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"巨大"ヒーロー様の受難 加筆修正版(後) 約7800字

「どちらかを差し出せ……、って……」


レンは呆然としたまま目の前の大巨人を見上げた。彼の懇願は虚しく、統弥から突きつけられたのは極めて残酷な二択だった。


――街に残された約150万人の市民か。

――訓練生時代からの同期であり、戦場で何度も背中を預け合った唯一無二の親友、タクヤか。


そのどちらかを差し出せ、と。


統弥のこれまでの蛮行を目の当たりにしているレンには、差し出した側がどんな運命を辿るかを想像するまでもなかった。巨人の快楽のためだけに潰され、砕かれ、まるで羽虫のように跡形もなく消し去られるに違いない。屈辱と絶望の果てに、無惨に殺される運命だ。


片方は見逃してやるから、もう一方を潰させろ――

そんな理不尽極まりない提案は、本来なら受け入れる理由などないはずだった。だが、統弥の圧倒的な力を前にした今、それはただの提案ではなく、逃げ場のない脅迫だった。


『優しいとは思わないか? 本来なら、お前の力では何も救えないところを、どちらかは助けてやると言っているんだ。これ以上ないほどの譲歩だろう』


統弥は嘲るように微笑みながら語る。惑星をいくつも壊し、人々を蹂躙してきた男が語る「優しさ」など、悪趣味な皮肉に過ぎない。その言葉に加えて、レンの神経を逆撫でするかのような統弥の振る舞い。鼻につく冷笑と、すべてを見透かすような目。

レンの拳は怒りに震えた。しかし、その拳が統弥に向かうことはない。彼自身、これほどの圧倒的な存在に立ち向かうことが無意味だと、嫌というほど思い知らされていた。


(くそ……誰一人として守れなくて、何がヒーローだ……)


胸を締め付けるような悔しさと、心の中に広がる無力感。レンは痛烈な自己嫌悪に囚われていた。また、誰かを失うのか。俺がもっと強ければ。そんな思いが逡巡して、頭を悩ませる。何が正解かなんて、分からない。それでも、決断を下さなければならない瞬間は容赦なく訪れる。


『さあ、どうする?どっちを俺にくれるんだ?』


統弥が冷たく笑いながら急かすように答えを聞く。


(……俺にできることはこれしかない……)


レンは覚悟を決め、巨人に向き直った。その目には鋼の意志が宿り、震える拳を握りしめた。


「俺は、どちらも選ばない。どっちも俺の手で守ってみせる」


静かだが、確固たる決意を込めた声でそう言い放った。恐怖と屈辱が渦巻く中での宣言だったが、レンの表情には迷いはなかった。


その言葉を聞いた統弥は、片眉をピクリとつり上げた。その目には明らかな不快感が宿り、巨体がわずかに揺れる。そして、ぼこりと膨らんだ上腕の筋肉に血管が浮き上がり、今にも弾けそうな勢いだ。


『俺の話を聞いていなかったのか? 街か、そいつかだと言ったはずだ。あまり俺を怒らせるなよ。今度こそ、加減ができなくなるぞ?』


統弥の声は怒気を含み、彼の巨大な足がゆっくりと動き始める。その影は、残された街の半分を覆い尽くした。空が暗く染まり、巨大な足裏が都市全体を覆う。巨人の足は残りの街全てを覆ってなお優に余りあるほどデカい。肉厚甲高の足がずっしりとのしかかり、透明なケースが悲鳴を上げる。内部に閉じ込められた市民たちは恐怖に絶叫し、泣き叫んでいた。


『それとも――今すぐ全て潰してやろうか?』


ミシミシと嫌な音を立てるケースに押し寄せる絶望。人々の悲鳴が響き渡る中、レンは固い意思で告げる。


「どっちも俺の力で守る。お前にはもう何も渡さない」


『……ふん、生意気なやつだ』


その瞬間、統弥は足を静かに下ろした。そして、指先で摘んでいたタクヤの入ったカプセルを無造作に精液溜りの傍に転がす。


『そこまで言うなら、お前に相手をしてもらおうか』


統弥はわざとらしく偉ぶるようにぐんと腰を突き出す。バキバキに勃ち上がった巨根がレンの目の前に突きつけられる。1つ目の大蛇のような逸物は、我慢汁を吹き出しながら今か今かと刺激を待ちわびながらびくびくと身を震わせている。上空では統弥が扇情的な表情で、挑発するように目を細めて見下ろしていた。

見据えた相手をドロドロに溶かしてしまいそうなほど甘い視線の奥で、巨人がレンに何を求めているのかは明らかだった。


(俺のチンコをイかせてみろ、ってことかよ……)


星を丸ごとオナニーで使い潰して、都市の半分をチンコで潰して抜いても、統弥はまだ出し足りない。若い雄巨人の性欲は矮小人類には到底受け止め切れるようなものでは無かった。

それでも、その残った分全てを自分が背負えるのなら、街と戦友どちらも助けられる。巨人はそう言っているのだと、レンは理解した。


(やって、やるよ……クソッタレ……!!!)


半ばヤケクソのレンは全速力で地面を蹴り上がり、そのままの勢いでガスタンクほどもある巨大な亀頭へと飛びついた。


「っ、フンッ……、っはァッ!!!オラっ!」


ヒーローとして持てる全ての力を振り絞って、巨人のチンコに刺激を与える。こんな屈辱的な戦いを強いられるのは初めてだったが、誰かのためを思えば苦ではなかった。愛する故郷と唯一無二の戦友を守るため、我慢汁まみれになりながらもレンは必死に奉仕を続ける。裏筋を執拗に責め立て、巨根の上を転がるように全身を擦り付ける。この猛攻には統弥も幾分か感じているのか、時折低音の吐息が微かに漏れ出していた。


(この調子なら……いけるはずッ……)


レンは確かな手応えを感じ、スパートをかけるように更に激しく暴れ回る。

レンは追い打ちをかけるように自分の体を尿道へと滑りこませた。内側から何度も何度も壁を蹴り、統弥が達するのを待った。もし、射精しようものなら自分はきっと吹き飛ばされてしまうだろうが、そんなことは気にならなかった。故郷のことを思えば、精液を全身に浴びるくらい何ともない。そう思って、レンは奉仕を続けた。

しかし、一心不乱に巨人のチンコの相手をしていたレンも、徐々に違和感を覚え始めた。


(こいつ……いつになったらイくんだ……?)


レンが奉仕を初めてからもう15分近く経っている。チンコはギンギンに勃ちあがったままだが、まるで射精する様子がない。確かに感じていたと思ったが、何故なのか。恐る恐る目線を上にあげた瞬間、レンは思わず息を飲んだ。


レンを見下ろす統弥の目は冷めきっており、とても快楽を感じている様子には見えなかった。目が合ったことに気づいたのか、統弥は嘲るように鼻を鳴らして笑った。


『おい、いつになったら奉仕が始まるんだ?……それとも……まさかもう全力でやり切った後だ、なんて言わないよな?』


そのまさかだった。レンは必死になって奉仕をしていたつもりだが、統弥にはその感覚はあまりにも微細すぎた。少し何かを感じる程度で、本格的にイくには刺激が弱すぎる。矮小人類の力で巨人をイかせるのは不可能だった。

それら全てを分かっていながら、統弥はわざとらしく聞いてきた。


レンの顔が見る見るうちに焦りと絶望に染まっていく。何としてでもイかせないと。力を振り絞って、これまで以上に激しく暴れる。しかし、巨根がぶるんと弾かれて、そのまま地面に放り出されてしまった。


「ッ……あぁッ……」


『あんな啖呵を切ったのにこの程度か?お前じゃ全く相手にならないな』


統弥の冷たい嘲笑が、レンの耳を打った。巨人の圧倒的な体躯を前に、自分の奉仕がまるで刺激にならなかったことを思い知らされる。レンは無意識のうちに膝をつき、悔しさとこれから訪れることへの恐怖で拳を震わせる。


統弥はやれやれと肩をすくめ、テーブルの上に手を伸ばした。その動きに、レンは咄嗟に身構え、頭を抱えて防御の姿勢を取る。だが、統弥の手はレンを通り過ぎ、その背後にあるものを掴んだ。それは――バディであり、唯一無二の親友であるタクヤが入ったカプセルだった。


「や、やめてくれ……!タクヤに手を出すな……!」


必死に懇願するレンの声を聞き、統弥はカプセルを弄びながらギロリと睨みつけた。その瞳には怒りではなく、ただレンを見下す冷たい軽蔑の色が浮かんでいる。


『お前が何か言える立場か?』


統弥の声には容赦がなかった。鋭い声色にレンは思わず身がすくむ。


「しくじったヒーロー様の不始末は、その同僚に片付けさせるのが筋だろう?」


そう言うと、統弥はテーブルの引き出しからメタリックな個包装の袋を取り出した。器用に歯で袋を開け、中からコンドームを取り出す。その瞬間、レンの胸に嫌な予感が走った。


「やめろ……それだけはやめてくれ!」


レンの叫びなど意に介さず、統弥はコンドームを広げると、その中心にタクヤの入ったカプセルを押し付けた。そして、ゆっくりと巨根を滑り込ませる。圧倒的な巨体に見合う逸物がカプセルにぴったりと押し付けられ、その中のタクヤを容赦なく押し潰していく。


「やめてくれ!タクヤを離せ!!!」


必死に叫ぶレンを横目に、統弥は冷酷に微笑んだ。


「お前の代わりに、こいつで遊ばせてもらうとしよう。折角だからな……最期にちゃんと謝ったらどうだ?俺のせいだった、と」


統弥が手をひらりとかざすと、タクヤの入ったカプセルが淡い光を放ち、次第に透明になっていく。カプセルの中のタクヤの姿が徐々に明らかになった。巨大な亀頭に押し付けられ、必死に抵抗しながらも身動きが取れない姿が映し出される。


同時に、レンの耳元のインカムから懐かしい声が響いた。

「レン!レン!聞こえるか!?」


「タクヤ!? タクヤ!聞こえるぞ!」


感動の再会も束の間、タクヤの声には明らかな苦痛が滲んでいた。


「レン……助けてくれ……っぐぁ……!」


「タクヤ!?タクヤ、大丈夫か!?」


「……苦しい……臭いが……凄い。とんでもない力だ……身体が押し付けられて、まったく……動けない……」


苦痛に満ちたタクヤの声が断続的に響く。レンは必死に返事をして、何とか打開策を講じる。


「タクヤ、待ってろ!今行くから……!」


レンはタクヤを救うため、必死に統弥の巨根に飛びつく。しかし、腰ごと振り回されたチンコをぶつけられて叩き落とされる。地上で呻くレンに統弥の冷たい声が降りかかった。


「失敗したお前にはもう何の権利もない。ただ俺が楽しむのを黙って見ていろ」


統弥はカプセルの中にいるタクヤを弄びながら、徐々に力を強めていく。そのたびにタクヤの苦しげな呻き声がインカム越しに聞こえ、レンの心を抉った。


「レン……すまない……俺、もう……」


「言うな!まだ終わってない!諦めるな、タクヤ!」


レンは叫びながら再び立ち上がった。何度叩きつけられ、傷だらけになろうと、諦めるわけにはいかなかった。何度も何度も、極太の竿で虫けらのように叩き落とされる。


それでもレンは立ち上がった。何度も、何度でも。


「無駄だ」


統弥の冷酷な声が、レンの耳を突き刺す。


「あまり勝手なことをするなよ。お前もこいつも、俺の気分次第でどうとでもなる。それがまだ分からないのか?」


統弥の冷たい目が、再びレンを見下ろす。その瞳には、命を弄ぶ神のような絶対的な傲慢さが漂っていた。巨根をさらに深く押し付けると、コンドームの中にいるタクヤの入ったカプセルがミシミシと嫌な音を立て始めた。圧力が増すたびに、タクヤの苦痛の叫びがインカム越しにレンの耳に届く。


「ッあがっ……っぐァァッ!つ……ぶれ……る……!」


「タクヤ!耐えてくれ!絶対に助けるから……!」


レンの懇願など聞く耳も持たず、統弥は無視してチンコをしごき続ける。圧力はますます強まり、タクヤの苦しげな声が次第に弱まっていく。その声が消えてしまう前に、レンは何としてもタクヤを救わねばならなかった。


レンは必死に亀頭の先端に飛びついた。分厚いコンドームの感触越しに、中にいるタクヤの存在が微かに感じられる。コンドームと亀頭に挟み込まれた親友を前に、レンの胸には絶望と焦燥感が渦巻いていた。


「タクヤ……!ごめん……全部俺のせいだ……!」


泣きながら謝るレンに、カプセル越しのタクヤは苦しげに答える。


「……いや、レンは……よくやったよ……」


インカム越しに聞こえるタクヤの声は、驚くほど優しかった。


「もう……他のみんなはいないんだろ……?お前、1人でずっと耐えてくれてたんだよな……。ありがとう……」


その言葉にレンは胸をえぐられるような痛みを覚えた。故郷を守れなかった自分の無力さ。この感謝すらも、何もできずに聞くしかない情けなさ。


だが、タクヤの言葉は長く続かなかった。背後からの強烈な圧力がタクヤを襲い、その声をかき消してしまう。統弥の興奮した荒い息遣いが辺りに響き渡る。


「くっ……!」


レンは懸命にコンドームを引き裂こうと全力で掴んだ。しかし、巨人用に設計されたコンドームは想像以上に分厚く、ヒーロースーツのサポート機能をもってしても一筋縄ではいかなかった。


「くそっ……!絶対に破る……!おおおおおおおっ!!!」


全身の力を振り絞り、レンは叫びながらコンドームを引き裂こうとした。ギチギチと音を立てて引き伸ばされ、表面が薄くなっていく。突破口はもう少し――そう思った瞬間、統弥のチンコが激しく跳ね、レンは勢いよく弾き飛ばされた。


「ぐあっ……!」


床に叩きつけられたレンは、必死に顔を上げる。見上げた視線の先を見て、心臓が止まる。視界に映ったのは、思い切り力を込めて、腰ごと巨根を突き出す統弥の姿だった。


『潰れろぉぉおおおっ!!!』


統弥の雄叫びとともに、インカム越しに凄まじい音が響いた。何かが潰れるような嫌な音、そしてタクヤの断末魔の叫び。


「っぐあああああっあああっがぁっが……っぐぎゃっ!!!」


レンは目の前が真っ白になる感覚に襲われた。親友の苦痛が耳元で響く。自分にはもう、何もできないのか。


「やめろ……!お願いだ、やめてくれ!」


その叫びも虚しく、統弥はさらにストロークを加速させていく。興奮した息遣いはますます荒々しくなり、無慈悲な圧力がタクヤを完全に押し潰そうとしているのがわかる。


「……タクヤ……タクヤァァァァァッ!!!」


レンは再び飛び上がったが、より一層激しさを増した扱きでぶるんぶるんと揺れる巨根には近づくことすらできなかった。チンコをガシガシと力強く扱く巨人の腕はぼっこりと盛り上がり、鬼気迫る気迫でレンを圧倒していた。


「……お願いだ……もうやめてくれ……!」


その懇願は、まるで空虚に響く祈りのようだった。統弥の股の下で、レンの声は儚く消えていく。


「レ……ン……」


ノイズ混じりの声がレンの耳元で響く。

微かに届いた、バディの声。


「タクヤ!? タクヤ!しっかりしろ!!!タクヤ!!!」


「生き……ろ…………、レ……ン。みん、な、を……」


レンは必死に聞き耳を立ててバディの最期の言葉を聞き取る。しかし、それすらも巨人は許してはくれなかった。


『っフッ……っああ"ァッ!!!イ"クッ!!!!!!』


統弥が咆哮を上げた瞬間、インカムの反応がプツリと切れた。タクヤが閉じ込められていたコンドームの先端がどんどん大きく膨れ上がっていく。やがて水風船のようなサイズにまで膨らんだ後に、統弥は満足そうにコンドームを外した。僅かに引き伸ばされた先端部分、薄くなってよれたコンドーム越しに、粉々になったカプセルの破片が見えた。タクヤの姿は――もう無い。その代わりに周囲の精液がピンク色に染まっていた。


「ぁ…………タク……ヤ…………」


レンはその場に崩れ落ち、呆然と地面を見つめた。レンの目から涙が溢れ出す。それは悔しさ、無力さ、そして親友を守れなかった絶望の涙だった。統弥はそんなレンの姿を見下ろし、嘲笑交じりに吐き捨てる。


『ヒーロー気取りもここまでか。無様だな』


自分は何も守れなかった。親友も、星も、何一つ。


統弥は満足げに笑みを浮かべ、絶望するレンを見下ろすと、残された半分の街の障壁を解除した。


『さあ、次はこれだな。まだ楽しませてもらうぞ?』


首をもたげていた統弥の巨根が再び臨戦態勢に入る。レンの数多の宝物を蹂躙し尽くしてなお、まだ貪り足りない様子の巨根。これが悪魔か、とレンは独りごちた。


「…………ぃ……ます」


舌なめずりをする統弥の耳に、レンの微かな声が届いた。


『何だ?』


「おねがい……します。この街だけは、見逃してください」


レンはうわごとのように懇願を繰り返していた。表情は失意に満ちており、かつてのような気丈さは微塵も感じられない。ただ、目の前の上位存在に許しを乞うばかりだった。すっかり意気消沈してしまったレンを見て、統弥は憐れむような視線を向ける。


『……分かった。ただし、条件がある』


そう言ってレンを摘み上げると、自分の陰毛の上にそっと乗せた。


『お前はもうヒーローじゃない。これからは俺のチンコ奉仕係として生きていくんだ。いいな?』


レンは少しの沈黙の後、はい。と小さく呟いた。

了承が取れたことを確認すると、統弥はレンをカプセルに戻した。そして、ウィンドウに手をかざし、レンの身体を拡大した。


『それくらいないと俺の奉仕係は務まらないからな。せいぜい励めよ?』


大きくできるんだったら最初の奉仕のときにやってくれれば良かったのに。なんてことを考えても、それを言い返す力はもうレンには残っていなかった。


統弥の勃起の3分の1程の大きさになったレンは、自分からチンコによじ登り、身体を竿に擦り付けた。それは刺激を与えるというよりも、まるで愛しいものに抱きつくかのようだった。


(もう……どうにでもなれ)


弱いのに、歯向かおうとするから全てを失う。だったら、もう最初から、強者に媚びへつらえば良かったんだ。そうすれば、もっとたくさんの命を救えたのに……。俺はどうなっても良かったんだ。みんなが無事でいてくれたなら……。


レンの心は、巨人によってすっかり叩き潰されてしまった。大切な人達全てを押し潰した巨人のチンコに自ら擦り寄る。これがどれほど屈辱的であっても、もうそんなことを気にする余裕はレンには残っていなかった。


(統弥様のチンコ……でっけぇ……雄くっさ)


そして、自分の意思が巨人のフェロモンに侵食されつつあることに、気づく余裕もまた無かった。


レンがすっかり"落ちた"ことに気づいた統弥は、これまでからは考えられないような優しい声でレンを包み込む。


『いい子だ。すぐに家を買ってやるからな。とりあえず、今日は……ここだな。嬉しいだろ?』


レンを一旦引き剥がすと、床に放り捨てた黒ボクサーを履き直し、腰ゴムを広げて天板に近づける。楽園への入口を差し出されたレンは、嬉しそうにその中へ勢いよく飛び込んだ。


「っあ……統弥様のチンコ……俺は……ご奉仕係……」


陰毛に顔を埋めながら統弥の竿で床オナをするその姿に、かつてのヒーローとしての威厳はどこにも無かった。




『さて……』


レンをパンツの中に収めた統弥は、テーブルに残された街と人間を見やる。


『こいつを手なずけたし、これはもう用済みだな』


残念ながらかつてヒーローだった男との約束は、果たされることは無かった。

ヒーローがいなくなり、心配そうに巨人を見上げる矮小人類150万匹が最後に見たのは街全域を優に覆い尽くす程に巨大な足の裏だった。


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