高校3年生の春、待ちに待った修学旅行が訪れた。 その行先は京都・奈良という、高校生にしてはベタな場所。ディ〇ニーランドとか、沖縄とか、そういった場所をイメージしていた俺らは、少し期待外れでテンションが下がっていた。 さらに教師からは、「修学旅行中にグループ行動ができない」ことを伝えられていた。仲の良い友達とグループを組んで自由行動したりすることができないというのだ。…何故そんなことになっているかというと。今回の修学旅行は、俺らの男子校と、隣町の女子高の合同で行われるからだ。 合同で修学旅行が行われる大きな理由、それは、男子の大きさが女子の1/50程しかない、という点だった。 これは高校生に限った話ではない。一般的な男性の身長は3~4cm。女性から見れば指一本分にも満たない大きさが普通だった。昔はむしろ男の方が身長が高かったというが、今やそんな光景は信じられない。男の平均身長は数十年前から下がり続け、今では女性と比べて異常な体格差となってしまった。 男がこれだけ小さくなってしまった今、高校も女子と男子で完全に分かれるしかなかった。小さな男子校が作られ、その中で男子高校生と男教師のみが学校生活を送っていた。世の中は小さい男向けには作られていない。全て、女性の体格に合わせて作られている。そのため、男子校が自力で修学旅行を敢行することは不可能なのだ。 そこで最近では、男子校と女子校の修学旅行をセットで行うことが主流となっていた。女子高生たちは普通に修学旅行を楽しむのだが、女子一人と男子一人がペアで組まされ、女子は男子の移動や観光を助けてあげることが義務付けられていたのだ。 そのため、男子である俺らは仲間とワイワイ観光することはできない。初対面の女子高生に手助けされながら、一人で観光を楽しむしかないのだ。 …女子とペアが組めることへの期待感も少なからずあった。そもそも、男子はこれまで同級生の女子を見たことすらなかった。男と女の生活は隔絶されているのだ。体格差が生む事故を防ぐためにも、男子は大きな女子の生活圏に入ることを禁じられていた。 女子って、どれだけ大きいのだろう。同い年の女子高生に初めて会う期待感と、少しの恐怖感。それらが入り混じっていた。 ------ そして、修学旅行当日。俺らは朝7時に、観光バスが停まっている駐車場に集合させられた。…ちなみに、女子たちの集合時間は8時。何故俺らの集合が1時間も早いかというと、巨大なバスに乗り込むのに時間がかかるためだ。 「はい、一人ずつ登って行けよー」 俺らと同じサイズの教師が、大きな観光バスの入り口の下で先導している。その先には、バスの入り口の階段に立てかけられた長いハシゴ。俺らは入り口の階段を自力で登れないため、ハシゴを使って登らなければいけない。 5分後。汗だくになって階段を上り切った俺に、さらなる試練が待っていた。 「じゃあ、自分の席まで登ってー」 階段の上で、別の教師が指示を出している。…ここから、高い位置にある座席まで登らなければならないのだ。 「ん、お前は…13Aの席だな」 しかも、奥の方の席だ。…かなりの距離を歩き、13Aの席の真下までたどり着く。 「また登るのか…」 座席の端に、男子用の小さなハシゴが取り付けられている。遥か上に見える座面までは、5,6階建てのビルくらいの高さがあるだろうか。これを命綱なしで登らなければいけないというのは、危険すぎるのではないか。 俺は覚悟を決めて、心を無にして登っていく。…そして10分後。何とか登り切った俺は、教室の広さくらいあるだだっ広い座面の中央で、ぜえぜえ横たわっていた。旅行が始まる前から汗だくだ。 女子はこの1時間後に悠々とやってくるのだろう。体格が違うだけで、立場が全然違う。小さい男にとって、この世界はなんと生きづらいのだろう。 ------ 座面の上で待ちぼうけていると、バスの外からキャッキャとはしゃぐ声が聞こえてくる。女子高生たちが来たのだ。今まで人生で見たことのない、俺たちの何十倍も大きな女子たち。それが今から乗ってくると思うと、にわかに緊張してくる。 ドンッ!!ドンッ!! 「「超楽しみ~」」 「「ねえ、席どこだった?」」 「「わ、隣じゃん!やった~♪」」 激しい地響きが座面を襲い、女子たちがはしゃぐ爆音が遠くの方から降り注いでくる。静かだったバス内がにわかに騒々しくなり、何か巨人たちに襲撃を受けたかのような気分になる。振動も爆音もあまりに大きすぎて、俺たちと同い年の女子が発しているものとは思えない。 ここで今更気づいた。女子たちが、今からこの席に座るってことは…こんな座席の中央にいたら、危ない。いや、さすがに俺らが先にいることは教えられていると思うし、気を遣ってくれると思うけど… 慌てて立ち上がった瞬間、 ダンッ!!ダンッ!! 「「ここかなー」」 通路の方から、二本の肌色の巨木のような脚が出現し、俺が乗っている座席のある方へズンッ!!ズンッ!!と踏み入れてきた。 あまりにも巨大すぎるそれを、女子高生の脚だと認識するまでに時間を要した。紺色の、端を折り曲げて短くしたスカートから、むっちりと柔らかそうなすべすべの太ももが伸びている。初めて見る女子の、生々しい脚の光景に目を奪われる。 俺が乗っている座席の真正面に、巨大女子高生の裏もも、そしてスカートに包まれたお尻が立ちはだかる。女子高生が次に何をするのか、それに気づいた俺は必死で座面の前側に走り出す。 巨尻がこちらに向かって落ちてくる。天が落ちてくるような感覚に怯える。こんなデカいお尻にのしかかられたら、骨が折れるどころでは済まない。 ズウゥゥンッッ!!! 「うわああっっっ!!!???」 死ぬと思って目をつぶった俺は、巨尻が起こした突風で数メートルほどさらに飛ばされた。柔らかな座面に身体を打ち付けてごろごろと転がる。 「「ふぅー…」」 頭上から、女子高生が息を吐く声が響いてくる。どうやら、間一髪で巨大なお尻に全身潰されずに済んだようだった。 恐る恐る周りを見渡すと、 「うわ、すご……」 そこは、年頃の男子高校生によって刺激が強すぎる場所だった。俺はちょうど、座席に座った女子高生が広げた股の間に位置していた。左右には、高さが2階建ての家くらいありそうなむちむちの太ももが鎮座している。こんなに至近距離で見ても、肌が綺麗で白く、きめ細かい。女の子の肌ってこんなにも綺麗なのか。そして…巨大な下半身の股ぐらの方へ目線を移す。が、そこには期待した光景はなかった。広げられた太ももからスカートの生地がだらんと垂れ下がり、その先の景色は見えていない。脚とスカート生地の隙間からその奥へ暗闇が続いているが、暗すぎてよく見えなかった。 「「あ、○○ちゃんおはよー」」 「「おはよ~♪」」 ズウゥゥンッッ……!! 再び、激しい振動が座面を襲う。立ち上がっていた俺は再びしりもちを付かされる。上空では、俺と同じ座席に座っている女子高生が、隣に座ってきた他の女子高生と話していた。その声の発生源はあまりに高いのに、声量がハンパではない。俺が全力で叫んだとしても、女子高生たちの普通レベルの会話でかき消されてしまうだろう。それもそのはず。声帯や喉、肺の大きさが圧倒的に違うのだから。 「「……ん?」」 女子高生が、ふとした瞬間に目線を降ろした。股の間で女子高生を見上げていた俺と、にわかに目が合う。 「「うわっ、びっくりした!…男子校の人?」」 女子高生は本当に気づいていなかったようで、自分の股の間にいる小さな人間を始めて認識したようだった。同級生の女の子と話したことが無い俺は、緊張しながらも上空に向かって言葉を返す。 「う、うん。今日は一緒に回ることになるけど、よろしく」 どぎまぎしながらも、何とか平静を保って挨拶する。…しかし、俺の言葉に対して女子高生からの反応がない。何か、おかしなことを言っただろうか。 「「…なんか話してんのかな?聞こえてこないけど」」 「え……」 この距離なのに、聞こえていないのか?結構大きな声で話しかけたつもりだったのに…。 「えっと、俺の声って聞こえてる??」 「「…まあいいや。今日は一緒に回る感じらしいから、よろしくー」」 女子高生は一方的に股の間の俺に挨拶すると、すぐにポケットからスマホを取り出して弄り始める。え…もう終わりなのか? 「あの、ちょっと!」 声を張って話しかけてみるも、まるで聞こえていない様子の女子高生。…こんなに至近距離にいるのにまともにコンタクトが取れないなんて。あまりにもコミュニケーションが一方的すぎる。何か、女子高生と住む世界が違うような、そんな感覚に陥り始める。 女子高生から話を切られてしまった俺は、そのまま女子高生の方を見続けるのも気持ち悪がられると思い、仕方なく座席の前の方を向いて座り込む。 正直、女子と話せるのを楽しみにしてた所もある。今まで男子だけの世界で暮らしてきて、"女性"というものから隔絶されて生きてきた。それで今日、初めて同級生の女の子とペアになれたのだ。…なのに、女子高生の方はまるで男子に興味がないようだった。声が聞こえないなら、耳を近づけてくれてもいいのに。一方的に会話を切られ、すぐにスマホを弄り出す始末だった。 「「はい、じゃあ出発しますよー」」 「「「はーい」」」 女性教師の声がバス内に響き、それに呼応して巨大女子高生の大量の声が響き渡る。どうやら、全ての女子がバスに乗り込んだみたいだった。 ブロロロロ…… エンジンの音と激しい振動。ゆっくりと、バスが動き始めた。これから、2時間のバス旅が始まろうとしていた。俺は女子高生とまともに話せなかったことで少しだけ気分を落ち込ませながら、女子の巨大な脚の間で座り込んでいた。 「「明日の自由時間、どこ行く?」」 「「映画村いきたい!」」 「「私抹茶パフェ食べに行きたいな~」」 俺の頭上で、女子高生たちが自由時間の計画を楽しそうに話し始める。前の座席に座っていた女子が振り返って身を乗り出し、俺と同席の女子と話している。俺を挟み込むような形で会話が繰り広げられ、俺は所在なく俯いて座り続けるだけだった。 …他の男子もそれぞれ一人ずつ、大きな女子と同じ座席を共有しているのだろう。どう座っているのかは分からないが。…女子は友達同士と楽しそうに会話しながらこの移動時間を楽しめるのに、男子はたった一人で、大きな女子が座った余りのスペースで黙って座るだけ。女子が話しかけてくれるわけでもない。それも初対面だから話しかけないという感じでもなく、そもそもコミュニケーションの取れる人間として認識していないような態度だった。俺は女子高生の股の間で座っていることに、どんどん居心地の悪さを感じ始めていた。 居心地の悪さの原因は、それだけではない。今俺は座席の前を向いて座っているが、視界の左右の端に、どうしても巨大な太ももが映り込んでくる。これが、どうしても気になってしまう。そもそも女の子を見るのが初めてだった俺は、この巨大でむっちりとした太ももに完全に目を奪われていた。しかし、この状況で女子の脚をじろじろ見ようものなら、その一挙手一投足を全て本人に見られるのだ。最悪先生に告げ口されるかもしれない。でも… ちら、と目線だけ横にやると、4,5メートルほどはありそうなぶっとい太ももが目に飛び込んでくる。肉厚の太ももが座面に押し付けられることで、むにぃ…♡と柔らかそうな肉が潰れて広がっている。肌はすべすべで綺麗そうで、もし触れたらどんな感触がするだろうと思わず妄想してしまう。 そして、思春期男子を悩ませるのは視界情報だけではない。年頃の女の子とこんなにも近くまで接近しているのだ。女子特有の甘い香りが四方八方から漂ってくる。初めて嗅ぐ女の子の匂い。それだけでおかしな気持ちになりそうだ。シャンプーの良い香りかと思えば、その中に女子本人から発せられた甘酸っぱい生々しい体臭が混ざってくる。恐らくはすぐ横に鎮座している太ももの匂いだろう。むちむちの太ももと女の子の匂いに囲まれるだけで、俺の股間は完全に固まってしまっていた。 「「てか、そのリボン可愛いね~」」 「「ほんと?ありがとー♪」」 ズザザザッッ……!!! 「ひぃっ…!!」 突然、左右の太ももがさらに両側に開かれていく。座面と裏ももが擦れ合う音が大きく響き、少しだけ恐怖を感じる。話に夢中になっているこの女子高生が、股を大きく広げたのだ。少し行儀が悪いが、友達と話してリラックスしているのだろう。 その一方で、俺は全くリラックスできていなかった。 (これ…振り返ったら……) 大きく広げられた脚。先ほど女子高生の方を見ていた時は多少脚が閉じられていたので、スカートの生地が垂れさがってその先は見えなかった。でも、これだけ足を広げた状態だったら、明らかに見えてはいけないものまで見えているだろう。 (でも、もし見られてたら…) 俺の頭上では大きな女子たちが会話しているのだ。少し目線を下にやれば、俺の行動の全てが筒抜けになる状態。こんな状態で、わざわざ後ろを振り向けるわけがなかった。 というか、この女子は股の間の俺にパンツが見られることを危惧していないのだろうか。いくら小さくても、同い年の異性なのに。羞恥の対象とすら思われていないのか。 …女子の下着を見たい葛藤と、男として相手にされていない屈辱。微妙な気持ちが入り混じり、俺は股間を固くしたままじっと前を見続けるしかなかった。 「「あははっ…それでさー…」」 ドンッッ!!! 「うわあっっ!!??」 突然、右側に位置していた巨大脚が浮いたと思ったら、紺色のソックスに包まれた足が座面の上に振り下ろされた。乱暴に置かれた足からの風圧で、今日何度目か分からないが転げまわる。 「「あの番組、めっちゃ面白いよね~」」 座席の上に右の脚を立てた体勢となった女子高生は、そのまま他愛もない話を続ける。…いきなり数メートル先に自動車サイズの巨足が振り下ろされた俺は、呆然とその足を見つめるしかなかった。分かってはいたが、足だけでとんでもないサイズと重量感だった。俺がどんなに力を入れて立ち向かっても、この足はびくともしないだろう。この巨大な足を軽々しく包み込んでいる巨大な紺色ソックスの大きさもまた、途方もなく感じた。…そして先ほどまでとは違う、女子の汗の匂いが混じった少し臭みのある匂いが漂ってくる。ローファーの中で蒸された巨足から、色濃い匂いが存分に放出されている。年頃の女子が他人に嗅がせたい匂いではないだろう。それなのに、初対面の同級生の男子にこの足の匂いを嗅がれることは、この女子高生にとってはどうでも良いことのようだった。 …こんな巨大な足が振り下ろされたら、俺の身体など簡単に潰れてしまうだろう。この女子高生が気まぐれに、俺の身体に足を乗せて力を入れるだけで、俺は絶命してしまう。そう考えると急に怖くなってくる。圧倒的な体格差がある中で至近距離まで近づいているというのは、常に銃口を突き付けられているのと同じなのだ。 「「ね!あの俳優かっこいいよね!」」 ドンッッ!!!ドンッッ!!! 「ひぃっ……やめてっ……」 座席に乗せられた右足が、女子高生のテンションが上がるごとにドンッ!!ドンッ!!と何回も座面を踏みしだく。そのたびに俺は激しい振動と爆音に恐怖しながら、自分が間違って潰されないように祈って顔を伏せるしかなかった。 ドンッッ!!! (!??…こっちも…!) 次は女子高生の左足が持ち上がり、右足と同じように座面の上に立てられる。女子高生は座席の上で体育座りするような体勢となり、俺は紺色の巨大ソックスの間に挟まれる形となった。巨大でたくましい足に両側から睨まれる。 そして、そこで気づく。この女子高生の行儀の悪い体勢。今俺の後ろでは、巨大なパンツが丸見えになっていることだろう。その事実だけで、心臓がばくばくと鳴り始めて止まらない。見たい。見て見たい。でも見れない。女子高生の股下で、いきりたった股間を慰めることすらできない。これでは生殺しだ。 「「あ、もう隣の県に入ったって」」 「「早いね~」」 後ろに巨大パンツがそびえていることを意識し始めたら、上空から聞こえてくる女子高生の声だけで股間が反応してしまう。この声の持ち主の下着が、背後に広がっているのだ。今日初めて会った子の、絶対に見えてはいけない部分。 (くそ…何だよ…) 大胆な姿勢でこっちを思い切り動揺させておきながら、平然と話を続ける女子高生たち。俺はリラックスなんてできるはずもなく、興奮と緊張に苛まれたまま、体育座りでじっと前を見つめて座り続けた。 ------ (………?) 目が覚める。どうやら、寝てしまっていたみたいだ。自分の体勢が体育座りのまま変わっていないことに気づき、苦笑いする。緊張で体勢を変えられないまま、眠ってしまっていたのか。 「「すーー…すーー……」」 上空から、大きな寝息が響き渡っていた。俺が寝る直前まで爆音で鳴り響いていた女子高生たちの会話は一切止み、寝息とは思えない程大きな呼吸音が繰り返されている。長いバスの旅に、疲れて眠ってしまったのだろう。 (………脚が…) ちらりと横を見ると、相変わらず巨大な太ももがむにぃ…♡と座面に押し付けられていた。眠りに落ちて無意識状態の女子高生の脚は、かなり大きく開かれているみたいだった。ある程度閉じられていた時よりも、太ももが遠くにあるように見える。 (これ…後ろをみてもばれないんじゃないか…?) 当の女子高生本人は眠っている。会話相手だった前の席の女子高生も、今は普通に席に座っているようだ。故に、女子高生の脚の間にいる俺は、どの女子の視界にも入っていない状態。 それ気づいた途端、再び心臓がばくばく跳ねだす。あれだけ散々焦らされたため、俺の中で女子の下着を見たい欲が異常に高まっていた。 (大丈夫…音を立てないように……) 声を張り上げても女子高生に聞こえなかったのに、振り向く音に気を遣う必要なんてないが。俺は最新の注意を払い、ゆっくりと振り返っていく。初めて見る女子高生の、普通なら見てはいけないえっちな光景。それが、今から見られるのだ。 そして、 (ぱ、パンツが…こんな……でか……) そこには、あまりにも大きな、薄い水色のパンツが広がっていた。初めて見る女子の下着に、絶句して見入ってしまう。 女の子の下着を生で見るのも初めてなのに。こんな視界いっぱいに広がる巨大パンツを見せつけられて、俺は心臓のバクバクを止められなかった。 「「すーー…すーー…」」 眠っている女子高生の脚は無意識に大きく広げられ、それによってスカートの生地も太ももに合わせてピンと張った状態。すなわち、その奥の内もも、さらに奥の下着までが見える状態になっていた。スカートで光が遮られてはいるが、十分下着の色を確認できるほどの明るさ。可愛らしい柄が入ったパンツの大きさは全然可愛らしくなく、そのクロッチの部分だけで俺の身長をゆうに越している。男子がその中で住めそうなほど巨大なパンツを、この女子高生は普通に履いているのだ。なんてスケールの違いなんだろう。俺は、この一人の女子高生が履くパンツの質量にすら到底及ばない身体の小ささなのだ。 「「んーー……」」 女子高生が、寝言のような声にならない可愛らしい声を発する。その声を聴くことで、巨大でえっちな下着とその持ち主の存在が頭の中で結びつく。罪悪感と興奮が急に増してくる。 …この巨大な下着のクロッチ部分をどうしても見つめてしまう。否が応でも、その中に包まれているモノの大きさを想像してしまう。保健体育の授業で習った程度の知識しかない。ましてや、それを見たことなどない。こんなおっきな女性器が存在するなんて、にわかには信じられない。 「はあっ…はあっ……」 頭の中を駆け巡る妄想は暴走し、俺は制服のズボンの上から、思わず股間をまさぐり始めていた。幸い、俺を見ている女子はいない。…こんなの、我慢できるわけがない。パンチラを偶然見てしまった、というレベルではないのだ。自分より大きな巨大パンツを、それを履いている女子高生の太ももの間で至近距離で見せつけられているのだ。見るだけでなく、女子の生の匂いも嗅がされて。この状態で、女の子を見たことすらなかった男子が欲を抑えられるわけがないのだ。 「はあっ…はあっ…うぅっ…くそっ…」 股間をまさぐりながら、しかし俺は、女子高生との間にある絶対的な存在の差を感じて悔しかった。この体格差ではコミュニケーションもろくに取れず、女子からは性の対象として意識すらされていない。現に、この女子高生は何の警戒もせずに小さい男子を股の間におき、好きに脚を動かして俺を惑わせていた。小さい男子が、女子と話したり仲良くなったり、ましてや付き合ったりなんて絶対に無理なのだろう。そう諦めてしまうほど、この女子高生との立場の差をひしひしと感じていた。 そして、このまま女子高生の太ももの間で一人で果ててしまえば、もう二度と同級生の女の子と対等に関われない、そんな気がしていた。 「「んんっ……」」 ズズズズッ……… (えっ…あ、脚が…!) 再び可愛らしい声を出した女子高生は、無意識に開いていた脚を閉じ始めた。太ももの表面と座面の生地が擦れ、大きな音を立てている。その間にいる俺から見れば、大きな壁のような太ももが両側から迫ってくる光景。しかも、その脚の持ち主は眠りに落ちていて、こちらに気づいていない。 「ちょ、ちょっと待って…!危ないから…!」 思わず、上空の女子高生に向かって叫ぶ。しかし女子高生は一切反応を見せず、気持ちよさそうに首を横に傾けて眠っている。そして巨大な脚の動きは止まることなく、俺の身長の何倍もある巨大太ももが5m程先まで迫っていた。 ズズズッ……ズズッ…… と、太ももの接近するスピードが緩くなり、やがて止まった。右と左の太ももの間の距離は、俺から見て僅か3mほど。俺は超至近距離まで両脚を近づけられ、逃げることも女子高生に気づいてもらうこともできない。 (これ…やばい……) むちむちの太ももに取り囲まれた俺は、その表面から発せられる甘酸っぱい脚の匂いに全身を包まれて、さらなる情欲を煽られていた。先ほどまで嗅いでいた匂いの濃さとはまるで違う。直接女子の脚に鼻を当てて嗅いでいるくらいの、直接的な匂い。さらにどこを見ても、柔らかでえっちな内ももの白い肌。肌の表面のつぶつぶまで見える距離感で、美しい内ももの造形を見せつけられる。まさぐっていた股間はさらに固くなり、俺は内ももを夢中で見つめながら自慰を続けてしまう。 (いやっ、駄目だ…こんな所で出したら、どうやって処理するんだ…!) 極限まで興奮度が高まりつつも、残っていた理性が警告する。そうだ、このままパンツに出してしまったら、この後どうするのだ。パンツの替えは一泊分しか持ってきていないのに。それに制服のズボンに付いてしまったらさらに面倒なことになる。 (落ち着け、落ち着け……) そもそも、初対面の同級生の股の間で勝手に自慰をして果てるなど、あまりにもおかしなことをしようとしていた。仮にバレたら大問題だ。今は修学旅行中で、この女子高生は無意識に寝ているだけなのだ。俺はこの女子高生に構わず、普通に座っていればよいのだ。 何とか理性を取り戻し、落ち着いて座ろうとした時だった。 「「んー……」」 ズズズズッ……!! 「え…?」 至近距離まで迫っていた太ももが再び動き出し、こちらに向かってきたのだ。視界が全て肌色で埋め尽くされる。思考する暇などなかった。 そして、 だぷんっ…♡ (!!?!???) むにゅううぅぅ…♡ (ふ、太ももが…!!!脚が……!!匂いが……!!) 俺よりも遥かに高く大きな太ももが、矮小な俺の全身をその間に挟みこんだ。たぷんっ…♡と内ももの肉が打ち付けられるえっちな音と共に、大質量の太ももがむにゅぅぅ…♡と俺の全身を優しく潰していく。そこまで苦痛を感じるほどの力ではなく、むにゅむにゅと柔らかい2枚の壁が優しく包み込んでくれるような感覚。ひんやりと柔らかく気持ちいい感触に包まれた瞬間、俺は頭の中がぐちゃぐちゃになるくらい混乱し、何も考えられなくなる。先ほどまでずっと見つめていたえっちな太ももが、俺に直接触れてその柔らかさを教え込んでいるのだ。 むにゅっ…ぐにゅっ…♡♡ (女の子の太ももがっ…!!柔らかい、気持ちいい、……っっ!!) 女子高生が無意識に太ももを擦り合わせることで、その間にいる俺に信じられないほどの快感を流し込んでくる。顔も上半身も股間も足も全てが同級生の女子の太ももの一部分に圧し潰され、恍惚を感じるほどの淫靡な柔らかさを擦り込まれる。抵抗しようと身体のどの部分を動かしても、むにゅんっ…♡ときめ細かな肌が優しく押し返して全ての力を無効にした。 「「すぅー……、んんー……」」 むにゅうぅぅ…♡すりっ…すりっ…♡ (や、やばい…イっちゃう…逃げなきゃ…!!) 既に果てる寸前まで自慰を進めていた俺は、追撃のように巨大太ももの肌に股間を押しつぶされ、爆発寸前になっていた。こんな所で射精してしまったら、どう処理をすればよいのだ。最悪バレてしまうかもしれない。そうなれば、残りの学校生活は全て終わりだ。 (くそっ…動かせ…ないっ……ああっっ!!) 脱出するために身じろぎすれば、むにむにの肌と股間が擦れ合ってそれだけでイきそうになる。射精感を堪えるために目をつぶって身体を動かさないようにするも、 むにゅっ♡むにゅっ♡むにゅっ♡ 「ああああっっっ!!???」 無意識にリズミカルに脚を擦り合わせ始めた女子高生の追撃で、俺の身体は肌の間でめちゃくちゃにかき回される。俺の手足や首は女子高生の太ももに合わせてひん曲がり、間抜けな体勢になったままむにゅうぅぅ…♡と圧し潰される。一切抵抗できないまま、破裂寸前の股間が内ももの表面に擦り倒される。 そして、 むにゅううぅぅぅぅ…♡ 「あああああああっっっっ!!!…………」 最後に思い切り太ももが俺の身体を抱きしめ、全身にえっちな快感を流し込まれながら俺はズボンの中で精液をぶちまけた。しかしそんな俺の状況に構わず、巨大な太ももはむぎゅっ♡むにゅっ♡とリズミカルに圧迫を続ける。俺は射精感が尽きるまで女子高生の太ももに翻弄され続け、頭が真っ白になるくらい大量の射精を余儀なくされた。 「「んんんー………」」 俺が射精を終えてしばらく経ってから、 たぷんっ…♡ ズズズッ…… 俺を散々蹂躙した太ももが離れ、座面の上を擦りながら再び脚が開いていった。 「はあっ、はあっ、……」 俺は息を切らしながら、離れていく内ももを呆然と眺めていた。寝ている最中の無意識な動きにすら、一切抵抗できない恐怖と興奮。こちらの意を介さず一方的に蹂躙されて搾り取られた悔しさと恍惚。頭がぐちゃぐちゃになって何も考えられず、俺は這うようにして自分のカバンがあるところへ向かっていったのだった。 ------ (最悪だ……) パンツは当然びちょびちょ、制服のズボンも少し濡れてしまっていた。仕方なく、一泊分しか持ってきていなかった替えのパンツに履き替える。制服のズボンはハンカチで必死で拭いて、染みが分からない程度まで復旧させた。 一度きりの修学旅行なのに、俺は何をしているんだろう。今まで話したこともない、そして話しても相手にされなかった女子高生の太ももの間で、誰にも気づかれないうちに果て続けた。賢者タイムと共に、ものすごい罪悪感に苛まれる。 しかしそんな感情も、長いバス旅の間でめちゃくちゃにかき回される。 「「もうすぐ着くのかなー?」」 「「ね、着いたらアイス食べようよ」」 その後、やっと起きた女子高生は、再び前の席の女子とぺちゃくちゃ話しながら、バスの旅を満喫していた。俺はやはりその股の間で、ひたすら前を向いて時間が過ぎるのを待つ。しかし、 ズズズッ…… ドンッ!ドンッ! むにゅううぅ…♡ 女子高生は依然として無意識に脚を動かし続け、座面に太ももを擦らせたり、靴下に包まれた巨大な足を座面に乱暴に置いたり、太ももの上に手を乗せてむにゅうぅ…♡と沈み込ませたりした。先ほど射精してしまったはずの俺は、その度に横目で、柔らかそうに座面の上を這う太ももを盗み見たり、間近に置かれる足の匂いを嗅いだり、太ももに置かれた手の大きさをじっと見たり、一切女子高生から意識を外すことができなかった。 いくら自分に言い聞かせても、女子高生の一挙手一投足がどうしても視覚や嗅覚を支配し、興奮させられる。無防備に動かされる脚の動きが、矮小な男子を強引に誘惑して興奮させる。そのことに女子高生の方が一切気づいていないという事実が、俺を屈辱感で圧し潰そうとしていた。 ------ そして。 「「京都に着いたよー」」 「「今から班行動だから、女子はそれぞれ男子を持ち運べる状態にして、バスの外に集合してねー」」 「「はーい」」 ようやく目的地にバスが到着し、女子生徒たちに先生が呼びかける。その言葉に呼応して、俺を股の間に挟み込む形で座っていた女子高生が、こちらに意識を向ける。 「「どうやって持ち運べばいいんだろ」」 そう呟いた女子高生。事前に分かっていたことだが、俺は今からこの女子に持ち運ばれるのか。…先ほどの、巨大な太ももの甘美な蹂躙を思い出す。この女子の巨体にこれから持ち運ばれるという事実が、俺を異常に興奮させていた。 「「よいしょ」」 女子高生がこちらを見ながら、大きな大きな手を伸ばしてくる。俺は女の子の巨大な手に包み込まれる感触を期待しながら、ぎゅっと目をつぶったのだった。 ---続く---