エッセイです。全体公開しておきます。
エンジニア稼業をやっていると、技術選択をする機会は幾度となく訪れます。
「なぜこの言語を?」「なぜこのフレームワークを選んだの?」みたいな大きな技術選定ばかりを指して「若いうちは技術選定をさせてもらえない」「アーキテクトの人が全部決めてしまう」みたいなことを思いがちですが、自分の担当領域で
「なぜこのクラスは分けたの?」「なぜこのセンサーを選んだの?」「なぜこの端子はこの位置にあるの?」「なぜこのテストケースを書いたの?」「なぜこの変数は型クラスを使わなかったの?」
みたいな解像度で説明できるように仕事をしていると、実際の仕事は技術選定の連続です。
この選定に理由を説明できるようにしておきましょう。みたいなのがよくある教訓ですが、それに加えて文章で書くようにしておくと更にお得です。
口頭で説明できるようにしておいても、1カ月後の自分は忘れています。
scrapboxでもnotionでもevernoteでもいいので、なんらかのクラウド同期して検索が出来るメモに、「選択をしたな」と思った時に理由を書いておくと良いです。
クラウド同期している、という理由は寝る前とか思いついたときに読み返して正しかったかどうかを振り返る為です。
なんとなくで選んでなんとなくで成功したり失敗しても、それは個別の経験値にしかならないですが、理由を書いて実行して成功したり失敗すると、仮説検証の訓練と、エンジニアとしてのセンスが磨かれていきます。
もし思い返して最近やったことある技術選定がスラスラっと1時間くらい喋れないなら、この仕草を実行してみるのをお勧めします。仕事の解像度が低くなっているか、あるいは記憶力が落ちている可能性があるので、どちらにせよ仕草を実行するのに良いと思います。
この辺の説明が出来ないと上司やクライアントの人に対して「この人はふんわりしてるなあ…」と思われて損しちゃうことも多いので、試しに1カ月だけでもやってみてはどうかしら。と僕は思いました。
例えばこんな感じの短い文章でもいいので…
(エンジニア向けっぽい書き方になってごめんなさい、エンジニアではない一般化したこのあたりの仕草については
メモの魔力 -The Magic of Memos- 前田裕二 https://www.amazon.co.jp/dp/B07L67XZSS/
という本があるので、結構おすすめします。メモの魔力って書いてあるけど、汎用性の高い思考フレームワークを提供している本で、毎日の解像度を上げる為の手段としてメモを推奨している、みたいな話です)