クルクルアニメ制作なかなか大変でしたので、
アニメーション制作過程を記録しておきます。
アニメーション講座にもなっております。
まずは下書きから。
陰影は無視して、各パーツのシルエットや前後関係を意識してセルを描いていきます。
この動きだけで12コマ使っています。
クルクルだけのループだと神楽っぽさが出ないので、
もうひとアクション、回転ジャンプを足しました。
9コマ足しました。
身体の形を整えつつ、こっちの方が動きの流れがいいかも?
などと動きを見なおしていきます。
まだラフ段階で描き込んでいないので、修正もすぐ出来ます。
やはりゆったりしている動きの方が神楽っぽいので、
こっちの動きで行くことにしました。
1コマ目を清書。
裸状態の清書→服を着せる
という流れで進めていきます。
各身体のパーツの形を整え、動きの最終チェック。
この最終チェックの内に動きに違和感のある部分をつぶさないと、
清書した後で痛い目を見ます。
最終的に32コマのアニメーションになりました。
ズボンを履かせて…
上着を着せました。
お腹ボヨンボヨンのせいで服のボタンがはちきれそうになったり、
回転ジャンプの時に服がしわくちゃになりつつ上にめくれたり、と
動きがリアルになるよう(フェチくなるようw)こだわっていきます。
回転は遠心力がかかるので、出っ張った部分に強く遠心力がかかるはず。
つまりお腹!w(腕にも尻尾にもかかるけどねw)
お腹が回転によりボヨンと外側に引っ張られます。
本体が止まっても、すぐには止まらずに動きに余韻が残るはず(フォロースルー)。
ゆらゆらと揺れるスカーフと、ポーチを描き足しました。
後で気づいたのですが、ポーチはたすき掛けなのに、
途中で首からかけてしまっているコマがいくつかありますねw
揺れるものを書くコツは、本体にくっつく部分と離れている部分では別々の動きをするのを意識すること(オーバーラップ)。重さを意識すること。
スカーフは軽いから、首元を支点にして、先の方はひらひらと後からついてくる動きをするはずです。同じく髪や尻尾もそんな動きをしますね。
尻尾は重いから回転が止まると遠心力がかからなくなり、重力で先の方が下に落ちるはず。
ポーチはそれなりに重く紐が細いため、慣性により最高点に達してもその場にとどまるような動きをするはず(ブランコや振り子のように)。
「ヒノカミ神楽」がモチーフなので、炎のエフェクトを加算で乗せていきます。
手と足の動きに合わせて炎を描いていく。
こちらもスカーフや尻尾と似た動きをします。
違うのは、炎は煙に近い動きをするため、伸びた後徐々に散り散りになること。
神社前や広場のような、雰囲気が出ればどこでもいい、とのことだったので、
夜の林の広場にしました。暗い方が炎のエフェクトが綺麗に映えます。
背景を描くときのいいところは、アイレベルと透視図法さえ合っていればパーツが使いまわせること。描けば書くほど使えるパーツがストックされていきます。
松明を描き足し、完成!
これだけ描きました。
お粗末様でした!
ちなみに私がアニメーションの勉強をした本はこちら(とあるドッターの方に教えて頂きました)。
参考になりましたら幸いです。