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【無料小説】縮小プランのあるカプセルホテル② ~女神の行き交う大浴場~

名も知らない年下の女子大生が脱ぎ捨てた服で自慰行為を行った俺は、罪悪感にまみれながら立ち上がった。 「外、出るか…」 この小さな体でカプセルの外に出るのは危ないと分かりつつも、外に出ないと何もすることができない。トイレもいけないし、風呂も入れない。危険を冒して外に出るほかなかった。 「ちょっと怖いな…」 先程体験した、女子大生の巨大な身体の圧倒的な重量感。縮小した俺の身体など粉々に砕けてしまうであろう、むっちりとしたボディ。あの巨体が、このホテルにはたくさん宿泊しているのだ。巨人が行きかうスペースに出ることは、相当危険なように思われた。 しかし、女子大生の汗まみれになった体は一度流しておきたい。…俺は意を決して、カプセルの入り口のわずかな段差を飛び降りた。 「…誰も歩いてないか……」 幸い、他の宿泊客は歩いていないようだ。この隙にお風呂まで走ってしまおう。俺は通行スペースの端っこを虫のようにこそこそと走った。 ズンッ…ズンッ… 「う……」 全身に響く歩行の衝撃に、思わず息を止めて立ち止まる。見上げると、前方から館内着姿の女性が巨体を揺らしながら近づいてくる。 「………」 早く逃げるか、気づいてもらえるように叫べば良いものを、俺は恐怖で足がすくみ、声も出なくなってしまった。長い髪のお姉さんが、こちらには全く気付いていない様子でどんどん歩いてくる。 ズゥゥン…!ズゥゥン…! 「やめっ……!」 スリッパに包まれた巨大な素足が、躊躇なく俺の数m横に振り下ろされる。上を見上げれば、お姉さんの顔は見えず、肌色のたくましい2本の脚がショートパンツの中まで伸びている景色。お姉さんが脚に力を入れることで筋肉が盛り上がり、信じられない質量の脚がいとも簡単に上空へ持ち上げられる。 ズンッ…ズンッ… すんでのところで潰されなかった俺は、凶器のような脚を無差別に踏み下ろすお姉さんの後ろ姿を眺めるしかなかった。…あまりにも無頓着すぎる。フロントで説明くらいは受けているはずだが、あの人は縮小して止まっている男の存在を果たして気にかけているのだろうか。…ああいう人がこのホテルにたくさんいると思うと、共用スペースに出ている自分の状況がますます危険に思えてくる。 「本当に慎重に行こう……」 周囲を警戒しながら、再び通路の隅を走り出す。1分程走ると、エレベーターがあるスペースにたどり着いた。各階の案内表示を、首が痛くなるほど見上げながら何とか読む。 「大浴場、5階か…」 今俺がいる階は2階らしい。階を昇った覚えはなかったが、そういえばフロントのお姉さんの手にくるまれて移動しているとき、1階分上がっていたのだろう。 …大浴場まで行くには、このエレベーターに乗るしかない。階段を昇れるわけがないので、普通サイズの宿泊客がエレベーターを使うときに一緒に乗るしかなさそうだ。と、エレベーターのドアの横のランプが点滅し出した。この階に止まるらしい。 ガタンッ ウィーーーーン…… 重厚な音を立て、エレベーターのドアが両側に開いていく。少し身構えたが、中には誰も乗っていなかった。 「よし、乗ってみるか…」 俺は意を決して走り出し、入り口の溝の部分を怖がりながらも飛び越え、巨大なエレベーターの中に入り込んだ。エレベーターの中はとてつもなく大きな空間となっていて、この大きさに見合う人間が乗り込んでくるとはにわかに信じがたい。口を開けてエレベーター内を見上げていた俺は、少したってからようやく気付いた。 「ボタン押せない、よな…」 あまりにも考えなしにエレベーターに乗り込んでしまった。この身体では階ボタンを押せるわけがない。せいぜい、他の宿泊客が偶然大浴場の階ボタンを押すのを待っているしかない。 ウィーーーーン…… ガタンッ 大きな音を立ててドアが閉まり、突然Gが全身にかかる。エレベーターが上の階に向かって動き出している。他の宿泊客が呼び寄せたようだ。都合がいい。次に乗り込んでくる人たちが5階にいくなら、一緒に乗っていれば良いのだ。 やがてGが少なくなり、エレベーターが静かに止まる。そこでまた、自分の過ちに気づいた。エレベーターの中央付近に間抜けに立っている自分。扉が開いて誰かが入ってきたら、その通り道には間違いなく俺がいる。 「やばっ…!!早く隅の方に…!!」 走り出そうとしたが時すでに遅し。無情にも、扉が開き始める。 ガタンッ ウィーーーーン…… 「「はやく風呂入りにいこーよー」」 「「あははははっ!!」」 「「美奈、髪の毛跳ねてるよー」」 ズンッ!!ズンッ!!ズンッ!!ズンッ!! けたたましい喋り声と共に、複数人の巨人の脚がエレベーター内に次々と踏み出されてくる。 「うわああああああぁぁぁっっっ!!!」 俺の身体の四方八方にズンッ!!ズンッ!!と踏み下ろされるのは、乗用車のような大きさのスニーカー、またはサンダル。巨人の様々な履物が地響きを立てて襲来し、その真っ只中にいた俺は、誇張ではなく"死"を感じた。 「「あ、縮んでる人いるから気を付けよ」」 俺のすぐ後ろに踏み下ろされたローファーの持ち主が、足元の俺に気づいたようだった。見上げると、Tシャツにジャージ姿の、恐らく女子中学生くらいの子がこちらを遥か高くから見下ろしていた。 「「うわ、ほんとじゃん。初めて見た」」 「「あのプラン使う人いるんだー」」 女子中学生のうるさい会話が上空から響き渡る。3人の巨大な女の子が、スポーティーな姿でこちらを見下ろしている。何かの部活の後なのだろうか。エレベーター内の温度は熱を持った巨人たちの影響で一気に上昇し、まだあどけない顔の女子たちの青春の汗の匂いでいっぱいになった。 半パンを履いた女の子の下半身が、俺を取り囲んで威圧してくる。半パンの口はぶかぶかで、このアングルからだと太ももの付け根辺りまで丸見えだった。 (い、移動しなきゃ…) 気づいてくれて命拾いした。急いでエレベーターの端っこの方へ向かう。巨大なスニーカーとサンダルの間を通り抜けるようにして移動する。 「「クスッ」」 上の方から笑い声が聞こえた気がして見上げると、ショートカットの活発そうな女の子がニヤニヤしながらこちらを見つめていた。すごく嫌な感じだ。…俺は見なかった振りをして、ようやく隅っこまでたどり着いた。 「「今日はほんと暑かったねー」」 「「私、水飲みすぎてずっとトイレ行ってた」」 女子中学生たちは俺から興味を外し、再び話し始める。俺は息を付き、壁にもたれかかって休憩する。カプセルを出てエレベーターに乗っただけで、ものすごい疲労感だった。それも当たり前で、二度も踏みつぶされそうになっているのだ。これでは、心臓と身体がいくつあっても足りない。それに… ドンッッッ!!!! 「ひいっ!!!!」 突然爆音が隣で鳴り響き、情けない叫び声を上げてしまう。大きなスニーカーが、壁にもたれかかった俺のすぐ横に踏み下ろされていた。 「「それでさ~」」 スニーカーを踏み下ろした張本人の女子中学生は、何事もなかったかのように会話を続けている。しかし一瞬、その子の目がこちらを捉えたのが見えた。 (わ、わざと…やってる…) 先程、足元を走っている俺をくすくす笑っていたショートカットの子だ。自分の足に怖がる俺の姿を見て、楽しんでいるに違いなかった。 ドンッッッ!!!! 「いやあぁぁっっ!!!」 もう一つのスニーカーが、反対側に音を立てて踏み下ろされる。その衝撃で俺の身体は3m程空中に吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。ただの中学生が足踏みをした音だが、俺の耳は大きすぎる音に悲鳴を上げていた。耳がキーンとなって上手く音が聞こえない。 2つの巨大なスニーカーに挟まれる形となった俺は、ショートカットの子の表情さえ見えなくなってしまった。見えるのは、部活の半パンから伸びる巨脚のみ。依然として女子中学生たちは会話を続けており、俺を跨いでいる子以外の2人は状況に気づいていないようだった。 「「あー、疲れちゃったな~」」 ブワッッッッ!!!! 「ひいぃぃぃぃっっ!!!!」 突然、上空の半パンがとんでもない勢いでこちらに落ちてきた。半パンの薄い布に包まれた大きなお尻は、俺の5m上でかろうじて停止した。が、巨大な質量を持ったお尻が落下したことで発生した風圧が俺を襲い、簡単に転倒させられる。 「「早くシャワー浴びたーい♪」」 しゃがみながら、可愛らしくお尻を振るショートカットの子。俺の頭上では、むにむになお尻の形をくっきり映し出した半パンが、ぐわんっ、ぐわんっ、と大迫力の光景を見せつけている。どちらかと言えば、男が見たい光景だろう。そこそこ可愛らしい女子中学生の、健康的なお尻がこんなにも至近距離で見られるのだから。しかし、先ほどカプセル内でお尻に体を砕かれそうになった俺は、女の子の大きなお尻にトラウマのようなものを植え付けられていた。 「いやだっ…やめて……」 頭上の巨大なお尻がいつ「たぷんっ♡」と打ち付けられるか分からず、身体を丸めて震えることしかできなかった。中学生のノリでぐりぐりのしかかられでもしたら、簡単に絶命してしまうかもしれない。ショートカットの子がそんな遊びをしないように、頭上で振られるお尻に懇願する。 「「ちょっと、その人めっちゃ怖がってるじゃん、やめたげなよ~」」 先程最初に俺の存在に気づいた子が、しゃがんだショートカットの子の股下でうずくまる俺の姿に気づき、注意してくれた。すると、頭上のお尻の持ち主が、自分の股下に顔をぐっと近づけてくる。 「「うわ、ほんとだ…ごめんね、潰さないから大丈夫だよ?」」 あまりにも怖がる俺を見て、ショートカットの子は本気で心配した声を発する。まさか、自分がちょっとしゃがんだだけでこんなに怖がられるとは思っていなかったのだろう。心配と呆れが入り混じったような顔で、股下の俺に指を近づけてすり、すり、と撫でてきた。 (う……) 5歳以上年下であろう女の子に、まるで子供のように撫で撫でされる。恐怖のどん底から一転、急に大きく温かな指で背中をさすられ、弱り切った心を摘ままれる。 「「ちょっ、抱き着いてきた…!めっちゃ可愛い~♪」」 思わず指に抱き着いた俺に、まるで猫を愛でるかのような声が浴びせられる。気恥ずかしさと屈辱で、俺は抱き着きながら顔を伏せるしかなかった。 チーン… 「「あ、着いたよ」」 「「ほんとだ。じゃあまたね、ちっちゃい人♪」」 「「あんまりいじめたらダメだよ~」」 エレベーターが到着したようだった。ショートカットの子は俺から指を離し、しゃがんでいた状態から一気に立ち上がる。近づけられていた顔や手が一瞬のうちに上空へと消え、住んでいる世界が違うことを思い知らされるかのようだった。 ズンッ!!ズンッ!!ズンッ!!ズンッ!! 6本の巨大な脚が、再び地響きを立てながらエレベーターの外へと消えていった。さんざんおちょくられ、最後にはペットを見るような目を向けられ、やや傷心した俺は、エレベーターが止まったのが5階であることに気づいた。 「大浴場だ…」 嫌なこともあれば、ラッキーなこともある。俺はとぼとぼとエレベーターを降り、大浴場のフロアに降り立ったのだった。 ------ 「男湯が見当たらないな…」 エレベーター前のフロアで立ち尽くす。正面には赤色ののれんがかかった、女湯の大きな入り口が見える。先ほどの巨大な女子中学生たちがガヤガヤと入っていったので、ここが女湯であることは間違いない。ただ、このフロアには女湯の入り口だけ。エレベーターの階案内を見ても、男湯の表示はどこにも見当たらなかった。 …と、俺は女湯の入り口の隅っこに、「縮小プランのお客様 男女問わず併用」と書かれているのを見つけた。 「ま、まじか…」 どうやら、縮小プランを使った客は性別にかかわらずこの女湯を使え、ということらしい。専用のお風呂など用意されていないみたいだ。…いや、そんなことよりも…ここに、入っていいのか…? さっきまで巨大な女性に散々な目に遭わされてきたのに、興奮と期待感が否が応でも高まってきてしまう。男の俺が女湯に入ることがルールとして許されるなんて。…普通サイズの女性客はどう思っているんだろうか。 「よし、入るか…」 生唾を飲み込み、女湯の入り口をくぐっていく。扉などはなく、その先の廊下が折れ曲がっていることで外からの視界を防いでいる形だ。広い廊下を進むと、廊下が折れ曲がった先から大きな女性の声や、布擦れの音が聞こえてくる。この先で待っている光景を想像し、股間が熱くなってくる。 「ここを曲がったら…」 曲がり角までたどり着いた俺は意を決して、更衣室のエリアに足を踏み入れた。 「「早く着替えなよ~」」 ガサガサッ!! 「「ちょっと待ってて」」 「「……」」 ズンッ、ズンッ、…… 「すご…」 目の前に広がる光景に息をのむ。広い広い更衣室の空間で、ビルよりも大きな女の子たちが服を脱いでいる。ちょうど正面では、先程の女子中学生が談笑しながらユニフォームらしき服をダイナミックに脱いでいる。俺の上にしゃがみこんできた女の子は既に一糸纏わぬ姿となっており、その姿は照明の光を反射して神々しく輝いて見えた。中学生にしてはそこそこ発達した胸に、生えてきたばかりの陰毛。どちらかと言えば幼い身体のはずなのに、今の俺から見るととてつもなく巨大で、圧倒的にエロく見えていた。 別の中学生の子が半パンを脱いで「ダンッッ!!」と足を踏み下ろすと、その強大な太ももの肉がぷるぷる揺れているのが分かる。半パンを床に落とせば、部活中にかいた汗の香りがぶわっ…と俺の周りの空間に広がり、空気が一気に書き換えられる。とにかく服を脱ぐ一挙手一投足が大迫力で、俺はしばらくその光景に見とれていた。 (いや、やばいやばい、こんなところで立ち止まっていたらまた踏みつぶされそうになる) かぶりを振って更衣室の隅っこに急いで移動し、壁の方を向きながらこそこそと服を脱ぎはじめる。後ろの方で複数の女性客が着替えている音が聞こえてくるが、あまり見ているといくらルールとはいえ通報されるかもしれない。それに、このサイズ差で怒らせてしまったらなにをされるか分からない。…巨人のような女性客に本能的に恐怖を感じるようになっていた俺は、なるべく壁の方に視線をやりながら着替えた。 「よし、入るか…」 服を脱ぎ終わった俺は、女性客の出入りがないタイミングを見計らい、いよいよ大浴場の中へ足を踏み入れた。 「すごい水の量と湿度だな…」 足を踏み入れた瞬間、床に散乱しているお湯の量に驚く。いつもは全く気にならないはずなのだが、このサイズだと足首までお湯に浸かってしまう。足首が浸かるレベルの水たまり、ならぬお湯だまりがいたるところに出来ているのだ。その上をちょっと歩くだけで疲弊してしまう。 (早く、洗い場の方へ走ろう) こんなびちょびちょの床の上では、女性客の歩行から逃げることも難しい。今まで以上に気を付けなければ。俺は誰かが近くに来る前に、急いで洗い場の方へダッシュした。 …一番隅っこの洗い場に到着した。もちろん、洗い場をまともに使えるわけがない。そびえたつ巨大な椅子には座れないし、遥か上空にかけてあるシャワーも使えない。大きな大きな鏡は高すぎて自分の姿など映らない。 「…ん?」 よく見ると、床から普通サイズのハシゴが伸びている。いや、今の俺から見て普通サイズなので、女性客からしたら小さな小さなハシゴだ。それが、洗い場の鏡の下の、シャンプーやリンスが置いてあるような台まで伸びている。…これを昇って、そこで洗えということか。縮小プランの客用に用意された設備を素直に使い、台まで登った。 台には巨大なシャンプーとリンス、ボディソープが鎮座していたが、そのふもとに小さなサイズの同じものが用意してあった。こんなものまで用意されているのか。…普通サイズの女性と同じ大浴場を使わせる割に、こういう設備は整っているらしい。 「しかし、でかいな…」 自分の身長の4倍も5倍もあるようなシャンプーの容器を眺めながら、これを使用する巨大な女の人の姿を想像してしまう。…もし今、誰かがこの洗い場を使いにやってきたら、椅子に座った女性の股から上半身にかけて、ものすごい至近距離で見えることになる。 (………) そんなことを想像してしまったら、どうにも落ち着かない。ただこの位置から振り向いて女性の裸を眺めていたら、それこそ一瞬でバレて終わりだ。俺は気が気じゃない状態で、壁の方を向きながらなるべく平常心で身体を洗う。 ズンッ、ズンッ、ズンッ…… 風呂場の床を歩く女性の歩行音がいくつも聞こえてくる。洗い場に来る人、湯船に向かう人。その全ての歩行音が、巨大で神々しい裸の女性が生み出すものだと考えると、頭がくらくら熱を帯びてくる。そして、 ズンッ!!! (ッッ!!) すぐ背後で歩行音が止まる。思わず息をのむ。 「「~~♪」」 ガラガラッ!!ズシンッッ!! (ほ、ほんとに来てしまった……) 鼻歌を歌いながらプラスチック製の椅子を引き、ズシンッ!!と座る音が響き渡った。背後に、巨大な女性が座っている。だが振り向いてはいけない。 カシュッ、カシュッ、カシュッ ゴシゴシゴシ…… 俺の頭上からボディソープの中身を数回出し、身体をタオルで擦り始めた音が聞こえる。 (………) 壁の方を向きながら、股間をギンギンにさせて身体を洗い続ける俺。少しだけ見てもいいだろうか。いや、だけど…。タオルを後ろに落とした振りをして、一瞬だけ見るのはどうだろうか。…我ながら愚かな発想だ。そう思いつつ、興奮で我を忘れていた俺は、わざとタオルを後ろに落とした。 後ろを振り向いてタオルを拾う際、一瞬だけ女性の方を見た。 (……っ!!さっきの子だ…!!) カプセルで同室だった女子大生の子が、美しい裸の姿で椅子に座り、自分の身体を洗っていた。先ほどブラジャーに包まれていた大きな胸が、乳房まで露わになっている。可愛らしいピンク色の乳首と、豊満な胸の肉が、身体をタオルで擦るごとにぷるんっ♡ぷるんっ♡と大きく揺れている。視界いっぱいに広がる一糸纏わぬ上半身は、細身なお腹とふくよかな胸の完璧なバランスにより、女神様のように神々しく見えた。 そして目線を下にずらすと、椅子に座りながら大股を開いた体勢により股間が露わになっている。黒い毛の茂みの中に、俺の身長よりも大きな女性器が鎮座している。あの大きさのものが、一人の女の子の女性器だとはにわかに信じられない。 「あ……」 気づくと、その子の手が止まっていた。一気に血の気が引く。女の子の目は、完全に俺の姿を捉えていた。盗み見がバレた。ホテルの人か警察に通報されるだろうか。女の子が見下ろす目線に射抜かれ、身体を全く動かせない。 「「~~♪」」 と、女の子は俺から視線を外し、鼻歌を歌いながら再び自分の身体を洗い始めた。…カプセルの中でもそうだったが、この子は俺の存在を本当に全く気にしていないようだ。自分の裸をこんな至近距離で見られていたのにも関わらず、鼻歌を歌いながらその姿を見せつけている。…なにはともあれ、命拾いした。 (……) そうなると、もうその子から目を離せなかった。見ても何も言われないと分かり、その子が身体を洗う様子をまじまじと観察する。女の子がおっぱいをタオルで擦り上げるたび、たぷんっ、たぷんっ♡と豊満な肉が揺れ動き、その柔らかさを視界に訴えてくる。おっぱいだけでなく、お腹、脇腹、二の腕、腋をタオルが通ると、肌がぷるぷると優しく受け止め、真っ白な泡が白い肌に綺麗に塗りたくられていく。あのタオルみたいになりたい。ぐちゃぐちゃになってもいい。この女の子の美しい裸体に擦り付けられるなら本望だ。そう思えるくらいに、身体を洗う姿は性的でエロティックだった。 「はあっ、はあっ、」 気づけば股間に手が伸びていた。再び女の子に見られたら今度こそ捕まるかもしれない。だが、止められなかった。巨大な裸体が擦られていく様子を見せつけられ、俺は必死でオナニーを始めた。 「「~~♪」」 女子大生の子は依然として鼻歌を歌いながら、俺の方には目もくれず、今度は髪を洗い始めた。シャンプーとリンスを使い、髪を洗い、流していく。その間女の子はずっと目をつぶって洗っていたため、その姿は見放題だった。 少し身体をよじるだけで、魅惑的に揺れる胸、太もも。視界いっぱいに広がる女性の姿に、すぐに果てそうになってしまう。 と、その時、 「「………」」 女の子が再び、俺の方を見つめていた。全身にぞくぞくっと、寒気でもなく、電気が走る。特に表情があるわけではなかったが、オナニーをしている姿を真正面から見られ、しまったというよりも興奮が買ってしまう。 「「よいしょっと」」 (なっ……!!) 女の子は俺の立っている台の端と端に両足を乗せたかと思うと、ガラガラッと椅子を前にずらした。椅子に座りながらM字開脚をしているような体勢となり、台の上の俺の正面には巨大すぎる女性器がこれでもかというくらい近くまで接近した。 女の子はそのまま、自分の性器の周りの毛を整え始めた。 目の前で、巨大な指が性器の周りを動き回り、ぐにっ…♡ぐにっ…♡と女性器のひだが形を変えていく。俺の身体など簡単に飲み込めてしまいそうな女性器からは生々しい女子大生の匂いが漂い、まるで食虫植物のように俺を誘っているようにすら思えた。 「はあっ…!はあっ…!」 見たこともない性的な光景に、必死で股間をまさぐる。女の子が思い切りこちらを見ているのが分かっているのに。…そもそも、この女子大生の意図が全く分からなかった。自分の裸を見て自慰行為をしている男の前で、それを知りながら陰毛の手入れをしているのだ。 女の子が毛を整え終わったくらいで、いよいよ果てそうになったその時だった。 「「………」」 その子は台の端に置いていた右足をおもむろに動かし、…親指を俺の身体にのしかからせた。 「ぐえぇぇっっ!!!」 突然、自分の上半身と同じくらいのサイズの親指に組み伏せられ、うめき声を上げてしまう。それも束の間、 「「……」」 ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅうぅぅ……♡ 「ああぁっ!!いやっ!!きゃんっ!」 ドクドクドクッッ!!! 大きな親指が股間を何回も圧迫し、イく寸前だったそれは簡単に決壊した。 「ああああああぁぁぁぁっっ!!」 裸を見て信じられない程溜まっていた精子が一気に放出され、異常な気持ち良さに絶叫する。絶叫する俺に容赦なくのしかかる親指にしがみつき、全身をびくびくさせながら射精する俺の姿は、女子大生の子から見ればさぞ滑稽だっただろう。 出すものが無くなってからも身体をびくん、びくん、とだらしなく痙攣させる俺の身体に、女の子の右足の親指が、まるで虫を適当にいじって遊ぶかのように撫でまわす。 「うぐっ、ぐふっ…」 お腹や顔、脚に、巨大で柔らかな親指がぎゅっ♡ぎゅっ♡と押し付けられ、そのたびにうめき声を上げさせられる。何とか女の子の顔を見上げると、 「「……」」 俺をいじめている右足の太ももに肘をつきながら、特に表情はなくこちらの様子を見つめている。少し笑ってるようにも見えたが、大浴場の湯気であまり見えなかった。 「「湯船はいろっと」」 女の子はそうつぶやくと、おもむろに親指をどけ、そのまま立ち上がった。倒れ込んでいた俺は、そびえたつ女の子の美しい裸体を足元から見上げる。女の子は全く変わらないテンションで、やはり鼻歌を歌いながら、ズンッ、ズンッ、…と湯船の方に歩いて行ったのだった。 ------ 呆然としたまま身体を再度洗い、気づけば脱衣所に出て着替えていた。何故あの女子大生は、最後にあんなことをしてきたのだろうか。真意が分からないが、しかし巨大で温かい親指に全身圧迫された感触を思い出し、また股間が熱くなるのが分かった。 「「気持ち良かったねー」」 「「あとでコンビニいこ!」」 隣で、またあの女子中学生の3人が着替えている。お風呂が終わって、館内着に着替えているみたいだった。…また何か絡まれでもしたらいやだな。そう思ったが、うち2人は早々に脱衣所を後にしていった。 「「……」」 一人残ったのは、エレベーターの中で俺を庇ってくれた優しそうな子だった。 「え…?」 じっと、俺を見下ろしている。な、なんだ…?何か気に障るようなことでもしてしまったか…? ずいっ…!! 「うわあっ!!」 その中学生の子は急にしゃがみ込んだかと思うと、俺の身体を右手でぎゅっと包み込んだ。そのまま、上空へ連れていかれる。 「ちょっ!やめてっ!」 突然の出来事に、何をされたのかよくわからなかった。気づけば、大きな手で握られたまま暗い空間に移動され、そこでパッと手を離された。 ぽすんっ 「ぐうっ…」 着地した場所は、紺色の布。床の面積は0に等しく、せり出している大きな壁が空間を圧迫している。熱を持っていて、少し柔らかい。明らかに、女の子の太ももだった。 …俺は、中学生の子の館内着のポケットに、何故か入れられてしまったようだった。 ---続く---

【無料小説】縮小プランのあるカプセルホテル② ~女神の行き交う大浴場~

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