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相方は匂いフェチ

季節は夏から秋へと変わり、肌を撫ぜる風は夏真っ盛りの暑さと比べたら幾分涼しくはある。

しかし、仕事帰りに歩く必要がある以上、デブである俺はワイシャツの袖を捲ろうが暑いと身体が感じている。

冷房が弱めになりつつある満員電車のつり革をつかみながら、鼻を脇のほうに向けると汗の香りが漂っている。

汗の匂い。一般的に忌避される要素の一つだ。

◆「ただいま」

◇「おかえり~、今日も暑かったね~」

玄関扉を開けると、俺を出迎える声が響く。

俺より一回り小さいデブ、俺の相方がパンツ一枚の姿で立っている。

◆「ほんと暑いわ、まだまだ夏だよ夏。汗だくになっちまったよ」

◇「どれどれ?」

しかめっ面をして胸元をはだける俺に抱き着くように、ワイシャツの下に着ていた黒のタンクトップに顔をうずめると、匂いを嗅ぐように息を吸い込んでいる。

◇「あああ~♥♥今日もいっぱい汗かいたんだね~けっこう匂うよ~」

◆「うるさいな知ってるよ。とりあえずシャワーか風呂だ、汗を流したいよ」

俺自身も自分の汗の匂いが分かるくらいだ、胸に顔をうずめているコイツが臭いと思わないはずがない。まぁ、こいつに限っては臭いのが嫌ではないらしいが……

◇「いいよ~お風呂は入れてあるから何時でも行きなよ!でもそのまえに♥」

◆「な、なんだよぉ」

◇「ベッドにご案内です。ご主人様」

◆「だれがご主人様だ!」

寝室に連れられた俺は、服を脱がされ全裸に、相方もパンツを脱いで全裸になると、相方に押し倒される形でベッドに二人で横になる。

俺の手を持ち上げると、相方は俺の脇の下に顔をうずめ匂いを嗅ぎ始めた。

俺の相方は匂いフェチなのだ。


◇「夏ほどじゃないけど、しっかり汗臭いね~やっぱりデブはこうじゃないと!」

◆「まったく、これっぽちも褒めてないよね、それ?」

◇「スーハースーハー、あ♥あ♥、相方ちゃんの匂いしゅきぃ♥」

すでに俺の匂いで興奮(トランス)状態と化した相方は俺の匂いに夢中のようだ。

臭いで勃起した股間を俺の太腿に擦り始めており、先端からは先走りがあふれているのか、ヌルヌルとした感触がする。

最初は抵抗があった、いや今もあるけども、誰にもバレたくない秘密の一つだ。

ただ、俺も何度か脇を嗅がれているうちに、変な気持ちがこみ上げるようになったというか、相方なりの愛情表現なのかもしれないと思うと、それに興奮しないはずもなく、俺の陰茎も重力に逆らうように天へと鈴口を向け、完全に勃起してしまっている。

◆「んぅ♥」

相方が手持無沙汰の片手で俺の乳首をいじり始めた。

乳首が弱い俺は、チンポには触れらえてないのに、それだけで興奮が絶頂を迎えてしまう。

◆「あっ、お、おれ♥、すまんもういきそうっ!」

◇「いいよ、俺も一緒にイクねっ♥」

乳首を散々弄られて開発されてしまった俺は乳首だけで射精してしまう。

相方はそんな俺の脇の匂いと俺の胸をもみながら、太腿でこすり上げた陰茎から精液をあふれさせた。

しばらく息が落ち着くまで力を抜いて放心していたが、ふとあることを思いついた。

◆「なぁ?」

◇「ん~どうしたの~」

◆「お前て俺の体臭というか汗の匂い好きだろ?」

◇「ん~しゅきぃ~♥」

答えるように相方が俺の脇をペロリとなめ上げる。

◆「ひゃう♥ こら汚いだろ!汗の匂いってそんなに興奮するのか?」

◇「ん~そうだね~、誰でもじゃないけど、好きな人の匂いなら興奮するよ、俺の場合」

◆「ふーん、そんなに興奮するなら俺も、お前の匂い嗅いでみてもいいか?」

俺は姿勢を変え、相方の脇を広げようとする。

◇「え、ちょ、ま。嫌、ダメだって!」

しかし、相方に抵抗されてしまう。

◆「は、なんで、俺の匂い嗅いでるくせに……」

◇「だって、まだ風呂入ってないし、絶対臭いから……それに恥ずかしい……」

◆「はぁー!?なんだよそれー!こんにゃろー」

◇「ひぃえ♥だめ♥。ほら、お風呂一緒にはいろ!ね!ね?」

相方は俺の拘束を持ち前の筋力でたやすく解いてしまうと、顔を赤らめながら風呂場へと駆けていった。

おしまい。

【文字なし版】

【あとがき】

匂いフェチというか好きな人フェチみたいなお話でした。

好きな人の匂いなら臭くても割とへいきだったりしますよね。

チンカスとかついてると逆に興奮するみたいな?

初投稿でなかなかフェチな内容になっちゃいましたが、イラストとSSの形はこれからも続けていきたいですっ!内容によっては禍つ風越プランになるかもですが、、、

2021/08/21 全体公開

2021/10/01 全体公開終了/天つ風越プランに変更

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