「おう部長、ほかの部員どもが帰った後、また特訓してやるからな。ちゃんと準備しておくんだぞ」
こっそりとコーチに耳打ちされた部長は、その大きな体をビクリとさせると、顔を真っ赤にして何度も頷いた。
コーチに性の手ほどきを受けるようになって以来、柔道一筋だった彼はいつしかその快楽の虜になってしまっていたのだ。今まで恋愛など浮いた話も無いような真面目な男の溜めに溜めた性欲が、一気に狂い咲きしたかのようなものだったと言えよう。
いそいそとトイレで準備を終えると、再び汗臭い柔道着を身に着けた。コーチがそれを脱がすのが好きな事が分かっているからだ。
「コ、コーチ!お待たせしました!準備完了です!稽古よろしくお願いします!」
「おう来たか!じゃあ早速かわいがってやるからな!」
夜の柔道場に男たちの熱い吐息が今日もこだまする……。
ヒトシ
2025-01-15 12:42:32 +0000 UTCaozoranokumo
2025-01-08 13:11:34 +0000 UTC