hi,folks!
支援者、およびフォロワーの皆様、いつもきらきら一番星プランをご愛顧いただき誠にありがとうございます!!
10月更新お休みのお知らせと、WIP報告の投稿になります。
かねてからついったーやいろんなところでお話させていただきました宇宙ガチムチオスケモについてです。
これを『StarGazer』というプロジェクトに仮名し、現在ティラノビルダーにて鋭意作成中です!
ジャンルはイラストやCGのないサウンドノベルになります。イラスト、立ち絵およびえっちなCGは存在しません!大事なことなので二回言いました。
イメージとしては初代ひ〇らしというか、Fa〇eというか……クリックして読むタイプの読み物と考えてもらえれば大体正解です。
初めてのゲーム作成になるので色々試行錯誤中ですが、以下に開発中の画面を添付しておきます。なんかこういうの開発者っぽくていいよね。
長期的なプロジェクトになればいいな~とうっすらと思っておりまして、熱意が続いたり好評なようならどなたかにイラストを依頼したりシステム面をさらにグレードアップしたり……とかのステップアップも考えてたり、考えてなかったりします。
途中でくたばることのないよう努力はしますが、何しろ初めてのことばかりなので技術的、あるいはモチベ的理由で開発中止とならないよう踏ん張りますので皆様も生あたたかい目で見守ってもらえれば何よりです……。
この投稿ではこれらの報告に加えて、今のうちにストーリーやキャラクター紹介だけでも済ませておきます。
ネタバレにならない範囲での設定のアレコレを残しておくので、こういう話なんだ~と今のうちに予習しておいてもらえると実際のプレイ時により楽しめるかと思います!
あと、こういうのを公開しておけば自分のモチベにもなるし、逃げられなくなりますからね……!(背水)
読者の皆様におかれましては、『またなんかアホなことはじめたな~本当に出来上がんのかね』と思いつつ、ちょっとだけでも期待や応援を寄せてくれると励みになりますので何卒よろしくお願いいたします……!
以下にロードマップ、システム、ストーリー、キャラクターについて記述しつつ、結びとさせていただきます。
来月の投稿でまた会いましょう!
※画像は開発中のモノです(これ一回言ってみたかったんですよね)
◆ロードマップ
10月-StarGazer発表
11月-砲兵熊編発表
12-1月-医師狼編発表
2月-未定!
◆システム&ストーリー
核爆発、猛威を振るう自然災害、温暖化による海面上昇、終末のカルト、そして何千もの危険に襲われた人類が地球という揺りかごを離れ……数百年が経ちました。
争乱と紛争を乗り越え、広大な銀河に秩序が確立される前から、交易は宇宙においても人類の生命線です。
小惑星の採掘は宇宙で大きなビジネスとして見なされ、貨幣の価値が暴落すれば物々交換をもって取引を交わす……他人の努力を奪い自分の益とする海賊行為が常識である一部の無法者を除き、そうやって今日まで人類は繁栄を続けてきました。
2320年。今や星の世紀を迎えた人類は銀河中の星系に跨ってコロニーを作り、またあるいはいくつかの惑星に入植し新たな時代を迎えています。
個人輸送艦パラディアは、宇宙に飛び出した数十、数百、数千の船のうちの一つであり、若き艦長であるユーリ・ホフマンの下に集まった6人のクルーと交易用物資、そして大きな夢を載せて飛ぶ船です。
クルーは明日を生きる糧を得るための仕事仲間であり、そしてまだ見ぬ自分たちだけの居場所を求める同志でもあります。
そして……誰よりもキャプテンを慕う愛すべき隣人であることを、忘れてはなりません。
星系間を光速で飛ぶ航宙生活の中で、艦長ユーリ・ホフマンはクルー達と過ごす船上生活を記録することに決めました。
プレイヤーであるあなたは、一週間ごとにどのクルーと過ごし何を記録するのかを選択することができます。
最終的に、これは愉快な仲間達と宇宙で過ごす四週間を記録した、何のトラブルも、そしてドラマもない平凡なログになることでしょう。
ですが、そこに何を記したログとするのかは……プレイヤーであるあなたの選択次第です。
◆その他知ってても知らなくてもいいこと
◇輸送艦パラディア
入植者が果てを目指し、あるいは半永久的に生活するための中型入植船を改造したもの。
広すぎる空間を削減し、人口密度に見合ったユニットのみを残したため大きめの貨物倉を備えています。
個人が所持するにしては中の上レベルの大きさをした船であり、クルー用個室を完備しています。
設備は基本の生命維持装置や重力発生装置のほか、生体物質の循環ろ過機を搭載。
これにより、下水を上水とまではいかなくても中水レベルには清浄化できるため、限度はありますがある程度陸上と全く変わらぬ生活を送ることができます。
艦内には旧型フライト&戦闘シミュレーターを二基備えた訓練室に、大きな円卓のほかコーヒーマシンやワインセラーを備えた食堂と大型冷凍庫つきのキッチン。
キッチンには光源付きの多層式栽培床と鶏舎を置いた温室が併設されているほか、船外探査用ポッド二基を備えたハンガーと数百トン分の貨物倉は最も大きなユニットと言えるでしょう。
そのほかにも化学物質の研究や生成が可能な医療ラボに、小惑星から採掘した鉱石や氷を精製するアセンブラーを置いた製造室など、多くの設備が存在しています。
戦闘用兵装は中型電子ビーム砲一門、エネルギータレット三門、多弾薬対応型バリスティック砲が一門と、球型シールド装置を備えています。
この船はとある惑星の入植希望者を乗せて星の果てを目指すはずでしたが、出資者であり設計を担当した担当者がエンジンの取り付けの際に事故死したことで演技の悪い曰くつきの船となり、新品の中古品として売却され火星都市に流れ着きました。
貯金とローンを組んで馴染みの業者からこの船体を購入したユーリとヴィクトルは、ゲンを担ぐ宇宙飛行士の古い慣習に従い、地上の幽霊に気に入られ引きずり落されないよう『地上に存在しないもの』の名前をつけます。
そしてこの船は、彼らが楽園を目指すための船、パラディアと名付けられたのでした。
◇星系と飛行について
親星である恒星を回る惑星、その天体そのものを星系と言います。例えば太陽の周りを巡る地球は太陽系という名の星系に含まれています。
太陽系を中心に、今やほとんどが有人星系として繁栄を遂げており、ユーリ達はそのあちこちで生まれています。
各星系は固有の名称のほか、太陽系をゼロとして近いものから順に第一、第二と番号が振られています。
宇宙飛行の必要に迫られた人類の進歩は目覚ましく、今や何万光年を瞬時に飛行可能にするワープドライブ技術は一般的なものです。
しかしそのために消費するエネルギー結晶体は安価なものではなく、通常飛行するための燃料に比べ何倍ものコストを要します。
それに見合うだけの収益が見込めない限り、ユーリ達は通常飛行で惑星間を飛び目的地を目指すことにしています……それでもある程度の距離ならば数週間で到着してしまうのですが。
今回は、そんな退屈な航宙生活を少しだけ紹介する……そんな作品です。
◇もっとメタい話
四回訪れるターンの間で、六人の中から選んでそれぞれのシナリオを読むゲームになります。
サウンドノベルゲー……とは言いましたが、最低限のフラグ管理以外に、好感度やその他シーン回収のためにがんばってもらうほど手の込んだシナリオではありません。
基本的にシナリオは一本道で、言ってしまえば最初から全員の好感度はマックス状態で始まるため、何をどの順番で見ても最後にはエッチなことをする予定です!
クリックすると音が出て自動で文字送りしてくれる小説……という認識でいてもらえれば大体正解です。
それでも良いという方や、ちょっとでも興味は持ってくれた方は応援よろしくお願いします!
なんかあの、立ち絵イメージとかそれっぽいファンアートとかもしていただけると嬉しいです!めちゃくちゃモチベになるので……!
◆おまけのキャラクター紹介(ネタバレ注意)
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◇艦長-ユーリ・ホフマン
ヒト・男性 180cm80kg25歳
前職:スラム住人
スキル(5で最優)
-採掘 3
-栽培 2
-建設 3
-産業 4
-医学 2
-機械 4
-料理 1
-航行 5
-砲手 3
-武装 4
-社交 5
-特記事項 特になし
太陽系火星都市ネオアース出身の青年であり、個人輸送艦パラディアの艦長。
もらいものであるという白い軍帽がトレードマーク。曰く船長は帽子を被っているもの、らしい。
クルーのことを常に気にかけており、誰に対しても朗らかで人当たりが良く飄々としているがクルーに危険が及んだ場合はその限りではない。
獣人、それも筋骨隆々でむくつけき雄に目がない。
よって、厳正なる審査によって選出されたパラディアの優秀な乗員はユーリの求める基準をクリアした者だけに限られている。
地球を離れた人々の一部によって開拓され、第二の揺りかごとなることを祈って命名されたかつての都市は、コロニーから降り立ったベンチャーと開拓民との間で生じた軋轢がそのまま貧富の格差となっていた。
富める者は地上に暮らし、そうでないものは移民や難民と共に地下に追いやられる。
噴煙が立ち込める地下都市で、有毒物質と煤だらけのパンを齧って相棒の竜と共に育ったユーリは、いつか自分達だけの家を探しに行こうと語り合っていた時の約束を忘れたことはない。
それは運良く宇宙飛行の手ほどきを受け、自分たちだけの船を手に入れて、愛すべきクルーが6人に増えた今も変わっておらず、ユーリはいつか7人でゆっくり暮らせる日が来ることを願っている。
しかし、それはそれとして……自分の船でクルー達と共に旅をして商売をして回る生活というのも、悪くはないと思っている。
「……そういうわけで、明日から艦内での生活を撮影しようと思って。いいかな?」
◇砲兵-アレクサンドル・ヴァルノフ
熊・男性 203cm157kg39歳
前職:軍人
スキル(5で最優)
-採掘 3
-栽培 1
-建設 3
-産業 2
-医学 3
-機械 2
-料理 2
-航行 2
-砲手 5
-武装 5
-社交 2
-特記事項 宇宙嫌い
火星都市ネオアース出身の熊獣人であり、個人輸送艦パラディアの砲兵。
暑がりで、支給のジャンプスーツを半分脱いでいる姿が目立つ。
無重力状態におけるトラウマを持ち、極度の宇宙嫌い。そのため、対無重力空間用の安全帯を常にぶら下げている。
コロニー船を改修したパラディアは重力発生装置を常備しているため辛うじて生活できているが、ヘルメットを含め宇宙服を着る行為すら嫌悪している。
パラディアでは戦闘時の主砲、および迎撃砲などの操作を一任されているほか、銃器を用いた白兵戦をもこなす荒事のエキスパート。
しかし武装の備えがあるとはいえ戦闘行為自体滅多に行わることではないので、普段は訓練室でトレーニングやシミュレーターで戦闘勘を養いつつ船内の雑務をこなしている。
見た目通りの乱暴な物言いとがさつな性格をしているが、元軍人ということもあり己の役割には真摯。
半ば用心棒でしかない自分をただの昼行灯と自虐したり、口は悪いが命令には忠実に従うなど偽悪的なところがある。
人類を星に送り出した大いなる地球、その名を冠した『アースコロニー連盟』という超国際的な軍事組織が存在した。
今では旧銀河連盟、劣後地球軍などと通称されるそれは、人類の宇宙進出時に太陽系外であるエンタウリ第二恒星系に入植し、その地に繁栄した人類を元に発足した『恒星連合』と長年に渡って対立していた。
アレクサンドル中尉はアースコロニー軍が有する主力艦隊の一角を成す戦闘艦イーリスのクルーとして乗艦しており、腕利きのオペレーターであると同時に同連合軍との植民地戦争における優秀な砲手であった。
多くの勲章を授与され、その名を敵味方に轟かせたとされるアレクサンドルは、乗艦していたイーリスが轟沈し運良く生還した年にそのまま退役している。
主力艦隊の中枢を担う一隻が轟沈したことをきっかけに敗戦を喫したアースコロニー軍は、立て直すこともできずに翌年には恒星連合軍の和睦案を受け入れ、解体された。
だが退役軍人として隠居生活を送っていたアレクサンドルにとってはもはやどうでもいいことだった。
ただ、自分は二度と宇宙に行くことはないだろうと思っていたアレクサンドルが、ユーリの勧誘を受け再び宇宙に出るまでに長い葛藤と粘り強い説得があったことは言うまでもない。
一つの組織の終焉と無関係ではないアレクサンドルが、当時何があったのかなどと進んで語ることはない。
だが、彼の心に寄り添い、彼に心から信頼された誰かならば、あるいは……?
「撮影って……まァた変な遊び始めたのか? お前」
◇オペレーター-ヴィクトル・クリカレフ
赤竜・男性 198cm134kg26歳
前職:スラム住人
スキル(5で最優)
-採掘 2
-栽培 2
-建設 4
-産業 4
-医学 3
-機械 4
-料理 3
-航行 5
-砲手 3
-武装 1
-社交 3
-特記事項 生体オーグメンテーション:血中ナノマシン投与済み
火星都市ネオアース出身の竜人であり、個人輸送艦パラディアのオペレーター兼副官。
体にぴっちりと張り付くパイロットスーツを纏っているのが特徴。
重度のワーカーホリックであり、ショートスリーパーでもある彼の目つきはひどく悪い。
常に敬語を崩さず、ぶっきらぼうで他人に興味のない冷血漢のように思われがちだが、幼馴染でもある艦長と二人きりの時は「ダーリン」と呼び慕っており、クルーにもそれなりの愛着はある様子。
パラディアでは目的地までの航宙ルート検討、会計経理を始めとした事務全般、周囲のスペクトルスキャンから各種資材やエネルギーの管理など、コンソールと端末を用いた諸々を担当している。
副官というよりは参謀であり、日々多忙を極めているが本人的には充実しているようで、それを厭う様子はない。
誰に対してもビジネスライクで、口うるさいしっかり者というよりは淡々とした徴税官タイプ。
あまり公私混同はしないが、ユーリにはいくらか甘いところがある。
ネオアース地下都市にて幼少の頃よりユーリと過ごす。
共に戦災孤児で物心ついたときから親はなく、スクラップ拾いや靴磨きなどで日銭を稼いで育った。
しかしその殆どは地下に蔓延する煙に汚染されて寝込みがちだったヴィクトルに代わって稼いだユーリによるものである。
当時から字が読めたヴィクトルに『お前は頭がいいからどんどん賢くなれ』とユーリから多種多様な本を贈られ続けたこともあり、今でも読書は嗜んでいる。
成人してからは地下都市に流通する闇品のブローカーとなり、宇宙船購入の資金を蓄えていた。
パラディアはその時のツテで売り込まれた遺棄船を数年間の貯金を叩いて購入、レストアしたものである。
また同時期に、地下に蔓延した粉塵による呼吸器系疾患の治療のため開発された生体ナノマシンの試験体に立候補しており、繊維化して半壊死している肺を無理やり動かしている。
その影響で、酸素の吸入量を一定水準まで落とし自らを低酸素状態にすることで血中のナノマシンが活性化。
その副産物として脳の全域に酸素が巡り、機能が活発化することで極度の集中力と並列処理能力を得るという。
今のところ予後は安定しているが、欠かさずドクターには診てもらっているという。
いつか二人でこんなところを抜け出そうと約束を交わしたキャプテンに並々ならぬ情を向けており、彼のためなら何でもする。
恋敵になるであろう魅力的な雄の獣人をクルー候補としてリストアップすることも、彼が自分を含め愛しのクルーと過ごす時間を作るために事務仕事を一手に引き受けることも、彼なりの誠意であるのかもしれない。
「キャプテンの思い付きを否定するつもりはありませんが……撮影、ねぇ」
◇ドクター-檀田聡(サトシ・マユミダ)
狼・男性 194cm128kg41歳
前職:研究員
スキル(5で最優)
-採掘 1
-栽培 4
-建設 1
-産業 3
-医学 5
-機械 4
-料理 4
-航行 1
-砲手 1
-武装 1
-社交 1
-特記事項 エンパス、不眠
第三星系廃星テリウス出身の狼人であり、個人輸送艦パラディアのドクター。
白衣がトレードマークであり、厭世的な目つきが特徴。
誰に対しても淡々としており、医者である自分を自嘲する一面がある。
への字口が愉快そうに弧を描くことは稀。とはいえ常にムスッとしているものの気難しいわけではなく、単にツッコミ担当というだけである。
パラディアではクルーの体調管理を含め、医療処置、化学物質の製造、生体細胞の管理および培養などを担当している。
医者のくせにタバコを吸うし、医療品として禁制品の薬物を隠し持ってたりするような不養生なところがある。
船内最年長であり、各クルーのバイタルチェックをしているということもあってパラディア内での発言力、影響力はヴィクトルに並んで大きい。
やれやれ……という諦観でだいたい何でも許しちゃうタイプ。
かつて、自然に恵まれたテリウスという惑星があった。
水があり、酸素があり、その地に生きる生命も少なからず存在する。
その惑星に入植し、人々が栄え、豊かな有機物や水を求めて多くの宇宙船が寄港するようになったことで、有数の商業都市として栄えたのはもう百年も前の話だった。
それは星の意思か、あるいは人による災いか。
未知のウイルスによってテリウスの人々は次々に病み始めた。
星全体が慢性的に蝕まれつつある中に生を受けた檀田は、治療薬の開発に携わる意欲ある医療研究員としてその生涯を捧げるつもりだった。
だが努力は揮わず、改善の見られない事態に、テリウスを自治する共同体は星を脱出することを決定した。
とはいえウイルスにまみれた難民を受け入れる先がそうそうあるはずもない。
そして、物資と資源不足という理由も重なって、檀田を乗せた最後の船がテリウスを去ったとき、その都市には病に侵された人々が何人も残されていたという。
他人の強い感情が共感による理解ではなく、明確な思念として知覚できる檀田は、それが超自然的な能力であることを知っていた。
医療に携わる職に就いたのもその力を正しく使おうと思ったためでもある。
テリウスから退去することになったのは都市議会と癒着していた医療組織の判断によるもので、檀田は最後までそれに異を唱えていた。
だが、いくら上層部の決定とはいえテリウスを出る船に乗り込んだのは自分の意思に他ならない。
星を出るときに聞こえた声は、自分が勇気づけ、必ず治してみせると励まし続けた患者の声によく似ていた。
そして、檀田は自分のような男が医療に従事する欺瞞に耐え切れなくなった。
未知のウイルスに侵された惑星から来たにもかかわらず、檀田は火星都市の上層へ優秀な医療者として厚遇された。
だが、エンパスであることを誰にも明かさず、生きながらにして死んでいるような日々を過ごすばかりだった檀田は……そんな自分を医師として雇おうとする数奇な男と出会うのだった。
「……揚げ足を取るな、今更そんなこと気にするわけもないだろう」
◇エンジニア-アルフ・メルボルト
鯱・男性 208cm160kg30歳
前職:エンジニア
スキル(5で最優)
-採掘 4
-栽培 2
-建設 5
-産業 5
-医学 1
-機械 5
-料理 1
-航行 1
-砲手 1
-武装 1
-社交 1
-特記事項 対人恐怖症
第四星系惑星ダイアン出身の鯱人であり、個人輸送艦パラディアの専属エンジニア。
作業着でもあるジャンプスーツに工具入れを引っかけるためのハーネスを締めている。
口を開くことは滅多になく、基本はジェスチャーや顔色のみでコミュニケーションを取っている。
無口なだけで本人の性格は至って天真爛漫であり、見た目にそぐわぬほど臆病でもある。
白抜きのアイパッチが目のようになっているためぱっと見で表情を読み取るのは困難だが、ユーリには造作もない。
パラディアでは船内の生命維持装置からリアクター装置の点検、修理などエンジニアリングの全てを担当している。
機関士としての腕前はかなりのもので、大体のことは顔色一つ変えずに整備してしまうほど。
一人でいるのが好きなこともあり、めったに喋らないのでコミュニケーションに難があると思われがちだが、意思疎通には積極的で他人からの質問には頷いたり首を傾げたりと反応を返す。
慣れればペットみたいなもので愛嬌がある、というのは熊の言葉である。
第四星系はレアメタルを含む小惑星帯が点在し、いくつかの惑星も同様に資源に恵まれていた。
惑星ダイアンはその中でも、造船業、および資源採掘で知られる同名の工業都市で有名である。
その生まれであるアルフは、幼少のみぎりより自らも船を作り宇宙に飛び立つという小さな憧れを抱いていた。
当時から機械いじりが好きだったアルフの技術と常識外れの発想は同都市を掌握する大企業、ダイアンインダストリーズにも認められ、晴れて造船員として宇宙船ユニットの設計開発部に配属されることとなる。
その頃のアルフは今ほど口下手ではなく、面接やプレゼンテーションでも苦手なりに自分の設計や意図を伝えることに積極的だった。
それが鼻についたのか、それともその発想や技術に嫉妬したのか。
今となってはわからないが、アルフを良く思わない社員らによる陰湿な攻撃は数か月単位に渡って続いた。
決定的となったのは、アルフの考えた船体ユニットの設計をそのまま真似したものを先に公表され、それがそのまま採用されてしまったことだ。
どうやったかはわからないが、己のアイディアを盗まれたアルフは以降何をしても彼らに邪魔をされてしまう、とさらに己を閉ざすことになる。
非凡な発想を買われて入社したアルフのモチベーションが落ちると、社内での信用が失墜するのも時間の問題だった。
結局、解雇を言い渡されるアルフを庇う者は最後の最後まで現れず、わずかな工具と自分の夢が途絶えた自覚だけを手にとぼとぼと社屋を後にしたのだった。
それ以降、日雇の仕事を転々として日銭を稼いでいたアルフは、火星都市へ飛ぶ星間輸送船に乗り込んでいた。
未だに無秩序な地下都市を残しているかの都市で、配管工事を請け負うためだ。
有害物質にまみれた治安の悪い地下都市を歩くのは恐ろしかったが、背に腹は代えられない。
夢も潰えた今、贅沢は言ってられない。この状況から抜け出したいとも思うが、今更自分から人の輪に飛び込むような勇気も出なかった。
そんなアルフにとって、彼を宇宙へと誘う声は……どのようなものだったのかは、彼にしか知り得ぬことだった。
「……、…………(特に問題ない……という顔)」
◇料理人-ジョエル・ウォーカー
鰐・男性 199cm159kg38歳
前職:企業主
スキル(5で最優)
-採掘 3
-栽培 5
-建設 2
-産業 3
-医学 2
-機械 2
-料理 5
-航行 1
-砲手 1
-武装 1
-社交 4
-特記事項 ニンフォマニア
第二エンタウリ星系惑星レギオン出身の鯱人であり、個人輸送艦パラディアの専属料理人兼農家である。
全裸の上から青いサロペットを着込んでおり、腋どころか脇腹と胸まで見えそうになっている。
常ににこやかで楽天的、そして何よりも気持ちいいことが大好きな快楽主義者。
ユーリを性的に誘惑するのが日課で、それを止めるヴィクトルや檀田との口論は日常茶飯事である。
パラディアではクルーへの三食の提供のほか、栽培床での家庭菜園、鶏舎で飼っているニワトリの管理のほか堆肥の作成などを任される有機物のエキスパート。
料理の腕はクルー全員からのお墨付きで、基本の献立は決まっているが備蓄に余裕があればリクエストに応えて夜食を作ることもある。
食に関する知識が広く、またそれを他人に振舞うことを快楽に次ぐ喜びとしているので、クルーとの仲はそれなりに良好。
のんびりとした話し方で、他人を悪く言うことは前述の口論を除いて、あんまりない。
惑星レギオンが含まれるエンタウリ星系は、アースコロニー連盟と恒星連合間の植民地戦争の舞台となった星系である。
アースコロニー連盟が所有権を主張した惑星をよく思わない恒星連合がそれを攻撃し、またそれを報復し……という泥沼化した戦争の被害は、そこに住まう人々にも及んだ。
ジョエルは惑星レギオンの農家の生まれであり、実家で育った野菜や肉を使った料理を振る舞うダイナーをいくつかの星に跨って経営する敏腕経営者だった。
エンタウリ星系には人が暮らすのに適した惑星がいくつか存在した。その中でも温暖な惑星レギオンは、入植するだけでなく農業を営むのに最適だったのだ。
ジョエルは実家の繋がりを使い、惑星レギオンの農場主と独占契約することでどの星の店舗でも同じ有機食材、オーガニック料理を提供する絶品ダイナーを経営し、一財を成した。
ゆくゆくは惑星間だけでなく星系外にも進出し、自分の料理と実家の食料を銀河中に届けるのだ、とジョエルが意気込んでいたのは、恒星連合が所有権を主張する惑星レギオンにアースコロニー連合が報復のため爆撃を開始するまでの話だった。
それが土を焼き、家を壊すだけの爆撃ならばまだマシだった。
現在でも行き過ぎた報復であると非難され続けるこの攻撃は、惑星レギオンを不毛の土地に作り替えるのに十分な攻撃だった。
自分が生まれ育った自然や農地、家畜達が全て死に絶えたことに絶望する間はジョエルにはなかった。
食材が入らなければ料理はできない。他の料理店に卸すことをせず、今では貴重な有機資源を独占していたジョエルに手を差し伸べる者は誰もいなかった。
それが自業自得であるといえばそれまでだ。最後の店を閉じ、生家を追われ、火星都市で得体の知れない加工肉を作る工場作業に従事するジョエルを、禁制ドラッグだけが癒し続けた。
地下都市はジョエルのような行き場をなくした男にとって危険なほど優しい。
自暴自棄になっていたこともあって、ジョエルはすぐにセックスとドラッグにのめりこんだ。
その一時の快楽だけが、栄華の日々と故郷の光景を忘れさせてくれた。耐え難い喪失感を埋めてくれたのだった。
そしてジョエルは見た目のいい男と一晩を共にしたベッドで、男が宇宙に出るためのクルーを探していることを聞く。
腕の良いコックを探している、という彼の言葉にジョエルの瞳は熱を取り戻す。
それは、セックスやドラッグでは到底得られない希望そのものだった。
「二人きりでいっぱい撮影してほしいけどなぁ♡ 何なら別に、今夜からでも……♡」
◇作業員-ルッカ・ヴィスポリ
黒牛・男性 202cm145kg29歳
前職:作業員
スキル(5で最優)
-採掘 5
-栽培 3
-建設 4
-産業 5
-医学 2
-機械 4
-料理 3
-航行 2
-砲手 1
-武装 3
-社交 5
-特記事項 ???
牛人であり、個人輸送艦パラディアの作業員。
ブルゾンジャケットにジーンズなどラフな格好を作業服兼普段着としている。
人当たりがよく、誰とでもすぐに親しくなれるほど話術に長けた人物。
トラブルを金銭で回避したり、相手の欲しいものと引き換えに自分の要求を通すなど打算的な面があり、張り付けたような笑顔が胡散臭いと言われがち。
パラディアでは小惑星の採掘業のほか、アセンブラーや加工装置での製造業に加え、キャプテンに次いで艦内の作業全般を手伝っている。
必要であれば船外の修理に出たり、収穫や餌やりを手伝ったりなど万能の千両役者。
誰とでも波風を立てず、そこそこに会話が盛り上がるような関係を構築するのが格段に早い。
和を以て貴しと成す……というような善性を備えているわけではなく、自分に敵意がないことと、相手にとってのメリットを強調、あるいは取り繕うことに長けているタイプ。
とある星間運送会社に勤めていたルッカは、今と同じように雑務をこなしたり採掘や修理作業を手伝ったりしていたという。
しかし会社の上層部が目をつけられたのか、あるいはハッキングを仕掛けられたのか。
運送ルートを海賊に待ち伏せされ、輸送船を数隻失ったことで業績が悪化し、従業員を解雇する羽目になったという。
ルッカはその首切りにあった一人で、無職になってからはぷらぷらと日雇い仕事をこなしていたが、ユーリのクルー募集を聞いて自ら応募してきた最後の一人だった。
経歴や人格にも問題がなく、見た目も好みだったユーリは快くルッカをクルーに迎え入れる。
時折セックスの対価に高額なクレジットを求めてくる以外は良好な関係を築いており、ルッカもまた大事な顧客の一人としてユーリを大事にしているようだ。
左の尻に『671』という焼き印がある。
若いころにちょっと、とわざとらしく暗い顔で語るルッカの本当の目的は、誰も知らない。
「ハメ撮りしてても別に問題はないってことっすよね? 一回5000クレジットでどうっすか?♡」