ハードウェアにおける継戦能力、あるいは予備機材の買い方
Added 2020-05-11 15:00:04 +0000 UTCエッセイです。
ハードウェア絡みの開発を個人(会社もかな?)でしている時に、予備機材をどの程度そろえるか、みたいなのはその人の性格や思想が出てきます。なんでもとりあえず2個買う人もいれば、予備は持たずに多種の機材をそろえる人もいます。どれが正解、というのは無いと思いますが僕の考えをまとめておきます。
予備機材が必要になるのは「デモ前に壊れた」とか「貸出が発生した」とかで急に必要になるときです。期限がシビアじゃなければ、壊れてからなんでも発注したら良いと思うんですが、リスケのダメージを最小限に抑えるためにも、なんらかのルールベースで予備機材をそろえておくのは大事だと思っています。
例えば回線は固定回線以外に、回線障害に備えてスマートフォンの回線もテザリングオプションを契約しておく、とかは皆さんもやっていると思います。それの延長ですね。
僕の基準を書いてしまうと
「8時間以内に再入手が可能な物は予備機材を買わない」
「再入手に2週間以上掛かりそうな機材は予備を用意しておく」
という感じです。
例えばデモ当日にPCが壊れた、となっても秋葉原に行ってパーツ買うとかゲーミングPC持ち帰りで買えばなんとかなる、ということであればPCの予備は無くても大丈夫です(データバックアップは取ろうね!)
例えばArduino Unoが壊れた!とかピンソケットがモゲた、となっても秋葉原に行って秋月やマルツで買えばなんとかなる、のでこれらも予備が無くても大丈夫です。
でも、Aliexpressで14日以上の納期になっているようなセンサーとか、クラウドファンディング製で次の生産がいつになるか分からないものは予備機材の確保を検討します。
きわどいのがAmazonで数日以内に届くけど、店頭の入手性は悪い、みたいなもので、大体案件の重要度とお財布事情(ひどい)で予備を用意しておくか決めます。
そんなわけで例えば品切れしやすいViveProがあるのでValve Indexを追加で買ったり、同じく品切れしやすいViveTrackerは5個程度の予備を用意しています。
例えば以前はPerceptionNeuronが保守部材の入手性が悪くて、VTuber収録タイミングで壊れると終わってしまうため予備を確保する、みたいなことをしている会社も多かったのでは無いかな、と思いました。
この予備機材の考え方は継戦能力、みたいな単語を使ったりします。
製造業とかだと、クリティカルパスっていう概念で通じる人も多そうですが、皆さんの機材装備の参考になれば幸いです。