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【支援者限定】身体を入れ替えるアプリ

 FANBOX限定更新です。

 合意の上で身体を入れ替えるアプリで色々やる話です。合意なので雰囲気はダークじゃないですが、やってることはちょっとアレだったりします。

 当初はもっと振り回される系の話をイメージしていたのですがなんかこうなった。


 以下本編をどうぞ。


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『今晩 ご飯ホテル代こっちもち』

 ある秋口の昼休み、俺はスマホに届いたメッセージを受信した。

 ホテル代と示唆のある文面はその通り、俺と相手の肉体関係を示しており、今日の夜もそれをしようということに一切の誤解や間違いはない。

 俺は短く『りょ』とだけ返信し、はあとため息をつく。午後の仕事を終え、19時には待ち合わせ場所である駅前に到着した。

 そこに居たのは、フリフリのロリータ服に身を包んだツインテールの女の子。夜の帳にあり、バラモチーフのコサージュやらストッキングやら、街の煌めきに白く浮かび上がる様はとても儚げ。メイクこそ若干濃い目だが、よく似合っていて可愛らしかった。

「あーやっと来た。おっそーい」

 その子は俺を見つけるなり、エナメルのベルトパンプスを鳴らして駆け寄ってくる。そのまま胸に飛び込んでくるので、俺は優しく受け止めてやった。

「ったく……まだ一週間経ってねえんだぞ。こっちの身にもなってくれ」

「だってぇ……欲しくなっちゃったんだもん。それに、ちゃんとお礼はしてるでしょ? 今日もシてあげるからさ」

「わかったわかった。ま、嫌だったら来てないしな」

「わーい、おじさん大好き!」

 ロリータちゃんは俺の腕に絡みつき、頬ずりをしてくる。甘いバニラとハニーの香りがふんわりと漂い、俺を突き動かした。

 俺は動揺を誤魔化すように、ポケットからスマホを取り出す。

「さっさとやろうぜ」

「ん、わかった!」

 嬉しそうに小躍りしながら、ロリータちゃんはポシェットからアンティーク調のブック型カバーをかけたスマホを取り出す。俺はフレームのみの無骨なスマホを操作し、雛菜《ひなな》――ロリータちゃんの名前を選択した。


 ――気がつくと、俺はスーツ姿の俺自身を見返していた。

 眼下には、白いバラをモチーフとしたロリータ服、垂れ下がる巻き髪、細く白い手足。

「あ、おじさんも興奮してたんじゃん」

 その"俺"は股間に手を伸ばし、ころころと笑う。

「さ、いこいこ……じゃなかった。行こうか、雛菜ちゃん♡」

「はいはい」

 俺は"俺"に腕を組まれ、二人で飲食街へと消えていく。


 ――まっこと不可解なことなのだが、世の中には同意した二者間で身体を入れ替えてしまうアプリが存在している。

 このアプリ……便宜上入れ替えアプリと呼ぶことにするが、それ自体は一種の都市伝説めいたもので耳にしたことがある。いつの間にかインストールされていて、アプリの所持者同士で成り代わっていたり、しかしやがては人生をまるごと奪われるというような、便利な効果と見せかけて怖い結末が待ち受けているという、いかにもまあ怪談のオチのような話だ。

 おそらくはSIMカードやメモリーを精神に、スマートフォン本体を肉体に見立て着想を得た創作だと思っていた。

 しかし、ある日知らない内にこの入れ替えアプリがインストールされていた。最初はマルウェアやウィルスのようなものと思いアンインストールしたのだが、翌日になると復活している。そんなのに頭を悩ませていたとき、たまたま電車内で画面を覗いていた女の子に入れ替わりを持ちかけられた。それが、雛菜だったということだ。


「――んー、おいしっ!」

 訪れた飲み屋、俺の肉体となった雛菜はちゅるんちゅるんと生牡蠣を吸い込んでいく。日本酒も浴びるように飲み、さらにはニンニクも食べまくる。

「やっぱおじさんの胃袋は強くていいねー。私はアルコールすらダメっていうのに」

「楽しそうでなによりですよ」

 俺はげんなりとしながら、隣でオレンジジュースをちびちびと傾け皮肉たっぷりに言ってやる。

 雛菜がよく俺と入れ替わりたがる理由、その一つは体質の違いだった。俺はアレルギーや苦手な食べ物がなく、下したりすることもない鋼鉄の胃袋を持っている。酒にも強く、いくら飲んでも酔っ払わないし二日酔い等にもなったことがなかった。

 他にもこの格好で飲み食いするのは似合わないだとか、あからさまな食べ物のチョイスなど他にも理由はあるのだが……とにかくそんな事情で、こうして雛菜はよく俺を呼びつけ、自分の身体では十分に楽しめない好きな食べ物を満喫するのだった。

「ほらほら、おじさんも飲んでって」

「油断するとすぐ潰れるのは雛菜が一番知ってるだろ……」

 日本酒を注ごうとしてくる雛菜。この体では一口で朝までぐっすりなのである。

「だからじゃん。色々勿体ないけどさ、気持ちいいのは確かだよ? ここの飲み代もホテル代も持つし、天国に連れて行ってあげるってば」

「はぁ……酒はやめてくれ、本当に」

 俺は逃げるように席を立ち、トイレへと逃げ込んだ。無論女子トイレである。

 それにしても、この服装は不便極まる。

 広がったスカートは邪魔だし、袖や髪も油断すると食べ物に引っかかりそう。こういった飲み屋はもちろんどこに行っても目立ち視線を集めるのだが、それも楽しんでいるようだった。装飾が凝っており高価そうなロリータ服を汚すのも忍びないので、かなり気を使ってやると、その仕草も可愛い可愛いと囃し立ててくる。

 もう30手前のおっさんがそんなことを言われてもあまり嬉しくない、少なくとも俺はそこまで心が動かないはずのだが――

 スカートの中に手を入れ、やはりというべきか純白でフリル満点のショーツを下ろすとクロッチにはねとりと糸が引く。ぷんとフェロモンが立ち込め、同じ身体が発した香りなのにきゅんと股間が唸った。

「……」

 結局、俺も断っていない。様々な羞恥に晒されながらも、雛菜との入れ替えを許しているのは逆らえないからだった。

 用を足して席に戻り、一息つくと雛菜が会計を済ませる。傍目には連れの女の子の財布で支払いをする男に映ってしまうのだが、事実なので文句は言えない。

 外に出ると、涼しい風がスカートの中を吹き抜ける。火照った下半身を、強く自覚させられた。

「さてさて、ホテルホテル♪ おじさん、今日はどんなプレイがいい?」

「……ま、任せるよ」

「えー? 聞こえないなぁ……どうして欲しいか、ちゃんと言わなきゃ」

 アプリ側の設定で翌朝には元に戻っていることが約束されてはいるのだが、だからこそタイムリミットがあるとも言える。

 悔しいし恥ずかしいが、雛菜から教えられた通りにおねだりする淫乱な女の子になるしかなかった。

 ラブホテルの前、ニヤニヤしている雛菜に抱きつき上目遣いで見つめる。

「……お、おじさん……雛菜に、ハメハメして欲しいな。おじさんのおちんちんで、雛菜を気持ちよくして……♡」

「うふふ……やっぱり雛菜は可愛い……うん、いいよ……♡」

 雛菜は俺の手を取り、ものすごい勢いでホテルへと引き込んでいく。受付も済ませ、おそらくラブホ女子会がターゲットなのだろうメルヘンチックな部屋に入ると、シャワーよりも早く俺は押し倒された。

 ミントでケアされた吐息が耳にかけられ、俺は一気にメスとして発情してしまう。潤んだ瞳で訴えかけると、雛菜はすぐに俺の唇を奪ってきた。

 最初からフルスロットル、舌を入れられ口の中が蹂躙される。雛菜がこだわって塗ったはずのルージュもぺろぺろと舐め取られ、俺はとろけていった。

「あー……私って本当に可愛い♡ こうして自分自身とちゅーして、えっちできるなんて……♡」

 雛菜は強烈なナルシストだ。どういう思考回路、精神構造なのかまでは理解に及ばないものの、男と入れ替わり自分自身を犯すことを至福としているらしい。

 しかし、あまり強く非難したり、後ろ指をさすようなことはできない。

「んっ、っぷ……ふぁ、あむっ……♡」

 なぜなら、俺も雛菜になって自分とセックスすることにハマってしまっているからだ。現に、丸一日洗っておらず男の身体では臭くてたまらないチンポをうっとりと咥え、丁寧にカスまでなぞり取っている。喉を鳴らして飲み込み、腹からオスの熱を取り込みショーツを濡らす。

 雛菜の身体が淫乱で、俺がまんまと陥れられたといえばそれまでなのかもしれないがそれでも構わない。いずれにせよ、この快楽を享受するには雛菜と入れ替わる他ないからだ。

「あ……っ、おじさん……んっ!」

「! んぐ……んっ、っん♡」

 フェラチオを続けていると、雛菜は険しい顔で射精をしてしまった。

 言うまでもなく、俺は全て口で受け止める。びくびくと跳ねるチンポを必死で咥え、一滴たりともこぼさないようしゃぶりつく。喉の奥にはマグマのように熱い精液が穿たれ、舌の上でも転がして味を楽しんだ後、どろりとした喉越しを迎える。

 アソコに挿れられたわけでもないのに、受精してしまいそうなほど濃く大量の精子。この日のため――というか、雛菜と入れ替わるようになってからは自分で射精をしたことがない。自分で精子を溜めて、自分で吐き出させるようになっていた。

「っんっ、んう……ふぅ……おいしっ」

 出された精液を全て飲み干し、尿道に残っていた精子も搾り取ってチンポを綺麗にする。雛菜も俺のはしたない行為、いやらしい顔を第三者として見ることで再び興奮し、チンポが固くなっていった。

「おじさんっ♡ おじさぁんっ♡」

 俺はロリータ服のまま寝転び、股を開く。ショーツをずらすと、愛液が垂れてお尻の穴にまで侵入していった。

「よしよし……えいっ!」

「んあぁあっ♡」

 雛菜は血走った目のまま、チンポをねじ込んできた。

 ものすごい早さで腰が振られ、ベッドがギシギシと揺れる。童話めいたかぼちゃの照明の中、おとぎの世界から抜け出てきたようなお姫様は、お淑やかさとはかけ離れた欲望をさらけ出している。相手はそこらの村人で、白馬の王子様や英雄でもない。

 ただ、肉体同士を絡める一個のオスとメスに成り果てていた。

「んっ、ぁっ、あぁっ、あぁ――ぁああっ!」

 やがて、俺は俺に抱かれたまま絶頂してしまう。まもなく雛菜も再び射精をして、避妊もせず自分自身の子宮を精子で満たしていった。

「ぁ……はぁ……はぁ♡」

 余韻の後、溢れ出した精液がスカートの裏地にシミを作り、臭いを刻みつける。いつもはお互い服を汚さないようにしているのに、この時ばっかりはまったく厭わなかった。

 シャワーも浴びた俺たちは、下着姿で抱き合いながらベッドに寝そべる。あれから何度もセックスを繰り返し、終電もなく帰るのは明日。その時には、お互い本来の肉体に戻っているはず。

「んー……やっぱりおじさんで自分を犯すのが気持ちいいね」

「好きだな、お前も……まあ、俺もだけど」

 ちなみに、雛菜が入れ替わりアプリを手に入れてから何人かの男と入れ替わってセックスしたらしいが、俺が一番いいらしい。それとお互いが本来の身体では一度もしたことはなかった。

「ねえねえ、赤ちゃんできちゃったら責任取ってね。私、おじさんとなら一緒になってもいいから」

「はいはい……」

 こんなことを言っているが、雛菜がきちんとピルを飲んでいるのは知っている。これは避妊目的ではなく生理の重さだとか言っていたし、本当に結婚するつもりがあるのかは不明だ。

 一応付き合いとしては恋人ではなくセフレ、というつもりではある。一方でここまでナルシストをこじらせている人間を受け入れられるのは……まあ、確かに多くないのかもしれないが。


 翌朝目が覚めた時には、入れ替わりアプリの時間が切れて元に戻っていた。


◆◆◆◆◆


 雛菜と別れた俺は、また別な約束のために昼過ぎあたりまでカフェで時間を潰した後、駅前のベンチで待ち構える。

 暴飲暴食に耐える身体はしているものの、それはそれとして腰が痛い。それと雛菜の使っているバニラとハニーの香水が俺にも残っており、男に振り向かれてはがっかりされるのが意外に切ない。俺が雛菜の身体の時は、そのまま鼻の下を伸ばして視姦されるというのに。

「あ……こ、こんにちは……」

「お、来たね御翠《みどり》ちゃん」

 目の前に現れたのは、学習塾のロゴ入り鞄を背負った幼い女の子。この子は、小学5年生である御翠ちゃんだった。

 当然、この子も入れ替えアプリを持っていた。

「今回はどのくらい?」

「えっと……その……はい……」

 御翠ちゃんはまっすぐに切り揃えられた前髪に顔を隠しながら、ごにょごにょと小さな声で喋る。よく聞こえないが、いつも通り。

 俺は入れ替えアプリを操作し、屈んで御翠ちゃんに見せた。

「じゃあ、明日の昼までくらいかな?」

「……はい」

「よし。じゃあ入れ替えちゃおう」

 御翠ちゃんは拙い手付きで子供向けスマホの画面を触り――


 俺は、俺を見上げていた。

「出来たね」

「あ、え……はい……ありがとうございます……」

「じゃあね。また明日」

 あまり時間をかけても目につく。俺は空色のワンピースを翻し、ピンクのシューズを踏みしめて駅前から御翠ちゃんの家へ向かうのだった。


「ただいまー」

 帰るなり、御翠ちゃんの母親が出迎えてくれる。俺は悪くない点数のテスト答案用紙を渡し、さっさと御翠ちゃんの部屋に入っていった。

 そこはパステルカラーとぬいぐるみ、キュートな小物に溢れた女の子らしい部屋。しかし一点、隅っこには――ビジュアル系バンドのCDが、隠されている。

 御翠ちゃんが入れ替えアプリを利用している理由、それは贔屓のバンドのライブに行くためだった。

 小学生が一人では行くのも無理、母親や両親も有名アーティストの音楽ライブならいざ知らず、マイナーなビジュアル系バンドのライブとなると同伴も渋っているのである。

 知り合ったのは雛菜経由。あいつは元々御翠ちゃんとちょっとした知り合いだったらしく、何度か入れ替わってライブに行かせてやっていたとのこと。しかしあんなでもやはり女の子で体力がない他、そのバンドは女性ファンが多くむしろ男性のファンが優遇されるらしい。

 そこで、ある程度信用が置けて体力のある男性、という触れ込みで俺が紹介されたという経緯だった。

 それなりに裕福な家らしく、チケット代こそ十分に小遣いから捻出している。多少なら俺の金を使ってもいいと言っていて、実際にTシャツなんかは買っていた。

 一見、俺にメリットはないように思えるが――

「お、可愛いパンツ」

 俺も御翠ちゃんの身体で、遊ばせてもらっていた。

 姿見の前、ワンピースのスカートをがばりとたくし上げると、子ども向け特有のもこっとした質感のショーツ。御翠ちゃん自身が低学年にしか見えない小柄さと幼さというのはあるが、この歳にしては少々幼く思えるイチゴのフロントプリント。

 ロリコンというわけではないが、雛菜とはまた違った楽しみがある。知らない間に身体を開発されている御翠ちゃんは少し可哀想で、俺がとんでもないことをしている自覚はあったが、この魔法のようなアプリと瑞々しすぎる女体には抗えなかった。

「よいしょっと」

 俺は躊躇いなく空色のワンピースを脱いでしまう。ショーツと、それと同じイチゴプリントのキャミソール。まだブラジャーはしていないし、下着はデザインも生地も子供じみたものだった。

 それらも脱ぐと、あっという間に無垢な裸体がさらけ出される。

 真っ平らな胸にピンク色の乳首、ちょっぴり太く見えるイカ腹と、まったくもってつるつるなおまんこ。

「うーん……可愛いなぁ」

 小さな心臓がとくとくと高鳴る。くしゅんと愛らしいくしゃみが出て、鳥肌が立った。

 このままオナニーするのもいいのだが、今日はたまたま入れ替えが連続している。雛菜の後では少々物足りないかもしれない。

「んー……あ、そうだ」

 あることを思いついた俺は、脱ぎ散らかしていた服を着込んでから学習机の周りに目を滑らせる。チェストも開いて探し出したのは、ひらひらとした青い水着とタオル、ゴーグルなど。御翠ちゃんのプール道具だった。

「よしよし……ねえ、お母さん――」

 それらを抱えた俺は、ゆっくりとしていたお母さんの元へ向かいプールに行きたいとせがむ。御翠ちゃんはあの通り物静かでおとなしい性格で、あまり外に出たがらない。そのためか、こういう外で身体を動かしたいとおねだりすればいつも快諾してくれるのである。

 そろそろ寒さの出てきた秋口の季節ではあるものの、近所には温水プール施設がある。今回もお母さんはにこりと笑い、すぐプールへ連れて行ってくれたのだった。


 あっちの若いギャルは派手なピンクで陰毛もぼさぼさ、こっちの地味そうな高校生は胸がでかい。

 俺はまっとうに運動を楽しむつもりはない。女子更衣室での覗きや、女性の観察が目的だった。これは幼い少女の御翠ちゃんだからできること。

 お母さんも視姦対象だ。一児の母とはいえ中々のスタイルを維持しており、白レースの下着は貞淑かつセクシー。

 俺は御翠ちゃんのフリを、気弱で控えめな少女もフリをしつつ、お母さんに甘えながら着替えていった。

 プールサイドに移動したら、また違う遊びを始める。

「……んっ」

 お母さんがベンチで休んでいる間、俺は浅い子ども用プールの水面下ではおまたをいじる。御翠ちゃんが普段籠もっているのが何らかの作用を働かせているのか、人目のあるところで行為に及ぶと気持ちがよかった。

「ぁ……んっ、ふぁ……」

 水着の中に手を入れて乳首をさする。この水着も男とは違うもので、身体にぴったりと貼り付く感覚が、あまりに女児らしいデザインが俺を倒錯の世界に導いてくれる。

 そのうちに御翠ちゃんの幼い身体でも反応してきて、プールの水に粘性の違う液体が染み出していく。お母さんに怪しまれないよう時折呼んでみたり手を振ったりしながら、浮き輪に身を隠してオナニーする。

 燃え上がっているはずの身体も水で冷やされるけれども、元気な命は俺の欲情に応えてくれていた。

「んっ、ぁ、ぁっ――ぁっ!」

 衆目の環境、オナニーなんて知らない子ども達に囲まれ紛れながらはほどよい刺激で、俺はクリトリスをいじくりながらイってしまった。

 少しだけ大きい声が出たものの、もともと声の反響しまくっているプールには紛れる。プールの中、丸出しになっていたおまんこを幼稚園児ほどの男の子に見られたが、すぐに興味を失った。

「あはは……あっ」

 そのまま下半身が緩み、プールにおしっこをしてしまう。ついでに愛液も洗い流すように腰を振って誤魔化し、俺はプールを上がったのだった。


◆◆◆◆


「ふわ~ぁ……めんど」

 月曜の夜の残業。この金曜と土日は雛菜と御翠ちゃんの身体で遊ばせてもらい精神的にはリフレッシュが出来た。しかし、その間の俺の身体は酷使されていたようで全身がだるい。

 仕事こそ肩代わりしてもらいたいが、記憶までは共有されないので難しい。残務の書類処理を進めながら、次は早い所雛菜と入れ替わろうかと入れ替わりアプリの履歴をなんとなく眺めているところだった。

「お疲れ、久田《ひさだ》くん」

「あ、おつかれさまです」

 そこにやってきたのは、俺の上司にして先輩にあたる日向《ひなた》さん。30歳を越えてなお色気が増してきた女性で、ほっそりとした体つきとクールな切れ長の目が印象的な人だ。

「サボってスマホ? 上司の前でいい度胸ねえ」

「いいじゃないですか、ちょっとした休憩くらい」

 くすりと笑いながら、日向さんは俺の隣の席に座る。スタイリッシュなレディススーツであり、脚を組む仕草がとても良く似合っていた。

「って、久田くんのそれ……入れ替えアプリじゃない」

「……え?」

「ほら。私もあるの」

 思いがけない言葉。顔を上げると、日向さんの持っているラベンダー色のスマホには、確かに入れ替えアプリが表示されていた。

「ええ、日向さんも入れ替わることがあるんです?」

「人のこと言えないでしょ、久田くんも。しかも、女の子の名前ばっかりで」

「う……」

 他人のスマホの画面を勝手に覗くのはどうかと思ったが、今更それを諌めても仕方がない。それにこのアプリを利用しているということは、日向さんだって何をしているのかは分からないのである。

「へー……じゃあさ、私と入れ替わらない? それでエッチしようよ」

「……」

 いやまあ、入れ替えアプリを所持していて『へー君も持ってるんだ』くらいのノリで話を振られた時点で予感はあったものの、まさかこうもストレートに来るとは。

 しかも雛菜や御翠ちゃんとは違い、入れ替えアプリが前提にない会社の人間という関係を築いていて――多少なりとも、異性として意識していた相手からの提案。

「え、け、けど……」

「あはは、うろたえてる。私みたいなおばさんは嫌かしら?」

「いえ……その……職場の人とはちょっと……やりにくいっていうか」

 単純にセックスに誘われたのともまた違う。流石に少々気が引けた。

「えー……っと……」

「嫌ならいいんだけどね。他の男の人と入れ替わってするだけだし。けど私気づいているわよ。久田くんが私の事、目で追ってるの」

 日向さんは、身を乗り出し俺に覆いかぶさってくる。太ももの上にむっちりとしたお尻が乗せられ、雛菜のとにかく甘い香りとはまた違う、芳醇な香りが立ち込めた。

「わ、わかりました……」

「うふふ、ありがと。じゃ、仕事なんて切り上げて、まずはご飯食べましょ」


「いいのかなぁ……」

「まだ言ってるの?」

 近いから、と招かれた日向さんのマンション。落ち着きがあり整然としながらも、生活感を感じさせる小物類など。こうしてそわそわしているあたり、自分でも思っていた以上に日向さんの事が好きだったらしい。先輩としての尊敬もあったが、どことなく浮ついていた。

「じゃ、入れ替わりましょうか」

「はい……」

 かといって、ここまで来てやめるのもありえない。俺はスマホを操作し――日向さんと、入れ替わった。

「……」

 ブラジャーの圧迫感、股間を包むショーツの感覚、ピチピチのタイトスカートとストッキングのざらざら。他の女性でも味わったことがあるのに、妙に新鮮でドキドキとしてしまう。

 目の前の俺も――俺の姿となった日向さんも、物珍しそうにしていた。

「へー……こんな感じなんだ。実は私、男の人になったのって初めてなの」

「そ、そうなんですか。すごい慣れてそうな口ぶりでしたけど」

「嘘よ。ふふ……久田くん、ああでも言わなきゃ応じてくれなさそうだったもの……」

「あっ……」

 近寄ってきた日向さんは、俺をソファに押し倒してくる。あっけにとられている隙にキスをされた。お腹の奥が、一瞬で熱くなる。

「……だって、男の人と入れ替わるのってちょっと怖かったの。けど、久田くんならいいかなって」

「ちょ、待」

 あまりに展開が早い。もうちょっと段階を踏もうと思っていたのだが、日向さんは気にせず俺を脱がせにかかった。すぐに紫のバラ柄ブラジャーとショーツ、黒ストッキングだけの姿にされ、身体の至るところが撫で回される。

「んっ……ちょ、ぁっ……」

 日向さんの身体はどこも敏感。耳をつままれば声が漏れて、胸を揉まれると腰も跳ねる。脚を撫でられると背筋がつんと張り詰め、股間をいじられると視界が白む。

 これまで味わったどんな女性より気持ちがいい。身体の元々の持ち主という入れ替えアプリ所持者が全員有していたはずのアドバンテージが、最大限に活かされているようだった。

「んっ……ぁ……」

「……やだ、私ってこんな可愛い顔出来たんだ……それに、これが男の人の……ふふ、性犯罪がなくならないわけ……ねっ!」

「え――ぁあぁあんっ!」

 責めの手が緩み、油断していたと思ったら――それはスラックスを脱いでいたためのようで、一息に奥までチンポが挿入された。

 どうやら日向さんは初めての男の性欲の手綱を握ることが出来ず、完全に支配されてしまっているようだった。鏡越しに見えた目は野獣そのもので、俺をいたわる素振りもない。俺を、元の自分をおもちゃか何かのように乱暴に扱っていた。

「んぁっ、ぁっ、ぁああっ!」

「あ……っ、いいっ……ふうぁ!」

 チンポが跳ねて、子宮が熱くなる。日向さんは射精の快楽に流され、中出ししてしまった。しかも勃起は収まらず、そのまま抜かず犯されまくる。

 30代なかばという年齢も初めて。体力はないのに身体の疼きは無尽蔵、疲れ果てて休みたいのに、少しでも離れると熟れたおまんこが寂しいと密を垂らす。

 俺も何度もイき、途中からは気絶したところを絶頂で叩き起こされるのを何度も何度も繰り返すこととなった。

 生まれついての男である俺は、肉体的な快楽は女性の方が強くそちらの方がより気持ちいい。しかし同様に、生まれついての女性は穴を棒で埋めるという征服感、精神的な快感に酔いしれるようだ。

「……はぁ……♡ ああ……♡」

「ふう、よかったわよ、久田くん。またよろしくね」

 俺は夢見心地の中、コキ捨てられたティッシュとして日向さんの捨て台詞を聞くことになったのだった。


◆◆◆◆


『この日はごめん、上司と飲みの約束がある』

『えー!? また私を可愛がりたかったのにー……』

『来週なら空いてる』

『まる! ちょっといいメイドさんの衣装買ったから♡』

『俺が着ることになるんだよなぁ』

『もち!』


『また今度ライブがあります 雛菜さんも都合が悪いとのことなのでお願い出来ませんか』

『いいよ』

『ありがとうございます その日は両親が居ないので、ゆっくりできると思います』

『そっか じゃあのんびりさせてもらうかな』


『今度深夜スポット案件あるんだけど出ない? 特別手当も出るし、私も参加する予定』

『良いですよ』

『ちなみに終わったらホテル行ける?』

『いいですけど、噂になってますよ僕ら。いや、俺はいいんですけど』

『じゃあよし。またよろしくね』

【支援者限定】身体を入れ替えるアプリ

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