今日はオニワカの転光日だったので、俺は朝から気合を入れていた。
繁華街で二人でデートを一日楽しみ(オニワカは「こんな人の多い所じゃ警戒しにくくてしょうがない」とブツクサ文句を言っていたが)、オニワカの隠れ家の一つで休憩をする事になった。
「なんか小腹減って来たな。なんか食う物ない?……?オニワカ?」
急に黙り込んだオニワカを怪訝に思い、振り返ってみるとオニワカは無言で服を脱ぎ始めている所だった。妙にギラギラした目をしていて、思わず生唾を飲み込んでしまった。
「オ、オニワカ……?」
もう一度名前を呼ぶが何も応えてくれない。
そのまま無理やり押し倒される。
「今日は転光日だからな」
それが全ての答えかのように一言言うと、オニワカは強引に俺の唇を貪ってくるのだった……。