風呂で泡々◆
一緒にお風呂に入りたい、と申し出たことに対し空彦は怪訝そうな顔を見せた。
「ム、それは…あ~…その、なんだ」
顎をさすりながらあからさまに言葉に詰まっている様子が見て取れる。
契りを交わしひとつ屋根の下に住みはじめた、いわゆる新婚さんであり、“お熱い”時期であるはずだ。一緒にお風呂に入りたいという願望は、ごくごく平凡でありふれた甘いものだと思っていたが――。
生真面目な彼のことだ、もしかして下品と思われただろうか。
駄目? と恐る恐る尋ねると、空彦はくるりと後ろを向き
「いや、駄目とは言っていない。あー…そうだな、先に入っていてくれ」
と短く刈り上げた後頭部をかきながらつぶやいた。
これはつまりOKということで……?
喜びと緊張感で胸を踊らせながら、気持ち弾んだ声で待っている旨を伝えると
空彦は後ろを向いたまま、「了解」と短く答えた。
浴槽に湯を満たしたあと、いつもより念入りに体を洗い上げる。
もう幾度も肌を重ね合った関係とはいえ、こんなに明るい風呂場で裸の付き合いをするのははじめてだ。
湯を入れている間、なんだか顔を合わせるのが妙に恥ずかしい気がして、雑用をすませるフリをしてキッチンで時間を潰してしまった。
今になって、相当大胆な申し出だったのではないかと、胸がざわつく。
顔の火照りは、湯のせいだけではないだろう。
しかし、今更後悔しても遅い。
腹をくくり、体の泡をシャワーで勢いよく流す。
とぷりと浴槽に体を沈めて待っていると、音で察したようで浴室の扉の向こうに、空彦のぼんやりとしたシルエットが現れた。
思わず胸が高鳴るのを、長い息を吐いて抑える。
こちらから誘ったのだから、自然体でいよう。胸の中でそう繰り返し自分に告げた。
「あー、入るぞ」
どこか所在なさ気なさを感じさせる声で入ってきた空彦の表情が、あまりにも想像通りだったので思わず微笑んでしまう。
彼の日に焼けた体は縦にも横にも分厚くてたくましく、決して広々しているとは言えない日本家屋の一般的な浴室ではたいそう圧迫感を感じる。
空彦はこちらをちらりと見ると、「ん」とだけ喉を鳴らしてシャワーを浴び始めた。
普段なかなか見る機会のない彼の背中。
隆々とした筋肉は首から肩、背中から脚にかけてまでどこも隙がない。
その合間を水が伝わっていく様は、まるで山脈のような、どこか自然的な凄みさえ感じる。
そして気になるのは体についた、いくつかの傷。
職業上、怪我をする機会もあるのだろうが、何かしら話し難い事情もあるかもしれないと、これまでなかなか触れられずにいた。
思わずまじまじと観察していると、空彦は早々に体を洗い終えやおらこちらを振り向いた。
湯に濡れた浅黒い肌が艶々と光り、盛り上がった胸板の先から水滴が滴る様を見て思わず小さく息を呑む。
「どうした?」
先程までの少しもごもごとした雰囲気とは打って変わり、高いところから自分を見下ろす空彦の口元は少し緩んでいた。
その瞬間、彼も腹をくくったことに気づく。
(あ……)と思ったときには既に捕らわれていた。
ざぶりとその巨体が湯に浸かり、派手な音をたてて湯が浴槽から溢れ出す。
その窮屈さたるや、とても並んで入れるような余裕はなく、あっという間に空彦に抱えられ、その体の中にすっぽりとおさまってしまった。
「人の体をじろじろと見て、随分と楽しそうだったな」
気づかれていた。
体がすごいと思って、と素直な感想を述べると空彦は「そうか」、とどことなく楽しそうな声で答えた。
自らの仕事、そしてたゆまぬ鍛錬で作り上げたその肉体に誇りを持っている空彦は、口には出さないもののそれを褒められることは純粋に嬉しいようであった。
浴槽の中で温かな湯と、その仕上がった肉厚な体に挟まれて、どこか気恥ずかしい思いで体をよじる。
「ん? 一緒に風呂に入りたかったんじゃないのか」
空彦は風呂の縁に手をかけ、悠々とした素振りだ。
誘った時はあんなだったのに、これである。
生真面目で不埒なことを嫌う性格であることには変わりないが、彼の素はどちらかというと豪胆でヤンチャで言ってしまえばいたずらっ子に近い気質があるのだ。
一緒に入りたかったのは事実だ。
こくりとうなずいて、空彦の体に身を委ねる。
一見ごつごつとして硬そうだが、力を入れていない時の筋肉は驚くほど柔らかく、背中がずむ、と彼の胸に沈み込むような感覚がある。
「ああ、濡れたお前も、いつもと違っていいな」
空彦はゆったりと大きな手で頬を軽く撫ぜた。
それだけで体がビクリと反応してしまう。
その反応を見て空彦は楽しげに耳元で囁いた。
「一緒に風呂に入って、で? 一緒に何がしたいんだ?」
いじわる。
低く、質量があるのに少し掠れた声が脳内に甘く染み込んでいく。
そのくすぐったさに体をひねろうとすると、空彦は逃すまいとして強く抱きすくめてくる。
遊ぶかのように耳を喰まれ、唇で愛撫される。
胸を手のひらで鷲掴みにされ、太い指と指の間で乳首がコリコリと挟まれてたまらず「あっ」と享楽の声が漏れる。
熱い。全身が。なによりも硬い感触のそれが突き出た太腿の間が。
空彦のそれはその体の迫力に見劣りしないほど大きく、太い。
赤黒くてらてらと光り、太い血管が浮き出して、グロテスクなほどだ。
発端は自分で、こうなることを期待していなかったといえば嘘になる。
こわごわと手を添えてみると空彦が耳元に口を寄せたままのたまった。
「ふ、好きにしていいぞ」
愛でるように、その輪郭をなでると血管のでこぼこした形がよくわかる。
片手では握りきれないので、両手で少し力を込めてぎゅっと挟むと、どくん、どくんと脈打つ血流が手のひらに伝わってくる。
握り込んだ両手をおずおずと上下に擦ると、にゅぐとした皮と、その中で硬度を増した屹立の感触がはっきりとわかり、これを自分が育ててしまったのかと思うと、自ずと興奮してしまっている自分がいる。
手の動きを止めないまま、中のむず痒さを覚えてさらに腿をすり合わせると空彦は「ああ、いい……気持ちいいぞ」と声を漏らす。
赤みを帯びた先端には丸い透明な粒がぷっくりと浮かび、その言葉が嘘でないことを証明している。
彼を気持ちよくさせていることが嬉しくなり、その粘りを帯びた液体を手に擦り付けるようにして、懸命に手を動かした。
「あ、あ……待て、そのへんでいい」
一瞬、うまくできなかったかと不安に思いかけたところで
「違う、このままだと気持ちがよすぎてだな……お前の中で出したい、それに――」
このままだとのぼせてしまいそうだからな、とそのまま抱え上げられた体勢で浴槽の外に運び出されてしまった。
そして、そのまま彼に背を向けるような形で降ろされ、浴室の壁に手をつくような体勢になる。首を捻って彼の顔を見ると、口では穏やかに笑っているが、その目は既に爛々と捉えた獲物を目の前にした獣のように輝いていた。
空彦がシャワーの栓を軽くひねる。少量の湯が二人に降り注ぎはじめた。
冷えないようにする配慮だろう、彼は至極興奮していてもいつもどこか理性的なところがある。
そしてそのまま後ろから抱え込まれる。
手で顔を寄せられ、唇を奪われる。激しく舌を吸われたかと思えば、強く絡めとられる。
息ができないと思った束の間唇は離れ、間髪を入れずに下半身の疼くその入口に、太い指があてがわれた。つぷりと何のためらいもなくそれは侵入してくる。
ぐちゅぐちゅと、やわらかい襞をかき混ぜるようにして、節くれだった指が浅いところを行き来する。
待ちかねていたと言わんばかりに、襞はきゅっとその指を締め付けてしまう。
「ずいぶん滑りがいいが、これは風呂のせいじゃないな?」
空彦は無骨に見えて意外とこうやって煽るのが好きなようだった。
しかしそれを人に見せるようなことは、少なくとも自分は知らない。
少し奥の天井の部分を指でぐっとおしあげられ、思わず嬌声をあげる。
「これだけ濡れてれば十分だ」
指を引き抜いて舐め取ると、次は手で腰を捕まれ、先程まで手の内にあった剛直が秘部にあてがわれた。
「挿れるぞ、いいな?」
あえかな声で肯定すると、膨れ上がった先端がずぷっと音を立てて割入ってくる。
空彦は荒い息を吐きながら、腰を押し進め半ば無理やり押し込めるようにして、みちみちとその屹立を中に埋め込んでいった。
「はぁ…はぁ…いつ挿れても、お前のここは…狭くて…俺のによく絡みついて…いい……」
それは空彦のが大きいから、と呼吸の合間で口走るとさらに中のものが大きさを増すのがわかる。
「大丈夫か?」
その問いに、こくこくと必死にうなずくと、最後のひと押しとばかりにぐっと先端が最奥に押し付けられた。さらに奥に入りたいとでも言うように、にちにちと音を立てて腰を擦り付けるように動かしてくる。
そして数秒間を置き、脈動を感じるほどに馴染んだのを確認して
「動くぞ」とシンプルに告げた。
入り口近くまで引き抜いたかと思えば、また最奥までずんと戻ってくる長いストローク。それを繰り返すとさらに滑りがよくなり、じゅぷじゅぷという卑猥な音を立て始める。
空彦は首元に軽く噛み付き、さらにゆったりとした抽送を繰り返す。
こちらの嬌声に満足そうな笑みを浮かべ、ぐりぐりと腰を回したり、深い挿入で押しつぶされた尻を親指で広げてみたかと思えば、腹を擦って自分のものの形を確かめたりと、好き放題にされている。
領域に入った以上、たどる運命。
彼から与えられる、秘めたるも苛烈な愛情からは逃れられそうにない。
「そうだな、せっかくの風呂だ」
ふいに彼のいたずらな声が背中に降り注いだ。
頭の中にはてなを浮かべていると、空彦は風呂に備えているボディソープにポンプに手を伸ばし、何度かプッシュした。
それを少し泡立てるとこちらの体にそれをまぶし、揉みしだく。
「こういうのはどうだ? お前が風呂でしたがったからな……」
そこまで言ってない――という否定を口にする間もなく、泡にまみれた体で抱きしめられると、むにょりとしか言いようがないような肉と肉が滑り合う感触がたまらず、だらしない喘ぎ声が溢れた。
「すごい…な…外も中もぬるついて……なのによく締まる…っ」
心底楽しそうな声で勢いよく突き上げ、体や手でぬめる触感を存分に楽しみながら
「手が滑って腰が掴みづらいな、これは今後の課題か…」などとつぶやいている。
手ではうまくつかめないと判断した空彦に、抱き込まれ両手の自由を奪われ細かく突き上げられ、その快感に反応して亀頭をしゃぶるように襞がうごめいてしまう。
密着した空彦のたっぷりとした胸板と自分の背中が、泡のせいで普段は鳴らないような卑猥なぐちゅぐちゅと音を立て、体全体が性感帯にでもなってしまったような錯覚を覚える。
今まで感じたことのない快感に、中にみっちり詰まった怒張をもっともっととねだって腰を押し付けると、空彦が獣のような低い息遣いを漏らした。
「もう、いく……っ、出すぞ……!」
その言葉が言い終わるか終わらないかのうちに、熱い奔流が最奥に叩き込まれた。
とてつもない量が流し込まれているのがわかる。
血管がびくびくと脈打ち、そのたびに大量の精液が中に送り込まれる。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…まだ、まだだ……っ」
空彦は呻くような声をあげ、先端をぐっと奥にねじこみ、さらにどぷりと溢れんばかりの種を放った。
「ああくそっ…とまらん…はぁ…はぁ…」
決して逃がそうはせず抱きすくめる力を強くして、何度か腰を打ち付ける。そのたびにびゅーびゅーと射精をくりかえし、結合部からは受け止めきれない白濁が逆流して滴り落ちた。
「はぁ、はぁ……はっ……」
荒い呼吸を繰り返し、最後の一滴までを絞り出すと、ようやく少しおとなしくなったそれをずるりと引き抜いた。
そして、力が抜けへたり込みそうになるあなたを支えて
「すまん、少し夢中になりすぎた」
と少し眉根をさげて謝った。
泡だらけになった体を流し合いっこした後は、少しぬるくなった浴槽に再び浸かる。
もちろん、狭さの関係もあって空彦に抱えられる体勢なのは同じだ。
そういえば、と空彦の体もとい傷跡を軽く指でなぞる。
「ああこれか? まあたいていは訓練や派遣でついた傷だ。どうしてついたのかあまり覚えていないものもある、もう慣れたものだ」
もし覚えてることがあればまた話して欲しい、と頼むと空彦は意外そうな顔をした。
「お前が言うなら……」
一瞬言いよどむが、そのまま続ける。
「俺にとってこの傷は勲章のようなものだ。だが、お前はてっきり、内心どこかで怖がってるんじゃないかと、そう思っていた」
首を振り、傷に軽く口づけると、空彦の顔が驚くほど優しくなる。
「そうか、ありがとう」
優しく抱きしめられ、お返しといわんばかりに頬に口付けられる。
「さあ、本格的にのぼせる前にあがるぞ」
理性的で質実剛健な空彦も、自分だけの宝物だと抱え込む空彦も、どちらも空彦だ。
それを胸の中で愛おしく感じながら、そっと立ち上がった。