XaiJu
岩山ゲンタ
岩山ゲンタ

fanbox


快楽よわよわおじさんの大冒険

妻を亡くして数年、一人娘が嫁ぎ、家には静寂だけが残った。かつては家族の笑い声で満たされていたリビングも、今はただの空虚な空間だ。熊野 剛(くまの つよし・53歳)は胸にぽっかりと穴が開いたような感覚に苛まれていた。何か趣味でも見つければこの寂しさが紛れるのではないかと考え、料理や釣りに手を出してみたが、どれも長続きしなかった。体や指先が動いても、心は埋まらない。

もともと精力だけは人一倍強かったため、娘と一緒に暮らしている時はこっそりと夜の店に通う事も多かったのだが、今ではそれも飽きてしまい、ここの所毎晩右手を使って(あるいは両手で)自分を慰める毎日だった。


ある日、あまりにも性欲がどうしようもなくなり、久々に夜の店に行くことにした。今までのような普通の風俗では刺激が足りない。ちょっと趣向を変えるのも悪くないだろう。

そこで選んだのが商売女によるアナル責めを売りにしている店だった。


次の日も、さらに次の日も剛はその店に通った。

思いっきりアナル責めプレイにどハマりしてしまったのだ。

普段は職場では偉そうにふんぞり返っている自分が、己の娘と変わらないくらいの歳の小娘にちんぐり返しされ、いいように弄ばれて涙を流しながら快楽に溺れて絶叫しながら幾度も絶頂を繰り返す、という人には絶対に見せられないような事を毎晩くりかえしていた。仕事中もその時の事を思い出し、その股間を硬くしてしまっていた。


そのうちにふと考えてしまった。挿入されるのが女の指や大人のおもちゃではなく、本物の男根だったら自分はどうなってしまうのだろうか。

剛の頭の中には、次第に大胆な夢想が広がり始めた。自分以外の勃起したイチモツなんぞ直接見た事なんて勿論なかったが、大きいと言われる自分の竿以上の巨大な肉棒に肛門を犯されてしまったらどうなるのだろう。あの熱と質量を感じたら、もっと深いところまで満たされるのではないか。そんな考えが浮かぶたび、顔と股間が熱くなり、自分に言い訳するように首を振った。だが、心のどこかで、それを求める自分が確かに育ちつつあった。


ある日、ネットで偶然見つけた掲示板に目が留まった。男同士の秘密の集まり――「クラブ」と呼ばれる場所があるという。興味と恐怖がせめぎ合いながらも、剛は震える手で連絡先にメッセージを送った。返信は驚くほど早く、場所と時間が指定された。


当日、指定された雑居ビルの地下へ続く階段を下りる時、心臓が喉から飛び出しそうだった。いけない、いけない……そうは思うものの、自分の足は止まらず、ゆっくりと手でドアを開ける。性欲と興奮でもう自分の行動が止める事は出来なかった。


ドアの向こう側、そこには年齢も職業も様々な男たちが集い、互いに遠慮なく欲望をぶつけ合っていた。


「おう、着たか。

みんな、新人さんが来たぞ。ゆっくりと歓迎してやろうや」







快楽よわよわおじさんの大冒険 快楽よわよわおじさんの大冒険 快楽よわよわおじさんの大冒険 快楽よわよわおじさんの大冒険 快楽よわよわおじさんの大冒険

Comments

Niceeeeee

Harbong


More Creators