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楓山金木犀
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企画という妄想

 年明けて久し振りに投稿しました。

 ご支援賜っている皆様には大変申し訳ございません。

 先程、「紅の女豹④」を投稿しましたので、お楽しみいただければ幸いです。


 さて、テストケースとして、三年程前にキンドルダイレクトパブリッシングで電子書籍を発売しました。PIXIVに投稿した「テンプテーション・カジノ――フロアガールの誘惑」を元に、加筆したものです。

 それ以降、本格的に発売したいと思っているのですが、あれよあれよという間に時間は経ち、現在に至ります。

 これでは何も進まんと思い、弾みとして、こちらで電子書籍の次回作として考えている、腹案といいますか、企画案といいますか、妄想をご紹介いたします。少しでも、楽しんでいただければと思います。いつ、実現するかは未知の域を出ませんが……。


「紅の女豹」

 冒険者アキナ・ビアは、ガリエズの有力者であり愛人からある依頼を受ける。それは、地方の軍団に傭兵として所属し、その内部事情を探ってくるというもの。軍団長とガリエズの有力者は政治的に敵対しており、アキナの愛人は軍団長の失脚を狙っていた。

 アキナは依頼を聞き入れ、軍団が本拠地としている地方へと向かう。

 当初は女の傭兵などと兵士達に疎まれ、蔑まれていたが、その剣の腕を見せ、決闘に勝つことで、実力を認めさせる。また、自分が打ち負かした兵士の一人が、自分に対して悔しさと共に劣情を抱いていることを見抜くと、その兵士に迫り、肉体関係を持つ。兵士はアキナの完全な虜となる。

 一方、その美貌から軍団長にも気に入られ、容易にその寝室に出入りするようになった。ベッドを共にする内に、軍団長の政治的野心を知り、アキナは一計を案じる。それは、ガリエズの愛人の情報を少しずつ軍団長に教え、軍団長の信頼を得ると同時に、軍団長と愛人を陰ながら対決するように仕向けることだった。今や両方の愛人となった彼女は、より強力なパトロンを得る為に、二人を表立って競い合わせ、政争に駆り立てようとするのだった。

 男達の野心と愛欲が渦巻く中、アキナは籠絡した兵士にある命令を下す。アキナの肉体の奴隷と化していたその兵士は、命令を行い、それと共に、激しい争いは表面化するのだった――。


「娼妃ラーサ」

 王太子である夫共々一時辺境に追いやられたその妻・王太子妃ラーサは、妖艶な魅力を身に付けて王都へと舞い戻った。

 国王を始め、軍隊長など、王族や高官を次々とその魅力で籠絡していく。

 ある日、大神官が老齢のため床に伏したとの知らせが入った。万が一の時に備えて、次の大神官を選出する動きが水面下で加速する。三人の副神官が次の大神官候補として立てられ、神殿の政争が始まった。

 そんなある日、王太子妃一行が、最も若い副神官が居住する月の神殿を訪問する。

 副神官は王太子妃一行を恭しく歓待するが、その夜、副神官の居室をラーサが訪ねてくる。お引き取り願おうとするも、彼はラーサを室内に入れてしまった。月の光の届く部屋で、ラーサの美しさに見蕩れた若き副神官は、魅力的な王太子妃に誘惑され、教団の戒律を破り、姦通の罪を犯してしまう。

 若い副神官がラーサとの快楽に溺れている頃、王都の一角で大神官候補の別の副神官が不審な死を遂げていた。

 そして、三人目の副神官も、軍隊により監禁されていたのだ。

 こうして、大神官選出を巡る政争は、別な陰謀に支配されていく……。


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