人面蜘蛛~洞窟を発見~
Added 2025-07-05 09:27:50 +0000 UTCこの島に上陸してから8日目 研究者達の研究ノートを拝借して様々な事が分かった 1つは、この地の植物が巨大なのはこの地の土に影響をしているようだ 持ってきた植物の苗や果物の種を植えたところ、成長速度は倍以上も早く、大きさも数倍大きなものに成長をするようである 土に含まれる栄養が地球上に存在しない未知のエネルギーによるものだと書かれていた そして、この土地には哺乳類・鳥類・爬虫類などの生物が存在しないということ 確かに今まで昆虫や植物しかみていない その大きな要因して、巨大隕石衝突により哺乳類が絶滅した説が濃厚である この島にはいくつかの大きなクレーターがある それは隕石により衝突によるものと考えられる その隕石に地球外の未知のエネルギーを含まれた石が土に溶け込み長い年月をかけて植物が成長。そしてそれを食べた昆虫が成長した可能性が高い もしかしたら、日記にあったあの蜘蛛は隕石に付いていた地球外生命体?・・・いや考えすぎか… まだ不確定要素が多いのでここまでにする 調査と一緒に探索を進めていきついに我々は洞窟を発見した 驚くべきことにその洞窟の入り口を3か所見つけることが出来た つまり、生存者が言っていた洞窟とはいくつもありどの洞窟なのかはっきりしていないということになる もしくは、中でつながって一つになっているか 探掘しないと分からない事が多いが危険もある我々は基地に戻り、今後の方針を決めることにした 我々調査団は、3つの隊からなっている第1部隊・第2部隊・第3部隊のそれぞれ長と、副団長のユーリとそして団長である私で形成されている ユーリは我が息子で、優秀な部下である 「団長!探掘の許可をお願いします」 そう発したのは第1部隊のカズである。体つきは人一倍大きく、力は人一倍強い男である ただ無鉄砲なところと脳筋なのが彼の悪い癖である 「私たちは、もう少し調べる必要があると考えます」 次に発したのは、第2部隊のリョウだ。彼は、第1部隊とは比べて安全を最優先に考えるため良くカズと反発している。だが、実際彼のおかげで被害を最小限に抑えていることもある一番生き残っているのもこの部隊である 「私も第1部隊に賛成であります。今のままだと探掘をしないことには始まらない」 最後に発したのは第3部隊のゴーである。彼は中立の立場を守っている。無鉄砲に走る第1部隊に足踏みを踏む第2部隊、そして今の現状を見て最適を考える第3部隊。 この3部隊の統率をとっている 「3部隊の意見は分かった。団長の意見を聞きましょう。団長どうします」 副団長のユーリの言葉に私の見解を述べた 第1部隊と第3部隊による探掘を許可する 2か所の入り口をそれぞれ別部隊で行動するように 第2部隊は、私とこの土地について調べることにしよう ただし危険と判断した場合、すぐに洞窟から出る事 特にカズ・・・お前は無鉄砲になる所がある注意しろ 必ず、無線でその場の状況を知らせるように 副団長ユーリ。お前は基地で無線を聞く様に それでは今日の会議を終了とする。皆無事で帰るように そして次の日 探掘にでた二つの部隊から連絡が途絶えた カズとゴーからのそれぞれの言葉は “洞窟にはいるな” その言葉と共に、断末魔の様な団員達の悲鳴が響いていた 我々、調査団は一日で20名まで数を減らしてしまった